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第2章:少年期後編~青年期へ
63話 たまにはこういう、二人きりの甘い時間も※R18
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SIDEエル
―――ほぅほぅとどこかから届く夜の鳥の鳴き声も聞こえる真夜中、エルは寮の自室でぐっすりと眠ていた。
一人で寝るようになってからは早めに寝るようになっており、睡眠の質自体は向上しているような気もするだろう。
だが、熟睡をしていた時でも…なんとなく、目が覚める時もあるのだ。
「…んぅ…ん?」
一度寝たら朝まで熟睡はするのだが、どういうわけか目が覚めたエル。
自分の眠りの深さは自覚しているのだが、体が何かを感じ取っているようで、対応するために起床してしまうようである。
そんなよくある修行者のすごい直感とかはないはずだが、魔力が無駄に多い分、感知するような魔法でも漏らしているのか、感知してしまうのだろうか?
そして、そういうときに限って、必ず何かしらがあるのだが…
眠気もすっと取れ、目を軽くこすって見渡せば、その姿を視認した。
真っ暗な室内のはずだが、月明かりが自然と窓から差し込んでいたようで、綺麗な肉体を浮かび上がらせていたのだ。
「ふわぁ…ハクロ?…何でいるの?」
「ふふふ、エル。つい、こんな綺麗な月明かりだったので、来ちゃいました」
エルの問いかけに対して、笑みを浮かべながらそう答えるハクロ。
月明かりに照らされて移る彼女は美しいが、他の皆はどこなのか疑問に思う、
寮から出て借家のほうにいるはずだが…ひとまず、学生寮に堂々と侵入していること自体は普通にバレたら不味いので、確認する前に魔法を使って防音等を施し、エルはベッドから体を起こして改めて問いかけた。
「来ちゃいましたって…昼間でも会えるから、わざわざこんな夜中に来なくてもいいのにな。それに、他の皆も一緒に来なかったのか?」
「月明かりは夜にしか見れないですし…それにね、エル。たまには昔のように、二人きりになりたかったんですよ」
エルの問いかけに対して、少しだけ物悲しそうな目になって答えるハクロ。
その言葉に対して、カトレアにタマモ、ミモザたちがどんどんやってきてからは、出会ったばかりの時のように、ハクロと二人っきりになることもほぼなくなっていたことに気が付いた。
ワイワイみんなで一緒に過ごすのも楽しいとは思うが、二人きりでいたい時もあるだろう。
そう考えると、こんな真夜中にやってくるのも仕方がないことなのかもしれない…のか?
「…そうか、ならいいかもね。こうやって二人で何気ない話をして過ごすのも、悪くない夜の過ごし方だな」
「ええ、昔のようにこうやって、エルと一緒に居たかったのです。幸いなことに、今日はほかの皆は熟睡しているようでしたから黙って出てきましたし、真夜中にほいほい来るような不審者たちも今晩は糸にかからない、安全な夜だと判断して訪れたんですよ」
「ほかの皆も熟睡…んんぅ?ちょっと待って、今さらっと後半におかしなことを言わなかったか?」
「大丈夫ですよエル。そんな人たち、今晩は来ないですからね」
おかしな言葉が聞こえてきたのでエルが問いかけると、ハクロはさらっとそう答える。
だが、隠せていないというかこれはこれで正直に話してしまっているというか、嘘を全然つけていない。
「ハクロ、何か危ない事でもしていないよね?怪しい人、普通やってくるもんじゃないよ」
「いえ、危ない事ではないですよ」
「それじゃ、何か毎晩怪しいものと戦っていたりするのか?夜な夜なひゃっはぁぁっと暴走する人たちと踊り狂っているとか?」
「そんな謎な行動やっていないんですけれども!?なんかちょくちょく変な人が来るので、皆でしばいて衛兵の詰め所へ放り投げ…あ」
物凄くバカっぽいひっかけをしてみたが、盛大にハクロはかかったようだ。
己の失言に気が付いたのか、慌てて口をふさいだが、あまりにも遅すぎるだろう。
「ハ~~ク~~ロ~~?何を隠しているのかな?」
「ええっと、えっと、そのぅ」
尋ねて見ると、物凄い冷や汗をかきつつ、目を合わせないようにするハクロ。
嘘がドへたくそというべきか、盛大に行動に現れすぎている。
ぐにぃ~~~~
「ひぇ、ふぇる、いらいれすよ」
「嘘をつく口を、横に引っ張って何が悪いかな?」
ハクロの口の両端を摘み、エルは思いっきり引っ張った。
痛そうにあうあうっとハクロは抵抗するが、迂闊に動けば余計に痛い事を分かっているようでうまいこと抵抗できていない。
…それにしても、結構柔らかいというか、この感じがちょっと嗜虐心をくすぐられるような。
「はぁ、話さないならわかったよ」
ぱっ
「ひゅぇ?」
バッチン
「痛っ!」
パッと手を離すと、引っ張られていた分の皮膚が勢い良く戻って音が鳴り、ハクロが涙目になる。
「い、痛かったですよエル~~~~~」
うるうると涙目になってハクロが抗議するが、まぁ自業自得でもあるし…
「ぷっ」
「なんで笑うんですか!?」
思わず笑いが洩れ、ハクロがぷんすかと起こった。
「いや、なんか昔からこうだったなぁと思ってね」
…出会いの場がスライムの惨状だったことは置いておくとして、ずっと一緒に過ごしてきたハクロ。
今でこそ、タマモたちが加わってきて大家族になって来たが、それでも彼女はそばに居続けてくれたのは変わっていない。
そして、その時からずっと一緒に過ごしてきたことを考えると、ほほえましく、いとおしく思ってくるのだ。
「ハクロ、大好きだよ」
「ふみゅっ!?いきなりド直球で!?」
エルの嘘偽りがないまっすぐな言葉に、突然ぶつけられて一瞬で真っ赤に染まるハクロ。
普段が白いから、一気に照れて赤くなるのが分かりやすいのが面白い。
「え、エル!!私だって好きですけれども、こうやってまっすぐ来られるのは刺激が強くて…ふみぃ」
「ちょっ、ハクロ大丈夫!?」
まさかの効果は抜群だったようで、ぷしゅーっと蒸気を吹き出すように照れすぎたせいで、ふらりと倒れ込むハクロをエルは支える。
人の体の部分だけ影響を受けていて、蜘蛛の部分は足がしっかりついているので、前のめりになるだけだが…それでも、ハクロを真正面から受け止め、顔が互いに近くなる。
そして、見つめ合い…少し、スイッチが入ったかもしれない。
今宵はまだ夜が長く、そして目が覚めてしまっているので…せっかく二人きりなら、ちょっとばかり甘く過ごしてもいいのかもしれない。
「エル…今夜、二人きりですし、お願いして良いでしょうか?」
同じような考えに至ったのか、頬を赤く染めながらハクロが問いかけてくる。
というか、元々はそんなつもりで来たのかもなぁ…夜這いというのか、これ。でも考えたらハクロ側から来ているのでどうなのかと思うが、快くエルは承諾した…
――――――――
…まだまだ開けることがない深夜、月明りが部屋の中に差し込み、その明かりは彼らの姿を照らし上げる。
互いに体を寄せ合い、まずは愛を確かめ合うように口づけを交わす。
吸うように、軽く舐めるように、熱い口づけを交わし合って存在を少しづつ確かめていく。
お互いにスイッチを入れてきたところで、エルはハクロの蜘蛛の背中に乗って、彼女の背後に回り、その豊満な胸をまずは服の上から揉んでほぐしていくことにした。
もにもにもみもみぃ
「んっ、ちょっと、強いですよエル」
「もう少し、やさしいほうが良いか?」
「ひゅっ、だ、大丈夫です。このぐらいのほうが、強くて…ふみゅっ」
やや強めにもみほぐすが、どうやら既に感じているのか、ハクロが少し体を震わせつつ、その快楽の感覚を高めていく。
そっと揉みしだく中で衣服を脱がし、下着も脱げてその身が出てきても、だんだん揉む力を高めていき、次第にそのやり方も彼女が感じやすいように調節していく。
もみもぃぐみぐにぐにゅきゅきゅ
「ん、あ、ふっ、ふわぁっ」
ただ感じさせていくのではなく、密かに鑑定でより一層丁寧に、的確に快楽のツボも混ぜているので、上がっていく度合いは通常よりも早い。
もともとハクロはかなり感じやすいようで、それも合わさって反応が隠せないものになっていく。
ぐにぐにぐにもぎもぎにゅっ、きゅ、ぎゅりっ!!
「あう、ひゅっ、そこは…ふわっ!?」
揉みしだきつつも、ちょっとずつ立ち上がっていたピンクの蕾をつまんだ瞬間にびくっと抵抗したようだが、その前に強く摘み上げるとビクンとハクロは体を強く痙攣させた。
たった一撃の頂点への攻撃だけでも、高められていた快楽が少し爆発したようだ。
だが、そてはあくまでほんの一部であり、完全に解き放たれたわけではない。
「胸ばかりじゃなくて…ハクロ、下も弄るよ」
「…どうぞ、エルの好きなように、お願いします」
エルの言葉に、ハクロはこくりと頷き、人間で言うなれば太もも…アラクネでは食指の部分をそっと自分の意志で開き、無防備にさらけ出す。
体の構造上つけていた紐のショーツをほどき、取られることで彼女の秘部があらわになる。
揉んでいるだけでも感じていたのか、しっとりと濡れているような感じ。
だが、実際に触ってみないと分からないということで、指を伸ばして穴の中へ指を沈めていく。
じゅぷっ……
「ひゅぐっ…!!」
指が入り込み、その水音からかなり濡れていることが確認できた。
これだけでも十分そうだが、まだまだ前戯程度だ。
じゅぷっ、ぐちゅうっ、ぐちゅぐちゅぐちゅ……
「あうぅあう、ひゅっ、ぴぃ、みぃ♡」
ぐちょぐちょと濡れてる内部をよりほぐすために、指を淫らに動かして暴れさせ、中の壁を擦り、押し上げほぐしまくる。
どんどん内部をかき混ぜられていくが、心は許していても身体はまだ足りないというのか、硬い部分もあるので柔らかくしていくのだ。
このまま背後からやっていくのもありだが、それでも限界はあるだろう。
それならばということで、エルは前に回り込んだ。
ハクロの蜘蛛の背中から降りて、ベッドの上に移動してもらい、足を曲げてもらう。
高さが下がったところでより見やすくなった彼女の秘部を見つつ、食指を動かないように魔法で水の触手を生み出して巻き付け、凍らせて動かないようにする。
固定して逃げ場のなくなったところで、指で適度に中を弄らせてもらいつつ、徐々にその頭を秘部位へ近づけていく。
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ
「ひぅひぅふみゅぅぅぅ…」
中から与えられている快楽の刺激に翻弄されて、びくびくとハクロが自分の肉体の本能で身体に力を入れているようだが、エルの接近に気が付いていないようだ。
その様子を見つつそっと顔を近づけていき…彼女が気が付いた時には、もう遅かった。
「あううう‥‥‥っ!?エル、そこは!!」
ハクロがエルの様子に目を向け、これから何をされようとしているのかようやく察したようだ。
エルの目の前に移っているのは、ずっと前から最大の弱点にして、女性としての肉体を持つ以上どうしても存在してしまう、彼女だけではないだろうが最高の快楽を生み出す場所。
ひくひくとする甘い蜜の上で待ちわびるかのように、無防備にさらけ出されており、その衝撃を想像してしまってハクロは慌てて手を前に出し、せめて覚悟を決めさせてもらおうとしたのだが…残念ながらその時間は奪われた。
「ちょっとした、お仕置きだよ。せっかくの時間だけど…黙って他の皆から抜け駆けしちゃっている、悪い蜘蛛にはね」
かぷっ、ぢゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!
「ぴぃ!?ぴぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ♡!?」
震えて待っていた陰核がエルの口に含まれ、勢いよく吸われた瞬間、爆発的な快楽がたった一つの小さな目から生み出され、ハクロは嬌声を上げる。
びくびくと振るわせつつも中で転がされて、時折固い歯で挟まれてしまい、逃げ場が存在しない強烈な快楽の電流が、襲い掛かってきたのだ。
逃げることは許されない、小さな甘い牢獄。
その中で行われる芽への刺激はどこにも飛ぶことはなく、逃れようのない逝き地獄が開催された。
ちゅうぅぅぅぅぅ、こりこりこりっ
「あふぁぁぁっ!!あふぅ!?へぁっ!?みやぁぁぁぁぁっ♡」
じゅばじゅばぢゅうううううううううう!!
「ひぎゅううううううううう♡♡♡!?むりでしゅむりでしゅってえりゅううううううう!!
吸われ、そしてたまに甘噛みされ、快楽の暴風が生み出されまくり容赦なく荒ぶる渦がハクロに襲い掛かっていく。
そこへ守っていた薄皮から飛び出されてしまい、むき出しになった場所へより蹂躙が繰り広げられてしまい、叫びまくるしかできなくなる。
「ああ、下の豆だけじゃ不公平か。平等に、いじらないとね」
「え、えりゅ、ここりゃけでもだ、」
ぐにぃぃ!!ぎゅううううううう!!
「つっぴぃぃぃぃぃ!?」
こりこりっ、こりこりっ
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ
ぐりぐりぐりぐり
「へぁぁぁぁぁぁっ!?」
牢獄に閉じ込められた陰核の相手は口で相手をされ、空いた腕で、片方は中を、もう片方が胸を弄り始めていく。
最大の快楽を生み出す部位に及ばずとも、どちらもより快楽を生み出す場所には変わることはなく、ハクロの身体を四方八方から埋め尽くして、快楽の波が駆け巡っていく。
ちゅうぅちゅぅちゅぅぺろぺろかみっ
ぐちちぃちゅちゅぐりりりっ
ぎりぎりぎりぎり
「きゅあぁぁぁぁぁぁひぎひぎぅ♡!!お豆さんも中もあちこち、らめれしゅってぇぇぇぇ!!」
じゅばばばっかみかみぃ!!
「みみみみみみみいいいいいいいい!!」
必死になって抵抗しようとするが、快楽に陥落してしまったようで、力が全く入らない。
糸も噴き出しつつも内部から生み出される泉は枯れることもなく、あふれ出していく。
次第に膣内の弱いところ、陰核、乳首および胸周辺の快楽のツボも見抜かれてより効率的に刺激され、貯水池に水がたまるがごとく、逃げ場のない快楽の電撃が体内へ蓄積されていく。
このままの状態だと、後は一気に放出されるのだが…‥‥それはもう、本当にそのままであればの話だ。
すっと口を秘所からエルは話しつつ、水の触手を生み出し、震える淫らな豆を縛り上げて捕らえ、肉の花の両端をすっと横へ広げる。
そしてうごめく花園へ向かって…エルが己の怒張を取りだし、そして一気に貫いた。
ドヂュゥゥゥゥン!!
「ひぐぅぅぅぅぅぅぅぅく!?」
爆発しそうだった快楽の渦の中で、突如奥底へ別の衝撃を与えらて、思わず体から志向が飛び出して停止する。
中に打ち込まれた瞬間、ハクロの体は硬直し、その快楽に対してどう受け止めればいいのかわからなくされてしまい…それは思わぬ効果を生み出した。
どちゅん!!どちゅん!!どちゅん!!
「っ☆、っ♡、っ!?ぴぃ!!イってるのにイかないれしゅ!?」
快楽の暴風の爆発する場所が、強すぎた衝撃で処理がおかしくなったのか、行き場を失いさらにむやみやたらに暴れられてしまう。
そんな状況になったのにもかかわらず、容赦なくエルは己の怒張を突き上げまくり、その度にハクロの体が痙攣しながら快楽を蓄積させられていく。
もちろん、先ほどから刺激していた快楽を生み出す部位は忘れないように、魔法だと少し刺激が甘いと思って改めて片手で陰核を挟み、震わせ、その胸の大きさゆえに簡単に両乳首は口に含まれ、舐められて嚙まれゆく。
開放できない快楽が高められていき、ハクロは次第に目を白黒させつつ、突破されたはずの限界が、新たな壁となって立ちふさがるのを感じた、次の瞬間‥‥‥‥
ドズゥゥゥゥン!!
ずびゅるるるるるるっつ!!
「‥‥‥へぁ、ふわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
中に解き放たれた熱い欲望に身を焼き尽くされるがごとく、限界の壁が打ち破られて、許容量を超えた快楽の爆発にハクロは思わず嬌声を上げ絶頂した。
だが、蓄積され過ぎたせいで一度で済まず、再度再び充填されてしまい新たな限界へ向けて走り出していく。
ドチュンドチュンドチュン!!
ぐりぐりぐにににににぃ!!
ぎりぎりぎゅぅぅぅぅぅ!!
「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♡!!」
止まらない快楽の噴火にハクロは叫ぶが、その様子でより煽られてしまいエルは止まらない。
自ら招いてしまったことに後悔したくもなるのだが、そんな思考を思い至らせないほどに吹き飛ばされまくり、一晩中ハクロは快楽の暴風雨に晒され続けてしまうのであった…
―――ほぅほぅとどこかから届く夜の鳥の鳴き声も聞こえる真夜中、エルは寮の自室でぐっすりと眠ていた。
一人で寝るようになってからは早めに寝るようになっており、睡眠の質自体は向上しているような気もするだろう。
だが、熟睡をしていた時でも…なんとなく、目が覚める時もあるのだ。
「…んぅ…ん?」
一度寝たら朝まで熟睡はするのだが、どういうわけか目が覚めたエル。
自分の眠りの深さは自覚しているのだが、体が何かを感じ取っているようで、対応するために起床してしまうようである。
そんなよくある修行者のすごい直感とかはないはずだが、魔力が無駄に多い分、感知するような魔法でも漏らしているのか、感知してしまうのだろうか?
そして、そういうときに限って、必ず何かしらがあるのだが…
眠気もすっと取れ、目を軽くこすって見渡せば、その姿を視認した。
真っ暗な室内のはずだが、月明かりが自然と窓から差し込んでいたようで、綺麗な肉体を浮かび上がらせていたのだ。
「ふわぁ…ハクロ?…何でいるの?」
「ふふふ、エル。つい、こんな綺麗な月明かりだったので、来ちゃいました」
エルの問いかけに対して、笑みを浮かべながらそう答えるハクロ。
月明かりに照らされて移る彼女は美しいが、他の皆はどこなのか疑問に思う、
寮から出て借家のほうにいるはずだが…ひとまず、学生寮に堂々と侵入していること自体は普通にバレたら不味いので、確認する前に魔法を使って防音等を施し、エルはベッドから体を起こして改めて問いかけた。
「来ちゃいましたって…昼間でも会えるから、わざわざこんな夜中に来なくてもいいのにな。それに、他の皆も一緒に来なかったのか?」
「月明かりは夜にしか見れないですし…それにね、エル。たまには昔のように、二人きりになりたかったんですよ」
エルの問いかけに対して、少しだけ物悲しそうな目になって答えるハクロ。
その言葉に対して、カトレアにタマモ、ミモザたちがどんどんやってきてからは、出会ったばかりの時のように、ハクロと二人っきりになることもほぼなくなっていたことに気が付いた。
ワイワイみんなで一緒に過ごすのも楽しいとは思うが、二人きりでいたい時もあるだろう。
そう考えると、こんな真夜中にやってくるのも仕方がないことなのかもしれない…のか?
「…そうか、ならいいかもね。こうやって二人で何気ない話をして過ごすのも、悪くない夜の過ごし方だな」
「ええ、昔のようにこうやって、エルと一緒に居たかったのです。幸いなことに、今日はほかの皆は熟睡しているようでしたから黙って出てきましたし、真夜中にほいほい来るような不審者たちも今晩は糸にかからない、安全な夜だと判断して訪れたんですよ」
「ほかの皆も熟睡…んんぅ?ちょっと待って、今さらっと後半におかしなことを言わなかったか?」
「大丈夫ですよエル。そんな人たち、今晩は来ないですからね」
おかしな言葉が聞こえてきたのでエルが問いかけると、ハクロはさらっとそう答える。
だが、隠せていないというかこれはこれで正直に話してしまっているというか、嘘を全然つけていない。
「ハクロ、何か危ない事でもしていないよね?怪しい人、普通やってくるもんじゃないよ」
「いえ、危ない事ではないですよ」
「それじゃ、何か毎晩怪しいものと戦っていたりするのか?夜な夜なひゃっはぁぁっと暴走する人たちと踊り狂っているとか?」
「そんな謎な行動やっていないんですけれども!?なんかちょくちょく変な人が来るので、皆でしばいて衛兵の詰め所へ放り投げ…あ」
物凄くバカっぽいひっかけをしてみたが、盛大にハクロはかかったようだ。
己の失言に気が付いたのか、慌てて口をふさいだが、あまりにも遅すぎるだろう。
「ハ~~ク~~ロ~~?何を隠しているのかな?」
「ええっと、えっと、そのぅ」
尋ねて見ると、物凄い冷や汗をかきつつ、目を合わせないようにするハクロ。
嘘がドへたくそというべきか、盛大に行動に現れすぎている。
ぐにぃ~~~~
「ひぇ、ふぇる、いらいれすよ」
「嘘をつく口を、横に引っ張って何が悪いかな?」
ハクロの口の両端を摘み、エルは思いっきり引っ張った。
痛そうにあうあうっとハクロは抵抗するが、迂闊に動けば余計に痛い事を分かっているようでうまいこと抵抗できていない。
…それにしても、結構柔らかいというか、この感じがちょっと嗜虐心をくすぐられるような。
「はぁ、話さないならわかったよ」
ぱっ
「ひゅぇ?」
バッチン
「痛っ!」
パッと手を離すと、引っ張られていた分の皮膚が勢い良く戻って音が鳴り、ハクロが涙目になる。
「い、痛かったですよエル~~~~~」
うるうると涙目になってハクロが抗議するが、まぁ自業自得でもあるし…
「ぷっ」
「なんで笑うんですか!?」
思わず笑いが洩れ、ハクロがぷんすかと起こった。
「いや、なんか昔からこうだったなぁと思ってね」
…出会いの場がスライムの惨状だったことは置いておくとして、ずっと一緒に過ごしてきたハクロ。
今でこそ、タマモたちが加わってきて大家族になって来たが、それでも彼女はそばに居続けてくれたのは変わっていない。
そして、その時からずっと一緒に過ごしてきたことを考えると、ほほえましく、いとおしく思ってくるのだ。
「ハクロ、大好きだよ」
「ふみゅっ!?いきなりド直球で!?」
エルの嘘偽りがないまっすぐな言葉に、突然ぶつけられて一瞬で真っ赤に染まるハクロ。
普段が白いから、一気に照れて赤くなるのが分かりやすいのが面白い。
「え、エル!!私だって好きですけれども、こうやってまっすぐ来られるのは刺激が強くて…ふみぃ」
「ちょっ、ハクロ大丈夫!?」
まさかの効果は抜群だったようで、ぷしゅーっと蒸気を吹き出すように照れすぎたせいで、ふらりと倒れ込むハクロをエルは支える。
人の体の部分だけ影響を受けていて、蜘蛛の部分は足がしっかりついているので、前のめりになるだけだが…それでも、ハクロを真正面から受け止め、顔が互いに近くなる。
そして、見つめ合い…少し、スイッチが入ったかもしれない。
今宵はまだ夜が長く、そして目が覚めてしまっているので…せっかく二人きりなら、ちょっとばかり甘く過ごしてもいいのかもしれない。
「エル…今夜、二人きりですし、お願いして良いでしょうか?」
同じような考えに至ったのか、頬を赤く染めながらハクロが問いかけてくる。
というか、元々はそんなつもりで来たのかもなぁ…夜這いというのか、これ。でも考えたらハクロ側から来ているのでどうなのかと思うが、快くエルは承諾した…
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…まだまだ開けることがない深夜、月明りが部屋の中に差し込み、その明かりは彼らの姿を照らし上げる。
互いに体を寄せ合い、まずは愛を確かめ合うように口づけを交わす。
吸うように、軽く舐めるように、熱い口づけを交わし合って存在を少しづつ確かめていく。
お互いにスイッチを入れてきたところで、エルはハクロの蜘蛛の背中に乗って、彼女の背後に回り、その豊満な胸をまずは服の上から揉んでほぐしていくことにした。
もにもにもみもみぃ
「んっ、ちょっと、強いですよエル」
「もう少し、やさしいほうが良いか?」
「ひゅっ、だ、大丈夫です。このぐらいのほうが、強くて…ふみゅっ」
やや強めにもみほぐすが、どうやら既に感じているのか、ハクロが少し体を震わせつつ、その快楽の感覚を高めていく。
そっと揉みしだく中で衣服を脱がし、下着も脱げてその身が出てきても、だんだん揉む力を高めていき、次第にそのやり方も彼女が感じやすいように調節していく。
もみもぃぐみぐにぐにゅきゅきゅ
「ん、あ、ふっ、ふわぁっ」
ただ感じさせていくのではなく、密かに鑑定でより一層丁寧に、的確に快楽のツボも混ぜているので、上がっていく度合いは通常よりも早い。
もともとハクロはかなり感じやすいようで、それも合わさって反応が隠せないものになっていく。
ぐにぐにぐにもぎもぎにゅっ、きゅ、ぎゅりっ!!
「あう、ひゅっ、そこは…ふわっ!?」
揉みしだきつつも、ちょっとずつ立ち上がっていたピンクの蕾をつまんだ瞬間にびくっと抵抗したようだが、その前に強く摘み上げるとビクンとハクロは体を強く痙攣させた。
たった一撃の頂点への攻撃だけでも、高められていた快楽が少し爆発したようだ。
だが、そてはあくまでほんの一部であり、完全に解き放たれたわけではない。
「胸ばかりじゃなくて…ハクロ、下も弄るよ」
「…どうぞ、エルの好きなように、お願いします」
エルの言葉に、ハクロはこくりと頷き、人間で言うなれば太もも…アラクネでは食指の部分をそっと自分の意志で開き、無防備にさらけ出す。
体の構造上つけていた紐のショーツをほどき、取られることで彼女の秘部があらわになる。
揉んでいるだけでも感じていたのか、しっとりと濡れているような感じ。
だが、実際に触ってみないと分からないということで、指を伸ばして穴の中へ指を沈めていく。
じゅぷっ……
「ひゅぐっ…!!」
指が入り込み、その水音からかなり濡れていることが確認できた。
これだけでも十分そうだが、まだまだ前戯程度だ。
じゅぷっ、ぐちゅうっ、ぐちゅぐちゅぐちゅ……
「あうぅあう、ひゅっ、ぴぃ、みぃ♡」
ぐちょぐちょと濡れてる内部をよりほぐすために、指を淫らに動かして暴れさせ、中の壁を擦り、押し上げほぐしまくる。
どんどん内部をかき混ぜられていくが、心は許していても身体はまだ足りないというのか、硬い部分もあるので柔らかくしていくのだ。
このまま背後からやっていくのもありだが、それでも限界はあるだろう。
それならばということで、エルは前に回り込んだ。
ハクロの蜘蛛の背中から降りて、ベッドの上に移動してもらい、足を曲げてもらう。
高さが下がったところでより見やすくなった彼女の秘部を見つつ、食指を動かないように魔法で水の触手を生み出して巻き付け、凍らせて動かないようにする。
固定して逃げ場のなくなったところで、指で適度に中を弄らせてもらいつつ、徐々にその頭を秘部位へ近づけていく。
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ
「ひぅひぅふみゅぅぅぅ…」
中から与えられている快楽の刺激に翻弄されて、びくびくとハクロが自分の肉体の本能で身体に力を入れているようだが、エルの接近に気が付いていないようだ。
その様子を見つつそっと顔を近づけていき…彼女が気が付いた時には、もう遅かった。
「あううう‥‥‥っ!?エル、そこは!!」
ハクロがエルの様子に目を向け、これから何をされようとしているのかようやく察したようだ。
エルの目の前に移っているのは、ずっと前から最大の弱点にして、女性としての肉体を持つ以上どうしても存在してしまう、彼女だけではないだろうが最高の快楽を生み出す場所。
ひくひくとする甘い蜜の上で待ちわびるかのように、無防備にさらけ出されており、その衝撃を想像してしまってハクロは慌てて手を前に出し、せめて覚悟を決めさせてもらおうとしたのだが…残念ながらその時間は奪われた。
「ちょっとした、お仕置きだよ。せっかくの時間だけど…黙って他の皆から抜け駆けしちゃっている、悪い蜘蛛にはね」
かぷっ、ぢゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!
「ぴぃ!?ぴぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ♡!?」
震えて待っていた陰核がエルの口に含まれ、勢いよく吸われた瞬間、爆発的な快楽がたった一つの小さな目から生み出され、ハクロは嬌声を上げる。
びくびくと振るわせつつも中で転がされて、時折固い歯で挟まれてしまい、逃げ場が存在しない強烈な快楽の電流が、襲い掛かってきたのだ。
逃げることは許されない、小さな甘い牢獄。
その中で行われる芽への刺激はどこにも飛ぶことはなく、逃れようのない逝き地獄が開催された。
ちゅうぅぅぅぅぅ、こりこりこりっ
「あふぁぁぁっ!!あふぅ!?へぁっ!?みやぁぁぁぁぁっ♡」
じゅばじゅばぢゅうううううううううう!!
「ひぎゅううううううううう♡♡♡!?むりでしゅむりでしゅってえりゅううううううう!!
吸われ、そしてたまに甘噛みされ、快楽の暴風が生み出されまくり容赦なく荒ぶる渦がハクロに襲い掛かっていく。
そこへ守っていた薄皮から飛び出されてしまい、むき出しになった場所へより蹂躙が繰り広げられてしまい、叫びまくるしかできなくなる。
「ああ、下の豆だけじゃ不公平か。平等に、いじらないとね」
「え、えりゅ、ここりゃけでもだ、」
ぐにぃぃ!!ぎゅううううううう!!
「つっぴぃぃぃぃぃ!?」
こりこりっ、こりこりっ
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ
ぐりぐりぐりぐり
「へぁぁぁぁぁぁっ!?」
牢獄に閉じ込められた陰核の相手は口で相手をされ、空いた腕で、片方は中を、もう片方が胸を弄り始めていく。
最大の快楽を生み出す部位に及ばずとも、どちらもより快楽を生み出す場所には変わることはなく、ハクロの身体を四方八方から埋め尽くして、快楽の波が駆け巡っていく。
ちゅうぅちゅぅちゅぅぺろぺろかみっ
ぐちちぃちゅちゅぐりりりっ
ぎりぎりぎりぎり
「きゅあぁぁぁぁぁぁひぎひぎぅ♡!!お豆さんも中もあちこち、らめれしゅってぇぇぇぇ!!」
じゅばばばっかみかみぃ!!
「みみみみみみみいいいいいいいい!!」
必死になって抵抗しようとするが、快楽に陥落してしまったようで、力が全く入らない。
糸も噴き出しつつも内部から生み出される泉は枯れることもなく、あふれ出していく。
次第に膣内の弱いところ、陰核、乳首および胸周辺の快楽のツボも見抜かれてより効率的に刺激され、貯水池に水がたまるがごとく、逃げ場のない快楽の電撃が体内へ蓄積されていく。
このままの状態だと、後は一気に放出されるのだが…‥‥それはもう、本当にそのままであればの話だ。
すっと口を秘所からエルは話しつつ、水の触手を生み出し、震える淫らな豆を縛り上げて捕らえ、肉の花の両端をすっと横へ広げる。
そしてうごめく花園へ向かって…エルが己の怒張を取りだし、そして一気に貫いた。
ドヂュゥゥゥゥン!!
「ひぐぅぅぅぅぅぅぅぅく!?」
爆発しそうだった快楽の渦の中で、突如奥底へ別の衝撃を与えらて、思わず体から志向が飛び出して停止する。
中に打ち込まれた瞬間、ハクロの体は硬直し、その快楽に対してどう受け止めればいいのかわからなくされてしまい…それは思わぬ効果を生み出した。
どちゅん!!どちゅん!!どちゅん!!
「っ☆、っ♡、っ!?ぴぃ!!イってるのにイかないれしゅ!?」
快楽の暴風の爆発する場所が、強すぎた衝撃で処理がおかしくなったのか、行き場を失いさらにむやみやたらに暴れられてしまう。
そんな状況になったのにもかかわらず、容赦なくエルは己の怒張を突き上げまくり、その度にハクロの体が痙攣しながら快楽を蓄積させられていく。
もちろん、先ほどから刺激していた快楽を生み出す部位は忘れないように、魔法だと少し刺激が甘いと思って改めて片手で陰核を挟み、震わせ、その胸の大きさゆえに簡単に両乳首は口に含まれ、舐められて嚙まれゆく。
開放できない快楽が高められていき、ハクロは次第に目を白黒させつつ、突破されたはずの限界が、新たな壁となって立ちふさがるのを感じた、次の瞬間‥‥‥‥
ドズゥゥゥゥン!!
ずびゅるるるるるるっつ!!
「‥‥‥へぁ、ふわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
中に解き放たれた熱い欲望に身を焼き尽くされるがごとく、限界の壁が打ち破られて、許容量を超えた快楽の爆発にハクロは思わず嬌声を上げ絶頂した。
だが、蓄積され過ぎたせいで一度で済まず、再度再び充填されてしまい新たな限界へ向けて走り出していく。
ドチュンドチュンドチュン!!
ぐりぐりぐにににににぃ!!
ぎりぎりぎゅぅぅぅぅぅ!!
「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♡!!」
止まらない快楽の噴火にハクロは叫ぶが、その様子でより煽られてしまいエルは止まらない。
自ら招いてしまったことに後悔したくもなるのだが、そんな思考を思い至らせないほどに吹き飛ばされまくり、一晩中ハクロは快楽の暴風雨に晒され続けてしまうのであった…
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