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Chapter1:Retreat
第22話【Society】
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「デッドも『全裸で戦おう^q^』なんて言い出したら止めなさいよ・・・」
「面白いから良いかなって」
天使がテッドに文句を言う。
「うーん、 駄目だったか・・・良い案だと思ったんだけどなぁ・・・」
「全裸が有用でも社会的にアウトだから駄目」
「じゃあ戦う時だけ裸になると言うのは?」
「間抜けが過ぎるわ、 脱ぐのを相手が待ってくれるとでも?」
「じゃあ直ぐに脱げる機構が付いた服とか」
「何故脱ぎたがる、 大して良い動きも出来なかったでしょ」
「そうだね・・・」
しょんぼりするロダン。
「今日はそんなロダン君に対して社会のお勉強をします!!」
「社会のお勉強? ちょっとイメージ沸かないなぁ・・・」
「何で?」
「だって国語数学理科社会、 社会だけ意味分かんないじゃない」
「何が意味分かんないのよ、 全部大事な大事な学問よ」
「いや、 俺も意味が分からない」
食いついて来るデッド。
「だって社会だけ、 地理、 歴史、 公民だぞ?
明らかに社会だけ異質じゃないか
数学は数1とか数2でまだ分かるけど、 アレは無いだろ」
「あーもう、 とりあえずこの間簡単な歴史と地理のお勉強はしたから
今回は公民に当たる授業をします」
「公民って言われてもなぁ・・・」
「とは言っても一般的な生活でお世話になる物のお勉強はしてもしょうがないじゃない」
「何で?」
「ロダンは人を救う為に定住しない冒険者的な生活を送るでしょう?」
「うーん・・・そうなるのかなぁ?」
「そうなるのよ、 必然的に」
「そうだぞロダン」
何故か二人の意見が合う。
「何だかなぁ・・・」
「さてと兎も角、 今回は冒険者と言えば何かな!?」
天使がにこにことしている。
「・・・何かな?」
「何かな!?」
「・・・・・」
少し考えてからロダンは答えた。
「冒険するんじゃないの? というか僕は人を助けたいから冒険とかは・・・」
「冒険者は魔王退治が目的の奴が多い、 魔王を倒せば沢山の人を助けられるぞ」
「ちょっと気に食わないけど、 それも良いかな」
少し残念そうな顔をするデッドと天使。
「・・・何?」
「いや、 別に、 じゃあ今回の授業はギルド」
「待った!!」
デッドが制止する。
「ちょっとこっち来い」
デッドが天使を連れて行く。
「分かった、 自分で行くから引っ張らないで」
「?」
「面白いから良いかなって」
天使がテッドに文句を言う。
「うーん、 駄目だったか・・・良い案だと思ったんだけどなぁ・・・」
「全裸が有用でも社会的にアウトだから駄目」
「じゃあ戦う時だけ裸になると言うのは?」
「間抜けが過ぎるわ、 脱ぐのを相手が待ってくれるとでも?」
「じゃあ直ぐに脱げる機構が付いた服とか」
「何故脱ぎたがる、 大して良い動きも出来なかったでしょ」
「そうだね・・・」
しょんぼりするロダン。
「今日はそんなロダン君に対して社会のお勉強をします!!」
「社会のお勉強? ちょっとイメージ沸かないなぁ・・・」
「何で?」
「だって国語数学理科社会、 社会だけ意味分かんないじゃない」
「何が意味分かんないのよ、 全部大事な大事な学問よ」
「いや、 俺も意味が分からない」
食いついて来るデッド。
「だって社会だけ、 地理、 歴史、 公民だぞ?
明らかに社会だけ異質じゃないか
数学は数1とか数2でまだ分かるけど、 アレは無いだろ」
「あーもう、 とりあえずこの間簡単な歴史と地理のお勉強はしたから
今回は公民に当たる授業をします」
「公民って言われてもなぁ・・・」
「とは言っても一般的な生活でお世話になる物のお勉強はしてもしょうがないじゃない」
「何で?」
「ロダンは人を救う為に定住しない冒険者的な生活を送るでしょう?」
「うーん・・・そうなるのかなぁ?」
「そうなるのよ、 必然的に」
「そうだぞロダン」
何故か二人の意見が合う。
「何だかなぁ・・・」
「さてと兎も角、 今回は冒険者と言えば何かな!?」
天使がにこにことしている。
「・・・何かな?」
「何かな!?」
「・・・・・」
少し考えてからロダンは答えた。
「冒険するんじゃないの? というか僕は人を助けたいから冒険とかは・・・」
「冒険者は魔王退治が目的の奴が多い、 魔王を倒せば沢山の人を助けられるぞ」
「ちょっと気に食わないけど、 それも良いかな」
少し残念そうな顔をするデッドと天使。
「・・・何?」
「いや、 別に、 じゃあ今回の授業はギルド」
「待った!!」
デッドが制止する。
「ちょっとこっち来い」
デッドが天使を連れて行く。
「分かった、 自分で行くから引っ張らないで」
「?」
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