あなたにおすすめの小説
無題のテキスト
羽上帆樽
SF
実験のつもりです。したがって、結果は分かりません。文字を読むのが苦手だから、本は嫌いだという人もいますが、本は、その形だけでも面白いし、持っているだけでもわくわくするし、印字された文字の羅列を眺めているだけでも面白いと思います。
そして、海には辿り着かなかった
ねりんなりー
青春
できないことは数少なくできることもほんの僅か。
『ただ、海が見たいから』
芸術系大学に通うなんでもない学生達のなんでもない日常。
芸術系大学に通っている学生達が欲望や怠惰や正義や悪戯を飲み込んでまた吐き出す。
かなりの散文的日常。難しいことは抜きにしてくださぃませ
【ショートショート】乱暴
遠藤良二
現代文学
俺はある女を付け回している。その女の名前は知らない。でも、顔とスタイルは気に入っている。だから、いずれ俺の女にしようと企んでいる。
今日もその女は夕方十七時半頃このマンションに帰宅するため歩いているところを見付けた。この女は俺の存在に気付いていないだろう。
今日は雨模様で周りに人影はいない。声をかけるチャンスだ。俺は木陰から出て来て傘をさしている女に、
「ちょっと、すみません。傘を持ってないんで入れてくれませんか?」
「あ、すみません。急いでいるもので」
そこで俺は女の右の頬を張った。
「キャッ!」
と声を上げた。それからお腹を殴った。すると、
「うう……」
とその場にうずくまりしゃがみ込んだ。
事前に用意しておいたハンカチに睡眠剤を含ませておいて女の口と鼻を塞ぎ即効性のある薬剤だからその場に倒れ込んだ。俺は女を背負い、俺の家に運んだ。そして、女を触りたいだけ触った。
花風の向こう
河原 伊織
現代文学
【不定期更新】
長年勤めた会社から、唐突に首を切られた。
絶望に暮れる中、呆然と桜の蕾を見つめていた佐々川。その彼女の隣に立っていた知らないご高齢の紳士が、静かに話を掛けてきた。
小説家になんてなるんじゃなかった
輪島ライ
SF
芸術とは何か。変わりゆく世界で、クリエイターはどう生きるのか。
※この作品は「小説家になろう」「アルファポリス」「カクヨム」「エブリスタ」に投稿しています。