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Chapter9:End of guild
第184話【Reunion】
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玄関に向かうモルガナ達。
そこに居たのは運送屋。
「・・・・・何してるんですかヒラマサ師」
「おや、 あっさり見破られたね」
ヒラマサが帽子を投げ捨てた。
「知り合いですか? モルガナ」
「私の拳術の師だ、 お久しぶりです」
「久々だね、 君も元気そうで何よりだ」
「えぇ、 師もお元気そうで・・・それで本日は如何言う御用件で?」
「ふむ、 詳しい話は省くが君が得たスキル【ラテン語】が世界を救うスキルになる
という神託が有ったんだよ」
「【ラテン語】のスキルだったら僕も持ってますよ」
ロダンの発言に驚くヒラマサ。
「これは驚きだよ、 是非ともOdevu verseに来て欲しい」
「モルガナの話を聞く限り、 あんまり良い所じゃないようですが・・・」
「まぁそれは否定できないよ、 人間関係が最悪と言って良いからね
特にモルガナの婚約者の」
「元!! 婚約者!!」
モルガナがマジギレした。
「おう・・・君、 そんなに大きな声出せるんだね、 驚いたよ」
「スキルを取得したからか、 前より素直になりました」
「それは何よりだね・・・Odevu verseに戻るつもりは・・・」
「毛頭有りません!!」
「わ、 分かったよ・・・だけども結構状況は逼迫しているんだ・・・」
「それは如何言う事だい?」
【オーギュストの龍】リーダーが興味深そうに尋ねる。
「君・・・何だい?」
「【オーギュストの龍】リーダーをやってるよ」
「おぉ!! オーギュストの勇者パーティの!! 凄い人脈を持っていねぇ!!」
「私の人脈、 というよりロダンの人脈ですがね」
「うーん、 強そうには見えないが・・・君のジョブスキルは?」
「ジョブスキル?」
「職業とかだよ」
「うーん、 良く分からないですが・・・とりあえず持っているスキルは
【Martyris】に【ラテン語】、 【薬師」
「ちょ、 ちょっと待て、 今【Martyris】って言ったか!?」
ヒラマサが制止する。
「はい」
「そのスキルも世界を救うスキルらしい!! 是非ともOdevu verseに来て貰えないか!!」
「いきなり言われても・・・」
「あそこは嫌な場所だ、 拒否する」
「ぐぬぬ・・・そこまで言われては仕方がない・・・ここは引き下がろう・・・」
ヒラマサは帽子を拾い被って去って行った。
そこに居たのは運送屋。
「・・・・・何してるんですかヒラマサ師」
「おや、 あっさり見破られたね」
ヒラマサが帽子を投げ捨てた。
「知り合いですか? モルガナ」
「私の拳術の師だ、 お久しぶりです」
「久々だね、 君も元気そうで何よりだ」
「えぇ、 師もお元気そうで・・・それで本日は如何言う御用件で?」
「ふむ、 詳しい話は省くが君が得たスキル【ラテン語】が世界を救うスキルになる
という神託が有ったんだよ」
「【ラテン語】のスキルだったら僕も持ってますよ」
ロダンの発言に驚くヒラマサ。
「これは驚きだよ、 是非ともOdevu verseに来て欲しい」
「モルガナの話を聞く限り、 あんまり良い所じゃないようですが・・・」
「まぁそれは否定できないよ、 人間関係が最悪と言って良いからね
特にモルガナの婚約者の」
「元!! 婚約者!!」
モルガナがマジギレした。
「おう・・・君、 そんなに大きな声出せるんだね、 驚いたよ」
「スキルを取得したからか、 前より素直になりました」
「それは何よりだね・・・Odevu verseに戻るつもりは・・・」
「毛頭有りません!!」
「わ、 分かったよ・・・だけども結構状況は逼迫しているんだ・・・」
「それは如何言う事だい?」
【オーギュストの龍】リーダーが興味深そうに尋ねる。
「君・・・何だい?」
「【オーギュストの龍】リーダーをやってるよ」
「おぉ!! オーギュストの勇者パーティの!! 凄い人脈を持っていねぇ!!」
「私の人脈、 というよりロダンの人脈ですがね」
「うーん、 強そうには見えないが・・・君のジョブスキルは?」
「ジョブスキル?」
「職業とかだよ」
「うーん、 良く分からないですが・・・とりあえず持っているスキルは
【Martyris】に【ラテン語】、 【薬師」
「ちょ、 ちょっと待て、 今【Martyris】って言ったか!?」
ヒラマサが制止する。
「はい」
「そのスキルも世界を救うスキルらしい!! 是非ともOdevu verseに来て貰えないか!!」
「いきなり言われても・・・」
「あそこは嫌な場所だ、 拒否する」
「ぐぬぬ・・・そこまで言われては仕方がない・・・ここは引き下がろう・・・」
ヒラマサは帽子を拾い被って去って行った。
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