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セブール
59.必要な物を揃えましょう
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車でしか来れない郊外のアウトレットモールに、やって来ました!
カルテットは、現在自宅にお留守番中です。
「アンナの予算は、10万円です」
「私は?」
ナチュラルに集りだした容子を睨みつけて、
「自分の金で買え」
と一刀両断する。
家計は、折半しているのだ。
欲しい物は、自分の金で買ってくれ。
「偶には、買ってくれても良いじゃん」
「そっくり、そのままお返しするよ」
暗に集るなと睨むと、容子は渋々といった感じで引き下がった。
「そんなに現金持ってきてないもん」
「普段どんな金の使い方してんだよ」
思わず半眼になる私に対し、容子はケロッとした顔で言った。
「自分の小遣いと生活費以外は、定期預金に預けているけど?」
「小遣いの範囲で楽しめよ」
「それはそれ、これはこれ」
容子は、満面の笑みを浮かべながら集りを止めるつもりはないと宣言した。
細々としたものを毎回集られるよりは、少し値の張る物を一つ集られて終わる方がマシか。
「………予算は3万円。それ以上は、自分の小遣いで賄うこと。共有の予備金から引いておくからな」
「了解」
容子は、目先の欲に囚われている。
生活費の余りをコツコツ積み立たお金は、福袋購入資金に充てているのを理解しているのだろうか。
年末になって、半泣きになっている様が目に浮かぶ。
言わずに、そっとしておこう。
後で、思いっきり後悔するが良いさ。
「容子、スマートフォン出して」
「何で?」
「会社名に名義変更してくる。機種変更と新規契約で二時間くらい携帯ショップに籠ると思うから、その間に買い物済ませてきなよ。服と下着と布団一式は、絶対に購入してね」
指定した三点は、最低限無くてはならないものである。
アンナも琴陵ファミリーの一員なのだ。
最低限の快適は、享受して貰わなければ困る。
「了解。集合時間と場所は?」
「二時間後、Dショップ前で良いんじゃない? 早く終わりそうなら、念話するから」
「OK牧場! 私のスマホも名義変更と併せて、新機種に機種編キボンヌ」
私が返事する前に、容子はアンナの手を引いて買い物に行ってしまった。
端末もかれこれ五年は、使用している。
電池交換して使ってきたが、流石に最新機種と比べれば使い勝手は悪いだろう。
「私も機種変更しようかな……」
私は、面倒な手続きをさっさと終わらせるべくDショップに足を踏み入れた。
四台新規契約と二台名義変更+機種変更は、私が想定したより早く終わった。
型落ちの端末だが、最新機種を買うよりは安上がりだし、今まで使っていた端末より性能が良い。
端末を割賦契約しなかったから、手続きがスムーズに済んだのだろう。
「時間も余ったし、アンナ用のパソコンでも買いに行こうかな」
アンナは、地頭が良いのだ。
日本でも彼女は、即戦力として働いて貰う予定だ。
主に経理とか、経理とか、経理とかして貰いたい。
いつまでもドンブリ勘定で会社経営するのは良くない。
私のパソコンも、OSのサポート切れが目前に迫っている。
二度アップデートをしたが、三度目は端末が対応していなかった為に出来ない状況だ。
「自前のパソコンにOfficeを入れると、絶対仕事用になるのが目に見えているしなぁ……」
正直、自分のパソコンで仕事したくないで御座る。
とは言え、Officeが入ってなければ作成したデータの確認が出来なくなる。
メモリー増設して、一番処理速度が高いCPUを選んだら軽く30万近く諭吉が飛んだ。
こればかりは、仕方がない。
自前のパソコンは、CPU重視で選んで購入したのでアンナのパソコンの半額で済んだ。
どちらもノートパソコンなので、両手に抱えてトイレで拡張空間ホームに放り込んだ。
一息ついていると、容子から念話が飛んできた。
<おーい、今どこにいる? Dショップに着いてるんだけど、トイレか?>
腕時計を見ると、思っていたよりも買い物に時間が掛ってしまったようだ。
<今、家電量販店のトイレの中。パソコン買ってた>
<最近、調子悪いって言ってたっけ。良いのあった?>
<うん。そっちは、買い物終わったの?>
<終わったよ>
<終わりました>
買い物が無事に済んで何よりだ。
後は、昼食を取って帰宅するだけだな。
<今から、Dショップに行く。二人ともそこで待機な>
<はい>
<了解>
念話を切って、私はDショップに戻った。
Dショップ前には、コケシと欧米美人のコンビが異様な空気を醸し出している。
私、今からアレに声を掛けるのか。
ちょっと、嫌だな。
なんて思いつつ、私は意を決して二人に声を掛けた。
「お待たせ。容子、スマホ返すわ。これは、アンナさんの分だよ」
二人にスマートフォンを渡すと、容子は眉間に皺を寄せた。
「最新機種じゃない」
「半年前の型落ちでも、最新機種と遜色ないでしょう。そんなに最新機種が良いなら、端末代金自腹で購入しなよ」
「ぐっ……はい。データの引継ぎはされているみたいだけど、この不要なアプリ何とかできないの?」
初期設定で入っている不要なアプリの多さに、容子はブチブチと文句を言い出した。
「いい加減、自分でアンインストールできる様になろうよ」
「うっかり操作ミスして、データー吹っ飛ばしても良いならやるけど?」
彼女は、壊滅的な機械音痴である。
彼女が壊した電子機器は数知れず、キッズフォンを与えようかと考えたこともあった。
慣れるまでは、付きっ切りで教えなければならないと思うと頭が痛い。
「操作方法は、レストランで食事を取りながら教えるよ」
「私、海鮮丼食べたい」
容子の要望は、丸っと無視してアンナに問いかける。
「アンナさん、容子の言う事は無視して良いから。何が食べたい?」
「えっと、よく分からないのでお任せします」
「あっさりか、こってりな料理どっちが好き?」
「こってりな料理です」
「サイデリアにしよう。安価で美味しいし」
「私の口は、海鮮丼な気分なんだけどなー」
「向こうでは、生で食べる習慣が無いかもしれないんだぞ。容子、初めての外食が虫料理のフルコースだったらどうする? 喜んで食べられる?」
私の指摘に容子はバツの悪そうな顔になり、アンナに謝罪した。
「ごめん。そこまで、考えが回らなかった。そうだよね。洋食が一番食べなれているもんね」
「生ものは、アンナさんが興味を持ったらで良いんじゃない? 無理して食べる必要はないし。美味しいものは、沢山あるんだから」
「うん。サイデリアに行こう!」
気分が浮上したのか、容子はサイデリアで何を食べようか食べ物の名前をポンポンと上げている。
「決まらないなら、日替わりランチにしとけ」
とツッコミつつ、私達はサイデリアでランチをした。
結局、スマートフォンとパソコンの操作について説明したのは自宅に戻ってきてからになった。
アンナの戸籍について、どうするかという話になり、容子が久世を頼ろうと言い出した。
彼女曰く、久世はアンダーグラウンドでも顔が広いらしい。
「戸籍って簡単に用意できるものなの?」
「久世師匠が可能だって言うなら、用意するのは可能だから心配しなくて良いと思うよ。一応、向こう一年はタダ働き決定したけど」
「私、サイエスを行き来するから一年間縛られるのは困るんだけど」
と難色を示すと、
「その辺は、大丈夫。私の方が需要が高いから、余程のことが無い限り宥子には回さないようにするよ」
と容子が珍しく自発的に率先してやると言い出した。
いつも仕事に対してサボリ気味な容子が、珍しく率先してヤル気を出すなんて裏があるに違いない。
ジト目で睨んでいると、
「琴陵家の一大事だよ。私だって、やる時はやるんです。宥子が頑張っているのに、私が何にもしないのはおかしいでしょう」
と思わぬ言葉に、あの我儘娘が成長したなぁと感慨に耽っていたら、
「あ、久世師匠の仕事は別途特別手当の支給宜しく」
とほざきやがった。
最後の一言で全部台無しだ。
「私の感藤返せー!」
「あはははは」
和気藹々(?)として帰宅した私達は、リビングに直行した。
グチャグチャになった部屋の惨状を目の当たりにして、私と容子は悲鳴を上げた。
「イーヤーッ!」
「ギャーッ!!」
冷蔵庫が荒らされ、床に散らばったおつまみや菓子の食べかすが散乱している。
果ては、秘蔵の酒瓶がゴロゴロと床に転がっていた。
「Oh…Jesus」
思わず、床にへたり込んでしまった。
酒盛りしていた蟒蛇二匹と、お菓子を貪っている二匹に特大の雷を落としたのは言うまでもない。
カルテットは、現在自宅にお留守番中です。
「アンナの予算は、10万円です」
「私は?」
ナチュラルに集りだした容子を睨みつけて、
「自分の金で買え」
と一刀両断する。
家計は、折半しているのだ。
欲しい物は、自分の金で買ってくれ。
「偶には、買ってくれても良いじゃん」
「そっくり、そのままお返しするよ」
暗に集るなと睨むと、容子は渋々といった感じで引き下がった。
「そんなに現金持ってきてないもん」
「普段どんな金の使い方してんだよ」
思わず半眼になる私に対し、容子はケロッとした顔で言った。
「自分の小遣いと生活費以外は、定期預金に預けているけど?」
「小遣いの範囲で楽しめよ」
「それはそれ、これはこれ」
容子は、満面の笑みを浮かべながら集りを止めるつもりはないと宣言した。
細々としたものを毎回集られるよりは、少し値の張る物を一つ集られて終わる方がマシか。
「………予算は3万円。それ以上は、自分の小遣いで賄うこと。共有の予備金から引いておくからな」
「了解」
容子は、目先の欲に囚われている。
生活費の余りをコツコツ積み立たお金は、福袋購入資金に充てているのを理解しているのだろうか。
年末になって、半泣きになっている様が目に浮かぶ。
言わずに、そっとしておこう。
後で、思いっきり後悔するが良いさ。
「容子、スマートフォン出して」
「何で?」
「会社名に名義変更してくる。機種変更と新規契約で二時間くらい携帯ショップに籠ると思うから、その間に買い物済ませてきなよ。服と下着と布団一式は、絶対に購入してね」
指定した三点は、最低限無くてはならないものである。
アンナも琴陵ファミリーの一員なのだ。
最低限の快適は、享受して貰わなければ困る。
「了解。集合時間と場所は?」
「二時間後、Dショップ前で良いんじゃない? 早く終わりそうなら、念話するから」
「OK牧場! 私のスマホも名義変更と併せて、新機種に機種編キボンヌ」
私が返事する前に、容子はアンナの手を引いて買い物に行ってしまった。
端末もかれこれ五年は、使用している。
電池交換して使ってきたが、流石に最新機種と比べれば使い勝手は悪いだろう。
「私も機種変更しようかな……」
私は、面倒な手続きをさっさと終わらせるべくDショップに足を踏み入れた。
四台新規契約と二台名義変更+機種変更は、私が想定したより早く終わった。
型落ちの端末だが、最新機種を買うよりは安上がりだし、今まで使っていた端末より性能が良い。
端末を割賦契約しなかったから、手続きがスムーズに済んだのだろう。
「時間も余ったし、アンナ用のパソコンでも買いに行こうかな」
アンナは、地頭が良いのだ。
日本でも彼女は、即戦力として働いて貰う予定だ。
主に経理とか、経理とか、経理とかして貰いたい。
いつまでもドンブリ勘定で会社経営するのは良くない。
私のパソコンも、OSのサポート切れが目前に迫っている。
二度アップデートをしたが、三度目は端末が対応していなかった為に出来ない状況だ。
「自前のパソコンにOfficeを入れると、絶対仕事用になるのが目に見えているしなぁ……」
正直、自分のパソコンで仕事したくないで御座る。
とは言え、Officeが入ってなければ作成したデータの確認が出来なくなる。
メモリー増設して、一番処理速度が高いCPUを選んだら軽く30万近く諭吉が飛んだ。
こればかりは、仕方がない。
自前のパソコンは、CPU重視で選んで購入したのでアンナのパソコンの半額で済んだ。
どちらもノートパソコンなので、両手に抱えてトイレで拡張空間ホームに放り込んだ。
一息ついていると、容子から念話が飛んできた。
<おーい、今どこにいる? Dショップに着いてるんだけど、トイレか?>
腕時計を見ると、思っていたよりも買い物に時間が掛ってしまったようだ。
<今、家電量販店のトイレの中。パソコン買ってた>
<最近、調子悪いって言ってたっけ。良いのあった?>
<うん。そっちは、買い物終わったの?>
<終わったよ>
<終わりました>
買い物が無事に済んで何よりだ。
後は、昼食を取って帰宅するだけだな。
<今から、Dショップに行く。二人ともそこで待機な>
<はい>
<了解>
念話を切って、私はDショップに戻った。
Dショップ前には、コケシと欧米美人のコンビが異様な空気を醸し出している。
私、今からアレに声を掛けるのか。
ちょっと、嫌だな。
なんて思いつつ、私は意を決して二人に声を掛けた。
「お待たせ。容子、スマホ返すわ。これは、アンナさんの分だよ」
二人にスマートフォンを渡すと、容子は眉間に皺を寄せた。
「最新機種じゃない」
「半年前の型落ちでも、最新機種と遜色ないでしょう。そんなに最新機種が良いなら、端末代金自腹で購入しなよ」
「ぐっ……はい。データの引継ぎはされているみたいだけど、この不要なアプリ何とかできないの?」
初期設定で入っている不要なアプリの多さに、容子はブチブチと文句を言い出した。
「いい加減、自分でアンインストールできる様になろうよ」
「うっかり操作ミスして、データー吹っ飛ばしても良いならやるけど?」
彼女は、壊滅的な機械音痴である。
彼女が壊した電子機器は数知れず、キッズフォンを与えようかと考えたこともあった。
慣れるまでは、付きっ切りで教えなければならないと思うと頭が痛い。
「操作方法は、レストランで食事を取りながら教えるよ」
「私、海鮮丼食べたい」
容子の要望は、丸っと無視してアンナに問いかける。
「アンナさん、容子の言う事は無視して良いから。何が食べたい?」
「えっと、よく分からないのでお任せします」
「あっさりか、こってりな料理どっちが好き?」
「こってりな料理です」
「サイデリアにしよう。安価で美味しいし」
「私の口は、海鮮丼な気分なんだけどなー」
「向こうでは、生で食べる習慣が無いかもしれないんだぞ。容子、初めての外食が虫料理のフルコースだったらどうする? 喜んで食べられる?」
私の指摘に容子はバツの悪そうな顔になり、アンナに謝罪した。
「ごめん。そこまで、考えが回らなかった。そうだよね。洋食が一番食べなれているもんね」
「生ものは、アンナさんが興味を持ったらで良いんじゃない? 無理して食べる必要はないし。美味しいものは、沢山あるんだから」
「うん。サイデリアに行こう!」
気分が浮上したのか、容子はサイデリアで何を食べようか食べ物の名前をポンポンと上げている。
「決まらないなら、日替わりランチにしとけ」
とツッコミつつ、私達はサイデリアでランチをした。
結局、スマートフォンとパソコンの操作について説明したのは自宅に戻ってきてからになった。
アンナの戸籍について、どうするかという話になり、容子が久世を頼ろうと言い出した。
彼女曰く、久世はアンダーグラウンドでも顔が広いらしい。
「戸籍って簡単に用意できるものなの?」
「久世師匠が可能だって言うなら、用意するのは可能だから心配しなくて良いと思うよ。一応、向こう一年はタダ働き決定したけど」
「私、サイエスを行き来するから一年間縛られるのは困るんだけど」
と難色を示すと、
「その辺は、大丈夫。私の方が需要が高いから、余程のことが無い限り宥子には回さないようにするよ」
と容子が珍しく自発的に率先してやると言い出した。
いつも仕事に対してサボリ気味な容子が、珍しく率先してヤル気を出すなんて裏があるに違いない。
ジト目で睨んでいると、
「琴陵家の一大事だよ。私だって、やる時はやるんです。宥子が頑張っているのに、私が何にもしないのはおかしいでしょう」
と思わぬ言葉に、あの我儘娘が成長したなぁと感慨に耽っていたら、
「あ、久世師匠の仕事は別途特別手当の支給宜しく」
とほざきやがった。
最後の一言で全部台無しだ。
「私の感藤返せー!」
「あはははは」
和気藹々(?)として帰宅した私達は、リビングに直行した。
グチャグチャになった部屋の惨状を目の当たりにして、私と容子は悲鳴を上げた。
「イーヤーッ!」
「ギャーッ!!」
冷蔵庫が荒らされ、床に散らばったおつまみや菓子の食べかすが散乱している。
果ては、秘蔵の酒瓶がゴロゴロと床に転がっていた。
「Oh…Jesus」
思わず、床にへたり込んでしまった。
酒盛りしていた蟒蛇二匹と、お菓子を貪っている二匹に特大の雷を落としたのは言うまでもない。
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