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Chapter10:Battle of shame
第195話【Desertion】
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「聞いてねぇぞ・・・」
「公国の勇者全員?」
「マジかよ・・・」
ざわつくギルドメンバー達。
「臆するな!!」
震えるギルドメンバーを一喝する。
彼女は冒険者パーティ【ベンチプレス】の弓使いメーク。
「勇者でもこの大軍には勝てない!!」
「そうだな・・・」
「あの気球が壊れた以上・・・俺達にも勝ちの目が・・・」
「ざけんな!! 全員逃げろおおおおおおおおおおおおおおお!!」
【ベンチプレス】のリーダー"犬食い"カフェが叫んで逃げ始めた。
「なっ・・・か、 カフェ!?」
「ほらぼさっとしないでさっさと行くぞ」
【ベンチプレス】の剣士メルと僧侶ミルがメークを連れて走り出した。
「ちょ、 ちょっと!? 二人共!? 如何しちゃったのよ!!」
「如何したもこうしたもあるか!!」
「カイゼルが簡単にぶっ倒されたのに俺が勝てる訳ねぇだろ!!」
「えぇ!? で、 でも私達なら・・・」
「行けるかよ!! お前後衛だから接敵しねぇけど
剣士の俺とカフェの負担滅茶苦茶高いぞ!?」
「そ、 それは・・・ミルが回復させてさ・・・」
「回復ってお前カイゼル一発で倒せる攻撃なんて回復出来るか!! 良く考えて喋れ!!」
「じゃあ遠くからちくちくと攻撃すれば・・・」
「そんなに時間かけられるか馬鹿め!!」
二人は叫んだ。
「つーか、 勇者来るなんて聞いてねぇんだよ!!」
「そうだそうだ!! リスクが高過ぎる!!」
「いや、 でも大金が手に入るチャンス・・・」
「「リスクリターンが合わねぇんだよ!!」」
「ぐわああああああああああああああ!!」
「あぁ!! 【アンブレカブル】のキングとレイもやられた!!」
冒険者達が叫ぶ。
どごんと落下音が聞こえた。
「今の音聞こえただろ!? 逃げないとヤバい!!」
「うわあああああああああああああ!!」
冒険者達の中にも逃げる者が多数出て来た。
「仕方ない・・・ここは引かせて貰うわ!!」
「何だァ、 意外と臆病何だなァ」
そう言って逆に前に出る男達。
彼等は【アックスファイター】
"1トン斧"ツォルン、 "100キロ手斧"トォルノ
"ダブルアックス"タタルイ、 "10メートル斧"チチルム。
「ここは俺の斧であの肉の塊を引き裂いてやる」
「そうか、 我々は逃げるぞ」
「勝手にしな、 取り分が増える、 さぁ行くぜ!!」
アックスファイターの面々は斧を持って突進していった。
「公国の勇者全員?」
「マジかよ・・・」
ざわつくギルドメンバー達。
「臆するな!!」
震えるギルドメンバーを一喝する。
彼女は冒険者パーティ【ベンチプレス】の弓使いメーク。
「勇者でもこの大軍には勝てない!!」
「そうだな・・・」
「あの気球が壊れた以上・・・俺達にも勝ちの目が・・・」
「ざけんな!! 全員逃げろおおおおおおおおおおおおおおお!!」
【ベンチプレス】のリーダー"犬食い"カフェが叫んで逃げ始めた。
「なっ・・・か、 カフェ!?」
「ほらぼさっとしないでさっさと行くぞ」
【ベンチプレス】の剣士メルと僧侶ミルがメークを連れて走り出した。
「ちょ、 ちょっと!? 二人共!? 如何しちゃったのよ!!」
「如何したもこうしたもあるか!!」
「カイゼルが簡単にぶっ倒されたのに俺が勝てる訳ねぇだろ!!」
「えぇ!? で、 でも私達なら・・・」
「行けるかよ!! お前後衛だから接敵しねぇけど
剣士の俺とカフェの負担滅茶苦茶高いぞ!?」
「そ、 それは・・・ミルが回復させてさ・・・」
「回復ってお前カイゼル一発で倒せる攻撃なんて回復出来るか!! 良く考えて喋れ!!」
「じゃあ遠くからちくちくと攻撃すれば・・・」
「そんなに時間かけられるか馬鹿め!!」
二人は叫んだ。
「つーか、 勇者来るなんて聞いてねぇんだよ!!」
「そうだそうだ!! リスクが高過ぎる!!」
「いや、 でも大金が手に入るチャンス・・・」
「「リスクリターンが合わねぇんだよ!!」」
「ぐわああああああああああああああ!!」
「あぁ!! 【アンブレカブル】のキングとレイもやられた!!」
冒険者達が叫ぶ。
どごんと落下音が聞こえた。
「今の音聞こえただろ!? 逃げないとヤバい!!」
「うわあああああああああああああ!!」
冒険者達の中にも逃げる者が多数出て来た。
「仕方ない・・・ここは引かせて貰うわ!!」
「何だァ、 意外と臆病何だなァ」
そう言って逆に前に出る男達。
彼等は【アックスファイター】
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"ダブルアックス"タタルイ、 "10メートル斧"チチルム。
「ここは俺の斧であの肉の塊を引き裂いてやる」
「そうか、 我々は逃げるぞ」
「勝手にしな、 取り分が増える、 さぁ行くぜ!!」
アックスファイターの面々は斧を持って突進していった。
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