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有宮ハイネの暴走
⑩
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どうして起こしてくれなかったんだよ!?
スマホのロック画面には『11:28』の表示。
深夜、日付が回ってもお構いなしに仕事に没頭して、眠くなってきた頃に布団に潜りこんだ。それが最後の記憶だ。
アラームをセットしていなかったのはちょっとした事故だ。時間設定とアラーム音とをいじくって、アラーム自体をかけ忘れてしまっていたのだ……言い訳ではない。
だけど!! 起こしてくれたらいいじゃないか。
朝のコーヒータイムは二人で過ごすって約束していたのに。どうして起こしてくれなかったんだ。何度言ってもノックしないで部屋に侵入してくるくせに。
もしかして……まだキレてるのか?
思えば、トーマスが起こしてくれないのも理解できなくはない。昨晩のちょっとした意見の相違というか……あの出来事があって、すぐに元の調子で起こされて、行ってきますのキスまでしたら、複雑な気持ちになるだろう。
これが、普通の反応なのだ。
オレは何を期待していたんだろう? 彼が本当にオレをあっさり許して、追及の手を止めておおらかにオレを受け入れてくれるとでも?
そう思っていたさ!! だけど現実は違った。彼だって人間で、オレを簡単には許さず、そして顔を合わせることすら気まずくなった。
今夜、オレはどうしたらいい? ドアノブに手をかけることすら億劫だ。彼に軽蔑の眼差しを向けられることが恐ろしい。
……そうだ、引きこもってしまおう。
思い立ったが吉日。オレは唯一の私服であるパーカーを引っ張り出して、スマホ片手に外へ飛び出した。何のためにって? もちろん、買い出しのため。
手軽に食べられる不摂生代表のカップラーメン様や、タッパーで茹でられてコスパ&アレンジバリエーション最強のパスタ様を買い込んで、部屋に貯蔵しておくんだ。恐ろしいことに、オレに与えられた部屋はもともと住んでいたワンルームより広い……。
レジ袋を部屋の隅に置いて、オレはやっぱり仕事を始めた。
忙しさを言い訳にしている? 否定はしないけど、肯定もできない。事実、オレは過去一番忙しいのだ。
トーマスとの共同リリックビデオは思わぬ反響を呼んで、案件を増やす手伝いをしてくれた。ヤバい案件メールも増えたけど……。仕事は受けられるときに受ける。なにせオレは定職につかないフリーランス。いつ仕事が途絶えるかわかったものじゃないのだ。
そんなわけで、オレは忙しい。キャパオーバーしている予感を自分で感じるほどに。
だけど仕事は昔より楽だ。クライアントとの噛み合わないコミュニケーション以外は。
液タブにへばりついている時、ちょっと粋な日本語訳を考えている時、オレを急かすのは時間だけ。上司や同期や後輩からの嫌味な言葉や営業成績ではない。ここは、オレのデスクの列だけスポットライトのように照らされている閑散としたオフィスじゃない。
「オレが外に出なくて怒るかな……いいや、彼はいま怒ってるんだ。オレになんか無関心だ。そうに決まってる……そして彼は今後オレに怒ったりしない。呆れられて捨てられるだけだ。それっていつになりそう? ううっ……お腹が痛い」
今後起こりうる様々な悪いことを考えると左の脇腹がキリキリしてくる。
そして現実は、オレの想像より淡白で薄味だった。
彼が帰ってきても部屋から出ず、引きこもっていても彼は部屋に突撃して来ないし顔色を窺うノックもしない。まあトーマスは元からオレの顔色なんか窺ったことないけど。
最初は緊張していたオレも、何事もなさすぎる現実にあまりに拍子抜けして、悲しくなった。彼はもう、オレに興味がないんだ。オレのことなんて面倒臭いと思っているに違いない。出て行く準備をした方がいいんだろう。物件を探そう。新しい就職先も。履歴書を買って、スピード写真機で貼り付ける写真を用意して、面接のアポを取って、髪を切って面接を受けに行くんだ。
働きたくない!!
オレは今の生活が充実している。好きなことで食いつないで、そんなに好きじゃないことでも、大衆の中に紛れて社会の歯車の一部になって忍耐とコミュニケーション能力と処世術が試される理不尽上等の暗黒世界にまたしても飛び込むより百億倍マシだ。
いつ彼が爆発して、家から出ていけとケツを蹴られるかわかったものじゃない。
つまり、オレが謝るべきなんだ。
「許してくれる? 許してくれるかなあ……だって今日も起こしてくれなかった。顔も見てない。一言、ごめんなさいをして全部チャラになるかなあ。む、無理だ。許してくれるわけない……オレのイメージは最悪だって言うのに」
どうする。どうしたらいい? この生活を維持するためには家主との良好な関係はマストだ。っていうか、家主云々以前にオレたちは恋人同士だっていうのに。
古来、日本においても海外においても、相手の渋面を和らげるものは何かといったら、おいしいごはんもしくはお金。つまり、賄賂だ。
トーマスが拒否しようにも拒否できないエサを用意する必要があり、そしてオレにはそれが可能だ。彼はオレの熱狂的なファンだから。ドン引くくらい。彼の部屋はオレが今までクリエイターの物販サイトで発売した数少ないアイテムが勢揃いしている。彼は海賊版でも転売でもなく公式サイトから正規品を買ってくれるし、今のように直接会う前から購入報告をしてくれていた。
つまり……グッズを作るんだ。面倒だけど。
仕事の合間を縫って、急ピッチで。現物到着はいつになるかわからないけど。
め、面倒臭い……しかもお金がかかる。だから、彼に渡すのは彼のためのものだ。彼にだけ特別に作ったら媚びていると思われるだろうから、ストアで販売することは前提で、SNSでしつこいくらい告知して、受注販売、値段は……利益を考えると、誰が買うんだって値段にならないようにしないといけないし注文先も選別しないといけないし。
まず、なにを販売するかって? それは決まってる。パーカーだ。スウェットもいいな……。
彼がいちファンだった頃からオレに要望を出していた品だ。
クリエイター物販で定番のTシャツ、パーカー、スウェット。
彼にはXXLサイズが必要だ……。だけど、オレがデザインしたパーカーを着ている姿を想像するだけでさぶいぼが立つ。
「いや、弱音を吐いてる場合じゃない。オレの生活がかかってるんだ……」
そんなわけで邪な気持ちでデザインを考えながら仕事に励む毎日が過ぎていった。トーマスがいるときは息を殺して、彼がノックしてくれるのを待っていたけど、オレの仕事が一段落するまで一度も訪ねて来なかった。
そして、ついに彼に切り出す時が来た。
何日かぶりに見た彼の顔は、少しげんなりしているようだったけどオレがそう思いたいだけな気もする。
「ええと、元気だった?」
なんて奴だ!! 我ながらうんざりする。
波風立てないように生きてきたオレにとって、喧嘩なんて子供の時以来だ。重要な第一声を逃した。そんな気がする。
トーマスの表情がさらにうんざりしたような具合になってオレは今すぐ部屋に回れ右したくなった。
彼から繰り出される嫌味の応酬を甘んじて受け入れて、心が折れる直前で切り札を出すと、彼は華麗に手のひらを返したのだった。
「トーマス、もう怒ってないの?」
「……もう一度始めるかい?」
恐る恐る聞いてしまって後悔した。そうだ、彼はまだ怒ってる。怒ってるけど目を瞑ってくれてるんだ。
「い、いいや!! もう、十分わかったよ……頭を冷やした。きみが心配してくれたのにオレは誠実な対応をしなかった」
「ほかに何か言いたいことはある?」
やや食い気味な彼が何を期待しているのかすぐに理解した。
オレはすぐに口ごもる。
「えっと……それは、うーん……」
仲直りへ向かっていたお互いの空気が一気に冷え込んだ。やってしまったと思ったがオレに言えることはない。
トーマスがこめかみを抑える仕草をして、数秒黙る。オレが折れないとわかるとため息をついた。
「………わかったよ、もういい。ハグしよう。そしてまた始めよう」
「できれば、もう喧嘩するようなことがないといいけど……」
「ヘンリー?」
今のは俺が悪かった……。しばらく彼と会話してなくて、彼のいない時間が多かったせいで口から飛び出してしまったのだ。
「ご、ごめんなさい……」
手もみして謝罪の言葉を述べる。
自分から開戦の宣告をしておいてなんだが、これは本当の本当に本心だ。
「さあ、きみからおいでよ」
失言に目を瞑ってくれる代わりに、彼はオレの積極性を求めているらしい。両腕を広げて構える彼はいつもよりさらに大きく見える。
気恥ずかしさにためらって、だけどこの機会を逃したくなくて、オレも彼と同じように両腕を広げて踏み出す。
おいでよ、なんて言っておいて。
残りの距離を埋めたのは彼だった。
硬い胸板に埋もれて、太い腕に抱きしめられる。この安心感を確かに取り戻した。彼といられる幸せも、まるで充電しているみたいにオレの中にみなぎっている。
彼がオレを求めてくれることが嬉しい。まだここにいられる。
オレたちはまた始められる。
スマホのロック画面には『11:28』の表示。
深夜、日付が回ってもお構いなしに仕事に没頭して、眠くなってきた頃に布団に潜りこんだ。それが最後の記憶だ。
アラームをセットしていなかったのはちょっとした事故だ。時間設定とアラーム音とをいじくって、アラーム自体をかけ忘れてしまっていたのだ……言い訳ではない。
だけど!! 起こしてくれたらいいじゃないか。
朝のコーヒータイムは二人で過ごすって約束していたのに。どうして起こしてくれなかったんだ。何度言ってもノックしないで部屋に侵入してくるくせに。
もしかして……まだキレてるのか?
思えば、トーマスが起こしてくれないのも理解できなくはない。昨晩のちょっとした意見の相違というか……あの出来事があって、すぐに元の調子で起こされて、行ってきますのキスまでしたら、複雑な気持ちになるだろう。
これが、普通の反応なのだ。
オレは何を期待していたんだろう? 彼が本当にオレをあっさり許して、追及の手を止めておおらかにオレを受け入れてくれるとでも?
そう思っていたさ!! だけど現実は違った。彼だって人間で、オレを簡単には許さず、そして顔を合わせることすら気まずくなった。
今夜、オレはどうしたらいい? ドアノブに手をかけることすら億劫だ。彼に軽蔑の眼差しを向けられることが恐ろしい。
……そうだ、引きこもってしまおう。
思い立ったが吉日。オレは唯一の私服であるパーカーを引っ張り出して、スマホ片手に外へ飛び出した。何のためにって? もちろん、買い出しのため。
手軽に食べられる不摂生代表のカップラーメン様や、タッパーで茹でられてコスパ&アレンジバリエーション最強のパスタ様を買い込んで、部屋に貯蔵しておくんだ。恐ろしいことに、オレに与えられた部屋はもともと住んでいたワンルームより広い……。
レジ袋を部屋の隅に置いて、オレはやっぱり仕事を始めた。
忙しさを言い訳にしている? 否定はしないけど、肯定もできない。事実、オレは過去一番忙しいのだ。
トーマスとの共同リリックビデオは思わぬ反響を呼んで、案件を増やす手伝いをしてくれた。ヤバい案件メールも増えたけど……。仕事は受けられるときに受ける。なにせオレは定職につかないフリーランス。いつ仕事が途絶えるかわかったものじゃないのだ。
そんなわけで、オレは忙しい。キャパオーバーしている予感を自分で感じるほどに。
だけど仕事は昔より楽だ。クライアントとの噛み合わないコミュニケーション以外は。
液タブにへばりついている時、ちょっと粋な日本語訳を考えている時、オレを急かすのは時間だけ。上司や同期や後輩からの嫌味な言葉や営業成績ではない。ここは、オレのデスクの列だけスポットライトのように照らされている閑散としたオフィスじゃない。
「オレが外に出なくて怒るかな……いいや、彼はいま怒ってるんだ。オレになんか無関心だ。そうに決まってる……そして彼は今後オレに怒ったりしない。呆れられて捨てられるだけだ。それっていつになりそう? ううっ……お腹が痛い」
今後起こりうる様々な悪いことを考えると左の脇腹がキリキリしてくる。
そして現実は、オレの想像より淡白で薄味だった。
彼が帰ってきても部屋から出ず、引きこもっていても彼は部屋に突撃して来ないし顔色を窺うノックもしない。まあトーマスは元からオレの顔色なんか窺ったことないけど。
最初は緊張していたオレも、何事もなさすぎる現実にあまりに拍子抜けして、悲しくなった。彼はもう、オレに興味がないんだ。オレのことなんて面倒臭いと思っているに違いない。出て行く準備をした方がいいんだろう。物件を探そう。新しい就職先も。履歴書を買って、スピード写真機で貼り付ける写真を用意して、面接のアポを取って、髪を切って面接を受けに行くんだ。
働きたくない!!
オレは今の生活が充実している。好きなことで食いつないで、そんなに好きじゃないことでも、大衆の中に紛れて社会の歯車の一部になって忍耐とコミュニケーション能力と処世術が試される理不尽上等の暗黒世界にまたしても飛び込むより百億倍マシだ。
いつ彼が爆発して、家から出ていけとケツを蹴られるかわかったものじゃない。
つまり、オレが謝るべきなんだ。
「許してくれる? 許してくれるかなあ……だって今日も起こしてくれなかった。顔も見てない。一言、ごめんなさいをして全部チャラになるかなあ。む、無理だ。許してくれるわけない……オレのイメージは最悪だって言うのに」
どうする。どうしたらいい? この生活を維持するためには家主との良好な関係はマストだ。っていうか、家主云々以前にオレたちは恋人同士だっていうのに。
古来、日本においても海外においても、相手の渋面を和らげるものは何かといったら、おいしいごはんもしくはお金。つまり、賄賂だ。
トーマスが拒否しようにも拒否できないエサを用意する必要があり、そしてオレにはそれが可能だ。彼はオレの熱狂的なファンだから。ドン引くくらい。彼の部屋はオレが今までクリエイターの物販サイトで発売した数少ないアイテムが勢揃いしている。彼は海賊版でも転売でもなく公式サイトから正規品を買ってくれるし、今のように直接会う前から購入報告をしてくれていた。
つまり……グッズを作るんだ。面倒だけど。
仕事の合間を縫って、急ピッチで。現物到着はいつになるかわからないけど。
め、面倒臭い……しかもお金がかかる。だから、彼に渡すのは彼のためのものだ。彼にだけ特別に作ったら媚びていると思われるだろうから、ストアで販売することは前提で、SNSでしつこいくらい告知して、受注販売、値段は……利益を考えると、誰が買うんだって値段にならないようにしないといけないし注文先も選別しないといけないし。
まず、なにを販売するかって? それは決まってる。パーカーだ。スウェットもいいな……。
彼がいちファンだった頃からオレに要望を出していた品だ。
クリエイター物販で定番のTシャツ、パーカー、スウェット。
彼にはXXLサイズが必要だ……。だけど、オレがデザインしたパーカーを着ている姿を想像するだけでさぶいぼが立つ。
「いや、弱音を吐いてる場合じゃない。オレの生活がかかってるんだ……」
そんなわけで邪な気持ちでデザインを考えながら仕事に励む毎日が過ぎていった。トーマスがいるときは息を殺して、彼がノックしてくれるのを待っていたけど、オレの仕事が一段落するまで一度も訪ねて来なかった。
そして、ついに彼に切り出す時が来た。
何日かぶりに見た彼の顔は、少しげんなりしているようだったけどオレがそう思いたいだけな気もする。
「ええと、元気だった?」
なんて奴だ!! 我ながらうんざりする。
波風立てないように生きてきたオレにとって、喧嘩なんて子供の時以来だ。重要な第一声を逃した。そんな気がする。
トーマスの表情がさらにうんざりしたような具合になってオレは今すぐ部屋に回れ右したくなった。
彼から繰り出される嫌味の応酬を甘んじて受け入れて、心が折れる直前で切り札を出すと、彼は華麗に手のひらを返したのだった。
「トーマス、もう怒ってないの?」
「……もう一度始めるかい?」
恐る恐る聞いてしまって後悔した。そうだ、彼はまだ怒ってる。怒ってるけど目を瞑ってくれてるんだ。
「い、いいや!! もう、十分わかったよ……頭を冷やした。きみが心配してくれたのにオレは誠実な対応をしなかった」
「ほかに何か言いたいことはある?」
やや食い気味な彼が何を期待しているのかすぐに理解した。
オレはすぐに口ごもる。
「えっと……それは、うーん……」
仲直りへ向かっていたお互いの空気が一気に冷え込んだ。やってしまったと思ったがオレに言えることはない。
トーマスがこめかみを抑える仕草をして、数秒黙る。オレが折れないとわかるとため息をついた。
「………わかったよ、もういい。ハグしよう。そしてまた始めよう」
「できれば、もう喧嘩するようなことがないといいけど……」
「ヘンリー?」
今のは俺が悪かった……。しばらく彼と会話してなくて、彼のいない時間が多かったせいで口から飛び出してしまったのだ。
「ご、ごめんなさい……」
手もみして謝罪の言葉を述べる。
自分から開戦の宣告をしておいてなんだが、これは本当の本当に本心だ。
「さあ、きみからおいでよ」
失言に目を瞑ってくれる代わりに、彼はオレの積極性を求めているらしい。両腕を広げて構える彼はいつもよりさらに大きく見える。
気恥ずかしさにためらって、だけどこの機会を逃したくなくて、オレも彼と同じように両腕を広げて踏み出す。
おいでよ、なんて言っておいて。
残りの距離を埋めたのは彼だった。
硬い胸板に埋もれて、太い腕に抱きしめられる。この安心感を確かに取り戻した。彼といられる幸せも、まるで充電しているみたいにオレの中にみなぎっている。
彼がオレを求めてくれることが嬉しい。まだここにいられる。
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