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冥府にGO!!

閑話 尋問室にて

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「如何もこんにちはマーガレットさん
僕はラテアート・ボウル・ビアです、 短い間だけですがよろしくお願いします
貴女の尋問を務めさせて頂きますのでよろしくお願いします」

小さい部屋でマーガレットとラテアートは向かい合った。
互いに椅子に座ってテーブルに向き合っているが
マーガレットは椅子に固定されている状態である。

「・・・・・」

マーガレットはラテアートを睨んだ。

「何か?」
「・・・いきなり指を折られて怒らない人間の方が可笑しいでしょ」

マーガレットは部屋に入るなりラテアートに指を全部折られた状態で椅子に座らされた。

「経験から指を後で折る羽目になるので予め折っておく事にしています」
「予め拷問したって事? 頭可笑しいんじゃないの?」
「おや、 指を折られても元気ですねぇ
じゃあ尋問を始めます、 ハキハキと答えないと次は指を切断しますので
よろしくおねがいします」
「私にはキルロット様が付いているのよ!?」
「彼は死にました、 では尋問を始めます、 貴女は転生者ですか?」
「・・・・・」

マーガレットは心底驚いている。

「あぁやっぱりそうでしたか
驚きますよねぇ、 げーむのえぬぴーしー? でしたっけ?
そういう奴に襟首掴まれている様な状態になるとは予想もしていなかったんですかね?」
「アンタ・・・一体何者・・・?」
「まぁ幾つか質問する事になるでしょうが
最初の質問です『貴女は前の人生で何時死にましたか? 大まかな日付をお願いします』」
「・・・・・え?」

ラテアートはマーガレットの手を出させてナイフで指をスパスパスパと切断し始めた。

「あああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!?」
「ハキハキ答えないと指を切断すると言いませんでしたか?
次は目玉いきます?」
「2018年の11月22日!!」

マーガレットは叫んだ。

「2010年代かぁ、 じゃあ貴女は要りませんね、 御疲れ様でしたー」

ナイフで首をマーガレットの掻っ切るラテアート。
ラテアートに対して『如何して?』と言いたげに見るマーガレット。

「あぁー、 死亡年月日が2100年代ならばまだもう少し尋問していたんですけどね
残念でしたねー、 まぁまた転生して来て下さいねー」

そう言いながらマーガレットの死体を袋に入れて運ぶラテアートだった。
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