169 / 367
Chapter7:Martial arts competition
第137話【1st round 9th&10th match】
しおりを挟む
「一回戦第9試合時代選手VSアーモンド選手の試合を始めます」
ゾラの声も虚しく戸惑いを隠せない会場。
それも当然である、 時代は老人、 果たして試合になるのだろうか?
「ほっほ、 かかってきなさい」
周囲の心配とは対照的に余裕綽々の時代。
アーモンドは片手剣に盾を持つスタンダーズなタイプの戦士である。
「爺さん、 手加減はしないぞ」
「ほっほ、 気にする事は無いぞ、 全力できなさい」
「行くぜ爺さん!!」
アーモンドが剣で斬りつける、 しかし時代はジャンプして躱しアーモンドの背中に立つ。
「何!?」
「ほっほー」
掌底で吹き飛ばされリングアウトになるアーモンド。
「ぐわあああ・・・」
「な、 何、 あの威力は!!」
観客席で驚くモルガナ。
「あのお爺さん、 凄いのね・・・」
花子達も驚愕している。
観客達も驚いている。
「ほっほー、 この光景も懐かしいのぉ」
そう言いながらリングを後にする時代だった。
そして続けざまに行われた第一試合第10試合フギットVSヘーゼル。
ヘーゼルは重武装をしてきており、 巨大な鉄球を武器にするが
戦闘用の魔導義肢の前には巨大な鉄球をまるで卵を割るかの如くにあっさりと破壊され
ギブアップをする。
「これで第一試合が全て終了!! 御疲れ様ですー!!」
ゾラが叫ぶ。
「さぁ、 続いては第二試合の組み合わせ発表です!!
くじ引きを引いてぇ・・・ドン!! 出ました!!
第1試合カリエVSミスターX!!
第2試合バンメンVSベアード!!
第3試合フィールズVSナリキン!!
第4試合ロダンVS時代!!
第5試合フギットVSハンス!!
以上五試合となりました!! その前に少し休憩を挟みます!!」
アナウンスが終わった後に各々休む選手達。
「御疲れ様、 ロダンさん、 お嬢様、 サンドイッチ作って来ましたが如何です?」
ベルーズが休憩中の二人に差し入れを持って来た。
「ありがたく頂きます」
「気が利いてるわね、 中身は?」
「玉子サンドイッチですね」
「全部?」
「全部です、 卵は体への吸収も良いのでこれがベストかと」
「ベストでも他のサンドイッチとかも欲しかったなぁ・・・」
「安心して下さい、 味付けは変えて有ります」
「そう言う事じゃないんだけどなぁ・・・」
戸惑いながら食事を始めるカリエとロダンだった。
ゾラの声も虚しく戸惑いを隠せない会場。
それも当然である、 時代は老人、 果たして試合になるのだろうか?
「ほっほ、 かかってきなさい」
周囲の心配とは対照的に余裕綽々の時代。
アーモンドは片手剣に盾を持つスタンダーズなタイプの戦士である。
「爺さん、 手加減はしないぞ」
「ほっほ、 気にする事は無いぞ、 全力できなさい」
「行くぜ爺さん!!」
アーモンドが剣で斬りつける、 しかし時代はジャンプして躱しアーモンドの背中に立つ。
「何!?」
「ほっほー」
掌底で吹き飛ばされリングアウトになるアーモンド。
「ぐわあああ・・・」
「な、 何、 あの威力は!!」
観客席で驚くモルガナ。
「あのお爺さん、 凄いのね・・・」
花子達も驚愕している。
観客達も驚いている。
「ほっほー、 この光景も懐かしいのぉ」
そう言いながらリングを後にする時代だった。
そして続けざまに行われた第一試合第10試合フギットVSヘーゼル。
ヘーゼルは重武装をしてきており、 巨大な鉄球を武器にするが
戦闘用の魔導義肢の前には巨大な鉄球をまるで卵を割るかの如くにあっさりと破壊され
ギブアップをする。
「これで第一試合が全て終了!! 御疲れ様ですー!!」
ゾラが叫ぶ。
「さぁ、 続いては第二試合の組み合わせ発表です!!
くじ引きを引いてぇ・・・ドン!! 出ました!!
第1試合カリエVSミスターX!!
第2試合バンメンVSベアード!!
第3試合フィールズVSナリキン!!
第4試合ロダンVS時代!!
第5試合フギットVSハンス!!
以上五試合となりました!! その前に少し休憩を挟みます!!」
アナウンスが終わった後に各々休む選手達。
「御疲れ様、 ロダンさん、 お嬢様、 サンドイッチ作って来ましたが如何です?」
ベルーズが休憩中の二人に差し入れを持って来た。
「ありがたく頂きます」
「気が利いてるわね、 中身は?」
「玉子サンドイッチですね」
「全部?」
「全部です、 卵は体への吸収も良いのでこれがベストかと」
「ベストでも他のサンドイッチとかも欲しかったなぁ・・・」
「安心して下さい、 味付けは変えて有ります」
「そう言う事じゃないんだけどなぁ・・・」
戸惑いながら食事を始めるカリエとロダンだった。
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

ピンクの髪のオバサン異世界に行く
拓海のり
ファンタジー
私こと小柳江麻は美容院で間違えて染まったピンクの髪のまま死んで異世界に行ってしまった。異世界ではオバサンは要らないようで放流される。だが何と神様のロンダリングにより美少女に変身してしまったのだ。
このお話は若返って美少女になったオバサンが沢山のイケメンに囲まれる逆ハーレム物語……、でもなくて、冒険したり、学校で悪役令嬢を相手にお約束のヒロインになったりな、お話です。多分ハッピーエンドになる筈。すみません、十万字位になりそうなので長編にしました。カテゴリ変更しました。
【完結】過保護な竜王による未来の魔王の育て方
綾雅(ヤンデレ攻略対象、電子書籍化)
ファンタジー
魔族の幼子ルンは、突然両親と引き離されてしまった。掴まった先で暴行され、殺されかけたところを救われる。圧倒的な強さを持つが、見た目の恐ろしい竜王は保護した子の両親を探す。その先にある不幸な現実を受け入れ、幼子は竜王の養子となった。が、子育て経験のない竜王は混乱しまくり。日常が騒動続きで、配下を含めて大騒ぎが始まる。幼子は魔族としか分からなかったが、実は将来の魔王で?!
異種族同士の親子が紡ぐ絆の物語――ハッピーエンド確定。
#日常系、ほのぼの、ハッピーエンド
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/08/13……完結
2024/07/02……エブリスタ、ファンタジー1位
2024/07/02……アルファポリス、女性向けHOT 63位
2024/07/01……連載開始
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる