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Chapter2:Light of life
第33話【Encounter】
しおりを挟む「おでぶちゃんのお陰でよく眠れたよ」
「どういたしましてにょー」
一晩、 なのかどうかは分からないがとりあえず眠って目が覚めたロダン。
「これから外に出るけど如何する? 付いてくるかい?」
「にょー、 ここは楽園にょー」
「お外だとぽーんってされる事も有るのが嫌だからここに来たにょー」
「そっかー、 じゃあ僕は行くね」
「ばいばいにょー」
でぶ妖精達に見送られてロダンは上の階に進んだ。
上の階を登って20階位登った所でロダンは頭を抱えた。
「如何した?」
「何か生き物が多くて・・・出会いそう」
「ふむ、 じゃあ戦うか?」
「・・・なるべくなら戦闘を避けたいと思うよ」
「がんばれよー」
デッドは他人事の様に言う。
「・・・君は戦わないの?」
「おう、 戦わねぇぜ」
「・・・・・」
ロダンはデッドをジト目で見た後に進んだ、 スキル【行脚】で生き物の位置は分かるが
それでも避けるのは限界が近かった。
「あ」
「ぐおおおおおおおおおおお!!」
ダンジョンベアに出会った。
ダンジョンベアは主にダンジョンに生息する熊である。
引き籠りがちで人間も襲うと言う事以外、 普通の熊と変わりはない。
「さて如何するロダン」
「うーん・・・」
ロダンは考えた。
「良し、 逃げよう」
「そうか」
ロダンは逃げ出した、 ロダンは熊を殺す趣味も傷付ける趣味も無かった。
そして熊を殺す理由も無かった。
故に戦う理由も無かった。
「ぐおおおお?」
残されたダンジョンベアは呆気に取られていた。
如何やら追わない様だった。
ダンジョンベアにもロダンを殺す趣味も傷付ける趣味も
殺す理由も戦う理由も無かった様だ。
如何やら食後らしい、 飢えているのならば追いかけていたのだろう。
一方逃げたロダンだったが、 またしてもダンジョン内のモンスターと出くわした。
出て来たのはダンジョンスネーク、 ダンジョンに生息する引き籠りがちな蛇。
温厚と言う訳でも無いが襲い掛かって来る蛇でも無い。
ダンジョンスネークと戦闘になる理由の大半は
ダンジョンスネークを踏んでしまったからと言う理由である。
「おおっと!!」
「しゃあああ」
ダンジョンスネークが威嚇するがダンジョンスネークを踏まない様に正確に探知して
ダンジョンスネークを躱して通り過ぎるロダンだった。
取り残されたダンジョンスネークは眠りに着いた。
「どういたしましてにょー」
一晩、 なのかどうかは分からないがとりあえず眠って目が覚めたロダン。
「これから外に出るけど如何する? 付いてくるかい?」
「にょー、 ここは楽園にょー」
「お外だとぽーんってされる事も有るのが嫌だからここに来たにょー」
「そっかー、 じゃあ僕は行くね」
「ばいばいにょー」
でぶ妖精達に見送られてロダンは上の階に進んだ。
上の階を登って20階位登った所でロダンは頭を抱えた。
「如何した?」
「何か生き物が多くて・・・出会いそう」
「ふむ、 じゃあ戦うか?」
「・・・なるべくなら戦闘を避けたいと思うよ」
「がんばれよー」
デッドは他人事の様に言う。
「・・・君は戦わないの?」
「おう、 戦わねぇぜ」
「・・・・・」
ロダンはデッドをジト目で見た後に進んだ、 スキル【行脚】で生き物の位置は分かるが
それでも避けるのは限界が近かった。
「あ」
「ぐおおおおおおおおおおお!!」
ダンジョンベアに出会った。
ダンジョンベアは主にダンジョンに生息する熊である。
引き籠りがちで人間も襲うと言う事以外、 普通の熊と変わりはない。
「さて如何するロダン」
「うーん・・・」
ロダンは考えた。
「良し、 逃げよう」
「そうか」
ロダンは逃げ出した、 ロダンは熊を殺す趣味も傷付ける趣味も無かった。
そして熊を殺す理由も無かった。
故に戦う理由も無かった。
「ぐおおおお?」
残されたダンジョンベアは呆気に取られていた。
如何やら追わない様だった。
ダンジョンベアにもロダンを殺す趣味も傷付ける趣味も
殺す理由も戦う理由も無かった様だ。
如何やら食後らしい、 飢えているのならば追いかけていたのだろう。
一方逃げたロダンだったが、 またしてもダンジョン内のモンスターと出くわした。
出て来たのはダンジョンスネーク、 ダンジョンに生息する引き籠りがちな蛇。
温厚と言う訳でも無いが襲い掛かって来る蛇でも無い。
ダンジョンスネークと戦闘になる理由の大半は
ダンジョンスネークを踏んでしまったからと言う理由である。
「おおっと!!」
「しゃあああ」
ダンジョンスネークが威嚇するがダンジョンスネークを踏まない様に正確に探知して
ダンジョンスネークを躱して通り過ぎるロダンだった。
取り残されたダンジョンスネークは眠りに着いた。
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