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2   アナルの調教なんてお断りします

1   初めの浣腸

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 昼食を食べ終えてピンク部に戻ってきた。
 検査室に来たが、亜梨子はやることはない。
 AIの守君は、ずっと働いているらしい。
 亜梨子のデーターを取り込んで学習しているらしい。
「亜梨子、これできる?」
 わたされたのは、体温にぬくめられた水のような物が入ったチューブだった。
 千代さんが病院で処方されていたので、見覚えがある。
「浣腸ですか?」
「今からしてきて」
「私、便秘ではありません」
 千代さんは、頑固な便秘症だったので、週に1度はしていた。
 人肌まで暖めてあげたこともある。
「便秘でなくても検査で必要なんだ。これからはしばらくの間、毎朝、してきてくれる?」
 珍しく末長が、亜梨子に指示を出した。
 誉は、来客がきて、初めて秘書らしくお客様にお茶を出した。
「学君にデーターを送りたいんだ」
「わかりました」
「使い方はわかる?」
「同居していた人がしていたので、知っています」
「お腹が落ち着いたら、バスローブを着て検査室に来てくれる?」
「はい」
 亜梨子は暖かいそれを持って、更衣室に向かった。
 先にバスローブに着替えて、ソファーベッドに横になり、お尻に浣腸液を入れる。
「うーん、気持ち悪い」
 お腹の中がぐるぐるしている。
 3分もしないうちに、お腹が痛くなる。
 急いでトイレに向かう。
(5分から10分、がまんするんだよね)
 トイレの個室に入って、お腹を抱える。
 千代さんの手伝いはしたことはあったが、亜梨子は自分でしたことはない。
 時計を見ながら、お腹を抱える。
「もう、いいかな?」
 お腹はもう限界なほど痛い。


 トイレを済ませ、落ち着いて考える。
 守君にデーターを送るって言ってた。
 まさかお尻のデーターも取るのだろうか?
 扉がノックされて、誉が入ってきた。
「いいのかい、本当に?」
「え?」
「浣腸引き受けてくれたんだってね」
「しましたけど、何をするんですか?」
 誉はニコリと魅力的な笑顔を見せた。
「時間が惜しい。早くおいで」
「あの、お尻に何をするつもりですか?」
「亜梨子は最高のパートナーだ」
「どんなパートナーでしょうか?」
 逃げられないように、腕を掴まれ引っ張られる。

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