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Chapter6:Zombie Powder
第104話【Eradicate drag】
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武装市民達と冒険者。
如何に武装していようと素人。
毎日アンデッドや野生動物と戦っている冒険者に勝てる筈も無く
武装市民達は全員捕縛された。
武装市民と冒険者達はそれぞれ怪我を負ったが双方ロダンによって治癒された。
「畜生!! 俺達を捕まえても上を捕まえないと如何にもならないぞ!!」
「上? 上って何?」
「なんだ、 あんちゃん何も知らないのか? コイツ等は末端だよ」
「末端?」
「じゃあ説明してやるよ」
冒険者の一人がロダンに説明を始めた。
「まず始めにゾンビパウダーを最初に作ってたのは魔王
その魔王からゾンビパウダーの作り方を教わったネクロマンサー
アンデッド使いが居るんだよ」
「ふむふむ」
「そのネクロマンサーがゾンビパウダーを作って信用できる個人に販売を委託する
その個人が薬物を捌くんだ」
「捌くってどうやって?」
「こいつ等みたいな売人を使って薬を売るんだよ
金を払ってな、 だから捕まるのはコイツ等みたいな末端」
「仕方ねぇじゃねぇか!! 仕事が無いんだから!!」
「仕事が無いって・・・」
「今の領主のせいだよ!! あの野郎俺達から仕事を奪ったんだ!!」
「えぇ!?」
市民からの話を聞くと、 前の領主の頃は色々と公共事業で工事やら何やらあったが
今の領主マドルドに代わるとその公共事業が全てストップ。
更には町の事業に対しての税金が上がり
そのせいで商業店がターメリックの街から撤退。
炊き出しは行われているが日々の生活に事欠く状況になり
止むを得ずゾンビパウダーの売買に手を出してしまったのだ。
「そのゾンビパウダーも混ぜ物だらけだしよぉ!!」
「だから俺は上から渡されているだけだから上が混ぜ物混ぜてんだよ!!」
「これは酷いな・・・こいつ等は俺達が邏卒に連れていく」
「おう任せたぞ」
「ありがとうございます」
冒険者達の一団が市民達を連れて行った。
「ところであんちゃん、 見ない顔だがメンバーじゃないな? 誰だ?」
「メンバー? どういう事です?」
「俺達はギルド内非公認組織【ドラック撲滅委員会】だ
ゾンビパウダーとか他にも色々なヤバい薬を撲滅する為に活動している」
「そうなんですか・・・」
「君達は?」
「僕達は領主に依頼されて・・・」
「何ッ!? 領主に依頼されただって!?」
如何に武装していようと素人。
毎日アンデッドや野生動物と戦っている冒険者に勝てる筈も無く
武装市民達は全員捕縛された。
武装市民と冒険者達はそれぞれ怪我を負ったが双方ロダンによって治癒された。
「畜生!! 俺達を捕まえても上を捕まえないと如何にもならないぞ!!」
「上? 上って何?」
「なんだ、 あんちゃん何も知らないのか? コイツ等は末端だよ」
「末端?」
「じゃあ説明してやるよ」
冒険者の一人がロダンに説明を始めた。
「まず始めにゾンビパウダーを最初に作ってたのは魔王
その魔王からゾンビパウダーの作り方を教わったネクロマンサー
アンデッド使いが居るんだよ」
「ふむふむ」
「そのネクロマンサーがゾンビパウダーを作って信用できる個人に販売を委託する
その個人が薬物を捌くんだ」
「捌くってどうやって?」
「こいつ等みたいな売人を使って薬を売るんだよ
金を払ってな、 だから捕まるのはコイツ等みたいな末端」
「仕方ねぇじゃねぇか!! 仕事が無いんだから!!」
「仕事が無いって・・・」
「今の領主のせいだよ!! あの野郎俺達から仕事を奪ったんだ!!」
「えぇ!?」
市民からの話を聞くと、 前の領主の頃は色々と公共事業で工事やら何やらあったが
今の領主マドルドに代わるとその公共事業が全てストップ。
更には町の事業に対しての税金が上がり
そのせいで商業店がターメリックの街から撤退。
炊き出しは行われているが日々の生活に事欠く状況になり
止むを得ずゾンビパウダーの売買に手を出してしまったのだ。
「そのゾンビパウダーも混ぜ物だらけだしよぉ!!」
「だから俺は上から渡されているだけだから上が混ぜ物混ぜてんだよ!!」
「これは酷いな・・・こいつ等は俺達が邏卒に連れていく」
「おう任せたぞ」
「ありがとうございます」
冒険者達の一団が市民達を連れて行った。
「ところであんちゃん、 見ない顔だがメンバーじゃないな? 誰だ?」
「メンバー? どういう事です?」
「俺達はギルド内非公認組織【ドラック撲滅委員会】だ
ゾンビパウダーとか他にも色々なヤバい薬を撲滅する為に活動している」
「そうなんですか・・・」
「君達は?」
「僕達は領主に依頼されて・・・」
「何ッ!? 領主に依頼されただって!?」
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