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Chapter12:All for alive
第240話【14:38 二人の死】
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14:38
次官は少し遡りクロスロードの市街地で
アイビーの刀がカヌーとモーターの脳天に叩き込まれる寸前。
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!
「ぬわあああああああああああああああああああああ!!!?」
アイビーは唐突に吹き飛ばされた、 衝撃波でカヌーとモーターも吹き飛ばされた。
「何だぁ!?」
後ろを振り返ると木っ端微塵になった瓦礫。
「んだこりゃあ「気を抜くな!! まだ来るぞ!!」
魔王の檄で次々と飛んで来る瓦礫に身構えるアイビーとヤグルマ。
「舐めるなぁ!! シキ流抜刀術二の型 二式『赤円』!!」
空中で回転しながら斬る技である、 瓦礫を真っ二つにする。「まだまだ来るぞ!!」
「ちぃ!!」
「何なんだ一体・・・」
答えは単純、 スリムとガリガリが建物を無理矢理崩して瓦礫にし
レビテーションを駆使して吹き飛ばす作業を行っていた。
「デカいのと幹部には効いてないっぽいが足止めは出来ている!!」
「くそぉ・・・如何すれば・・・」
決定打は与えられないが一行に前に進めない魔王一行。
「ちぃ!! 面倒な!!」
ぶーん、 と飛び回る蠅の群れ。
「これは【ベルゼバブ】?」「私がやるよ」
【常世】の中から蠅のアンデッド、 ベルゼバブが大量に出て来る。
「しかし・・・こんな蠅でどうやって「お前は斥候の大事さを知っておけ」
ベルゼバブが周囲を徘徊し、 ガリガリとスリムを補足する。
ベルゼバブが得た情報をフェロモンで他のベルゼバブに通知。
その情報を魔王の所に持ち帰る。
「見つけた、 シキ流抜刀術十九の型 『虹桟』」
虹桟は魔王ブラックローズが編み出したオリジナルの技である。
斬撃を弓矢の様に飛ばす遠距離技。
最早抜刀術を軽く超越する技である。
遠くに居るライトとガリガリの首が刎ねられる。
二人の強大で肥え太り大量の魔力が蓄えられていた魔法使いの首が刎ねられた事により
魔力がスパークし大爆発を起こす。
「中々凄い魔力だったようだな」
「流石ですボス」「んじゃ、 さっさと行くぞ、 瓦礫で勇者共もパニックの様だしな」
「了解しました」
「OK、 ボス」
アンデッドを何体か残して先に進む魔王一行。
暫くしてカヌーとモーターをエアラインが回復されて交戦に入る、 と言う事なのだった。
次官は少し遡りクロスロードの市街地で
アイビーの刀がカヌーとモーターの脳天に叩き込まれる寸前。
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!
「ぬわあああああああああああああああああああああ!!!?」
アイビーは唐突に吹き飛ばされた、 衝撃波でカヌーとモーターも吹き飛ばされた。
「何だぁ!?」
後ろを振り返ると木っ端微塵になった瓦礫。
「んだこりゃあ「気を抜くな!! まだ来るぞ!!」
魔王の檄で次々と飛んで来る瓦礫に身構えるアイビーとヤグルマ。
「舐めるなぁ!! シキ流抜刀術二の型 二式『赤円』!!」
空中で回転しながら斬る技である、 瓦礫を真っ二つにする。「まだまだ来るぞ!!」
「ちぃ!!」
「何なんだ一体・・・」
答えは単純、 スリムとガリガリが建物を無理矢理崩して瓦礫にし
レビテーションを駆使して吹き飛ばす作業を行っていた。
「デカいのと幹部には効いてないっぽいが足止めは出来ている!!」
「くそぉ・・・如何すれば・・・」
決定打は与えられないが一行に前に進めない魔王一行。
「ちぃ!! 面倒な!!」
ぶーん、 と飛び回る蠅の群れ。
「これは【ベルゼバブ】?」「私がやるよ」
【常世】の中から蠅のアンデッド、 ベルゼバブが大量に出て来る。
「しかし・・・こんな蠅でどうやって「お前は斥候の大事さを知っておけ」
ベルゼバブが周囲を徘徊し、 ガリガリとスリムを補足する。
ベルゼバブが得た情報をフェロモンで他のベルゼバブに通知。
その情報を魔王の所に持ち帰る。
「見つけた、 シキ流抜刀術十九の型 『虹桟』」
虹桟は魔王ブラックローズが編み出したオリジナルの技である。
斬撃を弓矢の様に飛ばす遠距離技。
最早抜刀術を軽く超越する技である。
遠くに居るライトとガリガリの首が刎ねられる。
二人の強大で肥え太り大量の魔力が蓄えられていた魔法使いの首が刎ねられた事により
魔力がスパークし大爆発を起こす。
「中々凄い魔力だったようだな」
「流石ですボス」「んじゃ、 さっさと行くぞ、 瓦礫で勇者共もパニックの様だしな」
「了解しました」
「OK、 ボス」
アンデッドを何体か残して先に進む魔王一行。
暫くしてカヌーとモーターをエアラインが回復されて交戦に入る、 と言う事なのだった。
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