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Chapter10:Battle of shame
閑話【ゾイサの結末(中編)】
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「はぁ・・・全く・・・しょうがないなぁ・・・」
ゾイサは両手を上げた。
「降参だ、 大人しく着いて行くから槍を降ろしてくれ」
「分かりました」
「スイカ様、 お待ち下さい」
スイカが槍を降ろそうとするとヒラマサが制止する。
「誰だお前は? 大公家の人間じゃねぇだろ? 名を名乗れ」
「失礼しましたコウ家分家のヒラマサ・ホソヌメです」
「分家風情が俺達の会話にしゃしゃり出るんじゃない!!」
「落ち着きなさい、 ヒラマサ、 どういう事?」
「急に無抵抗になるのは余りにも妙です、 ここはボディーチェックを」
「ばぁーっか!! 抵抗しねぇよ!! お前達と揉め事起こす方が面倒だからな
どうせ俺は無罪放免!! だったら抵抗せずにお前達の言う事聞く方が良いだろ!?
それに何より、 槍を向けられているこの状況の方が気に食わない!!」
「その通りだ!!」
オトコが急にしゃしゃり出ている。
「そもそもヒラマサよぉ、 ゾイサさんは酒を飲んでいる上に俺達は4人
圧倒的に俺達の方が有利だし、 ゾイサさんが極大の馬鹿じゃなきゃあ
暴れる事も無いだろ」
「加えると両手も上げているしな」
「そうね」
スイカが槍を下げる、 と同時にゾイサの両手の袖口から
小型の斧が飛び出てゾイサの両手に握られる。
「!!」
「ソク家戦斧術八の形【蛍石】」
小型の斧が投擲される。
「コウ流格闘術八の型【権瑞】!!」
ヒラマサが足で旋風を起こして斧のスピードを下げて落下させる。
しかしゾイサは逃げ去ってしまった。
「待て!! 逃げるな!!」
追いかけるオトコ、 ゾイサは部屋の中に入った。
オトコも追いかけようとするがヒラマサに肩を掴まれ減速する。
「ソク家戦斧術六の形【石英】」
ゾイサは部屋のドアの向こう側から隠していた斧を思い切り横に薙ぎ払い
攻撃をしてオトコに攻撃を仕掛けようとしたが何とか回避に成功した。
「お、 おい!! これは何のつもりだ!?」
「うるせぇ!! 女の分際で俺に槍を向けた事を後悔させてやる!!」
スイカの問いかけに答えを返すゾイサ。
「ゾイサ殿は我々と戦う道を選んだようですね」
「何と愚かな真似を・・・勝てる訳が無いだろうに・・・」
「よっしゃ!! 打っ殺してやる!!」
「ちょ、 殺すのは不味いのでは!? ギルドを動かした責任を取らせないと!!」
ゾイサは両手を上げた。
「降参だ、 大人しく着いて行くから槍を降ろしてくれ」
「分かりました」
「スイカ様、 お待ち下さい」
スイカが槍を降ろそうとするとヒラマサが制止する。
「誰だお前は? 大公家の人間じゃねぇだろ? 名を名乗れ」
「失礼しましたコウ家分家のヒラマサ・ホソヌメです」
「分家風情が俺達の会話にしゃしゃり出るんじゃない!!」
「落ち着きなさい、 ヒラマサ、 どういう事?」
「急に無抵抗になるのは余りにも妙です、 ここはボディーチェックを」
「ばぁーっか!! 抵抗しねぇよ!! お前達と揉め事起こす方が面倒だからな
どうせ俺は無罪放免!! だったら抵抗せずにお前達の言う事聞く方が良いだろ!?
それに何より、 槍を向けられているこの状況の方が気に食わない!!」
「その通りだ!!」
オトコが急にしゃしゃり出ている。
「そもそもヒラマサよぉ、 ゾイサさんは酒を飲んでいる上に俺達は4人
圧倒的に俺達の方が有利だし、 ゾイサさんが極大の馬鹿じゃなきゃあ
暴れる事も無いだろ」
「加えると両手も上げているしな」
「そうね」
スイカが槍を下げる、 と同時にゾイサの両手の袖口から
小型の斧が飛び出てゾイサの両手に握られる。
「!!」
「ソク家戦斧術八の形【蛍石】」
小型の斧が投擲される。
「コウ流格闘術八の型【権瑞】!!」
ヒラマサが足で旋風を起こして斧のスピードを下げて落下させる。
しかしゾイサは逃げ去ってしまった。
「待て!! 逃げるな!!」
追いかけるオトコ、 ゾイサは部屋の中に入った。
オトコも追いかけようとするがヒラマサに肩を掴まれ減速する。
「ソク家戦斧術六の形【石英】」
ゾイサは部屋のドアの向こう側から隠していた斧を思い切り横に薙ぎ払い
攻撃をしてオトコに攻撃を仕掛けようとしたが何とか回避に成功した。
「お、 おい!! これは何のつもりだ!?」
「うるせぇ!! 女の分際で俺に槍を向けた事を後悔させてやる!!」
スイカの問いかけに答えを返すゾイサ。
「ゾイサ殿は我々と戦う道を選んだようですね」
「何と愚かな真似を・・・勝てる訳が無いだろうに・・・」
「よっしゃ!! 打っ殺してやる!!」
「ちょ、 殺すのは不味いのでは!? ギルドを動かした責任を取らせないと!!」
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