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第68話:剣を買いに行くぞ、お金あるんすか
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俺と相棒、二人組の冒険者パーティー。
普段はスライム退治専門のしょぼいパーティーだ。
「おい、剣を買いに行くぞ」
「お金あるんすか」
「ないぞ」
「じゃあ、どうするんすか」
「ほんのわずかならある」
「ろくな剣買えないっすよ」
崖の近くでスライム退治していたら海に転落して、漁師に助けられたが、剣を無くしてしまった。
剣が無くては冒険出来ない。
たまに徒手空拳の人がいるけど俺には無理だな。
さて、相棒と村の武器屋に行く。
銀色に光り輝く剣がずらりと置いてある。
鞘がなかなかカッコいい装飾の剣もある。
「おお、田舎の村なのに、なかなかいい剣が揃っているではないか」
「けど高価で買えないんじゃないすか」
確かに日雇い労働みたいな生活をしていたからなあ。
予算はほんのわずかだ。
武器屋の主人に相談してみた。
「分割払いはやってないのか」
「うちはそういうことはしてませんなあ」
年寄りの武器屋の主人に言われた。
うーむ、全財産をはたいて購入するか。
全財産といっても、ほんの少ししか持っていない。
ああ、貧乏とはつらいものだ。
俺が店の主人に持っている金額を言うと、店の奥から剣を持ってきた。
「こんな剣くらいしかありませんなあ」
何ともしょぼい剣だ。
柄の部分は錆びつている。
鞘から抜こうとするが、なかなか抜けない。
「おい、鞘から抜けないぞ」
「おかしいですなあ」
俺と相棒、二人で引っ張り合ってやっと抜けた。
「おい、刀身がサビだらけじゃないか」
「ああ、これはすみません。でも、この剣くらいですねえ、あなたの予算だと」
やれやれ。
無いよりはマシとこの剣を購入した。
相棒に慰められる。
「まあ、いいんじゃないすか。スライム相手ならその剣でも充分すよ」
「いや、この剣ではドラゴンを倒すことは出来ないぞ」
「また、そんなことを言ってるんすか。ドラゴンなんて、いくらいい剣を持っていても、近づいた途端に踏みつぶされて終わりですよ、リーダーの実力じゃあ」
「うるさいぞ」
通りを歩きながら剣を確かめる。
それにしても、しょぼい剣だ。
鞘の方も冴えない……と思いきや、よく見ると鞘の先の方に小さい宝石が付いているぞ。
「おい、これを見ろ。小さいが宝石が付いている。これはもしかして、伝説の剣じゃないか。そして、これをきっかけに大冒険が……」
「もう、妄想はいいっすよ。それもガラス玉じゃないすか」
そして、相棒は鞘をまじまじと見る。
「うーん、これはガラス玉じゃないすねえ。どうやら本物の宝石みたいっすね。あの武器屋の老人、気づかなかったんすかねえ」
「まあ、目も悪そうだったからなあ」
「返して来たらどうすか。宝石なんて出腹でハゲのおっさんのリーダーに似合わないすよ」
「出腹とハゲは関係ないぞ。それにもうちゃんと代金は支払ったんだからな」
「悪銭身に付かずって言葉もあるっすよ」
「金じゃないぞ。これは剣だぞ」
俺たちが会話をしていると、女の子が走って来る。
おお、すごい美少女だ。
「すみません、私、武器屋の孫娘なんですけど、あの、さきほどの剣ですが、実は大変貴重な剣でした。あの、お詫びに金貨を差し上げますので、大変申し訳ありませんが戻してくれませんでしょうか」
深々と頭を下げる美少女。
うーん、美少女の頼みなら仕方がない。
俺は剣を返す。
「ありがとうございます」
美少女は剣を受け取ると、代わりに金貨を三枚くれた。
おお、久々に見る金貨だ。
「じゃあ、これで。本当にありがとうございます」
そして、何やら焦ってまた武器屋の方へ戻ろうとする美少女。
「どうした。なんで、そんなに急いでいるんだ」
「この剣には重要な秘密があるんです」
走っていく美少女を見ながら俺の頭には壮大な冒険の旅が浮かび上がる。
相棒に言った。
「おい、これはついに大冒険のはじまりじゃないのか」
「は、何でそうなるんすか。剣を返しただけじゃないすか」
「いや、あれは秘密の剣と言ったじゃないか。これであの武器屋の美少女と仲間になり、いずれはドラゴンを倒す大冒険するのだ」
「でも、あの娘、武器屋を通り過ぎて走っていきましたよ」
「え?」
確かに、美少女は剣を持ったまま、いや、重いのか、途中で剣を捨てて、鞘だけ持って遠くへ走って行く。
「ちょっと、リーダー、騙されたんじゃないすか。その金貨見せてくださいよ」
相棒が金貨を調べる。
「なんすか、これ。鉄ですよ。鉄の上に金メッキしただけっすよ」
「じゃあ、詐欺じゃないか」
「あの娘、鞘に付いていた宝石を盗んだんすよ」
ああ、何てことだ。美少女に騙されるとは。
「大冒険がはじまるどころか美少女詐欺師に騙されるとは情けない」
「とりあえず、剣を回収しにいったほうがいいんじゃないすか」
「そうだな」
俺たちは美少女詐欺師が放り投げた剣を拾うために走る。
しかし、その剣はなんと折れていた。
「やれやれ。放り投げただけで折れてるぞ、この剣」
「これはスライム退治にも役に立たないしろものってことっすね。よかったじゃないすか。この剣でスライム退治に行ったら、逆にスライムにやられてましたっすよ」
「けど、じゃあ、俺は一文無しで剣も無いただのおっさんじゃないか」
「そうすね。出腹とハゲ、肩こり、腰痛、膝痛、リュウマチ、夜間頻尿が抜けてますけど」
「うるさいぞ。って、剣が無いぞ、どうすればいいんだよ」
ああ、大冒険がはじまると思ったのに。
急にやる気をなくす俺であった。
普段はスライム退治専門のしょぼいパーティーだ。
「おい、剣を買いに行くぞ」
「お金あるんすか」
「ないぞ」
「じゃあ、どうするんすか」
「ほんのわずかならある」
「ろくな剣買えないっすよ」
崖の近くでスライム退治していたら海に転落して、漁師に助けられたが、剣を無くしてしまった。
剣が無くては冒険出来ない。
たまに徒手空拳の人がいるけど俺には無理だな。
さて、相棒と村の武器屋に行く。
銀色に光り輝く剣がずらりと置いてある。
鞘がなかなかカッコいい装飾の剣もある。
「おお、田舎の村なのに、なかなかいい剣が揃っているではないか」
「けど高価で買えないんじゃないすか」
確かに日雇い労働みたいな生活をしていたからなあ。
予算はほんのわずかだ。
武器屋の主人に相談してみた。
「分割払いはやってないのか」
「うちはそういうことはしてませんなあ」
年寄りの武器屋の主人に言われた。
うーむ、全財産をはたいて購入するか。
全財産といっても、ほんの少ししか持っていない。
ああ、貧乏とはつらいものだ。
俺が店の主人に持っている金額を言うと、店の奥から剣を持ってきた。
「こんな剣くらいしかありませんなあ」
何ともしょぼい剣だ。
柄の部分は錆びつている。
鞘から抜こうとするが、なかなか抜けない。
「おい、鞘から抜けないぞ」
「おかしいですなあ」
俺と相棒、二人で引っ張り合ってやっと抜けた。
「おい、刀身がサビだらけじゃないか」
「ああ、これはすみません。でも、この剣くらいですねえ、あなたの予算だと」
やれやれ。
無いよりはマシとこの剣を購入した。
相棒に慰められる。
「まあ、いいんじゃないすか。スライム相手ならその剣でも充分すよ」
「いや、この剣ではドラゴンを倒すことは出来ないぞ」
「また、そんなことを言ってるんすか。ドラゴンなんて、いくらいい剣を持っていても、近づいた途端に踏みつぶされて終わりですよ、リーダーの実力じゃあ」
「うるさいぞ」
通りを歩きながら剣を確かめる。
それにしても、しょぼい剣だ。
鞘の方も冴えない……と思いきや、よく見ると鞘の先の方に小さい宝石が付いているぞ。
「おい、これを見ろ。小さいが宝石が付いている。これはもしかして、伝説の剣じゃないか。そして、これをきっかけに大冒険が……」
「もう、妄想はいいっすよ。それもガラス玉じゃないすか」
そして、相棒は鞘をまじまじと見る。
「うーん、これはガラス玉じゃないすねえ。どうやら本物の宝石みたいっすね。あの武器屋の老人、気づかなかったんすかねえ」
「まあ、目も悪そうだったからなあ」
「返して来たらどうすか。宝石なんて出腹でハゲのおっさんのリーダーに似合わないすよ」
「出腹とハゲは関係ないぞ。それにもうちゃんと代金は支払ったんだからな」
「悪銭身に付かずって言葉もあるっすよ」
「金じゃないぞ。これは剣だぞ」
俺たちが会話をしていると、女の子が走って来る。
おお、すごい美少女だ。
「すみません、私、武器屋の孫娘なんですけど、あの、さきほどの剣ですが、実は大変貴重な剣でした。あの、お詫びに金貨を差し上げますので、大変申し訳ありませんが戻してくれませんでしょうか」
深々と頭を下げる美少女。
うーん、美少女の頼みなら仕方がない。
俺は剣を返す。
「ありがとうございます」
美少女は剣を受け取ると、代わりに金貨を三枚くれた。
おお、久々に見る金貨だ。
「じゃあ、これで。本当にありがとうございます」
そして、何やら焦ってまた武器屋の方へ戻ろうとする美少女。
「どうした。なんで、そんなに急いでいるんだ」
「この剣には重要な秘密があるんです」
走っていく美少女を見ながら俺の頭には壮大な冒険の旅が浮かび上がる。
相棒に言った。
「おい、これはついに大冒険のはじまりじゃないのか」
「は、何でそうなるんすか。剣を返しただけじゃないすか」
「いや、あれは秘密の剣と言ったじゃないか。これであの武器屋の美少女と仲間になり、いずれはドラゴンを倒す大冒険するのだ」
「でも、あの娘、武器屋を通り過ぎて走っていきましたよ」
「え?」
確かに、美少女は剣を持ったまま、いや、重いのか、途中で剣を捨てて、鞘だけ持って遠くへ走って行く。
「ちょっと、リーダー、騙されたんじゃないすか。その金貨見せてくださいよ」
相棒が金貨を調べる。
「なんすか、これ。鉄ですよ。鉄の上に金メッキしただけっすよ」
「じゃあ、詐欺じゃないか」
「あの娘、鞘に付いていた宝石を盗んだんすよ」
ああ、何てことだ。美少女に騙されるとは。
「大冒険がはじまるどころか美少女詐欺師に騙されるとは情けない」
「とりあえず、剣を回収しにいったほうがいいんじゃないすか」
「そうだな」
俺たちは美少女詐欺師が放り投げた剣を拾うために走る。
しかし、その剣はなんと折れていた。
「やれやれ。放り投げただけで折れてるぞ、この剣」
「これはスライム退治にも役に立たないしろものってことっすね。よかったじゃないすか。この剣でスライム退治に行ったら、逆にスライムにやられてましたっすよ」
「けど、じゃあ、俺は一文無しで剣も無いただのおっさんじゃないか」
「そうすね。出腹とハゲ、肩こり、腰痛、膝痛、リュウマチ、夜間頻尿が抜けてますけど」
「うるさいぞ。って、剣が無いぞ、どうすればいいんだよ」
ああ、大冒険がはじまると思ったのに。
急にやる気をなくす俺であった。
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