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第11章 バカと天才は死んでも治らない
第262話 不死と鉄壁は大体同じ
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「わあああああああ!!!」
「ああああああああ!!!」
「わああ……って、何だタクマか。脅かしやがっ……てぇぇぇ!!」
落ち着いたと思ったも束の間、オニキスはタクマを追って現れたゾンビを見て驚いた。
しまった。オニキスにビビってたから忘れてた。
「タクマテメェ、なんてもん引き連れてきてんだコノヤロー!」
「そんなこと言われたって、勝手についてきたんだから仕方ねぇだろ!」
「仕方ねぇで済んだらオレは迷子になっちゃ……ハッ」
オニキスは口を滑らせたことに気付き、口を押さえた。なんだかんだで、少しづつかつての青年オニキスが甦りつつあるみたいだ。
と、そんな呑気な事は言ってられない。とにかくゾンビを退けるのが先だ。
タクマは再び意を決し、ゾンビに剣を振り下ろした。オニキスも、《クリムゾン》で剣に血を与え、ゾンビを真っ二つに斬り裂く。
辺りにゾンビの肉片が飛び散り、その度に発酵した人肉の臭いがした。折角ケンさんから貰った剣が、こんな人の肉に塗れるのは見るに耐えない。しかし、人の恩はあってもまずは命が大切。
「ぬぉぉぉぉりゃあああああ!!」
「往生しやがれ!《クリムゾン・クロー》!」
タクマとオニキスは、お互い背中を合わせながら、ゾンビの束を薙ぎ払った。
体を真っ二つにされたゾンビ達は、質量が急に変化した影響であらぬ方向へと飛び交い、骨が崩れる音と共に、冷たい地面に落ちた。
「はぁ、はぁ。ったく、いい迷惑だ」
「けど、助かったよオニキス。ありがと」
「ただ邪魔な物を蹴散らしただけだ、お前に礼を言われる筋合いなど……!」
その時、倒れた筈のゾンビの残骸が動き出した。逃げる前と同じだ。
ゾンビはまるで時が戻ったように元の体と再び結びついた。そして、再びタクマに襲いかかってした。
「うわぁ!」
「チッ、世話の焼ける……!」
再びオニキスは剣を取る。
そして、オニキスが剣を振り上げた丁度その時、
「ダメェェェェ!!」
横から突然、少女らしき人影が躍り出た。暗くてよく見えないが、白のワンピースが特徴的な少女だった。
少女の叫びを聞いてか、ゾンビは突然動くのをやめる。しかし、オニキスの剣は止まる事ができず、そのまま……
スパッ。と、彼女の首を斬り落としてしまった。
「あ……」
「あ……」
2人とも呆然としていると、飛び跳ねた首がタクマの懐に入り込んだ。その顔を見て、タクマの顔は青ざめる。
目が開いたままなのだ。しかも、気のせいかもしれないがこちらを睨んでいる。
「「わぁぁぁぁぁぁ!人殺しぃぃぃぃ!!」」
2人でそう叫ぶと、わけもわからず首を持ってどこかへ走り去ってしまった。
──一方その頃、取り残されてしまった残りの6人も、はぐれないように固まりながら、エンドポリスの探索を進めていた。
「おいナル、何か分かったか?」
「ううん。何も嗅げへんわ。鼻こんなんだし」
ナノの鼻には、水泳用の鼻栓が付けられている。何故ならナノが、誰よりも先に腐敗臭を感じ取ったからだ。鼻のいい獣人族が故のデメリットが、今ここに現れた。
吾郎も、進むにつれて顔が険しく変わっていく。
「それにしても酷い臭いじゃ。所々赤い雪があるし、本当に終わりの街じゃな」
「もうどっかに人の死体でも転がってるんじゃないでしょうか」
「バッ、ババババ、バカやめろノエチビィ!ほほ、本当に居たらどうすんだ!」
「シッ、静かに。何か嫌な気配がするでありんす」
その時、おタツが苦無を持って前に出た。そして静かに目を閉じ、辺りの状況を感知した。
深い霧の中でも、おタツの研ぎ澄まされた忍の感覚は物ともしない。おタツにはしっかりと、障害物の奥に隠れた何かを見た。
そして、その“何か”を感じ取った瞬間、おタツは炎の巻物を咥え、曲がり角から躍り出た黒い影に火を放った。すると、それは人とは思えないような断末魔を上げ、火だるまのまま雪の中に倒れ伏した。
「な、何なんですか一体!」
「この感じ、未知の魔物でござるな。まるで人の死体が動いているような……」
とその時、焼け焦げたはずのゾンビが再び動き出し、黒焦げの肉体は逆再生のように元の体に復活した。
「な、なんやコレ。冗談キツいて……」
「そうか、ゾンビの苦手な日光がないから、全く効かぬのか!」
「ええ!?じゃ、じゃあこの暗い夜の雲は、ゾンビを本当に不死身にさせるためのものって事ですか!?」
ノエルが訊くと、メアは「多分な」と、投げナイフを構えながら言った。その時、ノエルの脳裏に嫌な想像が浮かんだ。
もし消えたタクマさんとリュウヤさんが、ゾンビの餌食になってしまったら。
考えたくはなかったが、ふと想像してしまったせいで、顔が青ざめる。
「けど、復活までには時間あんだろ?」
その時、アリーナはぽつりと呟いた。
「アリーナ殿、一体何を?」
「だったら倒して逃げりゃいいじゃあねぇの。つまり、だ」
「つ、つまり?何じゃ?」
「お前ら!床に寝てな!このアリーナ様が、皆纏めて蜂の巣にしてやるよぉ!!」
アリーナは突然マントから二丁の機関銃を取り出し、仲間などお構いなしに、360度全方位に弾を放った。
キュオーン、カキン、バン、ドカッ。弾が色んなものに当たり、カラ弾の音と合間ってある意味芸術的な音楽を奏でる。
しかし、ゾンビもしぶとく、蜂の巣にされてもなお、復活して立ち上がる。その度にまた弾を撃ち込まれ、気付けばただの肉塊となっていた。
「はぁ、はぁ。やったか?」
「さ、流石にもう動かんよな?ウチ、もう無理や……」
「まさか。こんな塊になって動いたら、妾は逃げる。絶対に逃げるからな」
だがその時、彼女達の願いも虚しく、肉塊は不完全ではあるものの、人としての原型を取り戻して動き出した。
それを見て、全員の顔が青ざめる。
「イヤァァァ!!助けてくださいタクマさーん!」
ノエルは恐怖のあまり叫んだ。すると、返事が返ってくるように、どこからともなく「「わぁぁぁぁぁぁ!人殺しぃぃぃぃぃぃ!!」」と、2人の声が聞こえてきた。
「ああああああああ!!!」
「わああ……って、何だタクマか。脅かしやがっ……てぇぇぇ!!」
落ち着いたと思ったも束の間、オニキスはタクマを追って現れたゾンビを見て驚いた。
しまった。オニキスにビビってたから忘れてた。
「タクマテメェ、なんてもん引き連れてきてんだコノヤロー!」
「そんなこと言われたって、勝手についてきたんだから仕方ねぇだろ!」
「仕方ねぇで済んだらオレは迷子になっちゃ……ハッ」
オニキスは口を滑らせたことに気付き、口を押さえた。なんだかんだで、少しづつかつての青年オニキスが甦りつつあるみたいだ。
と、そんな呑気な事は言ってられない。とにかくゾンビを退けるのが先だ。
タクマは再び意を決し、ゾンビに剣を振り下ろした。オニキスも、《クリムゾン》で剣に血を与え、ゾンビを真っ二つに斬り裂く。
辺りにゾンビの肉片が飛び散り、その度に発酵した人肉の臭いがした。折角ケンさんから貰った剣が、こんな人の肉に塗れるのは見るに耐えない。しかし、人の恩はあってもまずは命が大切。
「ぬぉぉぉぉりゃあああああ!!」
「往生しやがれ!《クリムゾン・クロー》!」
タクマとオニキスは、お互い背中を合わせながら、ゾンビの束を薙ぎ払った。
体を真っ二つにされたゾンビ達は、質量が急に変化した影響であらぬ方向へと飛び交い、骨が崩れる音と共に、冷たい地面に落ちた。
「はぁ、はぁ。ったく、いい迷惑だ」
「けど、助かったよオニキス。ありがと」
「ただ邪魔な物を蹴散らしただけだ、お前に礼を言われる筋合いなど……!」
その時、倒れた筈のゾンビの残骸が動き出した。逃げる前と同じだ。
ゾンビはまるで時が戻ったように元の体と再び結びついた。そして、再びタクマに襲いかかってした。
「うわぁ!」
「チッ、世話の焼ける……!」
再びオニキスは剣を取る。
そして、オニキスが剣を振り上げた丁度その時、
「ダメェェェェ!!」
横から突然、少女らしき人影が躍り出た。暗くてよく見えないが、白のワンピースが特徴的な少女だった。
少女の叫びを聞いてか、ゾンビは突然動くのをやめる。しかし、オニキスの剣は止まる事ができず、そのまま……
スパッ。と、彼女の首を斬り落としてしまった。
「あ……」
「あ……」
2人とも呆然としていると、飛び跳ねた首がタクマの懐に入り込んだ。その顔を見て、タクマの顔は青ざめる。
目が開いたままなのだ。しかも、気のせいかもしれないがこちらを睨んでいる。
「「わぁぁぁぁぁぁ!人殺しぃぃぃぃ!!」」
2人でそう叫ぶと、わけもわからず首を持ってどこかへ走り去ってしまった。
──一方その頃、取り残されてしまった残りの6人も、はぐれないように固まりながら、エンドポリスの探索を進めていた。
「おいナル、何か分かったか?」
「ううん。何も嗅げへんわ。鼻こんなんだし」
ナノの鼻には、水泳用の鼻栓が付けられている。何故ならナノが、誰よりも先に腐敗臭を感じ取ったからだ。鼻のいい獣人族が故のデメリットが、今ここに現れた。
吾郎も、進むにつれて顔が険しく変わっていく。
「それにしても酷い臭いじゃ。所々赤い雪があるし、本当に終わりの街じゃな」
「もうどっかに人の死体でも転がってるんじゃないでしょうか」
「バッ、ババババ、バカやめろノエチビィ!ほほ、本当に居たらどうすんだ!」
「シッ、静かに。何か嫌な気配がするでありんす」
その時、おタツが苦無を持って前に出た。そして静かに目を閉じ、辺りの状況を感知した。
深い霧の中でも、おタツの研ぎ澄まされた忍の感覚は物ともしない。おタツにはしっかりと、障害物の奥に隠れた何かを見た。
そして、その“何か”を感じ取った瞬間、おタツは炎の巻物を咥え、曲がり角から躍り出た黒い影に火を放った。すると、それは人とは思えないような断末魔を上げ、火だるまのまま雪の中に倒れ伏した。
「な、何なんですか一体!」
「この感じ、未知の魔物でござるな。まるで人の死体が動いているような……」
とその時、焼け焦げたはずのゾンビが再び動き出し、黒焦げの肉体は逆再生のように元の体に復活した。
「な、なんやコレ。冗談キツいて……」
「そうか、ゾンビの苦手な日光がないから、全く効かぬのか!」
「ええ!?じゃ、じゃあこの暗い夜の雲は、ゾンビを本当に不死身にさせるためのものって事ですか!?」
ノエルが訊くと、メアは「多分な」と、投げナイフを構えながら言った。その時、ノエルの脳裏に嫌な想像が浮かんだ。
もし消えたタクマさんとリュウヤさんが、ゾンビの餌食になってしまったら。
考えたくはなかったが、ふと想像してしまったせいで、顔が青ざめる。
「けど、復活までには時間あんだろ?」
その時、アリーナはぽつりと呟いた。
「アリーナ殿、一体何を?」
「だったら倒して逃げりゃいいじゃあねぇの。つまり、だ」
「つ、つまり?何じゃ?」
「お前ら!床に寝てな!このアリーナ様が、皆纏めて蜂の巣にしてやるよぉ!!」
アリーナは突然マントから二丁の機関銃を取り出し、仲間などお構いなしに、360度全方位に弾を放った。
キュオーン、カキン、バン、ドカッ。弾が色んなものに当たり、カラ弾の音と合間ってある意味芸術的な音楽を奏でる。
しかし、ゾンビもしぶとく、蜂の巣にされてもなお、復活して立ち上がる。その度にまた弾を撃ち込まれ、気付けばただの肉塊となっていた。
「はぁ、はぁ。やったか?」
「さ、流石にもう動かんよな?ウチ、もう無理や……」
「まさか。こんな塊になって動いたら、妾は逃げる。絶対に逃げるからな」
だがその時、彼女達の願いも虚しく、肉塊は不完全ではあるものの、人としての原型を取り戻して動き出した。
それを見て、全員の顔が青ざめる。
「イヤァァァ!!助けてくださいタクマさーん!」
ノエルは恐怖のあまり叫んだ。すると、返事が返ってくるように、どこからともなく「「わぁぁぁぁぁぁ!人殺しぃぃぃぃぃぃ!!」」と、2人の声が聞こえてきた。
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