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Chapter10:Battle of shame
第187話【Because it doesn't matter】
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「それで・・・我々は何故呼ばれたんだ?」
カヌーが尋ねた。
「はい、 襲って来るギルド職員達と戦って頂きたいんです」
「・・・確かにこの街の無辜の人々が襲われるのは心苦しい、 だがね
私達には関係無いのではないのかね?」
「カヌー様、 それは無責任では無いのですか!!」
「モーター、 貴族には貴族の考えが有るのですよ、 そうでしょう?」
カヌーがスリムとオーウェンを見る。
「何故我々を見る?」
「うむ、 私は普通にこの街を助けるつもりだが?」
「スリム公爵・・・何故?」
「何故も何も無辜の人々が襲われるのは心苦しいからだろう
君も自分で言っていたじゃないか」
「・・・・・相手はギルドですよ?」
「私は公爵だ」
「・・・・・君達は如何する?」
ロダン達に目を向けるカヌー。
「如何するって・・・戦いますよ」
「逃げても良いんじゃないのか?」
「カヌー、 だっけ? いい加減諦めなよ」
【オーギュストの龍】リーダーが割って入る。
「戦いたがらない臆病者は君だけさ」
「臆病じゃない!! 相手はギルドにこの国の大公の家系!!
政治的に問題が有るだろうと言う話だ!!」
「それは問題無いよ」
スリムが事も無げに言う。
「私が全部解決するよ」
「小生も参加します
これで【シエンパーティ】【オーギュストの龍】
【レストラン・スリム】【遥かなる理想郷】
四つの勇者パーティにロダンのパーティ
カヌー伯爵抜きでも勝ちの目は充分にあるかと」
「な、 私を侮辱するか!!」
「侮辱しているつもりは有りませんよ・・・」
「そーそ、 寧ろ私達だけで充分に勝機はあるよ」
シエンが訂正しドクがへらへらと笑う。
「それは厳しいと思いますよ
ムームーズの街とスペースの街のギルドも来るらしいですから
ムースの街にもこの二つの街にも手練れのギルド員は大勢居ます
気を抜くとやられるかも・・・」
パンツァーが訂正する。
「・・・この街のギルドは如何なんだ? 大金を提示されたって言っていたが」
「今、 町長との話し合いをしています
この街の為に戦うか、 それとも・・・」
「ふむ、 説得ならば私に任せて貰おうか」
スリムが言う。
「我々の味方になる様にしてみせるよ」
「それは心強いですが如何するつもりですか?」
「私には切り札が有る、 丁度今朝届いたんだ」
「?」
カヌーが尋ねた。
「はい、 襲って来るギルド職員達と戦って頂きたいんです」
「・・・確かにこの街の無辜の人々が襲われるのは心苦しい、 だがね
私達には関係無いのではないのかね?」
「カヌー様、 それは無責任では無いのですか!!」
「モーター、 貴族には貴族の考えが有るのですよ、 そうでしょう?」
カヌーがスリムとオーウェンを見る。
「何故我々を見る?」
「うむ、 私は普通にこの街を助けるつもりだが?」
「スリム公爵・・・何故?」
「何故も何も無辜の人々が襲われるのは心苦しいからだろう
君も自分で言っていたじゃないか」
「・・・・・相手はギルドですよ?」
「私は公爵だ」
「・・・・・君達は如何する?」
ロダン達に目を向けるカヌー。
「如何するって・・・戦いますよ」
「逃げても良いんじゃないのか?」
「カヌー、 だっけ? いい加減諦めなよ」
【オーギュストの龍】リーダーが割って入る。
「戦いたがらない臆病者は君だけさ」
「臆病じゃない!! 相手はギルドにこの国の大公の家系!!
政治的に問題が有るだろうと言う話だ!!」
「それは問題無いよ」
スリムが事も無げに言う。
「私が全部解決するよ」
「小生も参加します
これで【シエンパーティ】【オーギュストの龍】
【レストラン・スリム】【遥かなる理想郷】
四つの勇者パーティにロダンのパーティ
カヌー伯爵抜きでも勝ちの目は充分にあるかと」
「な、 私を侮辱するか!!」
「侮辱しているつもりは有りませんよ・・・」
「そーそ、 寧ろ私達だけで充分に勝機はあるよ」
シエンが訂正しドクがへらへらと笑う。
「それは厳しいと思いますよ
ムームーズの街とスペースの街のギルドも来るらしいですから
ムースの街にもこの二つの街にも手練れのギルド員は大勢居ます
気を抜くとやられるかも・・・」
パンツァーが訂正する。
「・・・この街のギルドは如何なんだ? 大金を提示されたって言っていたが」
「今、 町長との話し合いをしています
この街の為に戦うか、 それとも・・・」
「ふむ、 説得ならば私に任せて貰おうか」
スリムが言う。
「我々の味方になる様にしてみせるよ」
「それは心強いですが如何するつもりですか?」
「私には切り札が有る、 丁度今朝届いたんだ」
「?」
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