【完結】女王陛下、クビだけはご勘弁を 〜「できちゃった。責任とって」って、ソイツはヤリチン王子。できるはずがありません!!〜
夢だった女王陛下の近衛隊に入ったダニエルは、休暇先でいいオトコを見つけた。
顔良し、身体よし、ほどよく遊び人。
いつも取り巻きの女の子に囲まれ、見るからに我儘そう。
だからって女を穴扱いはしない、最低限の礼儀はわきまえてる。
正直、もろタイプ。どうしてもアイツがほしい!
毎晩バーに通い詰め、ようやく堕とした……はずだけど。
「でっかいおっぱいには何が詰まってるんだろ?」
「愛が詰まってるのよん」
「へぇ、俺への?」
「…………(あれ、墓穴掘った?)」
「俺、孕ませてもいいって思った女性、初めてだよ。ディディ、キミを俺のものにしたい……」
「…………(いや”ぁぁぁぁ)」
バカンス先での遊びにぴったりだと思ったオトコは、実はものすごくすごくヤバイ奴だった!!
なんとか逃げ出したけれど、男はメンヘラ地雷ストーカー野郎と化し、再びダニエルの前に現れる。
しかも女王陛下の第三子…って、あの噂のヤリチン王子!?
あの夜のことは、お互い割り切った遊び。
できればなかったことにしたい……が、そんなはずもなく。
女王陛下、兵団長、隊長達の前で追及される。
「できちゃった。責任とって」って、ふざけんなぁぁぁぁぁ!
できるわけないじゃん!
オマエ、男(ヤリチン属性)じゃん!!
「しかたないわねぇ」とぼやく女王陛下に、ダニエルは慄く。
やっと近衛隊に入れたのに、あたしクビですかっ!?
女王陛下!クビだけはご勘弁を!!
◆続編【ユージン・クラインの憂鬱】更新中です
◆えちシーンは予告なく入ります
◆異世界/異国設定、たぶんご都合主義
◆感想/お気に入り もらえると嬉しいです
◇番外編『ポーラ・マッキニーの華麗なる借金返済』もよろしくお願いします
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