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Chapter2:Light of life
第41話【Flower girl】
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女性と共に一階層上がったロダン。
「ふぅ・・・草臥れた・・・」
女性は頭に巻いていた盗賊のシンボルとも言えるバンダナを外した。
バンダナの下から黒い短髪が見えた。
「黒髪?」
「珍しくはないでしょ、 偶に見かけるでしょ
・・・私は花子、 貴方は?」
「僕はロダン、 彼はデッド」
「彼・・・? 兎も角貴方のお陰で助かったよ、 死ぬ所だった」
「無事で何よりだよ」
笑うロダン。
「・・・・・所で、 何で私を助けたの?」
「? 変な事を聞くね、 普通死にそうな人って助けるのが普通じゃないの?」
「そりゃあ・・・そうだけど・・・偶然通りすがりに助けに来ましたって訳じゃないでしょ?」
「偶然通りすがりに傍で死にそうになっていたから助けたんだよ」
「いや・・・こんなダンジョンの奥地で死にそうになっているのに? 通りすがり?」
「何か怪我してる人が居るなぁ、 死にそうだなぁ、 って理解したから」
「はぁ?」
「うーん・・・僕はスキルで命を把握出来るんですよ
それで怪我しているな、 って言うのも分かります」
「ふーん・・・それでここまでやって来たの?」
「その通り、 じゃあそう言う事で」
帰ろうとするロダンを引き留める花子。
「あの・・・何ですか?」
「ちょっとまだ聞きたい事が色々有るんだけど・・・まずここに来る時に
誰かと擦れ違わなかった?」
「あぁ、 何人か居ましたね」
「ふぅん・・・悪いけどちょっと付き合ってくれない?」
「え? まだ出会ったばっかりじゃないですか
そんな男女の付き合いとか僕には」
おどおどするロダン。
「い、 いや、 そうじゃなくてね
まぁ確かに君は命を救ってくれたのは感謝するよ
でもいきなり付き合ってとかそう言う意味じゃないから
ちょっと私と一緒にギルドに来て欲しい」
「あ、 僕もギルドに行く途中だったんですよ、 丁度良いですね」
「そうなんだ、 じゃあ一緒に行こうかロダン君」
「ロダンで良いですよ花子さん」
「花子で良いよ、 そう言えば上の階には罠が有ったと思うけど・・・」
「あのめっちゃ痛い奴ですね」
「引っかかったんだ・・・怪我してる様には見えないけど」
「治癒魔法で治しながら来ました」
「無茶するなぁ・・・とりあえず帰りは任せてよ
罠程度なら解除できるし」
「じゃあお願いします」
「ふぅ・・・草臥れた・・・」
女性は頭に巻いていた盗賊のシンボルとも言えるバンダナを外した。
バンダナの下から黒い短髪が見えた。
「黒髪?」
「珍しくはないでしょ、 偶に見かけるでしょ
・・・私は花子、 貴方は?」
「僕はロダン、 彼はデッド」
「彼・・・? 兎も角貴方のお陰で助かったよ、 死ぬ所だった」
「無事で何よりだよ」
笑うロダン。
「・・・・・所で、 何で私を助けたの?」
「? 変な事を聞くね、 普通死にそうな人って助けるのが普通じゃないの?」
「そりゃあ・・・そうだけど・・・偶然通りすがりに助けに来ましたって訳じゃないでしょ?」
「偶然通りすがりに傍で死にそうになっていたから助けたんだよ」
「いや・・・こんなダンジョンの奥地で死にそうになっているのに? 通りすがり?」
「何か怪我してる人が居るなぁ、 死にそうだなぁ、 って理解したから」
「はぁ?」
「うーん・・・僕はスキルで命を把握出来るんですよ
それで怪我しているな、 って言うのも分かります」
「ふーん・・・それでここまでやって来たの?」
「その通り、 じゃあそう言う事で」
帰ろうとするロダンを引き留める花子。
「あの・・・何ですか?」
「ちょっとまだ聞きたい事が色々有るんだけど・・・まずここに来る時に
誰かと擦れ違わなかった?」
「あぁ、 何人か居ましたね」
「ふぅん・・・悪いけどちょっと付き合ってくれない?」
「え? まだ出会ったばっかりじゃないですか
そんな男女の付き合いとか僕には」
おどおどするロダン。
「い、 いや、 そうじゃなくてね
まぁ確かに君は命を救ってくれたのは感謝するよ
でもいきなり付き合ってとかそう言う意味じゃないから
ちょっと私と一緒にギルドに来て欲しい」
「あ、 僕もギルドに行く途中だったんですよ、 丁度良いですね」
「そうなんだ、 じゃあ一緒に行こうかロダン君」
「ロダンで良いですよ花子さん」
「花子で良いよ、 そう言えば上の階には罠が有ったと思うけど・・・」
「あのめっちゃ痛い奴ですね」
「引っかかったんだ・・・怪我してる様には見えないけど」
「治癒魔法で治しながら来ました」
「無茶するなぁ・・・とりあえず帰りは任せてよ
罠程度なら解除できるし」
「じゃあお願いします」
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