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第4章 集大成・ウィンターカップ
第185話 徹底
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他チーム メンバープロフィール
阿部 理人
東裁大相模高等学校3年
186㎝78kg
誕生日:9/30
血液型:B
特徴:ツーブロックに鋭い目が特徴的。だが目つきとは裏腹に面倒見が良く思いやりのある性格。相模中時代は副キャプテンを務めていた。攻守にバランスが良いが特に粘り強く激しいディフェンスが持ち味で、これまで数多のマッチアップ相手を苦しめてきた。
ゲームのやり過ぎのせいか裸眼の視力は悪く、バスケをしていない通常時はメガネ。
特技:格ゲー
趣味:ゲーム
得意教科:物理、数学
苦手教科:古典
得意なプレイ:ディフェンス
バスケを始めたきっかけ:小学校1年の時に友達に誘われて
密かな悩み:コンタクトレンズにかかる金が馬鹿にならないので、目にレーザーを当てる手術をしようかしまいか悩んでいる
-----------------------------
第1Q 残り8:51
星垓 8
東裁大相模 0
慎太郎のスリーポイントが決まり、開始から連続8得点の星垓。
今野「1本!」
相模のオフェンス。
原「まだ1分だが…これで決められず反対に星垓に決められるならタイムアウトも止むを得んか…」
今野「梅村!ローポストじゃなくてミドルポストでポストアップしろ!」
梅村「はい!」
今野「まだ3回オフェンス失敗して、3回決められただけだ!取り返せる!」
今野、左ミドルポストの梅村にボールを入れる。
髙木(そこからじゃパワープレーするにはゴールから遠すぎるが…?)
ビッ!
梅村、外で神崎を振り切りフリーになった村越にアウトレットパス。
ビッ!
そこから村越、スリーポイント。
スパァッッ!!!
相模メンバー「「「よーし!!!!」」」
相模、開始1分半程で村越のスリーポイントで初得点。
この得点で落ち着きを取り戻した相模は、ディフェンスが機能し始める。
ピピーッ!!!
審判「オフェンスファウル!白8番!!」
神崎「!!!」
ピックアンドロールから神崎がゴール下を狙ったが、突如目の前に阿部が現れた。
阿部、新城のマークを捨てゴール下で神崎からチャージングを奪う事に成功。
相模メンバー「「いいぞ!グッディ!」」
神崎「チッ」
慎太郎「ドンマイです」
続く相模のオフェンス。
またしてもミドルポストでボールを保持する梅村。
ダム!!
梅村、そこから中央方向にドライブ。
髙木「梅村がドライブ!?」
(だがついていけない程ではない…!)
ビッ!
梅村、ドリブルをついたのは1度だけ。
そこから左のショートコーナーへパス。
そこには、阿部が走り込んでいた。
ビッ!
新城のチェックが来るより一瞬早く、阿部の手からボールが放たれた。
スパッ!!
相模メンバー「「「よーし!!!」」」
原「やれやれ」
(どうなる事かと思ったが…2本決めて落ち着いてくれたか)
原、タイムアウトを取らんと立ち上がったまま試合を見ていたが、ベンチに腰かける。
試合はここから、2~5点差のまま推移する。
慎太郎、真田、神崎の1、2年の連携で点を取ったかと思えば、梅村を外に釣り出した髙木にスクリーンをかけ、髙木のボースハンドダンクを引き出す。
そして、阿部にマークされていた新城も自らがスクリーナーとなり味方のチャンスを演出すると共に、新城のマークが薄くなったのを見計らってランニングプレーからレイアップを沈めるなど、星垓は5人がバランス良く得点。
対する相模は、梅村が1度インサイドでディフェンスを引き付け、そこから周囲のメンバーが決めるというパターンで星垓についていく。
だが梅村にまだ得点は生まれず
第1Q 残り3:31
星垓 17
東裁大相模 14
山下「相模は外の好調さに助けられてる感がありますね。梅村君がパスを捌くだけで全然目立ってない」
中嶋「星垓からすればルーキーとは言え相模で1番怖いのは梅村君ですからね。攻撃では梅村君をゴール下から遠ざけてチャンスを作り、ディフェンスではインサイドを人数で封じに来ている」
(まあ、人数で封じなくても髙木君なら1人でも渡り合えるし、インサイドには神崎君もいるから人数をかけすぎな気もしないでもないけど…まさか…わざと…?)
コートでは、相模がオフェンスに向かっている。
梅村が村越にスクリーンをかける。
スクリーンがうまくかかり村越、外でノーマークに。
神崎「(追いつけない…!)髙木さん!スイッチ!」
髙木が懸命に追う。
バチッ!
髙木「!?」
その髙木の脇をボールが飛ぶ。
今野からボールを受けた村越、弾くようにボールをインサイドへ。
そこには、神崎を背負った梅村。
ダム!!!
梅村、パワードリブルで神崎を押し込む。
神崎「ぐ…!」
(強え…!)
バス!!
体勢を崩した神崎の上から梅村がゴール下を決める。
梅村「っしゃあ!」
梅村、片手でガッツポーズしつつディフェンスに戻る。
神崎「俺を狙ってきやがったか」
(確かに中での1対1なら梅村は県内でも最強レベルだ…)
髙木(しかし…ディフェンスの良い神崎の所を敢えて狙ってくるとは…)
バス!!
続いての星垓のオフェンスでは、慎太郎がドライブとパスフェイクで3人ディフェンスを引っ掛け、インサイドに走り込んだ新城がレイアップを決める。
続いての相模のオフェンスは
ガシッ!
髙木「行ったぞ!神崎!」
再びスクリーンから梅村と神崎の1対1を狙ってきた。
ダム!!
だが、先程と違い梅村のパワーアタックに神崎が耐える。
神崎「よし!」
梅村のシュートに合わせ、神崎もブロックの為に跳ぶ。
バチィッ!!!
星垓メンバー「「「よーし!!!」」」
だが
ピーッ!!!
それを打ち消す審判の笛。
審判「イリーガルユースオブハンズ!白8番!!」
神崎「何!?」
(完璧にボールに触れたのに!)
神崎、ファウルを宣告される。
梅村は、シュートに行く際、わざと体勢を少しだけ崩した。
それが審判の角度からは、神崎のファウルを受けたように見えたのだった。
「え?星垓まずくね…?」
「あの8番、もうファウル2つ目じゃん」
※ファウルは5回で退場
ブーッ!!!!
オフィシャル「タイムアウト!白!!」
星垓・唐沢監督、第1Q残り1分半でタイムアウト。
第1Q 残り1:39
星垓 19
東裁大相模 16
唐沢、選手をベンチに座らせて作戦板を用いて作戦の説明をしている。
山下「インサイドの神崎君がファウル2つ目…これは交代よね」
中嶋「そうっすね…まあ、唐沢監督が普通に交代だけする訳がないと思いますが」
ブーッ!
タイムアウトが開ける。
星垓
11 中山 慎太郎 169㎝ 1年
9 真田 直斗 184㎝ 2年
4 新城 敦史 185㎝ 3年
15 小笠原 大樹 188㎝ 1年
10 須川 勇大 190㎝ 2年
東裁大相模
11 今野 正志 176㎝ 2年
5 北田 剛毅 181㎝ 3年
4 阿部 理人 186㎝ 3年
8 村越 悠聖 188㎝ 3年
15 梅村 聡紀 198㎝ 1年
「何ぃぃぃ!?」
「星垓、小さくないか?」
星垓、スモールラインナップ。
山下「…だけならまだいいけど、髙木君を下げたのは一体…?」
中嶋「センターの所以外は別に言う程小さくはないんですが…」
梅村のフリースローから試合再開。
ガン!!
梅村のフリースローは1本目が外れる。
北田(上達してきてるとはいえ…まだまだフリースローはこれからだな)
阿部「1本入れとこうぜ」
梅村「うす」
バス!
梅村、2本目はボードに当てて決める。
慎太郎「1本!」
星垓は全員がアウトサイドを動く。
いわゆる「ファイブアウト」の動き。
これに釣られ、梅村も須川のマークに外を動く事に。
中嶋「なるほど…!」
山下「?」
中嶋「さっきまでは、インサイドプレイヤーの髙木がスクリーンに行くことで梅村君を外に釣り出していたんです。今は須川君が最初から外で動いてるんでスクリーンの必要なく釣り出せてるんですね」
山下「え?それなら髙木君でもできるんじゃ…」
中嶋「髙木君との大きな違いは、須川君は…」
スパァッッ!!!
「きたあ!!須川のスリー!」
第1Q 残り1:23
星垓 22
東裁大相模 17
中嶋「…須川君はインサイドプレイヤーとして強い上に、シューターなんですよね」
山下「なるほど!そして梅村君の意識が外に向けばインサイドを攻められる!パワーも機動力もある須川・小笠原を同時起用したのはそれが理由ね!」
中嶋「ええ。そして新城、中山というスラッシャーもいる。星垓は本当に次から次へと攻撃の引き出しが出てきますね。総合力では北条君がいなくても県内No.1かもしれません」
相模は、梅村からのパスを受けた村越がスリーポイントを決めるも
ブーッ!!
第1Q終了
星垓 26
東裁大相模 20
星垓の攻撃を止めきれず、星垓の6点リードで第1Qを終えた。
……To be continued
阿部 理人
東裁大相模高等学校3年
186㎝78kg
誕生日:9/30
血液型:B
特徴:ツーブロックに鋭い目が特徴的。だが目つきとは裏腹に面倒見が良く思いやりのある性格。相模中時代は副キャプテンを務めていた。攻守にバランスが良いが特に粘り強く激しいディフェンスが持ち味で、これまで数多のマッチアップ相手を苦しめてきた。
ゲームのやり過ぎのせいか裸眼の視力は悪く、バスケをしていない通常時はメガネ。
特技:格ゲー
趣味:ゲーム
得意教科:物理、数学
苦手教科:古典
得意なプレイ:ディフェンス
バスケを始めたきっかけ:小学校1年の時に友達に誘われて
密かな悩み:コンタクトレンズにかかる金が馬鹿にならないので、目にレーザーを当てる手術をしようかしまいか悩んでいる
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第1Q 残り8:51
星垓 8
東裁大相模 0
慎太郎のスリーポイントが決まり、開始から連続8得点の星垓。
今野「1本!」
相模のオフェンス。
原「まだ1分だが…これで決められず反対に星垓に決められるならタイムアウトも止むを得んか…」
今野「梅村!ローポストじゃなくてミドルポストでポストアップしろ!」
梅村「はい!」
今野「まだ3回オフェンス失敗して、3回決められただけだ!取り返せる!」
今野、左ミドルポストの梅村にボールを入れる。
髙木(そこからじゃパワープレーするにはゴールから遠すぎるが…?)
ビッ!
梅村、外で神崎を振り切りフリーになった村越にアウトレットパス。
ビッ!
そこから村越、スリーポイント。
スパァッッ!!!
相模メンバー「「「よーし!!!!」」」
相模、開始1分半程で村越のスリーポイントで初得点。
この得点で落ち着きを取り戻した相模は、ディフェンスが機能し始める。
ピピーッ!!!
審判「オフェンスファウル!白8番!!」
神崎「!!!」
ピックアンドロールから神崎がゴール下を狙ったが、突如目の前に阿部が現れた。
阿部、新城のマークを捨てゴール下で神崎からチャージングを奪う事に成功。
相模メンバー「「いいぞ!グッディ!」」
神崎「チッ」
慎太郎「ドンマイです」
続く相模のオフェンス。
またしてもミドルポストでボールを保持する梅村。
ダム!!
梅村、そこから中央方向にドライブ。
髙木「梅村がドライブ!?」
(だがついていけない程ではない…!)
ビッ!
梅村、ドリブルをついたのは1度だけ。
そこから左のショートコーナーへパス。
そこには、阿部が走り込んでいた。
ビッ!
新城のチェックが来るより一瞬早く、阿部の手からボールが放たれた。
スパッ!!
相模メンバー「「「よーし!!!」」」
原「やれやれ」
(どうなる事かと思ったが…2本決めて落ち着いてくれたか)
原、タイムアウトを取らんと立ち上がったまま試合を見ていたが、ベンチに腰かける。
試合はここから、2~5点差のまま推移する。
慎太郎、真田、神崎の1、2年の連携で点を取ったかと思えば、梅村を外に釣り出した髙木にスクリーンをかけ、髙木のボースハンドダンクを引き出す。
そして、阿部にマークされていた新城も自らがスクリーナーとなり味方のチャンスを演出すると共に、新城のマークが薄くなったのを見計らってランニングプレーからレイアップを沈めるなど、星垓は5人がバランス良く得点。
対する相模は、梅村が1度インサイドでディフェンスを引き付け、そこから周囲のメンバーが決めるというパターンで星垓についていく。
だが梅村にまだ得点は生まれず
第1Q 残り3:31
星垓 17
東裁大相模 14
山下「相模は外の好調さに助けられてる感がありますね。梅村君がパスを捌くだけで全然目立ってない」
中嶋「星垓からすればルーキーとは言え相模で1番怖いのは梅村君ですからね。攻撃では梅村君をゴール下から遠ざけてチャンスを作り、ディフェンスではインサイドを人数で封じに来ている」
(まあ、人数で封じなくても髙木君なら1人でも渡り合えるし、インサイドには神崎君もいるから人数をかけすぎな気もしないでもないけど…まさか…わざと…?)
コートでは、相模がオフェンスに向かっている。
梅村が村越にスクリーンをかける。
スクリーンがうまくかかり村越、外でノーマークに。
神崎「(追いつけない…!)髙木さん!スイッチ!」
髙木が懸命に追う。
バチッ!
髙木「!?」
その髙木の脇をボールが飛ぶ。
今野からボールを受けた村越、弾くようにボールをインサイドへ。
そこには、神崎を背負った梅村。
ダム!!!
梅村、パワードリブルで神崎を押し込む。
神崎「ぐ…!」
(強え…!)
バス!!
体勢を崩した神崎の上から梅村がゴール下を決める。
梅村「っしゃあ!」
梅村、片手でガッツポーズしつつディフェンスに戻る。
神崎「俺を狙ってきやがったか」
(確かに中での1対1なら梅村は県内でも最強レベルだ…)
髙木(しかし…ディフェンスの良い神崎の所を敢えて狙ってくるとは…)
バス!!
続いての星垓のオフェンスでは、慎太郎がドライブとパスフェイクで3人ディフェンスを引っ掛け、インサイドに走り込んだ新城がレイアップを決める。
続いての相模のオフェンスは
ガシッ!
髙木「行ったぞ!神崎!」
再びスクリーンから梅村と神崎の1対1を狙ってきた。
ダム!!
だが、先程と違い梅村のパワーアタックに神崎が耐える。
神崎「よし!」
梅村のシュートに合わせ、神崎もブロックの為に跳ぶ。
バチィッ!!!
星垓メンバー「「「よーし!!!」」」
だが
ピーッ!!!
それを打ち消す審判の笛。
審判「イリーガルユースオブハンズ!白8番!!」
神崎「何!?」
(完璧にボールに触れたのに!)
神崎、ファウルを宣告される。
梅村は、シュートに行く際、わざと体勢を少しだけ崩した。
それが審判の角度からは、神崎のファウルを受けたように見えたのだった。
「え?星垓まずくね…?」
「あの8番、もうファウル2つ目じゃん」
※ファウルは5回で退場
ブーッ!!!!
オフィシャル「タイムアウト!白!!」
星垓・唐沢監督、第1Q残り1分半でタイムアウト。
第1Q 残り1:39
星垓 19
東裁大相模 16
唐沢、選手をベンチに座らせて作戦板を用いて作戦の説明をしている。
山下「インサイドの神崎君がファウル2つ目…これは交代よね」
中嶋「そうっすね…まあ、唐沢監督が普通に交代だけする訳がないと思いますが」
ブーッ!
タイムアウトが開ける。
星垓
11 中山 慎太郎 169㎝ 1年
9 真田 直斗 184㎝ 2年
4 新城 敦史 185㎝ 3年
15 小笠原 大樹 188㎝ 1年
10 須川 勇大 190㎝ 2年
東裁大相模
11 今野 正志 176㎝ 2年
5 北田 剛毅 181㎝ 3年
4 阿部 理人 186㎝ 3年
8 村越 悠聖 188㎝ 3年
15 梅村 聡紀 198㎝ 1年
「何ぃぃぃ!?」
「星垓、小さくないか?」
星垓、スモールラインナップ。
山下「…だけならまだいいけど、髙木君を下げたのは一体…?」
中嶋「センターの所以外は別に言う程小さくはないんですが…」
梅村のフリースローから試合再開。
ガン!!
梅村のフリースローは1本目が外れる。
北田(上達してきてるとはいえ…まだまだフリースローはこれからだな)
阿部「1本入れとこうぜ」
梅村「うす」
バス!
梅村、2本目はボードに当てて決める。
慎太郎「1本!」
星垓は全員がアウトサイドを動く。
いわゆる「ファイブアウト」の動き。
これに釣られ、梅村も須川のマークに外を動く事に。
中嶋「なるほど…!」
山下「?」
中嶋「さっきまでは、インサイドプレイヤーの髙木がスクリーンに行くことで梅村君を外に釣り出していたんです。今は須川君が最初から外で動いてるんでスクリーンの必要なく釣り出せてるんですね」
山下「え?それなら髙木君でもできるんじゃ…」
中嶋「髙木君との大きな違いは、須川君は…」
スパァッッ!!!
「きたあ!!須川のスリー!」
第1Q 残り1:23
星垓 22
東裁大相模 17
中嶋「…須川君はインサイドプレイヤーとして強い上に、シューターなんですよね」
山下「なるほど!そして梅村君の意識が外に向けばインサイドを攻められる!パワーも機動力もある須川・小笠原を同時起用したのはそれが理由ね!」
中嶋「ええ。そして新城、中山というスラッシャーもいる。星垓は本当に次から次へと攻撃の引き出しが出てきますね。総合力では北条君がいなくても県内No.1かもしれません」
相模は、梅村からのパスを受けた村越がスリーポイントを決めるも
ブーッ!!
第1Q終了
星垓 26
東裁大相模 20
星垓の攻撃を止めきれず、星垓の6点リードで第1Qを終えた。
……To be continued
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