213 / 367
Chapter9:End of guild
第167話【Good timing】
しおりを挟む
「と言う訳でお前とのデートに来ていく服を買う為について来て欲しい」
「何言ってんだお前」
モルガナがロダンに意味の分からない要求をするとデッドが馬鹿にした様に言う。
「・・・・・えと・・・それは既にデートでは?」
「そうなのか・・・? デートの経験が無いから分からない」
「僕もデートの経験が無い・・・デッドは経験有る?」
「異性とか意識した事ないからなぁ、 経験無いな」
「経験有りそうな人とか誰か居ないかな・・・」
「難しいな・・・」
「・・・と言うかモルガナ
デートの経験が無いのにデートしてくれって言うのは可笑しくない?」
「お前との距離を縮めたいんだよ」
少し照れ臭そうに言うモルガナ。
「うーん・・・とりあえず如何する? 何かデートプランを練らないと・・・」
「そうだなぁ・・・こういうのは男がリードするのではないか?」
「僕は経験無いしちょっと・・・」
悩む二人。
「考えていても仕方ない、 こういう時は先人の知識を借りよう」
「先人の知識?」
「何かしら本にそう言う事が書いて有るかもしれない」
「本・・・デートプラン本?」
怪訝そうな顔をするモルガナ。
「そんな本が役に立つの?」
「少なくとも僕が立てたデートプランじゃないからと言い逃れは出来る」
「責任逃れか」
「いきなりデートはハードル高いんだよ・・・
友達みんなで遊びに行くとかすらやった事ないのに
デートて・・・」
頭を抱えるロダン。
「私はパーティの経験は有るが・・・遊びに行くとかは経験無いな・・・」
「僕達って如何しようも無い人間じゃないかな・・・」
「いや、 そんな事は無いだろう・・・と思いたい」
項垂れる二人。
「・・・経験豊富そうな奴居ないかな・・・」
「・・・・・パッと思いつく奴は居ないなぁ・・・」
「シエンさんとかモテそうな気がする、 丁寧だし美形だし」
「勇者の? まぁ都合良くシエンが来るとは思えないが・・・」
その時、 二人が居た部屋にこんこん、 とノックされる。
「ベルーズさん如何しました?」
ドアをノックするのはベルーズだけである。
「失礼します、 シエン様からお手紙が届いております」
「タイミングが良いなぁ・・・のぞき見されているのかな・・・」
「それは無いと思うが・・・」
手紙を受取り読むロダン。
「何言ってんだお前」
モルガナがロダンに意味の分からない要求をするとデッドが馬鹿にした様に言う。
「・・・・・えと・・・それは既にデートでは?」
「そうなのか・・・? デートの経験が無いから分からない」
「僕もデートの経験が無い・・・デッドは経験有る?」
「異性とか意識した事ないからなぁ、 経験無いな」
「経験有りそうな人とか誰か居ないかな・・・」
「難しいな・・・」
「・・・と言うかモルガナ
デートの経験が無いのにデートしてくれって言うのは可笑しくない?」
「お前との距離を縮めたいんだよ」
少し照れ臭そうに言うモルガナ。
「うーん・・・とりあえず如何する? 何かデートプランを練らないと・・・」
「そうだなぁ・・・こういうのは男がリードするのではないか?」
「僕は経験無いしちょっと・・・」
悩む二人。
「考えていても仕方ない、 こういう時は先人の知識を借りよう」
「先人の知識?」
「何かしら本にそう言う事が書いて有るかもしれない」
「本・・・デートプラン本?」
怪訝そうな顔をするモルガナ。
「そんな本が役に立つの?」
「少なくとも僕が立てたデートプランじゃないからと言い逃れは出来る」
「責任逃れか」
「いきなりデートはハードル高いんだよ・・・
友達みんなで遊びに行くとかすらやった事ないのに
デートて・・・」
頭を抱えるロダン。
「私はパーティの経験は有るが・・・遊びに行くとかは経験無いな・・・」
「僕達って如何しようも無い人間じゃないかな・・・」
「いや、 そんな事は無いだろう・・・と思いたい」
項垂れる二人。
「・・・経験豊富そうな奴居ないかな・・・」
「・・・・・パッと思いつく奴は居ないなぁ・・・」
「シエンさんとかモテそうな気がする、 丁寧だし美形だし」
「勇者の? まぁ都合良くシエンが来るとは思えないが・・・」
その時、 二人が居た部屋にこんこん、 とノックされる。
「ベルーズさん如何しました?」
ドアをノックするのはベルーズだけである。
「失礼します、 シエン様からお手紙が届いております」
「タイミングが良いなぁ・・・のぞき見されているのかな・・・」
「それは無いと思うが・・・」
手紙を受取り読むロダン。
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説

【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。

異世界に転生したら?(改)
まさ
ファンタジー
事故で死んでしまった主人公のマサムネ(奥田 政宗)は41歳、独身、彼女無し、最近の楽しみと言えば、従兄弟から借りて読んだラノベにハマり、今ではアパートの部屋に数十冊の『転生』系小説、通称『ラノベ』がところ狭しと重なっていた。
そして今日も残業の帰り道、脳内で転生したら、あーしよ、こーしよと現実逃避よろしくで想像しながら歩いていた。
物語はまさに、その時に起きる!
横断歩道を歩き目的他のアパートまで、もうすぐ、、、だったのに居眠り運転のトラックに轢かれ、意識を失った。
そして再び意識を取り戻した時、目の前に女神がいた。
◇
5年前の作品の改稿板になります。
少し(?)年数があって文章がおかしい所があるかもですが、素人の作品。
生暖かい目で見て下されば幸いです。

家庭菜園物語
コンビニ
ファンタジー
お人好しで動物好きな最上 悠(さいじょう ゆう)は肉親であった祖父が亡くなり、最後の家族であり姉のような存在でもある黒猫の杏(あんず)も静かに息を引き取ろうとする中で、助けたいなら異世界に来てくれないかと、少し残念な神様に提案される。
その転移先で秋田犬の大福を助けたことで、能力を失いそのままスローライフをおくることとなってしまう。
異世界で新しい家族や友人を作り、本人としてはほのぼのと家庭菜園を営んでいるが、小さな畑が世界には大きな影響を与えることになっていく。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

「君の為の時間は取れない」と告げた旦那様の意図を私はちゃんと理解しています。
あおくん
恋愛
憧れの人であった旦那様は初夜が終わったあと私にこう告げた。
「君の為の時間は取れない」と。
それでも私は幸せだった。だから、旦那様を支えられるような妻になりたいと願った。
そして騎士団長でもある旦那様は次の日から家を空け、旦那様と入れ違いにやって来たのは旦那様の母親と見知らぬ女性。
旦那様の告げた「君の為の時間は取れない」という言葉はお二人には別の意味で伝わったようだ。
あなたは愛されていない。愛してもらうためには必要なことだと過度な労働を強いた結果、過労で倒れた私は記憶喪失になる。
そして帰ってきた旦那様は、全てを忘れていた私に困惑する。
※35〜37話くらいで終わります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる