Re:incarnation

Chapter10:Battle of shame

第188話【Big money】

カレーの街の町長ウスタシュと彼の部下達が
カレーの街のギルド支部長エドワード
そして彼の部下達と小会議室で論争をしていた。

「我々はこの戦闘には関与しない、　それで充分だろう!!」
「旗印を明確にするべきだ!!」
「ギルド員同士の戦闘なんてまっぴらごめん被る!!」
「それではこの街を見捨てるのか!?」
「そうとは言っていないだろう!!」

小会議室の扉が開く。

「入れないなぁ」

スリムが入口でむにむにとしている。

「誰だ!?」
「【レストラン・スリム】のスリム公爵だ、　よっと」

大きな金貨袋を取り出して差し出す。

「3億有る」
「さ!!」
「「「3億うううううううううううううううううううううううう!?」」」

仰天するウスタシュとエドワード、　彼等の部下達。

「ここのギルドの連中が今回の戦いに協力してくれるのならば
前払いで払おう、　無事、　見事勝利出来れば更に3億払う」
「・・・・・」

エドワードは部下達を見る。

「う、　受けましょう支部長!!」
「そうですよ!!」
「・・・・・是非とも受けさせて頂きますううううううううううう!!」
「うむ、　領収書は結構だ」

画してカレーの街のギルドはカレーの街の防衛の為に力を貸してくれる事になった。




「スリム公爵、　助かりました」

ウスタシュがスリムに感謝の意を述べる。

「うむ、　構わんよ」
「今回の支払って頂いく6億は・・・」
「別にこの街から支払って貰おうとは思っていない、　なぁに
ちょっとした支出さ、　気にする事は無いよ」
「ありがとうございます!!　人手が足りなくて困っていたんです!!」
「また戦う連中は多い方が良いからね」
「あ、　いえ、　ギルドの連中には避難誘導を頼もうと思いまして・・・
この街には知っての通り怪我人や病人が大勢居ますので
彼等を避難させなければと思い・・・」
「うん?　戦闘には参加させないのかい?」
「まぁ・・・今回は面白い秘密兵器が有りますので」
「秘密兵器?」
「ふっふーん、　教えてやろう」

フギットとキスが現れた。

「君達は?」
「科学者のフギット」
「同じく科学者のキス、　私達が共同開発した
新兵器で襲い掛かるギルドの連中を悉く粉砕して見せましょう」
「それは頼もしい、　のかな?　まぁ私を含めた勇者パーティも出るんだ
気張らずに行ってくれ」
「我々の出番も少し下さいよぉ」