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第10章 ゼロの開始点
第253話 魔法のクニから
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【エスジネス】
一行は、メルサバを襲った第二の魔物をαに任せ、エスジネスにやってきた。
αから与えられた記憶通り、人々は黒のローブにとんがり帽子を被り、辺り一面に雪が降り積もっている。そして、子供達は楽しそうに雪合戦をして遊んでいる。
「おお!見ろよタクロー、アイスがいっぱい積もってるぜ!」
「あ、ずるい!ウチも食べる!」
「やめときな。美味そうだけどソレ、何入ってっか分かったもんじゃあねぇぜ」
リュウヤがそう言った瞬間、2人は食べようと掬っていた雪をドサリと元気なく落とした。リュウヤの言う通り、雪は自然かき氷のようにも思える。しかし、その中には何が入っているか、考えたくはないが、とにかく有害なものが沢山入っている。
冗談抜きに、良い子は食べちゃダメだ。
「それにしても、何故お主らはこんな寒さで平気なのじゃ?」
「わだじもゔ、ごごえじにぞゔでず!ヘクチッ」
振り返ると、雪の寒さに負けた2人が体を縮こませて震えていた。しかも、おタツに関してはしれっとリュウヤに抱きつき、1人肌の暖を取っていた。
そういえば、少し肌寒い気はしていたが、震えるほど寒かっただろうか?
タクマは自分の体を触り、鳥肌を確認した。ある。結構ブツブツしている。それなのに、寒さは感じない。
「そんなに寒いか?」
「心地いいくらい、には感じるでござる」
「……あ、そうか!俺っち達、北の国から来たから寒さに耐性あるんだ!」
「え?おっ!」
リュウヤはどこからグッズを持ってきたのか、五の方の五郎のような服に早着替えをして謎を解いた。
そうだ。そう言えば俺道民だったわ。
タクマは肝心なことを思い出した。
「って、そんなのいいから早く服を新調しましょうよ!」
「ほらお前様、冬服屋にレッツらゴーでありんす!」
【エスジネス 服屋】
服屋に入ると早速、冬用の魔道ローブがタクマ達をお出迎えしてくれた。とんがり帽子とセットで売られているのか、はたまたそこに透明な魔法使い達が居るのか、どっちに取れば良いのか分からない世界が、奥にも広がっている。
「いらっしゃいませ!皆様は、観光客ですか?それとも、エスジネスに新しくやって来られた方ですか?」
「えっと、観光みたいな感じ、です」
結構グイグイと来る店員に押されつつ、タクマは質問に答えた。背はタクマよりも低かったが、まるですごく懐いている親戚の子供みたいに、無理矢理顔を近付けてくる。しかも、結構可愛い。
そう彼女の美しさに見惚れていると、頭に重い一撃が入った。案の定、犯人はメアだった。
「ケッ、このエロスケが」
「痛ったいなぁもう、何すんだよ」
「そ、それではごゆっくりどうぞ」
──それから数十分、一行は新しい服を買うために観光客コーナーで暖かそうなものを中心に物色をした。
ハンサムな刑事が着てそうなコートに、猫のような毛並みのワンピースなど、目移りがすごく、それだけでも目が疲れそうになる。
「おっ、タクローそんな所で休んで何してんだよ」
「俺に合いそうなのがなくってさ。ほら、コレとかどーよ」
タクマは体の前にハンサムなコートを合わせ、アリーナに見せた。すると、アリーナはタクマの顔と服を見比べて吹き出した。
「お、おま。フヒッ、合わねぇ~」
「そら見ろ泣くほど笑うじゃあねぇか」
「な、なら、間を取って紺のコートとか……ブフッ」
「コイツゥ……」
笑いの収まらないアリーナにキレそうになりながらも、紺のコートを手に取り、それを体の前に持って、鏡を見た。
あ、会うかも。突然ビビッと来たタクマは、紺のコートを買う事に決め、リュウヤ達の様子を見に向かった。
すると、更衣室の前で何やらクスクスと笑うのを堪えているリュウヤの姿が見えた。
「リュウヤ、何してんの?」
「ちょうど良かったぜタクマ。見せてやってくれ、ママ」
「全く、お前様はホント物好きでありんすな」
おタツの呆れた声と共に、更衣室のカーテンが開いた。
その奥には、黒のコートに黒のコサック帽子を被ったおタツの姿があった。長身美麗の出立ちに黒コート、なんとなく見覚えがあるその姿は、汽車が光の海に旅立ちそうだった。
「タクロー、機械の体は欲しくない?」
「いりません。てかアリーナ、何で知ってんだよ」
振り返ると、アリーナはシラを切って下手くそな口部を吹いた。多分何かしら知っている。
「どうよ似合ってるだろ?メー○ルコーデ」
「悪くはないけど、流石に色々マズイから別のに変えようぜ」
それから1時間、色々と悩みに悩んだ結果、タクマ達の新しい服が決まった。
メアとノエルとナノはお揃い色違いのコートワンピース、タクマは紺のコート。残りの4人はマフラー4本で乗り切ることになった。
「どやじぃじ、ウチらお揃いやで!」
「白と黒と薄ピンク、なんだか猫っぽいですね」
「これで少しは暖かくなると良いのじゃがのぅ」
楽しそうなノエルとナノを横目に、メアは少し恥ずかしそうにフリフリを触る。さっきのおタツメーテ○とは全く違うが、金髪に黒コーデは一番映えるのかもしれない。
タクマは思いながら、再び街の景色を拝んだ。
やはりどこを見渡しても、基本的なカラーが黒のため、白と黒のグラデーションが綺麗に見える。まるで、昔々の白黒テレビの世界にやって来たような、そんなどこか懐かしい気持ちになる。
一行は、メルサバを襲った第二の魔物をαに任せ、エスジネスにやってきた。
αから与えられた記憶通り、人々は黒のローブにとんがり帽子を被り、辺り一面に雪が降り積もっている。そして、子供達は楽しそうに雪合戦をして遊んでいる。
「おお!見ろよタクロー、アイスがいっぱい積もってるぜ!」
「あ、ずるい!ウチも食べる!」
「やめときな。美味そうだけどソレ、何入ってっか分かったもんじゃあねぇぜ」
リュウヤがそう言った瞬間、2人は食べようと掬っていた雪をドサリと元気なく落とした。リュウヤの言う通り、雪は自然かき氷のようにも思える。しかし、その中には何が入っているか、考えたくはないが、とにかく有害なものが沢山入っている。
冗談抜きに、良い子は食べちゃダメだ。
「それにしても、何故お主らはこんな寒さで平気なのじゃ?」
「わだじもゔ、ごごえじにぞゔでず!ヘクチッ」
振り返ると、雪の寒さに負けた2人が体を縮こませて震えていた。しかも、おタツに関してはしれっとリュウヤに抱きつき、1人肌の暖を取っていた。
そういえば、少し肌寒い気はしていたが、震えるほど寒かっただろうか?
タクマは自分の体を触り、鳥肌を確認した。ある。結構ブツブツしている。それなのに、寒さは感じない。
「そんなに寒いか?」
「心地いいくらい、には感じるでござる」
「……あ、そうか!俺っち達、北の国から来たから寒さに耐性あるんだ!」
「え?おっ!」
リュウヤはどこからグッズを持ってきたのか、五の方の五郎のような服に早着替えをして謎を解いた。
そうだ。そう言えば俺道民だったわ。
タクマは肝心なことを思い出した。
「って、そんなのいいから早く服を新調しましょうよ!」
「ほらお前様、冬服屋にレッツらゴーでありんす!」
【エスジネス 服屋】
服屋に入ると早速、冬用の魔道ローブがタクマ達をお出迎えしてくれた。とんがり帽子とセットで売られているのか、はたまたそこに透明な魔法使い達が居るのか、どっちに取れば良いのか分からない世界が、奥にも広がっている。
「いらっしゃいませ!皆様は、観光客ですか?それとも、エスジネスに新しくやって来られた方ですか?」
「えっと、観光みたいな感じ、です」
結構グイグイと来る店員に押されつつ、タクマは質問に答えた。背はタクマよりも低かったが、まるですごく懐いている親戚の子供みたいに、無理矢理顔を近付けてくる。しかも、結構可愛い。
そう彼女の美しさに見惚れていると、頭に重い一撃が入った。案の定、犯人はメアだった。
「ケッ、このエロスケが」
「痛ったいなぁもう、何すんだよ」
「そ、それではごゆっくりどうぞ」
──それから数十分、一行は新しい服を買うために観光客コーナーで暖かそうなものを中心に物色をした。
ハンサムな刑事が着てそうなコートに、猫のような毛並みのワンピースなど、目移りがすごく、それだけでも目が疲れそうになる。
「おっ、タクローそんな所で休んで何してんだよ」
「俺に合いそうなのがなくってさ。ほら、コレとかどーよ」
タクマは体の前にハンサムなコートを合わせ、アリーナに見せた。すると、アリーナはタクマの顔と服を見比べて吹き出した。
「お、おま。フヒッ、合わねぇ~」
「そら見ろ泣くほど笑うじゃあねぇか」
「な、なら、間を取って紺のコートとか……ブフッ」
「コイツゥ……」
笑いの収まらないアリーナにキレそうになりながらも、紺のコートを手に取り、それを体の前に持って、鏡を見た。
あ、会うかも。突然ビビッと来たタクマは、紺のコートを買う事に決め、リュウヤ達の様子を見に向かった。
すると、更衣室の前で何やらクスクスと笑うのを堪えているリュウヤの姿が見えた。
「リュウヤ、何してんの?」
「ちょうど良かったぜタクマ。見せてやってくれ、ママ」
「全く、お前様はホント物好きでありんすな」
おタツの呆れた声と共に、更衣室のカーテンが開いた。
その奥には、黒のコートに黒のコサック帽子を被ったおタツの姿があった。長身美麗の出立ちに黒コート、なんとなく見覚えがあるその姿は、汽車が光の海に旅立ちそうだった。
「タクロー、機械の体は欲しくない?」
「いりません。てかアリーナ、何で知ってんだよ」
振り返ると、アリーナはシラを切って下手くそな口部を吹いた。多分何かしら知っている。
「どうよ似合ってるだろ?メー○ルコーデ」
「悪くはないけど、流石に色々マズイから別のに変えようぜ」
それから1時間、色々と悩みに悩んだ結果、タクマ達の新しい服が決まった。
メアとノエルとナノはお揃い色違いのコートワンピース、タクマは紺のコート。残りの4人はマフラー4本で乗り切ることになった。
「どやじぃじ、ウチらお揃いやで!」
「白と黒と薄ピンク、なんだか猫っぽいですね」
「これで少しは暖かくなると良いのじゃがのぅ」
楽しそうなノエルとナノを横目に、メアは少し恥ずかしそうにフリフリを触る。さっきのおタツメーテ○とは全く違うが、金髪に黒コーデは一番映えるのかもしれない。
タクマは思いながら、再び街の景色を拝んだ。
やはりどこを見渡しても、基本的なカラーが黒のため、白と黒のグラデーションが綺麗に見える。まるで、昔々の白黒テレビの世界にやって来たような、そんなどこか懐かしい気持ちになる。
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