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本編
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暫くすると、エドワルドが眠りに落ちたのか、寝息が聴こえる。
リラはソ~ッと手を退けるが、エドワルドが起きる気配は無く、普段よりも若干あどけない寝顔を晒す。
(エドワルド様の寝顔~!かわっ、可愛いですぅ~っっ♪男の人なのに、可愛いなんて、卑怯です~っ!でも、わたくしだけが、こんなエドワルド様を独り占め出来るのです~っっ!!)
「嬢ちゃん、一応公爵様に上掛けな。それと、嬢ちゃんは暇になるだろうから本を数冊置いとくぜ。嬢ちゃんがこれで呼ぶか、出てくるまでは誰も来ないように言ってあるから、ゆっくり過ごせ。俺は扉の前にいるが、急用じゃない限り、誰も入れねぇから。じゃあな」
「ダン、有難う」
ダンが寝てるエドワルドに気を使い、小声でリラに話し掛け、動けないリラの代わりにエドワルドに上掛けを掛けて、リラの横に、リラが焼いた焼き菓子と数冊の本、呼び鈴を置いて直ぐに退出する。
リラも小声でお礼を言うと、ダンが手を振ってくれる。
(結婚したなら、珍しく感じる事も少なくなるかも知れませんが、本を読むなんて、勿体無い気がします。エドワルド様の無防備な姿、物凄く可愛いです!)
リラは時折、あの夜会の夜の出来事を思い出す。
思い出すだけで、顔から火が出そうになる程、熱く真っ赤に染まるが、嫌悪感は全く無い。
未知なる感覚に怖さを感じはしたが、知識としてはあったので、後々考えれば、あれがどういう状態だったのかは理解出来る。
ただ、本で仕入れた知識と、身を持って体験するのは大いに違った。
(本では、図解や説明文が沢山載っていたけれど……あっ、あんなに身体が疼くとか、熱くなるとか、載ってなかったもの!身体が防衛の為に、男性器を受け入れる場所から粘液を出すとは書いてあったけれど、あんな風に触られるとか、ななななっ、舐め、られるとか、書いてなかったもの!)
思わず思い出してしまい、全身を真っ赤に染めるリラ。
しかも、その膝には、その時の張本人であるエドワルドが寝ている。
(繋がる時は、身を引き裂かれる程の激痛が襲って来ると書いてあったから、エドワルド様に繋がらないと言われても、それ相応の痛みが来る事を覚悟をしていたのに、痛み所か、あんな……あんなっっ~~~!!!)
エドワルドを膝に乗せている為、あの時の光景を、まざまざと思い出してしまった為、一人悶えるリラだった。
リラはソ~ッと手を退けるが、エドワルドが起きる気配は無く、普段よりも若干あどけない寝顔を晒す。
(エドワルド様の寝顔~!かわっ、可愛いですぅ~っっ♪男の人なのに、可愛いなんて、卑怯です~っ!でも、わたくしだけが、こんなエドワルド様を独り占め出来るのです~っっ!!)
「嬢ちゃん、一応公爵様に上掛けな。それと、嬢ちゃんは暇になるだろうから本を数冊置いとくぜ。嬢ちゃんがこれで呼ぶか、出てくるまでは誰も来ないように言ってあるから、ゆっくり過ごせ。俺は扉の前にいるが、急用じゃない限り、誰も入れねぇから。じゃあな」
「ダン、有難う」
ダンが寝てるエドワルドに気を使い、小声でリラに話し掛け、動けないリラの代わりにエドワルドに上掛けを掛けて、リラの横に、リラが焼いた焼き菓子と数冊の本、呼び鈴を置いて直ぐに退出する。
リラも小声でお礼を言うと、ダンが手を振ってくれる。
(結婚したなら、珍しく感じる事も少なくなるかも知れませんが、本を読むなんて、勿体無い気がします。エドワルド様の無防備な姿、物凄く可愛いです!)
リラは時折、あの夜会の夜の出来事を思い出す。
思い出すだけで、顔から火が出そうになる程、熱く真っ赤に染まるが、嫌悪感は全く無い。
未知なる感覚に怖さを感じはしたが、知識としてはあったので、後々考えれば、あれがどういう状態だったのかは理解出来る。
ただ、本で仕入れた知識と、身を持って体験するのは大いに違った。
(本では、図解や説明文が沢山載っていたけれど……あっ、あんなに身体が疼くとか、熱くなるとか、載ってなかったもの!身体が防衛の為に、男性器を受け入れる場所から粘液を出すとは書いてあったけれど、あんな風に触られるとか、ななななっ、舐め、られるとか、書いてなかったもの!)
思わず思い出してしまい、全身を真っ赤に染めるリラ。
しかも、その膝には、その時の張本人であるエドワルドが寝ている。
(繋がる時は、身を引き裂かれる程の激痛が襲って来ると書いてあったから、エドワルド様に繋がらないと言われても、それ相応の痛みが来る事を覚悟をしていたのに、痛み所か、あんな……あんなっっ~~~!!!)
エドワルドを膝に乗せている為、あの時の光景を、まざまざと思い出してしまった為、一人悶えるリラだった。
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