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Chapter12:All for alive
第230話【14:20 斬られる】
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14:20
クロスロード上空で佇む【オーギュストの龍】リーダー。
「数が多いなぁ・・・地面の割合よりもアンデッドの割合の方が多いじゃない」
そう呟きながら大量の黒い球体を造り出す、 これは闇の力の塊である。
それを圧縮して一つ投下した。
そして投下された暗黒球体がレギオンに激突し爆ぜる。
レギオンは大ダメージを受けるもよろよろとまだ動いている。
「一撃では駄目か、 余裕が有ればアンデッドも始末しようと思ったが
これはあのデカ顔だけに標的を絞ろうか」
次々と暗黒球体を投下する【オーギュストの龍】リーダー。
クロスロード近郊、 魔王軍本陣。
クロスロードへの侵攻を遠くから眺めるヤグルマとキセイ。
「レギオンA、 レギオンB、 レギオンC上空からの攻撃で重度損壊
レギオンD、 レギオンF、 レギオンYは軽度損壊
レギオンE、 レギオンKはもう動けませんね」
キセイは強化された視力で状況を説明する。
「25体しかないのにここまでの被害は容認出来ない、 キセイ
【オーギュストの龍】を叩き落として来い」
「はい」
虫の様な羽を広げて空に羽ばたくキセイ。
【オーギュストの龍】リーダーはキセイが近づいて来た事を察知。
すぐさま闇のプレスを吐きかける、 超広範囲の攻撃。
回避は困難と即座に判断したキセイはガードして突っ込んだ。
自身の体の頑強さを信じた故に行動である。
そしてプレスを突き破った。
「なっ」
まさか耐えられるとは思っていなかった【オーギュストの龍】リーダーは障壁を張った。
「ふん」
キセイは昆虫の様になっている腕から刃を展開する。
一つの腕から三枚の剣の様な刃。
それが複数の腕から
「ショウ剣術四動【グラーヴェ】」
キセイは元々はショウ家の裏切り者、 当然ながらショウ剣術は会得している。
グラーヴェは脳天からの重々しい一撃、 更に複数の腕から繰り出されるので
当然ながら威力は計り知れない。
障壁は砕け散った。
「馬鹿な・・・」
「ショウ剣術九動【マルテッラート】」
マルテッラートは滅多切り、 本来は二刀流の技だが
キセイの大量の腕から放たれる攻撃はまさに剣の嵐と言って良い。
【オーギュストの龍】リーダーはズタズタに斬り裂かれる。
「ばぁーか」
斬り裂かれながら【オーギュストの龍】リーダーはせせら笑った。
クロスロード上空で佇む【オーギュストの龍】リーダー。
「数が多いなぁ・・・地面の割合よりもアンデッドの割合の方が多いじゃない」
そう呟きながら大量の黒い球体を造り出す、 これは闇の力の塊である。
それを圧縮して一つ投下した。
そして投下された暗黒球体がレギオンに激突し爆ぜる。
レギオンは大ダメージを受けるもよろよろとまだ動いている。
「一撃では駄目か、 余裕が有ればアンデッドも始末しようと思ったが
これはあのデカ顔だけに標的を絞ろうか」
次々と暗黒球体を投下する【オーギュストの龍】リーダー。
クロスロード近郊、 魔王軍本陣。
クロスロードへの侵攻を遠くから眺めるヤグルマとキセイ。
「レギオンA、 レギオンB、 レギオンC上空からの攻撃で重度損壊
レギオンD、 レギオンF、 レギオンYは軽度損壊
レギオンE、 レギオンKはもう動けませんね」
キセイは強化された視力で状況を説明する。
「25体しかないのにここまでの被害は容認出来ない、 キセイ
【オーギュストの龍】を叩き落として来い」
「はい」
虫の様な羽を広げて空に羽ばたくキセイ。
【オーギュストの龍】リーダーはキセイが近づいて来た事を察知。
すぐさま闇のプレスを吐きかける、 超広範囲の攻撃。
回避は困難と即座に判断したキセイはガードして突っ込んだ。
自身の体の頑強さを信じた故に行動である。
そしてプレスを突き破った。
「なっ」
まさか耐えられるとは思っていなかった【オーギュストの龍】リーダーは障壁を張った。
「ふん」
キセイは昆虫の様になっている腕から刃を展開する。
一つの腕から三枚の剣の様な刃。
それが複数の腕から
「ショウ剣術四動【グラーヴェ】」
キセイは元々はショウ家の裏切り者、 当然ながらショウ剣術は会得している。
グラーヴェは脳天からの重々しい一撃、 更に複数の腕から繰り出されるので
当然ながら威力は計り知れない。
障壁は砕け散った。
「馬鹿な・・・」
「ショウ剣術九動【マルテッラート】」
マルテッラートは滅多切り、 本来は二刀流の技だが
キセイの大量の腕から放たれる攻撃はまさに剣の嵐と言って良い。
【オーギュストの龍】リーダーはズタズタに斬り裂かれる。
「ばぁーか」
斬り裂かれながら【オーギュストの龍】リーダーはせせら笑った。
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