266 / 367
Chapter10:Battle of shame
閑話【ダイヤ、怒られる】
しおりを挟む
「ダイヤ、 ゾイサは見捨てるぞ」
「陛下・・・それは幾ら何でも・・・」
おでぶ城の玉座の間に座るジェスター5世が呼び出したダイヤに宣告する。
「流石におでぶちゃんも擁護できないにょ」
キングでぶ妖精も険しい顔(`ω´)になっている。
「モルガナを連れ戻す為にギルドと組んで街一つを襲うとか
一体全体何をしでかしてくれるたんだ?」
「も、 申し訳ありません・・・」
「この事件が元でギルドを解体すべきとの声も上がっているし
忌々しいクロスロードで会談を行わなくてはならない
唯でさえ下界から勇者が来て説明を求めているというのに仕事を増やすな」
「申し訳ありません・・・」
「それしか言えないのか、 ゾイサと一緒に居た・・・お前の娘の・・・」
「マラカ、 ですか?」
「何故彼女は止めなかったんだ?」
「今事情を聴いていますが
まさかここまでの大事になるとは思っていなかったらしかったらしいです」
「全く・・・・・」
「ちゃんと働かないと駄目じゃないのー」
ぷんぷんとするキングでぶ妖精。
「おでぶちゃん的には魔王を倒して貰わなくても別に良いけど
人間的には嫌なんでしょ?」
「「絶対に嫌だ」」
「にょーん・・・そんなはっきり言わなくても・・・」
しょげるでぶ妖精。
「勇者達の検疫も終わった頃だ・・・勇者達の対応はお前がやれ」
「私がですか!?」
「しょうがにゃいなぁ・・・おでぶちゃんも手伝うにょー」
キングでぶ妖精がキリッ(´ω`)とした顔になる。
「はぁ・・・まぁ・・・それならば良いか・・・」
「じゃあ早速勇者さん達の所に行くにょ―
ダイヤさーん、 抱っこして連れてって―」
「・・・・・」
キングでぶ妖精を抱きかかえるダイヤ。
しかしキングでぶ妖精は脱力しておりにゅるにゅると抱きかかえるのが難しい。
まるでウナギの様だった。
「にょーん・・・こうなったら人力車だね」
「人力車!? 大公家の当主に人力車を引けと!?
あんな底辺の仕事をさせるなんて・・・そこまでやらせますか!?」
「人力車に対する偏見が凄い、 だが安心しろおでぶちゃんの言う人力車は」
従者が持って来た大人サイズ位の乳母車。
「これの事だ」
「これならば安心して運べますな」
「おでぶ城はバリアフリーだからすいすい進めるにょ―」
「陛下・・・それは幾ら何でも・・・」
おでぶ城の玉座の間に座るジェスター5世が呼び出したダイヤに宣告する。
「流石におでぶちゃんも擁護できないにょ」
キングでぶ妖精も険しい顔(`ω´)になっている。
「モルガナを連れ戻す為にギルドと組んで街一つを襲うとか
一体全体何をしでかしてくれるたんだ?」
「も、 申し訳ありません・・・」
「この事件が元でギルドを解体すべきとの声も上がっているし
忌々しいクロスロードで会談を行わなくてはならない
唯でさえ下界から勇者が来て説明を求めているというのに仕事を増やすな」
「申し訳ありません・・・」
「それしか言えないのか、 ゾイサと一緒に居た・・・お前の娘の・・・」
「マラカ、 ですか?」
「何故彼女は止めなかったんだ?」
「今事情を聴いていますが
まさかここまでの大事になるとは思っていなかったらしかったらしいです」
「全く・・・・・」
「ちゃんと働かないと駄目じゃないのー」
ぷんぷんとするキングでぶ妖精。
「おでぶちゃん的には魔王を倒して貰わなくても別に良いけど
人間的には嫌なんでしょ?」
「「絶対に嫌だ」」
「にょーん・・・そんなはっきり言わなくても・・・」
しょげるでぶ妖精。
「勇者達の検疫も終わった頃だ・・・勇者達の対応はお前がやれ」
「私がですか!?」
「しょうがにゃいなぁ・・・おでぶちゃんも手伝うにょー」
キングでぶ妖精がキリッ(´ω`)とした顔になる。
「はぁ・・・まぁ・・・それならば良いか・・・」
「じゃあ早速勇者さん達の所に行くにょ―
ダイヤさーん、 抱っこして連れてって―」
「・・・・・」
キングでぶ妖精を抱きかかえるダイヤ。
しかしキングでぶ妖精は脱力しておりにゅるにゅると抱きかかえるのが難しい。
まるでウナギの様だった。
「にょーん・・・こうなったら人力車だね」
「人力車!? 大公家の当主に人力車を引けと!?
あんな底辺の仕事をさせるなんて・・・そこまでやらせますか!?」
「人力車に対する偏見が凄い、 だが安心しろおでぶちゃんの言う人力車は」
従者が持って来た大人サイズ位の乳母車。
「これの事だ」
「これならば安心して運べますな」
「おでぶ城はバリアフリーだからすいすい進めるにょ―」
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説

~クラス召喚~ 経験豊富な俺は1人で歩みます
無味無臭
ファンタジー
久しぶりに異世界転生を体験した。だけど周りはビギナーばかり。これでは俺が巻き込まれて死んでしまう。自称プロフェッショナルな俺はそれがイヤで他の奴と離れて生活を送る事にした。天使には魔王を討伐しろ言われたけど、それは面倒なので止めておきます。私はゆっくりのんびり異世界生活を送りたいのです。たまには自分の好きな人生をお願いします。
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

異世界に転生したら?(改)
まさ
ファンタジー
事故で死んでしまった主人公のマサムネ(奥田 政宗)は41歳、独身、彼女無し、最近の楽しみと言えば、従兄弟から借りて読んだラノベにハマり、今ではアパートの部屋に数十冊の『転生』系小説、通称『ラノベ』がところ狭しと重なっていた。
そして今日も残業の帰り道、脳内で転生したら、あーしよ、こーしよと現実逃避よろしくで想像しながら歩いていた。
物語はまさに、その時に起きる!
横断歩道を歩き目的他のアパートまで、もうすぐ、、、だったのに居眠り運転のトラックに轢かれ、意識を失った。
そして再び意識を取り戻した時、目の前に女神がいた。
◇
5年前の作品の改稿板になります。
少し(?)年数があって文章がおかしい所があるかもですが、素人の作品。
生暖かい目で見て下されば幸いです。

【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )


ピンクの髪のオバサン異世界に行く
拓海のり
ファンタジー
私こと小柳江麻は美容院で間違えて染まったピンクの髪のまま死んで異世界に行ってしまった。異世界ではオバサンは要らないようで放流される。だが何と神様のロンダリングにより美少女に変身してしまったのだ。
このお話は若返って美少女になったオバサンが沢山のイケメンに囲まれる逆ハーレム物語……、でもなくて、冒険したり、学校で悪役令嬢を相手にお約束のヒロインになったりな、お話です。多分ハッピーエンドになる筈。すみません、十万字位になりそうなので長編にしました。カテゴリ変更しました。

家庭菜園物語
コンビニ
ファンタジー
お人好しで動物好きな最上 悠(さいじょう ゆう)は肉親であった祖父が亡くなり、最後の家族であり姉のような存在でもある黒猫の杏(あんず)も静かに息を引き取ろうとする中で、助けたいなら異世界に来てくれないかと、少し残念な神様に提案される。
その転移先で秋田犬の大福を助けたことで、能力を失いそのままスローライフをおくることとなってしまう。
異世界で新しい家族や友人を作り、本人としてはほのぼのと家庭菜園を営んでいるが、小さな畑が世界には大きな影響を与えることになっていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる