キャバクラに体験入店してきたフワモコ猫が突然Ｎｏ．2になったのに性格良すぎてまあまあツライ

天然と天然の盛り合わせ

世の中には唯一無二の女の子がいる。
決して天才とか絶世の美女ではない。
地球人ではないような唯一無二の女子。

「そうなんですー。あたし、昔から「変わってる」とか「宇宙人」とか言われてたんですー」


決して天才ではない。
奇才でもない。
しかし、不思議な魅力に溢れ、
何故か気になってしまう独特の存在。


このキャバクラで働く最年少ド新人バニラちゃんがそうだった。


バニラちゃんの特徴
●面白キャラなのに自覚がない
●早口なのに内容がない
●田舎者らしい田舎者
●実はマンガの才能がある
●トーク番組に出るとお笑い芸人の大先輩を困惑させる



「あたし、ずっとクリームさんがすごいなーと思ってて、あたしより後に入って来たのになんかすごいなーと思ってて、いつかお話しできたらいいなーって思ってて、でもできなくて今日はお給料日だから絶対会えるなーと思ってたからお話しできたらなーと思ってたんですけどお話ししてみてほーんとよかったです」



クリームちゃんは特に会話した覚えはない。
ただひたすら一方的なトークを、
会話したかのように思うところも
常人から見れば天才の域に達している。


変なヤツは変なヤツをおびき寄せるパワーでも持っているのだろうか？


店で浮いている2人(正確には一人と一匹)がここに揃った。


浮いている2人がタッグを組むと
雰囲気は極寒に到達する。


そして、