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後日談
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「取り敢えず、こいつぁ放置でこのまま部屋に閉じ込めとけ。掃除や洗濯は自分でやらせればいいしな」
マッドはそう言うと、女傭兵の部屋を出て、団長が使ってた部屋へと戻る。
勿論、部屋の前の監視は残したままで。
「さてと。そう言う訳だから、悪いがここの傭兵団には早々にこの国から立ち去って貰うぞ。ウチの公爵様は俺との繋がりで、下町でも大人気なんだよ。夫婦揃って仲睦まじい姿を見せてるし、ダンは俺の幼馴染みで俺より強いって事を、親しい連中に話してっから、ここの連中も、争い事に巻き込まれたく無いだろうから、仕事を回そうとしないだろうしな」
「そうだな。ダンと奥方に、謝罪させて貰いたかったんだが、伝言頼んでもいいか?あの馬鹿女が、奥方に大変無礼な振る舞いをして済まなかったと。団長として詫びていた事を伝えて欲しい」
「ああ、伝えとく。一応、護送って形で、俺の馴染みの傭兵団に声掛けて、セイル領まで送らせる。ここの団だけじゃ、周囲が納得しねぇだろうからな。相手の都合にも依るが、早急に動ける団に頼むから、二~三日中に出られるよう準備はしとけ」
マッドの言う団とは勿論、マッドと同種で、エヴァンス家にお仕置き要員に入っているお姉様の居る団だ。
エヴァンス領に向かう際に、必ず声を掛けるので、大所帯で移動する事が多いが、最近では子供達がいるのだから、過剰戦力でも子供達の安全が一番だと、エドワルドがマッドに声を掛けて置いてくれと頼んでくるのだ。
勿論マッドとしても喜んで引き受けるし、依頼された団も、王弟公爵からの依頼を請け負ってると言う事で、他からの信頼度が跳ね上がり、国民達から様々な仕事を請け負う事が有るらしい。
マッドは団長と別れて、ライラと共に馴染みの団へと顔を出し、今回の成り行きを話せば、既に情報が出回っていたのだろう。
馴染みの団の団長は、いつ声を掛けられても良いように、仕事の調整をしてくれていたようだ。
「一応言っとくが、その女傭兵は逃げる為に、男を手玉に取ろうと誘惑する可能性が高いから、女の口車に乗れば、身の破滅にしかならない事と、万が一逃がしたら、喩え捕まろうが、団の信頼度が地に落ち、めり込む事も団員達全員に叩き込んでくれ。まぁ、女と共に罪人として、国外追放になりたいなら別だけどな」
「王弟公爵様のお陰で仕事がいつも以上に入るようになったのに、さすがに団員達から、犯罪者が出るのは困るので、きっちりと言い聞かせて置くよ」
そう言って、快く依頼を請け負ってくれた。
マッドはそう言うと、女傭兵の部屋を出て、団長が使ってた部屋へと戻る。
勿論、部屋の前の監視は残したままで。
「さてと。そう言う訳だから、悪いがここの傭兵団には早々にこの国から立ち去って貰うぞ。ウチの公爵様は俺との繋がりで、下町でも大人気なんだよ。夫婦揃って仲睦まじい姿を見せてるし、ダンは俺の幼馴染みで俺より強いって事を、親しい連中に話してっから、ここの連中も、争い事に巻き込まれたく無いだろうから、仕事を回そうとしないだろうしな」
「そうだな。ダンと奥方に、謝罪させて貰いたかったんだが、伝言頼んでもいいか?あの馬鹿女が、奥方に大変無礼な振る舞いをして済まなかったと。団長として詫びていた事を伝えて欲しい」
「ああ、伝えとく。一応、護送って形で、俺の馴染みの傭兵団に声掛けて、セイル領まで送らせる。ここの団だけじゃ、周囲が納得しねぇだろうからな。相手の都合にも依るが、早急に動ける団に頼むから、二~三日中に出られるよう準備はしとけ」
マッドの言う団とは勿論、マッドと同種で、エヴァンス家にお仕置き要員に入っているお姉様の居る団だ。
エヴァンス領に向かう際に、必ず声を掛けるので、大所帯で移動する事が多いが、最近では子供達がいるのだから、過剰戦力でも子供達の安全が一番だと、エドワルドがマッドに声を掛けて置いてくれと頼んでくるのだ。
勿論マッドとしても喜んで引き受けるし、依頼された団も、王弟公爵からの依頼を請け負ってると言う事で、他からの信頼度が跳ね上がり、国民達から様々な仕事を請け負う事が有るらしい。
マッドは団長と別れて、ライラと共に馴染みの団へと顔を出し、今回の成り行きを話せば、既に情報が出回っていたのだろう。
馴染みの団の団長は、いつ声を掛けられても良いように、仕事の調整をしてくれていたようだ。
「一応言っとくが、その女傭兵は逃げる為に、男を手玉に取ろうと誘惑する可能性が高いから、女の口車に乗れば、身の破滅にしかならない事と、万が一逃がしたら、喩え捕まろうが、団の信頼度が地に落ち、めり込む事も団員達全員に叩き込んでくれ。まぁ、女と共に罪人として、国外追放になりたいなら別だけどな」
「王弟公爵様のお陰で仕事がいつも以上に入るようになったのに、さすがに団員達から、犯罪者が出るのは困るので、きっちりと言い聞かせて置くよ」
そう言って、快く依頼を請け負ってくれた。
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