107 / 843
日常
第百七話 カニクリームコロッケ
しおりを挟む
結局また、いろいろとお菓子を買ってしまった。
当たりの分だけ交換しようと思ったけど、他にも食ってみたいのが見つかってしまった。
「ま、俺の胃袋はまだまだ若いってことだな」
「わうっ!」
俺のつぶやきにうめずが応える。
さて、改めて買ってきたのはまずゼリーだ。リンゴみたいな形の容器に入っていて、吸う感じで食べるんだ。緑、青、赤……いろいろあったけど、残り一つだったピンクにしてみた。
味はたぶん桃だろう。何味とか書いてないからよく分からん。案外、かき氷のシロップみたいに全部同じ味とかいうオチもありうる。凍らせてもうまいんだ、これ。
そんで、フライドチキン味とかあるポテトスナック。
これ食うと結構のどが渇く。でもうまいから次々食べてしまう。他にもバーベキュー味やポテトフライ味も買ってきた。
味の割には食感が軽いんだよなあ。
「ま、あとはとっとくか」
まだ結構残っていたが、明日からの非常食としておこう。
最後に一つだけ、飴玉を口に放り込む。いろんな味の中から選んだのはコーラ味。大きめの飴玉のまわりにはザラメがたっぷりついている。あまり食べ過ぎると口の中が痛くなるのでほどほどにしないとな。
でもこういうちょっとしたお菓子をポケットとかに忍ばせておくのはいい。小腹空いたときに食える。
「甘……」
それにしてもコーラ味ばっかり買い過ぎたか……。
しょっぱいお菓子も、もうちょっと買っときゃよかったかなあ。
「ま、しばらくお菓子には困らねえな」
買い物は夕方に行くから、しばらくゆっくりしよう。
テレビでも見るか。
『さて、十月といえば、何が思いつきますか? ヒントは十月の末です』
『十月末ですか。十月末といったらやっぱり、あれですか?』
なんだ。要領を得ない会話だな。あれってなんだ?
十月末っつったら……ゲームの新イベントが配信になるほかになんかあったか?
しばらくテレビを見ていると、中継の映像に切り替わった。あー、ここ。駅にある雑貨屋じゃん。
『十月の三十一日といえば、ハロウィーン!』
「あー、ハロウィーン」
見れば確かに雑貨屋はハロウィーンらしい飾りつけになっている。こうもり、ゴースト、あとあれ。かぼちゃくりぬいた……ジャックオランタンだっけ。
『ハロウィーンの醍醐味といえば、仮装!』
ああ、ちょっとあこがれるよな。でも都会のあの雑踏を見る限り、参加したいとは思わないけど。
てか最近読んでるマンガ、軒並みハロウィーンとか他にも何かしらのイベントのタイミングで事件が起きてんだよな。
だからハロウィーンって聞くとちょっとそわっとする。いろんな意味で。
『そしてここでは、世界各地のお菓子も取り揃えています!』
俺としてはこっちの方が興味あるな。
すげー色のお菓子があるんだ。レインボーのクッキーとか、真っ青なあめとか。ちょっと食ってみたい。
『最近動画でも話題の……』
うーん、はやりものもいいけど、どっちかというと変わり種のやつがいいなあ。
もちろん、味も要チェックだ。せっかくの食いものなんだから、おいしく食べたいよな。まあ、たまに当たるトンデモ味も食事の醍醐味か。
『そして、お菓子は手作りで! という方にはこちら。アイシングクッキーのキットなども取り揃えております』
アイシングクッキーかあ。作ってみたいと思った時もあるけど、いかんせん美的センスがなあ……。それこそ百瀬が得意そうだ。
推しモチーフのアイシングクッキーも発売開始だったっけ。キーホルダーセットだったけど、そういやあれ、ハロウィーンだったな。
「ハロウィーンか……」
トリックオアトリート、だっけ。でも基本的に言ってるやつはお菓子目的で、いたずらのこととか全然考えてないんだよ。
ま、俺にはあまり関係のない話か。
さて、そろそろ買い物に行こう。
今日の晩飯は何がいいかな。
「お、ここもハロウィーンか」
スーパーにもハロウィーンらしい装飾が。
それに、お菓子が山積みになっていたりかぼちゃが妙に誇張されて置いてあったりする。
「ハロウィーンにおすすめ! かぼちゃの煮物……」
あれ、ハロウィーンってかぼちゃ食う行事だったか? いやそれは冬至か。
特集とか報道番組を見る限り、仮装パーティーみたいだけど実際のところ何するのが正解なんだろうか。確か収穫祭とか聞いた記憶があるようなないような……。
「まあいいや」
とりあえず今日の飯と、明日の弁当だ。
なんかコロッケ食いてえなあ。うーん、でも作るのちょっとしんどいし、冷凍のやつ買っていこう。
何コロッケがいいかなー。ジャガイモ、カボチャ……結構食うんだよな、この辺は。
「おっ」
いいもん見っけ。
というわけで今日はクリームコロッケにした。しかもカニクリームコロッケ。
ボリュームもあるしおかずとして文句なしだ。
さっそく料理開始――といっても冷凍なので、揚げるのみだ。まあ油もはねるから大変なんだけど、成形の手間がない分まだいい。
じゅわわぁ……と油がはじける音はいつ聞いても飽きない。いっそ着信音にしてやろうか。いや、目覚まし音の方がいいか? 気分良く目覚められそうだ。
付け合わせにはキャベツ……とタルタルソース。こないだテレビで見たんだ。クリームコロッケにタルタル。うまそうだったから、一度試してみたかったんだよなあ。
「いただきます」
クリームコロッケの最大の特徴といえば、トロッとした中身だ。ザクリッと箸を入れると、カニのほぐし身が入ったクリーミーな中身があふれ出す。
あっつあつのコロッケは、カニの風味がとんでもない。ざくっざくっという衣の食感に、とろーりとしたうま味。香ばしさとまろやかさの両方が楽しめる最強の料理だよな。
さて、タルタルソースをかけてみる。
ん、タルタルの酸味が際立ち、クリーミーさが増す。なるほど、お互いのうま味が増幅されるわけだ。玉ねぎのしゃっきしゃきとした食感も加わって楽しい。ちょっとさっぱりするんだな。
ご飯にもよく合う。おいしい。
クリームコロッケの食感、昔は苦手だったけど、今じゃかなり好きだ。ほんと、味覚とか感覚って変わるよな。
今度はコーンクリームコロッケにしようか。あれも甘くてうまいんだ。
そういやカニクリームコロッケはカニのつめが生えたような見た目のやつもあるよな。一度食べてみたいものだ。
「ごちそうさまでした」
当たりの分だけ交換しようと思ったけど、他にも食ってみたいのが見つかってしまった。
「ま、俺の胃袋はまだまだ若いってことだな」
「わうっ!」
俺のつぶやきにうめずが応える。
さて、改めて買ってきたのはまずゼリーだ。リンゴみたいな形の容器に入っていて、吸う感じで食べるんだ。緑、青、赤……いろいろあったけど、残り一つだったピンクにしてみた。
味はたぶん桃だろう。何味とか書いてないからよく分からん。案外、かき氷のシロップみたいに全部同じ味とかいうオチもありうる。凍らせてもうまいんだ、これ。
そんで、フライドチキン味とかあるポテトスナック。
これ食うと結構のどが渇く。でもうまいから次々食べてしまう。他にもバーベキュー味やポテトフライ味も買ってきた。
味の割には食感が軽いんだよなあ。
「ま、あとはとっとくか」
まだ結構残っていたが、明日からの非常食としておこう。
最後に一つだけ、飴玉を口に放り込む。いろんな味の中から選んだのはコーラ味。大きめの飴玉のまわりにはザラメがたっぷりついている。あまり食べ過ぎると口の中が痛くなるのでほどほどにしないとな。
でもこういうちょっとしたお菓子をポケットとかに忍ばせておくのはいい。小腹空いたときに食える。
「甘……」
それにしてもコーラ味ばっかり買い過ぎたか……。
しょっぱいお菓子も、もうちょっと買っときゃよかったかなあ。
「ま、しばらくお菓子には困らねえな」
買い物は夕方に行くから、しばらくゆっくりしよう。
テレビでも見るか。
『さて、十月といえば、何が思いつきますか? ヒントは十月の末です』
『十月末ですか。十月末といったらやっぱり、あれですか?』
なんだ。要領を得ない会話だな。あれってなんだ?
十月末っつったら……ゲームの新イベントが配信になるほかになんかあったか?
しばらくテレビを見ていると、中継の映像に切り替わった。あー、ここ。駅にある雑貨屋じゃん。
『十月の三十一日といえば、ハロウィーン!』
「あー、ハロウィーン」
見れば確かに雑貨屋はハロウィーンらしい飾りつけになっている。こうもり、ゴースト、あとあれ。かぼちゃくりぬいた……ジャックオランタンだっけ。
『ハロウィーンの醍醐味といえば、仮装!』
ああ、ちょっとあこがれるよな。でも都会のあの雑踏を見る限り、参加したいとは思わないけど。
てか最近読んでるマンガ、軒並みハロウィーンとか他にも何かしらのイベントのタイミングで事件が起きてんだよな。
だからハロウィーンって聞くとちょっとそわっとする。いろんな意味で。
『そしてここでは、世界各地のお菓子も取り揃えています!』
俺としてはこっちの方が興味あるな。
すげー色のお菓子があるんだ。レインボーのクッキーとか、真っ青なあめとか。ちょっと食ってみたい。
『最近動画でも話題の……』
うーん、はやりものもいいけど、どっちかというと変わり種のやつがいいなあ。
もちろん、味も要チェックだ。せっかくの食いものなんだから、おいしく食べたいよな。まあ、たまに当たるトンデモ味も食事の醍醐味か。
『そして、お菓子は手作りで! という方にはこちら。アイシングクッキーのキットなども取り揃えております』
アイシングクッキーかあ。作ってみたいと思った時もあるけど、いかんせん美的センスがなあ……。それこそ百瀬が得意そうだ。
推しモチーフのアイシングクッキーも発売開始だったっけ。キーホルダーセットだったけど、そういやあれ、ハロウィーンだったな。
「ハロウィーンか……」
トリックオアトリート、だっけ。でも基本的に言ってるやつはお菓子目的で、いたずらのこととか全然考えてないんだよ。
ま、俺にはあまり関係のない話か。
さて、そろそろ買い物に行こう。
今日の晩飯は何がいいかな。
「お、ここもハロウィーンか」
スーパーにもハロウィーンらしい装飾が。
それに、お菓子が山積みになっていたりかぼちゃが妙に誇張されて置いてあったりする。
「ハロウィーンにおすすめ! かぼちゃの煮物……」
あれ、ハロウィーンってかぼちゃ食う行事だったか? いやそれは冬至か。
特集とか報道番組を見る限り、仮装パーティーみたいだけど実際のところ何するのが正解なんだろうか。確か収穫祭とか聞いた記憶があるようなないような……。
「まあいいや」
とりあえず今日の飯と、明日の弁当だ。
なんかコロッケ食いてえなあ。うーん、でも作るのちょっとしんどいし、冷凍のやつ買っていこう。
何コロッケがいいかなー。ジャガイモ、カボチャ……結構食うんだよな、この辺は。
「おっ」
いいもん見っけ。
というわけで今日はクリームコロッケにした。しかもカニクリームコロッケ。
ボリュームもあるしおかずとして文句なしだ。
さっそく料理開始――といっても冷凍なので、揚げるのみだ。まあ油もはねるから大変なんだけど、成形の手間がない分まだいい。
じゅわわぁ……と油がはじける音はいつ聞いても飽きない。いっそ着信音にしてやろうか。いや、目覚まし音の方がいいか? 気分良く目覚められそうだ。
付け合わせにはキャベツ……とタルタルソース。こないだテレビで見たんだ。クリームコロッケにタルタル。うまそうだったから、一度試してみたかったんだよなあ。
「いただきます」
クリームコロッケの最大の特徴といえば、トロッとした中身だ。ザクリッと箸を入れると、カニのほぐし身が入ったクリーミーな中身があふれ出す。
あっつあつのコロッケは、カニの風味がとんでもない。ざくっざくっという衣の食感に、とろーりとしたうま味。香ばしさとまろやかさの両方が楽しめる最強の料理だよな。
さて、タルタルソースをかけてみる。
ん、タルタルの酸味が際立ち、クリーミーさが増す。なるほど、お互いのうま味が増幅されるわけだ。玉ねぎのしゃっきしゃきとした食感も加わって楽しい。ちょっとさっぱりするんだな。
ご飯にもよく合う。おいしい。
クリームコロッケの食感、昔は苦手だったけど、今じゃかなり好きだ。ほんと、味覚とか感覚って変わるよな。
今度はコーンクリームコロッケにしようか。あれも甘くてうまいんだ。
そういやカニクリームコロッケはカニのつめが生えたような見た目のやつもあるよな。一度食べてみたいものだ。
「ごちそうさまでした」
13
お気に入りに追加
252
あなたにおすすめの小説
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
Husband's secret (夫の秘密)
設樂理沙
ライト文芸
果たして・・
秘密などあったのだろうか!
夫のカノジョ / 垣谷 美雨 さま(著) を読んで
Another Storyを考えてみました。
むちゃくちゃ、1回投稿文が短いです。(^^ゞ💦アセアセ
10秒~30秒?
何気ない隠し事が、とんでもないことに繋がっていくこともあるんですね。
❦ イラストはAI生成画像 自作
【本編完結】繚乱ロンド
由宇ノ木
ライト文芸
番外編更新日 12/25日
*『とわずがたり~思い出を辿れば~1 』
本編は完結。番外編を不定期で更新。
11/11,11/15,11/19
*『夫の疑問、妻の確信1~3』
10/12
*『いつもあなたの幸せを。』
9/14
*『伝統行事』
8/24
*『ひとりがたり~人生を振り返る~』
お盆期間限定番外編 8月11日~8月16日まで
*『日常のひとこま』は公開終了しました。
7月31日
*『恋心』・・・本編の171、180、188話にチラッと出てきた京司朗の自室に礼夏が現れたときの話です。
6/18
*『ある時代の出来事』
6/8
*女の子は『かわいい』を見せびらかしたい。全1頁。
*光と影 全1頁。
-本編大まかなあらすじ-
*青木みふゆは23歳。両親も妹も失ってしまったみふゆは一人暮らしで、花屋の堀内花壇の支店と本店に勤めている。花の仕事は好きで楽しいが、本店勤務時は事務を任されている二つ年上の林香苗に妬まれ嫌がらせを受けている。嫌がらせは徐々に増え、辟易しているみふゆは転職も思案中。
林香苗は堀内花壇社長の愛人でありながら、店のお得意様の、裏社会組織も持つといわれる惣領家の当主・惣領貴之がみふゆを気に入ってかわいがっているのを妬んでいるのだ。
そして、惣領貴之の懐刀とされる若頭・仙道京司朗も海外から帰国。みふゆが貴之に取り入ろうとしているのではないかと、京司朗から疑いをかけられる。
みふゆは自分の微妙な立場に悩みつつも、惣領貴之との親交を深め養女となるが、ある日予知をきっかけに高熱を出し年齢を退行させてゆくことになる。みふゆの心は子供に戻っていってしまう。
令和5年11/11更新内容(最終回)
*199. (2)
*200. ロンド~踊る命~ -17- (1)~(6)
*エピローグ ロンド~廻る命~
本編最終回です。200話の一部を199.(2)にしたため、199.(2)から最終話シリーズになりました。
※この物語はフィクションです。実在する団体・企業・人物とはなんら関係ありません。架空の町が舞台です。
現在の関連作品
『邪眼の娘』更新 令和6年1/7
『月光に咲く花』(ショートショート)
以上2作品はみふゆの母親・水無瀬礼夏(青木礼夏)の物語。
『恋人はメリーさん』(主人公は京司朗の後輩・東雲結)
『繚乱ロンド』の元になった2作品
『花物語』に入っている『カサブランカ・ダディ(全五話)』『花冠はタンポポで(ショートショート)』
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる