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チャプター7:ファイブ・ZAMXaww・ストーリー
セールス・マン・アンド・ヴォルガー・マン
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「あ、 これは失礼しました、 こちら、 私の名刺です」
物腰が丁寧なその男は名刺をサンとマーブルとスクイドにそれぞれ渡した。
「ブラック・シンゲツ・コーポレーション営業部部長ウェンズデー?」
「えぇ、 私ブラック・シンゲツ・コーポレーション営業部部長をやらさせて頂いて貰っています
ウェンズデーと申します、 以後よろしくお願いします」
ぺこり、 と頭を下げるウェンズデー。
「・・・さっきの発言、 聞き捨てならなかったけど如何言う事?」
サンがウェンズデーを睨む。
「S級決闘者だから楽勝と言うのは聊か考えが甘いですね」
「どういう事?」
「S級はA級に絶対に勝てる、 と言う訳ではありません
事実A級がS級に勝てた前例は有りますし、 フェザー君も我が社に勤めていた時に
敗北した経験が有ります」
「それは意外ね、 でも今の彼を任せる人は居るのかしら?」
「勿論です、 このトーナメントの参加者6人中4人が我が社の決闘者
そしてその中には我が社内でも序列上位者が含まれます
更に言うならば格付けで言えばフェザー君と同級のS級決闘者も含まれます」
「!!」
眼を見開くサン。
「しかもフェザー君に強く執着しており、 彼への対策は充分です」
「・・・・・」
「対策は充分、 か、 ふぅむ、 意外と厳しい、 のか?」
迷い始めるマーブル。
「・・・この冊子によると第一試合はフェザーと貴方の会社の人間が相手ですよね?」
「えぇ、 そうなりますね
我が社の社内決闘者序列10位A級決闘者ソレデ・E・ノカ
中々に優秀な男ですね」
「じゃあ賭けない? 私はフェザーが勝つ方に賭けますよ」
「幾ら?」
「30万」
「持ち金全賭け!? い、 幾ら何でも無茶では!?」
マーブルが戦慄する。
「賭けません、 ソレデは今回参加している決闘者の中でも弱い方ですので」
「あ、 じゃあ俺、 良いっすか?」
若い男が割って入る、 良い生地の服を着ている所を見ると恐らく貴族の子息だろうと推測される。
傍には何人も若い衆が何人もいた。
「30万賭けますよ、 ソレデに」
「何方様?」
「ビター・ガトー、 ゴディバ公爵門閥ビター侯爵の三男坊っすよ
オタクの家の爵位は?」
「・・・伯爵」
「そうっすか、 じゃあ30万賭けましょうか
じゃあ宣誓書にサインを」
「うん」
宣誓書に互いに金を賭ける旨を記載して署名するガトーとサン。
「・・・・・」
「マーブル子爵は賭けないのですか?」
スクイドがマーブルに問う。
「賭けます? 俺はまだ手持ちの金が有りますし余裕ですよ?」
「い、 いや、 私は一旦、 見に回る」
「そうっすか、 まだ賭けられるのになぁ」
ブースに入るガトーとサン、 ガトーのお付きとスクイド、 マーブルも一緒に入る。
「おぉー、 このブース思ったより広いなぁ
小間使い全員入れるよ」
「こういう状況も考えて設計してありますので」
「誰アンタ、 あー、 誰でも良いかー」
スクイドに対しても雑に対応するガトー。
「つーかさっき持ち金全賭けって言ってたけど大丈夫?
フェザーって奴、 俺初めて聞いたんだけど強いの?」
「勿論ですよ、 私としてはソレデ・E・ノカと言うふざけた名前の男が強いのか怪しい所です」
「テメー、 さてはちゃんと配られた資料読んでねーな?
ソレデ・E・ノカの身長は5m有る」
「5m・・・・・まぁ大きいですけどねぇ・・・」
”赤い竜”と戦ったフェザーに比べて見れば大した事の無いサイズである。
「そして持っている剣は10mだ」
「・・・そんな長い剣を持って戦えるんですか?」
「あぁ、 まさにA級決闘者に相応しい実力だ、 スゲェ強いぞ」
「・・・・・貴方も資料を読んだ方が良いですよ」
「うん?」
ガトーは小冊子を読んだ。
「フェザーって奴、 S級決闘者だったのか・・・・・負けるかもなソレデ・・・」
小冊子を閉じるガトー。
「まっいっか!! おい、 酒!!」
付き人の一人がバーカウンターに向かう。
「いっかって・・・」
「どうせ30万なんて小銭失っても惜しくねぇ、 気楽に観戦させて貰うさ」
「・・・・・金銭感覚可笑しくないですか? 大丈夫です?」
不安になって来るサン。
「大丈夫大丈夫、 侯爵家だぜ? この程度の金位右から左よ」
「・・・・・」
サンの中で侯爵と言えばセルデン侯爵だが
彼等はこんなに馬鹿みたいな散財はしない。
下品な金の使い方だと思った、 しかしながらそれを指摘する程お人好しでもない。
「アンタ、 酒は?」
「結構です」
「ん-、 じゃあジュースとかは?」
「結構」
「あ、 っそーかい」
「レエエエエエエェェエェエディイイィィィィス・エエエエエエエエエエエエンド・
ジェエエエエエエエエエエエエエエントゥルゥゥゥゥゥゥゥウウウウメェエエエン!!!」
闘技場に実況の絶叫が響く。
「さぁやって来たぜぇえええええ!! 賭けトォォォォナァァァメントォォォォ!!
今回は何と最初から超見所の試合ダアアアアアアア!!
ベルモンド伯爵領から
S級の決闘者フェザーの登場だあああああああああああああああああああああああ!!!」
わああああ、 と歓声が挙がる。
「実況解説はお馴染みファーマーがお送りしますぅううううううううううう!!!」
「・・・あれ? この人って確かセルデン侯爵領のコロシアムの実況じゃなかったっけ?」
「最近、 暇だからってこっちに出稼ぎに出ているらしい」
物腰が丁寧なその男は名刺をサンとマーブルとスクイドにそれぞれ渡した。
「ブラック・シンゲツ・コーポレーション営業部部長ウェンズデー?」
「えぇ、 私ブラック・シンゲツ・コーポレーション営業部部長をやらさせて頂いて貰っています
ウェンズデーと申します、 以後よろしくお願いします」
ぺこり、 と頭を下げるウェンズデー。
「・・・さっきの発言、 聞き捨てならなかったけど如何言う事?」
サンがウェンズデーを睨む。
「S級決闘者だから楽勝と言うのは聊か考えが甘いですね」
「どういう事?」
「S級はA級に絶対に勝てる、 と言う訳ではありません
事実A級がS級に勝てた前例は有りますし、 フェザー君も我が社に勤めていた時に
敗北した経験が有ります」
「それは意外ね、 でも今の彼を任せる人は居るのかしら?」
「勿論です、 このトーナメントの参加者6人中4人が我が社の決闘者
そしてその中には我が社内でも序列上位者が含まれます
更に言うならば格付けで言えばフェザー君と同級のS級決闘者も含まれます」
「!!」
眼を見開くサン。
「しかもフェザー君に強く執着しており、 彼への対策は充分です」
「・・・・・」
「対策は充分、 か、 ふぅむ、 意外と厳しい、 のか?」
迷い始めるマーブル。
「・・・この冊子によると第一試合はフェザーと貴方の会社の人間が相手ですよね?」
「えぇ、 そうなりますね
我が社の社内決闘者序列10位A級決闘者ソレデ・E・ノカ
中々に優秀な男ですね」
「じゃあ賭けない? 私はフェザーが勝つ方に賭けますよ」
「幾ら?」
「30万」
「持ち金全賭け!? い、 幾ら何でも無茶では!?」
マーブルが戦慄する。
「賭けません、 ソレデは今回参加している決闘者の中でも弱い方ですので」
「あ、 じゃあ俺、 良いっすか?」
若い男が割って入る、 良い生地の服を着ている所を見ると恐らく貴族の子息だろうと推測される。
傍には何人も若い衆が何人もいた。
「30万賭けますよ、 ソレデに」
「何方様?」
「ビター・ガトー、 ゴディバ公爵門閥ビター侯爵の三男坊っすよ
オタクの家の爵位は?」
「・・・伯爵」
「そうっすか、 じゃあ30万賭けましょうか
じゃあ宣誓書にサインを」
「うん」
宣誓書に互いに金を賭ける旨を記載して署名するガトーとサン。
「・・・・・」
「マーブル子爵は賭けないのですか?」
スクイドがマーブルに問う。
「賭けます? 俺はまだ手持ちの金が有りますし余裕ですよ?」
「い、 いや、 私は一旦、 見に回る」
「そうっすか、 まだ賭けられるのになぁ」
ブースに入るガトーとサン、 ガトーのお付きとスクイド、 マーブルも一緒に入る。
「おぉー、 このブース思ったより広いなぁ
小間使い全員入れるよ」
「こういう状況も考えて設計してありますので」
「誰アンタ、 あー、 誰でも良いかー」
スクイドに対しても雑に対応するガトー。
「つーかさっき持ち金全賭けって言ってたけど大丈夫?
フェザーって奴、 俺初めて聞いたんだけど強いの?」
「勿論ですよ、 私としてはソレデ・E・ノカと言うふざけた名前の男が強いのか怪しい所です」
「テメー、 さてはちゃんと配られた資料読んでねーな?
ソレデ・E・ノカの身長は5m有る」
「5m・・・・・まぁ大きいですけどねぇ・・・」
”赤い竜”と戦ったフェザーに比べて見れば大した事の無いサイズである。
「そして持っている剣は10mだ」
「・・・そんな長い剣を持って戦えるんですか?」
「あぁ、 まさにA級決闘者に相応しい実力だ、 スゲェ強いぞ」
「・・・・・貴方も資料を読んだ方が良いですよ」
「うん?」
ガトーは小冊子を読んだ。
「フェザーって奴、 S級決闘者だったのか・・・・・負けるかもなソレデ・・・」
小冊子を閉じるガトー。
「まっいっか!! おい、 酒!!」
付き人の一人がバーカウンターに向かう。
「いっかって・・・」
「どうせ30万なんて小銭失っても惜しくねぇ、 気楽に観戦させて貰うさ」
「・・・・・金銭感覚可笑しくないですか? 大丈夫です?」
不安になって来るサン。
「大丈夫大丈夫、 侯爵家だぜ? この程度の金位右から左よ」
「・・・・・」
サンの中で侯爵と言えばセルデン侯爵だが
彼等はこんなに馬鹿みたいな散財はしない。
下品な金の使い方だと思った、 しかしながらそれを指摘する程お人好しでもない。
「アンタ、 酒は?」
「結構です」
「ん-、 じゃあジュースとかは?」
「結構」
「あ、 っそーかい」
「レエエエエエエェェエェエディイイィィィィス・エエエエエエエエエエエエンド・
ジェエエエエエエエエエエエエエエントゥルゥゥゥゥゥゥゥウウウウメェエエエン!!!」
闘技場に実況の絶叫が響く。
「さぁやって来たぜぇえええええ!! 賭けトォォォォナァァァメントォォォォ!!
今回は何と最初から超見所の試合ダアアアアアアア!!
ベルモンド伯爵領から
S級の決闘者フェザーの登場だあああああああああああああああああああああああ!!!」
わああああ、 と歓声が挙がる。
「実況解説はお馴染みファーマーがお送りしますぅううううううううううう!!!」
「・・・あれ? この人って確かセルデン侯爵領のコロシアムの実況じゃなかったっけ?」
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