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第六章:ダークネス・チョコレート・オン・ザ・アイス

接敵

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会議から暫く後に進軍したファウンデーション教国軍は
サンシャイン王国のジーオノシス平原に陣を展開した
彼の草原はファウンデーション教国からやや近く陣を展開するには丁度良い場所であった。

「待ち伏せ、 されているな」

ヤミ・マスターの一人、 アリアリがファウンデーション軍を見る。

「プリンの旦那、 どうするね?」
「敵の数は?」
「大体1万行くか如何かって所だな」
「こっちの数は2万以上、 倍以上ある上に全てがスシブレーダー
恐れる事は無い、 進もう」

鞘が進言する。

「しかし敵も無策では有るまい」
「倍の数を打ち破る策が有ると?」
「有ると考えるべきだろう」
「聊か慎重になり過ぎじゃねぇですか? 俺が部隊を率いて一当てしてきましょう」
「親方の軍勢を無駄にするな、 不用意に戦うな」
「だがしかし眼前の敵を放置するのは如何かと思うぞ」

ヤミ・マスター達が言い合いを始める。

「ふぅ・・・付き合い切れん」

マヨラーが本陣から離れる。

「マヨラー様、 如何いたしましょう」

ソルジャースシが尋ねる。

「出番を欲しがってうずうずしているタンに先陣を切らせろ」
「よろしいので? まだ会議中の様ですが・・・」
「構わん、 どうせ会議中に独断専行で誰かが行くだろうさ」
「かしこ参りました」

ソルジャースシが去っていく。

「さて・・・ファウンデーションは如何来るつもりなのか見せて貰おうか・・・」



一方その頃、 ファウンデーション軍は

「おい、 これで大丈夫なのか?」
「ここまで来てビビってんじゃねぇよ」

重厚な盾と鎧に身を包んだ第一騎士団団員達が声を上げている。

「アンタ等もしっかりやってくれよな」
「分かっている!!」

そのすぐ後ろにはスシブレーダー部隊が、 今回の作戦はこうである
敵のソルジャースシのスシブレーダーを盾でガードしスシブレードで迎撃する。
そういう作戦なのだ。

「相手の数は多い、 武者震いが止まらんな」
「怯えてるんじゃねぇのか?」
「はは・・・」

騎士団達が減らず口を叩く。

「・・・・・」

スシブレーダー達は緊張している。

「おいおい、 お前達大丈夫か?」
「初めての実戦なんです・・・」
「そうか、 ならばこう胸に刻み込め
『俺達が闇の中で戦う事で無辜の人々が光の中で暮らせる』
俺達は一般兵だ、 何かの劇ならモブキャラも良い所だろうさ
だけどよ、 俺達が戦う事で人々を救えるんだ、 こんなに誇らしい事は無いだろう?」
「!!」

スシブレーダー達の迷いが消えた!!

「騎士さん、 アンタ、 名前は」
「メラーズだ、 アンタは?」
「俺はヴォレル、 生き残ったら奢らせてくれ」
「そういう事を言うと死亡フラグだぜ」
「俺達みたいなモブキャラは死亡フラグは立ちっぱなしだ!!」
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