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学園都市と高等学校
~コラボ回前編―異世界からの訪問者~
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夕刻。
学校の帰り道。
狙撃科を後にし、雫と校門で別れ。
館まで帰ろうと歩いていたら、突然お嬢様に腕を引っ張られた。心臓に悪いんですよ。そういうの。
(それにしても、俺と雫の腕は学園トップクラス、だと?何かの間違いじゃないのか......)
狙撃科であった一連の出来事を思い出す。
思い出していたのだが、
「......っ!?」
突然立ち止まったお嬢様が手を前方に翳し、魔法陣を展開して異能を発動させた。
魔法陣から射出されるは、7色の弾幕。
それが何も無い道路へと飛来していく。
―バババンッ!!!
爆発音と煙を立てて、弾幕は霧散した。
誰もいなかったハズの道路によって、だ。
「お、お嬢様......いったいどうしたのですか!?とうとう頭がおかしくなりましたか?」
「後で風穴。それより、前を見なさいよ」
半分パニくる俺とは対称に、冷静なお嬢様。
お嬢様が指を指している方向―道路の少し向こう側―を見ると…
「人…ですね」
霧散された弾幕から出た煙の中に…人、がいた。
誰もいなかったハズの、道路に。
そして、鷹宮家本家筋である異能者―お嬢様の奇襲を受け流す事から…かなりの、力量者だぞ。
「アンタ―何者よ。この私の異能を受け流すなんて…やるわね」
お嬢様が珍しく緊張感を込めた声色で、言う。
「異能―何の事だ?」
「とぼけんじゃないわよ!」
お嬢様は目の前の男にお怒りのご様子。
どうやら自分の異能が通用しなかったのが悔しかったらしい。
「どうでもいいからさっさと消えなさい!焔符―」
「ちょっ、お嬢様―これ以上事を大きくしたら近隣にも迷惑がかかりますよ!落ち着いて...落ち着いて下さい!! 」
―焔円陣!
お嬢様が叫ぶと同時に、道路に紅い魔法陣が展開される。そしてそこから、
「うわっ!?」
焔の竜巻が発生した。
焔は男を囲むように渦を巻く…が。
「何だって......!?」
その男は、それを避けたのだ。初見にも関わらず。
次々と発生する焔の渦を、男は避け、避ける。
やはり…只者じゃないな。
「~ッ......舐めやがってッ!!」
お嬢様の怒りに比例して、魔法陣の数も増えていく。これはそろそろヤヴァイ。
「お嬢様、いい加減になさって下さい!財閥のご令嬢ともあろう者が、こんな愚民に腹を立てるなど言語同断―」
何とか腕を掴む事で、俺はお嬢様を止める。
「お嬢様!?愚民!?」
「―申し訳ありません。 少々口を開かないでいて貰えませんか?」
「…..................」
俺は喚くお嬢様を手で制し、口で制す。
そしてそれを哀れみの目で見る目の前の男。
しばらく黙っていたが、ある瞬間ふと口を開いた。
「あー、アンタら…ちょっといいか?もしかしてだが―精霊狩りじゃないのか?」
「フェアリー、ハンター…って何よ?」
やっと落ち着いたお嬢様が、疑問の声を漏らす。
「実はな―」
と、目の前の男は語り出した。
―少年説明中―
「―と言うワケだ」
「そんな事信じられるワケないでしょ!」
今の話を聞く限り、この男―ジグロは、どうやら異世界から来たらしい。何でもこちらの世界に迷い込んでしまった『精霊』を探しに来たのだとか。
そして、精霊狩りとは。
迷子になった精霊を捕まえて高値で売り、利益を得ている集団のようだ。まさに悪党。
だが、お嬢様は......ジグロの話に一切聞く耳を持とうとしない。貴族やそれに通ずる者はプライドが高いと言うが、お嬢様も困った人だ。執事であるこっちの気持ちも少しは考えて頂きたい。
「まぁまぁお嬢様、落ち着きましょうか。それで―ジグロさん。その話が本当だと言う証拠はお有りですか?証拠が無いと、お嬢様が信じてくれない様でして......」
「証拠、か。その発想は無かったな......」
ジグロはしばらく考え込むような仕草をすると、
「ウンディーネ!......これは証拠として十分か?」
ジグロが叫ぶのと同時に、ウンディーネと呼ばれた生き物が現れる。その背中には羽が付いており、この世界の生き物ではない事を示唆している。
ジグロが手を出すと、そこにウンディーネが飛び乗った。
「ジグロ、呼ばれるの待ってたんだかラ!」
喋り方に若干クセがある感じで、ウンディーネはジグロに話しかける。
「ごめん、ごめん。こっちへ来てからちょっと色々あってな......」
「湖を通じて見てたわヨ。本当にハラハラしたんだかラ!」
どうやら、この2人は知り合いらしい。
「これが、精霊?本物ですか?」
俺はウンディーネを見つめようと、距離を近付ける。するとそれは、俺に向かって言葉を発した。
「アラ私を偽物扱いするなんテ失礼ネ。まあ見えているダケましかしら」
見えているだけ......?
こちらの人間には普通は見えないのか?
「どうやら異能者じゃないようね。本当に精霊を見つけにこっちの世界に来たのかぁ......」
「だからさっきから言ってるだろ......」
「先程は私の主人がご迷惑をお掛けしました事、心より謝罪申し上げます。お詫びと言ってはなんですが、私どももその精霊探しに協力させて頂きたいなと......」
俺は深く、深く頭を下げ、れっきとした謝罪の意を示す。俺のその行動にジグロは、
「あー、俺も勘違いしたしお互い様ってことで。ほら、頭を上げてくれ」
少し困ったような顔をしつつも、そう言ってきた。
「精霊探しに協力してくれるのはありがたいんだが、あいにく場所が分からなくてな......。さっきも強い反応がする所を回ろうと瞬間移動して―そして、今に至るというワケだ」
ジグロは決まりが悪そうに、俺たちから目を逸らしつつ言った。だが―そんな事はこちらに関しては全く問題ない。
「ふふっ、ジグロ―私たちに出会えた事に感謝しなさい!」
「は、はぁ......?」
ジグロとは対称に、自信満々で胸を張るお嬢様。
何故なら、
「ジグロさん。こちらには、異能―そちらの言い方だと、魔法がありますので」
そう。鷹宮家本家筋の異能者である、お嬢様。
先程も見た通り、その力は凄まじいものだ。
「だがさっき見たのは攻撃魔法だぞ?その他にも持ち合わせてるなんて―」
「ねぇ、2人とも......私は異能を使うなんて一言も言ってないからね?」
ジグロの言葉を遮って、お嬢様が言った。
「「え?」」
そのお嬢様の言葉に、俺たちは思わず声を揃えて疑問の声を出してしまう。
「いや、だから......私は異能使うなんて言ってないから」
「じゃあお嬢様―他に何があると言うのですか?」
「勘よ」
......はぁ。
勘、ですか。
「おい、嬢ちゃん―「嬢ちゃんじゃないわ。お嬢様と呼びなさい。ついでにコイツの事は志津二で」」
お嬢様。初対面の人にそれはどうかと。
だがジグロは、
「......お、お嬢様。勘っていうのはどう言う事だ?」
その難題を、やり遂げた。
色んな意味でこの人すごい。
顔もすごいが。大丈夫でしょうか......?
「勘は勘よ。ジグロ、幾つか反応がある場所を教えなさい。それを私が勘で選ぶわ」
「志津二。お前も大変だな......」
あまりのお嬢様の発言に、ジグロも何やら思った様子。その証拠に、俺の耳元で耳打ちしてきた。
「えっと......強い反応があるのは―あそこと、あそこと、そこだ」
ジグロが反応があるらしい方向を指差し、お嬢様に伝える。
「ふーん......じゃあ、2番目の場所で」
「分かった。なら2人とも、俺と手を繋いでくれ。そうじゃないと瞬間移動出来ないからな」
「はーい」
「かしこまりました」
俺はジグロに言われた通り、手を繋ぐ。
そして、ウンディーネがジグロの肩に乗った。
―瞬きをした、次の瞬間。
まさに、一瞬。
着いた先は先程までの道路ではなく、鬱蒼と木が生い茂る林の中。太陽の光が隙間から地面を照らしている。
......しかし。
1つ、おかしな点がある。
なぜなら、前方に。
その場にいるには不自然なまでの、多くの男たちがいたからだ。
異様な雰囲気を纏った、男たちが。
~To be continued.
学校の帰り道。
狙撃科を後にし、雫と校門で別れ。
館まで帰ろうと歩いていたら、突然お嬢様に腕を引っ張られた。心臓に悪いんですよ。そういうの。
(それにしても、俺と雫の腕は学園トップクラス、だと?何かの間違いじゃないのか......)
狙撃科であった一連の出来事を思い出す。
思い出していたのだが、
「......っ!?」
突然立ち止まったお嬢様が手を前方に翳し、魔法陣を展開して異能を発動させた。
魔法陣から射出されるは、7色の弾幕。
それが何も無い道路へと飛来していく。
―バババンッ!!!
爆発音と煙を立てて、弾幕は霧散した。
誰もいなかったハズの道路によって、だ。
「お、お嬢様......いったいどうしたのですか!?とうとう頭がおかしくなりましたか?」
「後で風穴。それより、前を見なさいよ」
半分パニくる俺とは対称に、冷静なお嬢様。
お嬢様が指を指している方向―道路の少し向こう側―を見ると…
「人…ですね」
霧散された弾幕から出た煙の中に…人、がいた。
誰もいなかったハズの、道路に。
そして、鷹宮家本家筋である異能者―お嬢様の奇襲を受け流す事から…かなりの、力量者だぞ。
「アンタ―何者よ。この私の異能を受け流すなんて…やるわね」
お嬢様が珍しく緊張感を込めた声色で、言う。
「異能―何の事だ?」
「とぼけんじゃないわよ!」
お嬢様は目の前の男にお怒りのご様子。
どうやら自分の異能が通用しなかったのが悔しかったらしい。
「どうでもいいからさっさと消えなさい!焔符―」
「ちょっ、お嬢様―これ以上事を大きくしたら近隣にも迷惑がかかりますよ!落ち着いて...落ち着いて下さい!! 」
―焔円陣!
お嬢様が叫ぶと同時に、道路に紅い魔法陣が展開される。そしてそこから、
「うわっ!?」
焔の竜巻が発生した。
焔は男を囲むように渦を巻く…が。
「何だって......!?」
その男は、それを避けたのだ。初見にも関わらず。
次々と発生する焔の渦を、男は避け、避ける。
やはり…只者じゃないな。
「~ッ......舐めやがってッ!!」
お嬢様の怒りに比例して、魔法陣の数も増えていく。これはそろそろヤヴァイ。
「お嬢様、いい加減になさって下さい!財閥のご令嬢ともあろう者が、こんな愚民に腹を立てるなど言語同断―」
何とか腕を掴む事で、俺はお嬢様を止める。
「お嬢様!?愚民!?」
「―申し訳ありません。 少々口を開かないでいて貰えませんか?」
「…..................」
俺は喚くお嬢様を手で制し、口で制す。
そしてそれを哀れみの目で見る目の前の男。
しばらく黙っていたが、ある瞬間ふと口を開いた。
「あー、アンタら…ちょっといいか?もしかしてだが―精霊狩りじゃないのか?」
「フェアリー、ハンター…って何よ?」
やっと落ち着いたお嬢様が、疑問の声を漏らす。
「実はな―」
と、目の前の男は語り出した。
―少年説明中―
「―と言うワケだ」
「そんな事信じられるワケないでしょ!」
今の話を聞く限り、この男―ジグロは、どうやら異世界から来たらしい。何でもこちらの世界に迷い込んでしまった『精霊』を探しに来たのだとか。
そして、精霊狩りとは。
迷子になった精霊を捕まえて高値で売り、利益を得ている集団のようだ。まさに悪党。
だが、お嬢様は......ジグロの話に一切聞く耳を持とうとしない。貴族やそれに通ずる者はプライドが高いと言うが、お嬢様も困った人だ。執事であるこっちの気持ちも少しは考えて頂きたい。
「まぁまぁお嬢様、落ち着きましょうか。それで―ジグロさん。その話が本当だと言う証拠はお有りですか?証拠が無いと、お嬢様が信じてくれない様でして......」
「証拠、か。その発想は無かったな......」
ジグロはしばらく考え込むような仕草をすると、
「ウンディーネ!......これは証拠として十分か?」
ジグロが叫ぶのと同時に、ウンディーネと呼ばれた生き物が現れる。その背中には羽が付いており、この世界の生き物ではない事を示唆している。
ジグロが手を出すと、そこにウンディーネが飛び乗った。
「ジグロ、呼ばれるの待ってたんだかラ!」
喋り方に若干クセがある感じで、ウンディーネはジグロに話しかける。
「ごめん、ごめん。こっちへ来てからちょっと色々あってな......」
「湖を通じて見てたわヨ。本当にハラハラしたんだかラ!」
どうやら、この2人は知り合いらしい。
「これが、精霊?本物ですか?」
俺はウンディーネを見つめようと、距離を近付ける。するとそれは、俺に向かって言葉を発した。
「アラ私を偽物扱いするなんテ失礼ネ。まあ見えているダケましかしら」
見えているだけ......?
こちらの人間には普通は見えないのか?
「どうやら異能者じゃないようね。本当に精霊を見つけにこっちの世界に来たのかぁ......」
「だからさっきから言ってるだろ......」
「先程は私の主人がご迷惑をお掛けしました事、心より謝罪申し上げます。お詫びと言ってはなんですが、私どももその精霊探しに協力させて頂きたいなと......」
俺は深く、深く頭を下げ、れっきとした謝罪の意を示す。俺のその行動にジグロは、
「あー、俺も勘違いしたしお互い様ってことで。ほら、頭を上げてくれ」
少し困ったような顔をしつつも、そう言ってきた。
「精霊探しに協力してくれるのはありがたいんだが、あいにく場所が分からなくてな......。さっきも強い反応がする所を回ろうと瞬間移動して―そして、今に至るというワケだ」
ジグロは決まりが悪そうに、俺たちから目を逸らしつつ言った。だが―そんな事はこちらに関しては全く問題ない。
「ふふっ、ジグロ―私たちに出会えた事に感謝しなさい!」
「は、はぁ......?」
ジグロとは対称に、自信満々で胸を張るお嬢様。
何故なら、
「ジグロさん。こちらには、異能―そちらの言い方だと、魔法がありますので」
そう。鷹宮家本家筋の異能者である、お嬢様。
先程も見た通り、その力は凄まじいものだ。
「だがさっき見たのは攻撃魔法だぞ?その他にも持ち合わせてるなんて―」
「ねぇ、2人とも......私は異能を使うなんて一言も言ってないからね?」
ジグロの言葉を遮って、お嬢様が言った。
「「え?」」
そのお嬢様の言葉に、俺たちは思わず声を揃えて疑問の声を出してしまう。
「いや、だから......私は異能使うなんて言ってないから」
「じゃあお嬢様―他に何があると言うのですか?」
「勘よ」
......はぁ。
勘、ですか。
「おい、嬢ちゃん―「嬢ちゃんじゃないわ。お嬢様と呼びなさい。ついでにコイツの事は志津二で」」
お嬢様。初対面の人にそれはどうかと。
だがジグロは、
「......お、お嬢様。勘っていうのはどう言う事だ?」
その難題を、やり遂げた。
色んな意味でこの人すごい。
顔もすごいが。大丈夫でしょうか......?
「勘は勘よ。ジグロ、幾つか反応がある場所を教えなさい。それを私が勘で選ぶわ」
「志津二。お前も大変だな......」
あまりのお嬢様の発言に、ジグロも何やら思った様子。その証拠に、俺の耳元で耳打ちしてきた。
「えっと......強い反応があるのは―あそこと、あそこと、そこだ」
ジグロが反応があるらしい方向を指差し、お嬢様に伝える。
「ふーん......じゃあ、2番目の場所で」
「分かった。なら2人とも、俺と手を繋いでくれ。そうじゃないと瞬間移動出来ないからな」
「はーい」
「かしこまりました」
俺はジグロに言われた通り、手を繋ぐ。
そして、ウンディーネがジグロの肩に乗った。
―瞬きをした、次の瞬間。
まさに、一瞬。
着いた先は先程までの道路ではなく、鬱蒼と木が生い茂る林の中。太陽の光が隙間から地面を照らしている。
......しかし。
1つ、おかしな点がある。
なぜなら、前方に。
その場にいるには不自然なまでの、多くの男たちがいたからだ。
異様な雰囲気を纏った、男たちが。
~To be continued.
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