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Chapter11:Founding and collapse of the country
第218話【From bottom to top】
しおりを挟むネクロマンサーを始めとした人間の部隊が崩れた建物を調べ始めた。
「つってもよぉ・・・半壊しているから中の人間ぺちゃんこだろ?
調べる必要有るのかよ」
「上が言っているんだからやろうぜ」
文句を言いながら建物を調べる。
「先に入ったネクロマンサー達の死体が有ったぞ」
「あとメイドとガキだな、 こいつ等は誘き寄せる餌に使った奴だな」
「とりあえず探すか・・・」
半壊しているか捜索は遅くなったが明らかに死体の数が少ない。
「住民共が居ねぇな」
「何処に行ったんだ・・・ここ瓦礫多いな」
「ジャイアントゾンビ呼ぶか」
ジャイアントゾンビは大柄なゾンビで普通のゾンビよりも力持ちである。
「良いのか? アンデッドは浄化されかねないんだろ?」
「だけども探索出来ないのは不味いだろう」
そう言う訳でジャイアントゾンビに瓦礫を退かさせる。
「うん? もう一部屋有るな」
「ふーん」
ガチャ、 とドアを開ける斥候。
「うわ」
ドアの間にピアノ線が見える。
「罠だな、 誰か解除しろ」
「へーい」
盗賊が中のピアノ線を解除する。
罠が解除されたのだ。
「さてと中は・・・え」
絶句した。
「い、 急いでカルサリード様に報告!!」
「分かった!!」
カルサリードが待つ本陣に馬で向かう伝令。
数分でカルサリードの元に辿り着いた。
「カルサリード様!!」
「如何した?」
「奴等地面に穴を掘って逃げたみたいです!!」
「何d」
カルサリードはそこまで言うと自身の体が消え始めている事に気が付いた。
「ば、 馬鹿なぁああああああああああああああああああああ!!?」
周囲のアンデッドと共にカルサリードは消え去った。
「上は何とかなったみたいだね」
地下で住民達と協力して掘り進んだトンネルの中から
マルチヒールとDeadEndの合わせ技で地上のアンデッドを全て浄化したロダン。
「最初は出来る訳無いと思いましたが
皆でトンネルを掘れば何とかなるもんですね」
町長が泥まみれになりながら溜息を吐いた。
「悪いけどまだまだ折り返しだぞ
アンデッドを倒しても人間がまだまだ残っている、 そうだろロダン」
「うん、 悪いけどモルガナにはまだまだ頑張って貰うよ」
「任せろ土木作業よりはマシだ」
笑ってそう言いながら泥だらけになった顔を拭うモルガナ。
「つってもよぉ・・・半壊しているから中の人間ぺちゃんこだろ?
調べる必要有るのかよ」
「上が言っているんだからやろうぜ」
文句を言いながら建物を調べる。
「先に入ったネクロマンサー達の死体が有ったぞ」
「あとメイドとガキだな、 こいつ等は誘き寄せる餌に使った奴だな」
「とりあえず探すか・・・」
半壊しているか捜索は遅くなったが明らかに死体の数が少ない。
「住民共が居ねぇな」
「何処に行ったんだ・・・ここ瓦礫多いな」
「ジャイアントゾンビ呼ぶか」
ジャイアントゾンビは大柄なゾンビで普通のゾンビよりも力持ちである。
「良いのか? アンデッドは浄化されかねないんだろ?」
「だけども探索出来ないのは不味いだろう」
そう言う訳でジャイアントゾンビに瓦礫を退かさせる。
「うん? もう一部屋有るな」
「ふーん」
ガチャ、 とドアを開ける斥候。
「うわ」
ドアの間にピアノ線が見える。
「罠だな、 誰か解除しろ」
「へーい」
盗賊が中のピアノ線を解除する。
罠が解除されたのだ。
「さてと中は・・・え」
絶句した。
「い、 急いでカルサリード様に報告!!」
「分かった!!」
カルサリードが待つ本陣に馬で向かう伝令。
数分でカルサリードの元に辿り着いた。
「カルサリード様!!」
「如何した?」
「奴等地面に穴を掘って逃げたみたいです!!」
「何d」
カルサリードはそこまで言うと自身の体が消え始めている事に気が付いた。
「ば、 馬鹿なぁああああああああああああああああああああ!!?」
周囲のアンデッドと共にカルサリードは消え去った。
「上は何とかなったみたいだね」
地下で住民達と協力して掘り進んだトンネルの中から
マルチヒールとDeadEndの合わせ技で地上のアンデッドを全て浄化したロダン。
「最初は出来る訳無いと思いましたが
皆でトンネルを掘れば何とかなるもんですね」
町長が泥まみれになりながら溜息を吐いた。
「悪いけどまだまだ折り返しだぞ
アンデッドを倒しても人間がまだまだ残っている、 そうだろロダン」
「うん、 悪いけどモルガナにはまだまだ頑張って貰うよ」
「任せろ土木作業よりはマシだ」
笑ってそう言いながら泥だらけになった顔を拭うモルガナ。
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