115 / 556
115
しおりを挟む
…それから10分後。
「オッケーだって。ここから歩いて5分ぐらいの所にある空き地なら貰えるって」
「マジか。見に行こーぜ」
「うん!」
「書類は今から作らせるらしいから多分一時間後じゃないかな」
「オッケーオッケー」
佐藤の返事を聞いて俺は深山と一緒に早速新しく貰った土地を見に行く事に。
「…ココ」
「うわ狭っ。立地的にも住宅には向かねーな」
「だから今まで空き地だったんでしょーが」
大きな建物に囲まれた変な場所にある10坪ほどの空き地に案内され、感想を言うと佐藤に呆れたようにツッコまれた。
「そりゃそうか。ま、俺らは住まねーからどうでもいーけどな」
「で、どうするの?大工でも呼ぶ?」
「いや、俺の兵に簡単な家を建てさせる」
「へー。海原の兵ってそんな事も出来るんだ」
「まあな。とりあえず材料買ってこねーと…じゃあ書類が出来たら電話してくれ」
「分かった。じゃあ私たちは戻ってお菓子食べとこ」
「うん!」
俺は深山と佐藤を城まで送ると木材や建築資材を買いに行って空き地に山小屋のような簡単な家を建てさせる事にした。
…見てる間に暇なので、ついでに藤原に電話してアレコレと説明する事に。
…そして昼。
「うわっ!マジでワープだ!」
書類と建築が終わり簡単な小屋が手に入ったので藤原に電話してスキルで戻して貰った。
「おう佐藤久しぶりだな」
「佐藤さん久しぶりー!」
「佐藤も来たんだ!」
佐藤が拠点ワープに驚いていると柴田が手を上げながら挨拶して斉藤と住吉が嬉しそうに駆け寄る。
「王様、ただの過労だって?」
「一応寝込んでたから行って良かったかもな。新しい移動拠点も手に入ったし」
「そういや聞いてよ!また海原がさー!」
柴田の問いに俺がそう返すと佐藤が思い出したようにさっきの事をみんなに話し出した。
ーーーーーーー
その夜。
「あ、もうこんな時間。そろそろ帰らないと…藤原お願い」
「あいよ。海」
「へいへい」
夕飯を食べ終わった後に時間を見た佐藤が藤原に頼むと俺に話を振って来たので王都の移動拠点に兵を召喚する。
「じゃあまたね!」
「うん。またね」
「永江さんも。バイバイ」
『うむ』
「んじゃ、行くぜ?」
「お願い」
佐藤が手を振って別れの挨拶をするので藤原は気を遣って確認してから佐藤を王都へと送った。
「オッケーだって。ここから歩いて5分ぐらいの所にある空き地なら貰えるって」
「マジか。見に行こーぜ」
「うん!」
「書類は今から作らせるらしいから多分一時間後じゃないかな」
「オッケーオッケー」
佐藤の返事を聞いて俺は深山と一緒に早速新しく貰った土地を見に行く事に。
「…ココ」
「うわ狭っ。立地的にも住宅には向かねーな」
「だから今まで空き地だったんでしょーが」
大きな建物に囲まれた変な場所にある10坪ほどの空き地に案内され、感想を言うと佐藤に呆れたようにツッコまれた。
「そりゃそうか。ま、俺らは住まねーからどうでもいーけどな」
「で、どうするの?大工でも呼ぶ?」
「いや、俺の兵に簡単な家を建てさせる」
「へー。海原の兵ってそんな事も出来るんだ」
「まあな。とりあえず材料買ってこねーと…じゃあ書類が出来たら電話してくれ」
「分かった。じゃあ私たちは戻ってお菓子食べとこ」
「うん!」
俺は深山と佐藤を城まで送ると木材や建築資材を買いに行って空き地に山小屋のような簡単な家を建てさせる事にした。
…見てる間に暇なので、ついでに藤原に電話してアレコレと説明する事に。
…そして昼。
「うわっ!マジでワープだ!」
書類と建築が終わり簡単な小屋が手に入ったので藤原に電話してスキルで戻して貰った。
「おう佐藤久しぶりだな」
「佐藤さん久しぶりー!」
「佐藤も来たんだ!」
佐藤が拠点ワープに驚いていると柴田が手を上げながら挨拶して斉藤と住吉が嬉しそうに駆け寄る。
「王様、ただの過労だって?」
「一応寝込んでたから行って良かったかもな。新しい移動拠点も手に入ったし」
「そういや聞いてよ!また海原がさー!」
柴田の問いに俺がそう返すと佐藤が思い出したようにさっきの事をみんなに話し出した。
ーーーーーーー
その夜。
「あ、もうこんな時間。そろそろ帰らないと…藤原お願い」
「あいよ。海」
「へいへい」
夕飯を食べ終わった後に時間を見た佐藤が藤原に頼むと俺に話を振って来たので王都の移動拠点に兵を召喚する。
「じゃあまたね!」
「うん。またね」
「永江さんも。バイバイ」
『うむ』
「んじゃ、行くぜ?」
「お願い」
佐藤が手を振って別れの挨拶をするので藤原は気を遣って確認してから佐藤を王都へと送った。
0
お気に入りに追加
329
あなたにおすすめの小説
女神のお気に入り少女、異世界で奮闘する。(仮)
土岡太郎
ファンタジー
自分の先祖の立派な生き方に憧れていた高校生の少女が、ある日子供助けて死んでしまう。
死んだ先で出会った別の世界の女神はなぜか彼女を気に入っていて、自分の世界で立派な女性として活躍ができるようにしてくれるという。ただし、女神は努力してこそ認められるという考え方なので最初から無双できるほどの能力を与えてくれなかった。少女は憧れの先祖のような立派な人になれるように異世界で愉快で頼れる仲間達と頑張る物語。 でも女神のお気に入りなので無双します。
*10/17 第一話から修正と改訂を初めています。よければ、読み直してみてください。
*R-15としていますが、読む人によってはそう感じるかもしないと思いそうしています。
あと少しパロディもあります。
小説家になろう様、カクヨム様、ノベルアップ+様でも投稿しています。
YouTubeで、ゆっくりを使った音読を始めました。
良ければ、視聴してみてください。
【ゆっくり音読自作小説】女神のお気に入り少女、異世界で奮闘する。(仮)
https://youtu.be/cWCv2HSzbgU
それに伴って、プロローグから修正をはじめました。
ツイッター始めました。 https://twitter.com/tero_oo
「やり直しなんていらねえ!」と追放されたけど、セーブ&ロードなしで大丈夫?~崩壊してももう遅い。俺を拾ってくれた美少女パーティと宿屋にいく~
風白春音
ファンタジー
セーブ&ロードという唯一無二な魔法が使える冒険者の少年ラーク。
そんなラークは【デビルメイデン】というパーティーに所属していた。
ラークのお陰で【デビルメイデン】は僅か1年でSランクまで上り詰める。
パーティーメンバーの為日夜セーブ&ロードという唯一無二の魔法でサポートしていた。
だがある日パーティーリーダーのバレッドから追放宣言を受ける。
「いくらやり直しても無駄なんだよ。お前よりもっと戦力になる魔導士見つけたから」
「え!? いやでも俺がいないと一回しか挑戦できないよ」
「同じ結果になるなら変わらねえんだよ。出ていけ無能が」
他のパーティーメンバーも全員納得してラークを追放する。
「俺のスキルなしでSランクは難しかったはずなのに」
そう呟きながらラークはパーティーから追放される。
そしてラークは同時に個性豊かな美少女達に勧誘を受け【ホワイトアリス】というパーティーに所属する。
そのパーティーは美少女しかいなく毎日冒険者としても男としても充実した生活だった。
一方バレッド率いる【デビルメイデン】はラークを失ったことで徐々に窮地に追い込まれていく。
そしてやがて最低Cランクへと落ちぶれていく。
慌てたバレッド達はラークに泣きながら土下座をして戻ってくるように嘆願するがもう時すでに遅し。
「いや俺今更戻る気ないから。知らん。頑張ってくれ」
ラークは【デビルメイデン】の懇願を無視して美少女達と楽しく冒険者ライフを送る。
これはラークが追放され【デビルメイデン】が落ちぶれていくのと同時にラークが無双し成り上がる冒険譚である。
スマートシステムで異世界革命
小川悟
ファンタジー
/// 毎日19時に投稿する予定です。 ///
★☆★ システム開発の天才!異世界転移して魔法陣構築で生産チート! ★☆★
新道亘《シンドウアタル》は、自分でも気が付かないうちにボッチ人生を歩み始めていた。
それならボッチ卒業の為に、現実世界のしがらみを全て捨て、新たな人生を歩もうとしたら、異世界女神と事故で現実世界のすべてを捨て、やり直すことになってしまった。
異世界に行くために、新たなスキルを神々と作ったら、とんでもなく生産チートなスキルが出来上がる。
スマフォのような便利なスキルで異世界に生産革命を起こします!
序章(全5話)異世界転移までの神々とのお話しです
第1章(全12話+1話)転生した場所での検証と訓練
第2章(全13話+1話)滞在先の街と出会い
第3章(全44話+4話)遺産活用と結婚
第4章(全17話)ダンジョン探索
第5章(執筆中)公的ギルド?
※第3章以降は少し内容が過激になってきます。
上記はあくまで予定です。
カクヨムでも投稿しています。
俺の店の屋根裏がいろんな異世界ダンジョンの安全地帯らしいから、握り飯を差し入れてる。
網野ホウ
ファンタジー
【小説家になろう】さまにて作品を先行投稿しています。
俺、畑中幸司。
過疎化が進む雪国の田舎町の雑貨屋をしてる。
来客が少ないこの店なんだが、その屋根裏では人間じゃない人達でいつも賑わってる。
賑わってるって言うか……祖母ちゃんの頼みで引き継いだ、握り飯の差し入れの仕事が半端ない。
食費もかかるんだが、そんなある日、エルフの女の子が手伝いを申し出て……。
まぁ退屈しない日常、おくってるよ。
隠密スキルでコレクター道まっしぐら
たまき 藍
ファンタジー
没落寸前の貴族に生まれた少女は、世にも珍しい”見抜く眼”を持っていた。
その希少性から隠し、閉じ込められて5つまで育つが、いよいよ家計が苦しくなり、人買いに売られてしまう。
しかし道中、隊商は強力な魔物に襲われ壊滅。少女だけが生き残った。
奇しくも自由を手にした少女は、姿を隠すため、魔物はびこる森へと駆け出した。
これはそんな彼女が森に入って10年後、サバイバル生活の中で隠密スキルを極め、立派な素材コレクターに成長してからのお話。
喰らう度強くなるボクと姉属性の女神様と異世界と。〜食べた者のスキルを奪うボクが異世界で自由気ままに冒険する!!〜
田所浩一郎
ファンタジー
中学でいじめられていた少年冥矢は女神のミスによりできた空間の歪みに巻き込まれ命を落としてしまう。
謝罪代わりに与えられたスキル、《喰らう者》は食べた存在のスキルを使い更にレベルアップすることのできるチートスキルだった!
異世界に転生させてもらうはずだったがなんと女神様もついてくる事態に!?
地球にはない自然や生き物に魔物。それにまだ見ぬ珍味達。
冥矢は心を踊らせ好奇心を満たす冒険へと出るのだった。これからずっと側に居ることを約束した女神様と共に……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる