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第4章 集大成・ウィンターカップ
第208話 桐神学園の狙い
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チーム メンバープロフィール
秦野 武史
桐神学園高等学校2年
187㎝76kg
誕生日:11/4
血液型:A
特徴:10㎝ほどの長さのサラサラヘアーが特徴。やや長い為試合ではヘッドバンドをする。本職はポイントガードだがフォワードも務めることができるマルチプレイヤー。スコアラーの多い桐神学園ではアシストに徹する事が多い。多才さと能力では2年生の中でもNo.1。また、試合ではほとんど見せないがダンクもできる。
特技:舌で鼻の先を舐められる
趣味:読書
得意教科:現代文
苦手教科:物理
得意なプレイ:アシスト、ランニングプレー、ドライブ
バスケを始めたきっかけ:父に観戦に連れていかれて
密かな悩み:秦野を波多野とよく書き間違えられる
-----------------------------
前半終了
星垓 66
桐神学園 57
河合【前半終了、星垓66、桐神学園57、星垓の9点リードで折り返しです。
杉山さん、ここまでご覧になっていかがでしょうか】
杉山【そうですね、決勝に相応しい素晴らしい試合だと思います。選抜は3年生の大会という言葉がありますが、前半の最後は1年生が互いのチームで存在感を発揮していました。共に先輩を勝たせたい、という気持ちの表れでしょう】
河合【後半、どういった所がポイントになって来るでしょうか】
杉山【私個人としては、下級生の活躍を見て3年生が何を感じたか、ですかね。集大成となるこの大会、3年生の活躍がポイントになる場面は必ず来ます。両校の3年生に注目していきましょう】
-観客席-
春香「ふはぁ…なんか最後の方息もつけなかったよ」
点の取り合いになり、展開が速かったためリアクションに忙しかった春香。
涼真「折り返しになって仕切り直し。どう動くのか…それともスタメンに戻して様子を見るのか」
(唐沢先生の事だ、後者は多分ないな)
佳奈絵「それにしても、春や夏の時よりもハイスコアだねぇ…もぐもぐ」←ハムとレタスのサンドイッチ
華音「桐神学園はこういう展開は十八番だと思ってたけど、星垓もよく考えればオフェンスが強いチームだしこの展開でも唐沢先生は勝てるって自信があったんやろねぇ」
糸織里「でも、このままだと桐神は負ける訳だから、絶対ディフェンスで仕掛けてきますよね?」
満月「確かに…」
美保「前半でボックスワンは簡単に破られてるし…ゾーンはうちにもシューターがいっぱいいるから…他に作戦ってあるのかな」
小春「マッチアップゾーンは?」
涼真「あれは、確かに外にも中にも強い。パスを通させづらくさせるディフェンスでもあるけどその分難しい。
相当な練度が必要になる。局面で使ってくる可能性はあるけど星垓みたいに切り札で使ってくる事はないんじゃないか?
特にオフェンス志向の強い桐神学園だ、ディフェンスまでその練度だったら正直、神奈川で桐神に勝てるチームなんてないよ」
-記者席-
中嶋「問題は、星垓がどんな手を打つかですね」
山下「負けている桐神じゃなくて?」
中嶋「元々桐神学園は、オフェンス志向のチーム。速くてハイスコアな展開が得意なんです。対して星垓は、同じく速い展開が得意とはいえ…それ以外の戦い方もできる。
ディフェンスの要である神崎君が守り合いでスローな展開に強いように、相手の失点を抑えながら勝つ事もできる。唐沢先生がこのハイスコアで速い展開を維持しに行くのか、それとも止めに行くのか…」
山下「なるほど…」
ブーッ!!!
そうこうしているうちに、ハーフタイムも終わりに近づき、両チームのメンバーが控え室からコートに戻ってくる。
そして、両チームユニフォーム姿になった5人がコートに出てくる。
「ええ…!?マジで?」
「桐神学園はともかく…何あの星垓のメンバー…」
観客席からどよめきが起こる。
星垓
4 新城 敦史 185㎝ 3年
15 小笠原 大樹 188㎝ 1年
12 福島 雅彦 185㎝ 2年
10 須川 勇大 190㎝ 2年
7 髙木 悠介 199㎝ 3年
桐神学園
15 新海 千尋 175㎝ 1年
13 秦野 武史 187㎝ 2年
14 櫻田 祥人 184㎝ 1年
4 長崎 健正 187㎝ 3年
11 桝田 一輝 188㎝ 2年
新海を入れて機動力を極限まで上げてきた桐神学園に対して星垓、ここでまさかの平均身長が190㎝に届こうかというビッグラインナップ。
涼真「これはまた…」
(デカい上に…機動力もさして落ちてない。大樹も福島先輩も慎太郎や新城さんを毎日相手してガードのマークには慣れているし、須川さんみたいな外から打てるビッグマンはこの布陣と相性が良い。攻撃力と守備力、どっちを重視するかと思ったら…どっちもかよ)
唐沢監督の巧妙な采配に苦笑いする涼真。
河合【両チームメンバーを変えてきました。片や桐神学園はスターティングガードの新海を。片や星垓は今大会初出場の福島、インサイドプレイヤーながらスリーポイントも得意な須川、リバウンドに強い1年生の小笠原を入れて来ました】
杉山【桐神学園はわかりやすいですね、新海君を入れてツーガードにして機動力を極限まで上げてきました。星垓の方は…かなりビッグラインナップですね。唐沢監督はどういった考えで送り出したんでしょうか】
会場がどよめく中、後半は星垓ボールからスタート。
新城「1本!」
桐神学園のディフェンスはマンツーマン。
新城に秦野、大樹に櫻田、福島に新海、須川に長崎、髙木に桝田のマッチアップ。
ダム…ダム…
新城、ドリブルしたままボールを保持。
秦野(ディレイドか…?)
ダム!!!
24秒タイマー残り10秒で新城、ドライブ。
秦野「抜かすか…!」
ガシッ!!
髙木のスクリーンに捕まる。
そして、ロールした髙木には須川がスクリーン。
秦野(初っ端からスペインピック…!)
ビッ!
新城、外にポップした須川にパス。
須川、スイッチした秦野のチェックを受けながらシュート。
星垓メンバー「「「来い…!」」」
ガガッ!!
だが、シュートはリングに嫌われる。
桝田「よし」
リバウンドは桐神・桝田。
長崎「走れ!」
パスを受けた新海がボールを運ぶ。
だが、新海が新城のマークを受けながらボールをフロントコートに進めた時には、星垓メンバーは5人ともマークマンを捕まえていた。
櫻田「このラインナップでもマンツーマン…?」
新海に新城、秦野に福島、櫻田に大樹、長崎に須川、桝田に髙木のマッチアップ。
ビッ!
ビッ!
ビッ!
ボールは新海からインサイド、ローポストに走り込んだ桝田に。
桝田からハイポストの長崎に。
長崎から、新海のスクリーンを使って右ウイングに走り込んだ櫻田に。
櫻田(この15番…さっきから全力で振り切ってるのについてきやがる…インサイドの選手らしいが脚力は一流ガードにも引けを取らねえ)
ダム!!
キュキュッ!
櫻田、高速のドライブからステップバック。
そこから更にフェイダウェイでのスリーポイントシュート。
これを止められた選手は、涼真以外にいなかった。
だが
ゾクッ…
ビッ!
櫻田、咄嗟にパスに切り替える。
ブン!!
直後、大樹のブロックが空を切る。
インサイド、長崎がハイポストで受け取る。
米田「長崎!時間ないぞ!」
ベンチから声が飛ぶ。
24秒タイマーは残り5秒を切っている。
長崎、やむなく須川のチェックを受けながらタフなミドルシュート。
ガン!!
このシュートも外れる。
大樹「くそ…もうちょっとだったのに」
櫻田「ったく…星垓はどいつもこいつも…1人残らず油断ならねえな」
河合【両チーム、最初の攻撃は失敗です】
杉山【リズムが良かったのは星垓ですがね。打たされたシュートで終わった桐神学園に対して星垓はスペインピックからきちんと形を作れていましたから】
星垓の攻撃。
新城が時間をかけてフロントコートに運ぶ。
新城、そこからまたドリブルでボール保持。
長崎(なるほどな、リードしているのもあってディレイドでペースを落としてきたか…)
櫻田(ペースが落ちれば自然、走る展開に持ち込みづらくなる。負けてる桐神学園からすれば嫌な作戦だ)
ダム!!
24秒タイマー、残り10秒。
新城が再びドライブ。
髙木、須川も先程と同じくスクリーンを張る。
ビッ!
新城、そこから再び須川へのパスを選択。
山下「また…?」
中嶋「いや…桐神学園はそうやってスペインピックを攻略する気なのか」
山下「!?」
中嶋「スペインピックの選択肢は3つ。ボールハンドラー(新城)のドライブからのレイアップ、ピックアンドロールのビッグマン(髙木)のインサイド、そしてピックアンドポップのシューター(須川)のスリーポイントシュート。このうち最も確率が低いシュートは?」
山下「あ…!外のシュート」
中嶋「シューターといえどスリーポイントシュートは難しいし確率もどんなに良いシューターでも5割に届く事は稀…スペインピックであえてそこにパスの先を誘導するようにディフェンスする事で外のシュートを打たせる」
ビッ!
須川、またしてもチェックを受けながらスリーポイントシュート。
中嶋「そして、シューターにはちゃんとプレッシャーをかけてシュートが落ちる確率をあげる」
ガン!
シュートが外れる。
中嶋(唐沢監督…この狙いに気づいているのか…?)
……To be continued
秦野 武史
桐神学園高等学校2年
187㎝76kg
誕生日:11/4
血液型:A
特徴:10㎝ほどの長さのサラサラヘアーが特徴。やや長い為試合ではヘッドバンドをする。本職はポイントガードだがフォワードも務めることができるマルチプレイヤー。スコアラーの多い桐神学園ではアシストに徹する事が多い。多才さと能力では2年生の中でもNo.1。また、試合ではほとんど見せないがダンクもできる。
特技:舌で鼻の先を舐められる
趣味:読書
得意教科:現代文
苦手教科:物理
得意なプレイ:アシスト、ランニングプレー、ドライブ
バスケを始めたきっかけ:父に観戦に連れていかれて
密かな悩み:秦野を波多野とよく書き間違えられる
-----------------------------
前半終了
星垓 66
桐神学園 57
河合【前半終了、星垓66、桐神学園57、星垓の9点リードで折り返しです。
杉山さん、ここまでご覧になっていかがでしょうか】
杉山【そうですね、決勝に相応しい素晴らしい試合だと思います。選抜は3年生の大会という言葉がありますが、前半の最後は1年生が互いのチームで存在感を発揮していました。共に先輩を勝たせたい、という気持ちの表れでしょう】
河合【後半、どういった所がポイントになって来るでしょうか】
杉山【私個人としては、下級生の活躍を見て3年生が何を感じたか、ですかね。集大成となるこの大会、3年生の活躍がポイントになる場面は必ず来ます。両校の3年生に注目していきましょう】
-観客席-
春香「ふはぁ…なんか最後の方息もつけなかったよ」
点の取り合いになり、展開が速かったためリアクションに忙しかった春香。
涼真「折り返しになって仕切り直し。どう動くのか…それともスタメンに戻して様子を見るのか」
(唐沢先生の事だ、後者は多分ないな)
佳奈絵「それにしても、春や夏の時よりもハイスコアだねぇ…もぐもぐ」←ハムとレタスのサンドイッチ
華音「桐神学園はこういう展開は十八番だと思ってたけど、星垓もよく考えればオフェンスが強いチームだしこの展開でも唐沢先生は勝てるって自信があったんやろねぇ」
糸織里「でも、このままだと桐神は負ける訳だから、絶対ディフェンスで仕掛けてきますよね?」
満月「確かに…」
美保「前半でボックスワンは簡単に破られてるし…ゾーンはうちにもシューターがいっぱいいるから…他に作戦ってあるのかな」
小春「マッチアップゾーンは?」
涼真「あれは、確かに外にも中にも強い。パスを通させづらくさせるディフェンスでもあるけどその分難しい。
相当な練度が必要になる。局面で使ってくる可能性はあるけど星垓みたいに切り札で使ってくる事はないんじゃないか?
特にオフェンス志向の強い桐神学園だ、ディフェンスまでその練度だったら正直、神奈川で桐神に勝てるチームなんてないよ」
-記者席-
中嶋「問題は、星垓がどんな手を打つかですね」
山下「負けている桐神じゃなくて?」
中嶋「元々桐神学園は、オフェンス志向のチーム。速くてハイスコアな展開が得意なんです。対して星垓は、同じく速い展開が得意とはいえ…それ以外の戦い方もできる。
ディフェンスの要である神崎君が守り合いでスローな展開に強いように、相手の失点を抑えながら勝つ事もできる。唐沢先生がこのハイスコアで速い展開を維持しに行くのか、それとも止めに行くのか…」
山下「なるほど…」
ブーッ!!!
そうこうしているうちに、ハーフタイムも終わりに近づき、両チームのメンバーが控え室からコートに戻ってくる。
そして、両チームユニフォーム姿になった5人がコートに出てくる。
「ええ…!?マジで?」
「桐神学園はともかく…何あの星垓のメンバー…」
観客席からどよめきが起こる。
星垓
4 新城 敦史 185㎝ 3年
15 小笠原 大樹 188㎝ 1年
12 福島 雅彦 185㎝ 2年
10 須川 勇大 190㎝ 2年
7 髙木 悠介 199㎝ 3年
桐神学園
15 新海 千尋 175㎝ 1年
13 秦野 武史 187㎝ 2年
14 櫻田 祥人 184㎝ 1年
4 長崎 健正 187㎝ 3年
11 桝田 一輝 188㎝ 2年
新海を入れて機動力を極限まで上げてきた桐神学園に対して星垓、ここでまさかの平均身長が190㎝に届こうかというビッグラインナップ。
涼真「これはまた…」
(デカい上に…機動力もさして落ちてない。大樹も福島先輩も慎太郎や新城さんを毎日相手してガードのマークには慣れているし、須川さんみたいな外から打てるビッグマンはこの布陣と相性が良い。攻撃力と守備力、どっちを重視するかと思ったら…どっちもかよ)
唐沢監督の巧妙な采配に苦笑いする涼真。
河合【両チームメンバーを変えてきました。片や桐神学園はスターティングガードの新海を。片や星垓は今大会初出場の福島、インサイドプレイヤーながらスリーポイントも得意な須川、リバウンドに強い1年生の小笠原を入れて来ました】
杉山【桐神学園はわかりやすいですね、新海君を入れてツーガードにして機動力を極限まで上げてきました。星垓の方は…かなりビッグラインナップですね。唐沢監督はどういった考えで送り出したんでしょうか】
会場がどよめく中、後半は星垓ボールからスタート。
新城「1本!」
桐神学園のディフェンスはマンツーマン。
新城に秦野、大樹に櫻田、福島に新海、須川に長崎、髙木に桝田のマッチアップ。
ダム…ダム…
新城、ドリブルしたままボールを保持。
秦野(ディレイドか…?)
ダム!!!
24秒タイマー残り10秒で新城、ドライブ。
秦野「抜かすか…!」
ガシッ!!
髙木のスクリーンに捕まる。
そして、ロールした髙木には須川がスクリーン。
秦野(初っ端からスペインピック…!)
ビッ!
新城、外にポップした須川にパス。
須川、スイッチした秦野のチェックを受けながらシュート。
星垓メンバー「「「来い…!」」」
ガガッ!!
だが、シュートはリングに嫌われる。
桝田「よし」
リバウンドは桐神・桝田。
長崎「走れ!」
パスを受けた新海がボールを運ぶ。
だが、新海が新城のマークを受けながらボールをフロントコートに進めた時には、星垓メンバーは5人ともマークマンを捕まえていた。
櫻田「このラインナップでもマンツーマン…?」
新海に新城、秦野に福島、櫻田に大樹、長崎に須川、桝田に髙木のマッチアップ。
ビッ!
ビッ!
ビッ!
ボールは新海からインサイド、ローポストに走り込んだ桝田に。
桝田からハイポストの長崎に。
長崎から、新海のスクリーンを使って右ウイングに走り込んだ櫻田に。
櫻田(この15番…さっきから全力で振り切ってるのについてきやがる…インサイドの選手らしいが脚力は一流ガードにも引けを取らねえ)
ダム!!
キュキュッ!
櫻田、高速のドライブからステップバック。
そこから更にフェイダウェイでのスリーポイントシュート。
これを止められた選手は、涼真以外にいなかった。
だが
ゾクッ…
ビッ!
櫻田、咄嗟にパスに切り替える。
ブン!!
直後、大樹のブロックが空を切る。
インサイド、長崎がハイポストで受け取る。
米田「長崎!時間ないぞ!」
ベンチから声が飛ぶ。
24秒タイマーは残り5秒を切っている。
長崎、やむなく須川のチェックを受けながらタフなミドルシュート。
ガン!!
このシュートも外れる。
大樹「くそ…もうちょっとだったのに」
櫻田「ったく…星垓はどいつもこいつも…1人残らず油断ならねえな」
河合【両チーム、最初の攻撃は失敗です】
杉山【リズムが良かったのは星垓ですがね。打たされたシュートで終わった桐神学園に対して星垓はスペインピックからきちんと形を作れていましたから】
星垓の攻撃。
新城が時間をかけてフロントコートに運ぶ。
新城、そこからまたドリブルでボール保持。
長崎(なるほどな、リードしているのもあってディレイドでペースを落としてきたか…)
櫻田(ペースが落ちれば自然、走る展開に持ち込みづらくなる。負けてる桐神学園からすれば嫌な作戦だ)
ダム!!
24秒タイマー、残り10秒。
新城が再びドライブ。
髙木、須川も先程と同じくスクリーンを張る。
ビッ!
新城、そこから再び須川へのパスを選択。
山下「また…?」
中嶋「いや…桐神学園はそうやってスペインピックを攻略する気なのか」
山下「!?」
中嶋「スペインピックの選択肢は3つ。ボールハンドラー(新城)のドライブからのレイアップ、ピックアンドロールのビッグマン(髙木)のインサイド、そしてピックアンドポップのシューター(須川)のスリーポイントシュート。このうち最も確率が低いシュートは?」
山下「あ…!外のシュート」
中嶋「シューターといえどスリーポイントシュートは難しいし確率もどんなに良いシューターでも5割に届く事は稀…スペインピックであえてそこにパスの先を誘導するようにディフェンスする事で外のシュートを打たせる」
ビッ!
須川、またしてもチェックを受けながらスリーポイントシュート。
中嶋「そして、シューターにはちゃんとプレッシャーをかけてシュートが落ちる確率をあげる」
ガン!
シュートが外れる。
中嶋(唐沢監督…この狙いに気づいているのか…?)
……To be continued
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