4 / 5
*4*
しおりを挟む
身体の中から硬いモノが抜かれるのを感じる。
「ん……ん……」
ズルッと引き抜かれるだけで感じてしまいそうになった。
水の中に沈み込みそうになる身体は、リョータの腕が支えてくれている。
「今度は俺の番」
笑みを浮かべ告げるヒロヤの声には欲望が滲む。
アユムは頼りなく彼を見上げた。
「ダ……メ……、ダメ……限界……」
「まだこれからだ、アユム」
水の外へ引き上げられる。
ヒロヤの脚の間に腰を下ろすよう、アユムは促された。
彼のモノを後ろにあてがわれただけで、背がゾクンと粟立つ。
「あれだけじゃ足りないだろ」
物欲しそうにヒクつく窄まりを、先端がグチグチと撫でてきた。
「ヤッ……、……そん……な……」
焦れったいようなもどかしさがある。
身体はクタクタなのにつのる期待を、認めないわけにはいかなかった。
焦れてくねらせた腰を引き下ろされる。
「あうッ、あ、あ……っ」
背後からヒロヤの腕にすっぽりと抱きかかえられる形で、彼の上に座らされた。
下から熱く張り詰めた猛りが突き上げてくる。
「……あっ……ああぁ―――!」
アユム自身の重みでヒロヤのモノは一気に深みまで潜り込んできた。
「―――……ッ」
アユムは息を呑む。
あまりの衝撃に全身がガクガクと痙攣した。
根元までを全て埋め込み、ヒロヤは一旦動きを止めた。
ゆっくりとまわすように腰を揺らされる。
「あ……ふ……ッ、……あ……ッ」
ゾクッとした快感にアユムは咽喉を反らせた。その首筋にヒロヤの唇が押し当てられる。
「焦れったい?」
「ん……ふ……っ」
「もっと欲しいだろ?」
霞がかった頭では、なにを考えるのも億劫だった。
「ちゃんと言って、アユム」
そっと囁きかけてくる甘い誘惑に、アユムは逆らえない。
喘ぐように口をパクパクとさせ、切れ切れの息を洩らした。
「もっと……シテ……」
強い刺激が欲しくて、アユムは腰を揺らめかす。
これ以上焦らされたらおかしくなってしまう。
「いいよ」
ひっそりと笑ったヒロヤは、アユムの膝裏を抱え大きく開かせた。
「気絶するくらい感じさせてやる」
「こんなの、ヤッ……!」
閉じようとした脚の間にリョータが身体を割り込ませてくる。
誘われるようにしてリョータはアユムの股間に顔を埋めた。
「ああぁぁ―――!」
勃ちあがり先走りの蜜を滴らせる半身を口に含まれ、アユムの全身はガクンと反り返る。
ぬるついた舌の感触に、神経が灼き切れそうなほどの快感を覚えた。
「やあ……ッ……、ダメッ、……あ……ッ、……ああぁ……っ……」
身悶えせずにはいられなくなる。
ヒロヤもまた、ゆっくりと腰を揺らし始めた。
「ん……ん……」
ズルッと引き抜かれるだけで感じてしまいそうになった。
水の中に沈み込みそうになる身体は、リョータの腕が支えてくれている。
「今度は俺の番」
笑みを浮かべ告げるヒロヤの声には欲望が滲む。
アユムは頼りなく彼を見上げた。
「ダ……メ……、ダメ……限界……」
「まだこれからだ、アユム」
水の外へ引き上げられる。
ヒロヤの脚の間に腰を下ろすよう、アユムは促された。
彼のモノを後ろにあてがわれただけで、背がゾクンと粟立つ。
「あれだけじゃ足りないだろ」
物欲しそうにヒクつく窄まりを、先端がグチグチと撫でてきた。
「ヤッ……、……そん……な……」
焦れったいようなもどかしさがある。
身体はクタクタなのにつのる期待を、認めないわけにはいかなかった。
焦れてくねらせた腰を引き下ろされる。
「あうッ、あ、あ……っ」
背後からヒロヤの腕にすっぽりと抱きかかえられる形で、彼の上に座らされた。
下から熱く張り詰めた猛りが突き上げてくる。
「……あっ……ああぁ―――!」
アユム自身の重みでヒロヤのモノは一気に深みまで潜り込んできた。
「―――……ッ」
アユムは息を呑む。
あまりの衝撃に全身がガクガクと痙攣した。
根元までを全て埋め込み、ヒロヤは一旦動きを止めた。
ゆっくりとまわすように腰を揺らされる。
「あ……ふ……ッ、……あ……ッ」
ゾクッとした快感にアユムは咽喉を反らせた。その首筋にヒロヤの唇が押し当てられる。
「焦れったい?」
「ん……ふ……っ」
「もっと欲しいだろ?」
霞がかった頭では、なにを考えるのも億劫だった。
「ちゃんと言って、アユム」
そっと囁きかけてくる甘い誘惑に、アユムは逆らえない。
喘ぐように口をパクパクとさせ、切れ切れの息を洩らした。
「もっと……シテ……」
強い刺激が欲しくて、アユムは腰を揺らめかす。
これ以上焦らされたらおかしくなってしまう。
「いいよ」
ひっそりと笑ったヒロヤは、アユムの膝裏を抱え大きく開かせた。
「気絶するくらい感じさせてやる」
「こんなの、ヤッ……!」
閉じようとした脚の間にリョータが身体を割り込ませてくる。
誘われるようにしてリョータはアユムの股間に顔を埋めた。
「ああぁぁ―――!」
勃ちあがり先走りの蜜を滴らせる半身を口に含まれ、アユムの全身はガクンと反り返る。
ぬるついた舌の感触に、神経が灼き切れそうなほどの快感を覚えた。
「やあ……ッ……、ダメッ、……あ……ッ、……ああぁ……っ……」
身悶えせずにはいられなくなる。
ヒロヤもまた、ゆっくりと腰を揺らし始めた。
0
お気に入りに追加
12
あなたにおすすめの小説
団地夫は今日も昼下がりに配達員を欲情させます
沼田桃弥
BL
【ざっくり内容紹介】
終始えっち、おほ・うほありの喘ぎ声多め、おもちゃ責め、メスイキ(微)、産地直送おち○ぽみるく、
イケメンマッチョ配達員×妻と別居中の団地夫。
【詳細なあらすじ】
とりあえず終始えっちするだけのSSです。ぶっ壊れえっちです!苦手な人はご注意を!
最近、自分の配達区域に新しい配達員がやって来た。彼はとても逞しく、色黒で笑顔の時に見せる白い歯が印象的な爽やか青年だった。彼に会うために、最近は色んな物を頼み過ぎて、自分でも何を頼んでいるか分からない。配達時間はいつも昼下がりの14~16時指定。今日も玄関の呼び鈴が鳴る。僕は玄関に駆け足で向かう。玄関を開けたら、いつもの彼が立っていた。いつも誘おうと、わざと胸元が見える服を着ているのに、彼は真面目なのか、今のところ、何もなし。
でも、今日の荷物……アレなんだよね。僕は知らないふりをするけど、彼はどういう反応を見せるかな?僕の噂もきっと他の配達員から聞いてるはずだし……ふふっ、楽しみだな。
ごめんなさい、僕はこんな時間に……彼を雄にします。誰にも迷惑かからないから、良いよね?
◆この作品は「小説家になろう」にも同タイトルで掲載しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる