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『20XX年 4月21日
隼くんに、義兄とのことを聞かれた。
私はついに聞かれるときが来たかと思って、努めて落ち着いて対応した。
隼くんは当然、私と義兄のことを疑っているような表情をしていた。
私は隼くんを安心させるべく、必死に色んなことを言った。
そして曖昧な雰囲気のまま、私は誤魔化すかのように隼くんと体を重ねた。
私が愛しているのは隼くんだけ。それは本当のことよ。
むしろ、自分でも困るくらいに愛しすぎている。
だからこそ、私は義兄との関係を辞められない。
だって…
隼くんにいつか捨てられるのは、私の方…。
隼くんは、クラスの女の子たちから告白されるくらいに人気者になりつつある。
まだ小学生なのにそんな様子だから、きっとこれから先、隼くんが大人になるにつれて、私はますます彼の虜になって行くだろう。
そして周りの女子たちも、ますますそんな彼に魅了されていくの…。
そうなったら、隼くんは私を選んではくれないだろう…。
今はきっと私しか女を知らないから、ある意味盲目的に私への気持ちが真っ直ぐ向いているけど、他の女を知ったらそちらへ行ってしまうんだ…。
いつか来るそんな日を私は恐れながら、義兄に抱かれて色んなものをグチャグチャにされなきゃ、自分を保っていられないの…。』
隼くんに、義兄とのことを聞かれた。
私はついに聞かれるときが来たかと思って、努めて落ち着いて対応した。
隼くんは当然、私と義兄のことを疑っているような表情をしていた。
私は隼くんを安心させるべく、必死に色んなことを言った。
そして曖昧な雰囲気のまま、私は誤魔化すかのように隼くんと体を重ねた。
私が愛しているのは隼くんだけ。それは本当のことよ。
むしろ、自分でも困るくらいに愛しすぎている。
だからこそ、私は義兄との関係を辞められない。
だって…
隼くんにいつか捨てられるのは、私の方…。
隼くんは、クラスの女の子たちから告白されるくらいに人気者になりつつある。
まだ小学生なのにそんな様子だから、きっとこれから先、隼くんが大人になるにつれて、私はますます彼の虜になって行くだろう。
そして周りの女子たちも、ますますそんな彼に魅了されていくの…。
そうなったら、隼くんは私を選んではくれないだろう…。
今はきっと私しか女を知らないから、ある意味盲目的に私への気持ちが真っ直ぐ向いているけど、他の女を知ったらそちらへ行ってしまうんだ…。
いつか来るそんな日を私は恐れながら、義兄に抱かれて色んなものをグチャグチャにされなきゃ、自分を保っていられないの…。』
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