212 / 367
Chapter9:End of guild
第166話【Clothes selection】
しおりを挟む
カレーの街に戻ったロダン達。
モルガナも仕事から帰って来た。
花子とカリエが屋敷の部屋で寛いでいると。
「邪魔するぞ、 花子も一緒か」
モルガナが部屋に入って来た。
「如何したのモルガナ」
「うむ、 この度、 ロダンと初デートをする事になったのだが・・・
その・・・何時も着ている服では御洒落感がまるでないでは無いか」
「まぁ確かに、 動き易そうだけど御洒落では無いわね、 それで?」
「それでだな・・・服を選ぶのを手伝って欲しいのだが・・・如何だろうか?」
「如何だろうかって言われても・・・」
悩む花子とカリエ。
「私は男性経験が無いし」
「私も無いわ、 パーティドレスなら兎も角デートに来ていく服って・・・
モルガナさんはそういう経験は・・・」
「婚約者は居たがそういう経験はない、 キスも経験が無い」
「キス・・・ね・・・」
赤らむ三人。
「ベルーズは経験有るのかな・・・」
「うーん・・・そういう話はした事が無いわね・・・聞いて見る?」
「聞いて見ようか、 意外とああいう奴が経験豊富な事も有るだろうし・・・」
という訳でベルーズの元に来た3人娘。
「ベルーズよ、 男性経験はあるか?」
「ありますよ」
「やはりか・・・どんな感じだ?」
「そうですね・・・従者の学校帰りに同級生の男の子と一緒に帰りました」
「なるほど、 そこからどうやってキスまで持って行ったんだ?」
「え・・・いやそのまま普通に帰りましたけど」
「・・・・・・・・・」
役に立たないと頭を悩ませるモルガナ。
「しかしロダン様は特にそこまで拘りは無いと思いますが・・・」
「私は結婚するならロダンとが良い、 ロダンにもそう思って貰いたい」
「アグレッシブだよね・・・」
「ドヤァ・・・」
「しかし初デート云々よりもこの状況は先に進んでいると思いますよ
実質同棲していますし」
「いやいや、 この状況はシェアハウスじゃない?」
「そうなるとまるで小説のハーレム主人公みたいですね、 ロダンは」
「うーん、 ならば男性的にするべきか・・・女性的にするべきか・・・
何れにせよ如何するべきか・・・」
「それならば服屋の店員に『私におススメの服って有りませんか?』と聞くのは・・・」
「それはちょっとなぁ・・・自分で決めたい」
自分で悩むのも楽しいのだ。
モルガナも仕事から帰って来た。
花子とカリエが屋敷の部屋で寛いでいると。
「邪魔するぞ、 花子も一緒か」
モルガナが部屋に入って来た。
「如何したのモルガナ」
「うむ、 この度、 ロダンと初デートをする事になったのだが・・・
その・・・何時も着ている服では御洒落感がまるでないでは無いか」
「まぁ確かに、 動き易そうだけど御洒落では無いわね、 それで?」
「それでだな・・・服を選ぶのを手伝って欲しいのだが・・・如何だろうか?」
「如何だろうかって言われても・・・」
悩む花子とカリエ。
「私は男性経験が無いし」
「私も無いわ、 パーティドレスなら兎も角デートに来ていく服って・・・
モルガナさんはそういう経験は・・・」
「婚約者は居たがそういう経験はない、 キスも経験が無い」
「キス・・・ね・・・」
赤らむ三人。
「ベルーズは経験有るのかな・・・」
「うーん・・・そういう話はした事が無いわね・・・聞いて見る?」
「聞いて見ようか、 意外とああいう奴が経験豊富な事も有るだろうし・・・」
という訳でベルーズの元に来た3人娘。
「ベルーズよ、 男性経験はあるか?」
「ありますよ」
「やはりか・・・どんな感じだ?」
「そうですね・・・従者の学校帰りに同級生の男の子と一緒に帰りました」
「なるほど、 そこからどうやってキスまで持って行ったんだ?」
「え・・・いやそのまま普通に帰りましたけど」
「・・・・・・・・・」
役に立たないと頭を悩ませるモルガナ。
「しかしロダン様は特にそこまで拘りは無いと思いますが・・・」
「私は結婚するならロダンとが良い、 ロダンにもそう思って貰いたい」
「アグレッシブだよね・・・」
「ドヤァ・・・」
「しかし初デート云々よりもこの状況は先に進んでいると思いますよ
実質同棲していますし」
「いやいや、 この状況はシェアハウスじゃない?」
「そうなるとまるで小説のハーレム主人公みたいですね、 ロダンは」
「うーん、 ならば男性的にするべきか・・・女性的にするべきか・・・
何れにせよ如何するべきか・・・」
「それならば服屋の店員に『私におススメの服って有りませんか?』と聞くのは・・・」
「それはちょっとなぁ・・・自分で決めたい」
自分で悩むのも楽しいのだ。
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
不機嫌な悪役令嬢〜王子は最強の悪役令嬢を溺愛する?〜
晴行
恋愛
乙女ゲームの貴族令嬢リリアーナに転生したわたしは、大きな屋敷の小さな部屋の中で窓のそばに腰掛けてため息ばかり。
見目麗しく深窓の令嬢なんて噂されるほどには容姿が優れているらしいけど、わたしは知っている。
これは主人公であるアリシアの物語。
わたしはその当て馬にされるだけの、悪役令嬢リリアーナでしかない。
窓の外を眺めて、次の転生は鳥になりたいと真剣に考えているの。
「つまらないわ」
わたしはいつも不機嫌。
どんなに努力しても運命が変えられないのなら、わたしがこの世界に転生した意味がない。
あーあ、もうやめた。
なにか他のことをしよう。お料理とか、お裁縫とか、魔法がある世界だからそれを勉強してもいいわ。
このお屋敷にはなんでも揃っていますし、わたしには才能がありますもの。
仕方がないので、ゲームのストーリーが始まるまで悪役令嬢らしく不機嫌に日々を過ごしましょう。
__それもカイル王子に裏切られて婚約を破棄され、大きな屋敷も貴族の称号もすべてを失い終わりなのだけど。
頑張ったことが全部無駄になるなんて、ほんとうにつまらないわ。
の、はずだったのだけれど。
アリシアが現れても、王子は彼女に興味がない様子。
ストーリーがなかなか始まらない。
これじゃ二人の仲を引き裂く悪役令嬢になれないわ。
カイル王子、間違ってます。わたしはアリシアではないですよ。いつもツンとしている?
それは当たり前です。貴方こそなぜわたしの家にやってくるのですか?
わたしの料理が食べたい? そんなのアリシアに作らせればいいでしょう?
毎日つくれ? ふざけるな。
……カイル王子、そろそろ帰ってくれません?
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
うちの冷蔵庫がダンジョンになった
空志戸レミ
ファンタジー
一二三大賞3:コミカライズ賞受賞
ある日の事、突然世界中にモンスターの跋扈するダンジョンが現れたことで人々は戦慄。
そんななかしがないサラリーマンの住むアパートに置かれた古びた2ドア冷蔵庫もまた、なぜかダンジョンと繋がってしまう。部屋の借主である男は酷く困惑しつつもその魔性に惹かれ、このひとりしか知らないダンジョンの攻略に乗り出すのだった…。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
記憶を失くした彼女の手紙 消えてしまった完璧な令嬢と、王子の遅すぎた後悔の話
甘糖むい
恋愛
婚約者であるシェルニア公爵令嬢が記憶喪失となった。
王子はひっそりと喜んだ。これで愛するクロエ男爵令嬢と堂々と結婚できると。
その時、王子の元に一通の手紙が届いた。
そこに書かれていたのは3つの願いと1つの真実。
王子は絶望感に苛まれ後悔をする。
★【完結】ダブルファミリー(作品230717)
菊池昭仁
恋愛
結婚とはなんだろう?
生涯1人の女を愛し、ひとつの家族を大切にすることが人間としてのあるべき姿なのだろうか?
手を差し伸べてはいけないのか? 好きになっては、愛してはいけないのか?
結婚と恋愛。恋愛と形骸化した生活。
結婚している者が配偶者以外の人間を愛することを「倫理に非ず」不倫という。
男女の恋愛の意義とは?
【完結】精霊に選ばれなかった私は…
まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。
しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。
選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。
選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。
貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…?
☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。
公爵家次男はちょっと変わりモノ? ~ここは乙女ゲームの世界だから、デブなら婚約破棄されると思っていました~
松原 透
ファンタジー
異世界に転生した俺は、婚約破棄をされるため誰も成し得なかったデブに進化する。
なぜそんな事になったのか……目が覚めると、ローバン公爵家次男のアレスという少年の姿に変わっていた。
生まれ変わったことで、異世界を満喫していた俺は冒険者に憧れる。訓練中に、魔獣に襲われていたミーアを助けることになったが……。
しかし俺は、失敗をしてしまう。責任を取らされる形で、ミーアを婚約者として迎え入れることになった。その婚約者に奇妙な違和感を感じていた。
二人である場所へと行ったことで、この異世界が乙女ゲームだったことを理解した。
婚約破棄されるためのデブとなり、陰ながらミーアを守るため奮闘する日々が始まる……はずだった。
カクヨム様 小説家になろう様でも掲載してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる