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第2章:少年期後編~青年期へ
48話 丁寧に相手をしていきましょう その3 ※R18
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SIDEエル
…感じすぎているなか、思わず緩んで放出していたのかハクロは今、糸の海に沈んでいた。
大量に放出されているが、粘り気のある罠用ではなく、さらさらとした手触りのもの。ただしいつもよりも荒っぽい感じがしており、意図的に出した糸ではないようだ。
とにもかくにも、媚薬の効果はまだ残っているからこそ解毒をするために注がないといけないのだが、この糸の海に沈まれては相手ができない。
どうにかしてこの海の中から彼女を引き上げなければいけないのだが、いかんせん量が多すぎてどこに埋もれているのかわかりづらい。ひゅひゅっと声は聞こえるけど、相当な量が出ているんだよなぁ。
でも、一応手がないわけではない。縛り上げていたし、ここまで大放出しているごたごたの中で、少しほどけて糸がほつれている部分があれば、その糸の端を見つけて引っ張り出せばいい話。
そしてこういう時にこそ「鑑定魔法」は役に立つ。
「『鑑定』っと…ふむ、こことここか‥‥‥」
ーーー
SIDEハクロ
(…ふにゅ、いとで、うもれぴぇちぇ…)
びくびくと体を震わせつつ、己の状況をハクロは理解していた。
ずぶずぶとタマモとカトレアが次々と発散していく横で、その光景を見せつけられつつも参加できていない自分の体が、どれだけエルを求めてもどかしいことになっていたのかということを。
拘束を外そうと暴れればその分糸が食い込み、もどかしい思いがしつつも完全に発散されることはなく、むしろ余計に高められてしまう。
暴れ、あらがう中で自然と緩んでいたのか糸を放出してしまったようで、己の出した糸に彼女は埋もれているのだということも把握できていた。
幸い、通気性が悪くはないので窒息の恐れはないのだが、いかんせん糸が多すぎて身動きが取れない状態。
多少は噴き出す体液で緩んだ部分があったとはいえ、それでもこちらから這い上がるのは厳しい状況なうえに、媚薬による感度上昇は続いており、下手に動くのもまずい状態。
(ううっ…声に出すのも、厳しいです…)
糸で口元もおおわれているので伝えにくいだろうし、そもそも嬌声しか出せない状況なせいで求める声も出しづらい状態。かといってこのまま埋もれていたら薬の効果はより強まってくるだろうし、どうしたものかと悩んでいる中…ふと、彼女は気が付いた。
くい、くいっ
「っ?」
己の身に感じ取った、微細な変化。
それは、自分の体を縛り上げている縄と化した糸からであり、よく見ればちょっとほつれた部分が別のところへ出ているようで、そこが引っ張られているようだ。
おそらくはエルが見つけ出して、この糸を頼りにハクロを引っ張り出そうとしていることが容易に予想できたのだが…それと同時に嫌な予感も抱いた。
(えっと、これ、まさか)
自信を縛り上げつつ、敏感な部分にも通るように縛り上げられている態勢。
その快楽を与える縄を引っ張り上げようとしていることは、同時に彼女の体を縛っている部分も動かすことになり…どうなるのか、先ほどまで暴れていたせいで嫌でも身に覚えさせられた味で理解させられてしまった。
(ま、待ってくださいエル、このまま引っ張っては…)
慌てて叫ぼうにも、糸が多すぎて声が届かない状況。
そしてそれは、来てしまった。
くいくい、ぐいいいいい、ぎゅうううううううううう!!
「く、くぴぃぃぃぃぃぃぃ♡!?」
糸頼りに引っ張り上げられ、なまじ頑丈につくっていたがゆえに切れることなく縄も同時に引っ張り上げられる。
しかもよりによって彼女の食指の間を通る、人間でいえば秘部とか女陰と呼ばれるような場所を通っている縄が引っ張り上げられ、こすれくいこみ、強烈な快楽の電流が流れ込む。
ぐいぐい、ざりりりりり!!
「きゅきゅあああああああ!?」
少し緩んでいるがほどけておらず、何度も引っ張られるたびに荒くなっていた縄が擦れあがり、何度も何度も敏感な場所に刺激を与えてくる。
そのうえ最悪なことに、彼女から漏れ出ていた愛液が滑りをよくしているだけじゃなくて、縄も少しほどくことになったのか余計に荒い構造となり、刺激をさらに与えてくる。
「ぴぃぷぅ!?え、えゆぅ、そこりゃめなんでぴゃあああぅ!!」
ぐいぐいっと糸の海から引っ張り上げようとしているのか力強くひっぱりあげられて、さらに縄が強く食い込み擦れ、ちょっと上部分にある彼女の弱点である淫らな豆にも刺激を与える。
嬌声を上げつつ何とか止めようとするのだが、糸の海が邪魔をして、声が伝わっていない。
「んー、思った以上に重いというか、抵抗されているというか…ハクロ、聞こえているなら体の力抜いてくれないかなー?」
(ぬけたらくろうはしないんれしゅけれども!?)
何度も擦られているせいで皮も剥けそうになっており、かなりやばい刺激が来て心の中でそう叫ぶ。
否応なく感じさせられるせいで脱力しているはずだが、あの絶頂の感覚を知っているせいか身構えてしまうようで、脱力を完全にしようにもできるわけがない。
「力が抜けないなら…ちょっとマヒしてもらうほうがいいのかな?多少弱くてダメージも与えない感じの弱い電撃で『ミニ・スパーク』!!」
「なんでその理論に…あ」
……聞こえてきた声にようやく叫び返せそうになったところで、ハクロは気が付いてしまった。
今、さらっと体から力を奪うために、ちょっと軽くしびれてもらうような発言が聞こえたことを。
おそらくは今、彼女をつないでいるこの糸を伝って全身を軽く狙ったのだろうが…よりによって通っている場所は見事に彼女の弱点を通る場所。
つまり、そこに電流が流されるということは…
ぱろぱりびりばちぃっ!!
「---っ!?」
最初に来たのは衝撃、続けてしびれるような快楽が、弱点へ押し寄せる。
たった一つの小さな豆に対して、いくら微弱な電流でも…彼女には大きすぎて、出なかった声がようやく吐き出されたのであった。
「きゅ、ひっぎゅぅぅぅぅぅ♡!?」
ーーー
SIDEエル
…引っ張り上げると同時に、ハクロがビクンビクンと体を痙攣させて叫んでいた。
みれば、引っ張り上げて電流を流していた糸が、食指の付け根…股の間部分を見事に通過していた縄にあたっていたようで、彼女にとって一番弱い弱点に直撃したようである。
その快楽の爆発はすさまじすぎたようで、意識を吹っ飛ばしかけている、
しかし、強すぎる快楽というのは意識が沈み込むのも妨害してしまうようだ。
試しにちょっとだけ、大事な場所を喰い込む縄を締め上げるだけで‥‥‥
ぎゅうっ!!
「はぅううっ!!」
ビクンと体を震わせ、嬌声をあげた。まだ意識はあるようで、反応もしっかりするらしい。
媚薬の効果が上がっている分、最初の時よりもさらに感じやすくなっており…なんというか、ちょっとむずっと何かくすぐられたような気がした。
…こうなってくると、やっぱりいじめたくなる。そもそも、今回の原因となったのは媚薬をぶちまけたハクロだし、それ相応の快楽もとい処分を与えなければならないので、十分な大義名分はできている。
ベッドの上に横たわらているだけでまな板の上の鯉として無防備であり、据え膳食わぬは男の恥ともいうし、ここは徹底的にやってしまえばいいか。
「と言うわけで、ハクロ覚悟してね?」
「え、えりゅう……覚悟できてないてしゅ…」
意識がもうちょっとだけ浮上したがまだ力が入らないのか、感度が上がり過ぎてまともにしゃべれないながらもハクロは訴えた。
だがしかし、その姿は逆に嗜虐心をくすぐらせた。
「えいっ」
きゅむっこりっ!もみっ!
「はみゅううううううぅぅぅぅっ♡!?」
右手てハクロの乳首を摘み、左手で胸を揉むとハクロはのけぞった。脱力しきっているせいなのか蜘蛛部分が相当柔らかくなっているらしく、押し倒すようなかった体位でもぐにゅっとへこみ、まったく邪魔にならないどころか、多少の反発で押し上げており、逃げ場のない柔らかい寝床を提供してくれている。
さらに放置し続けたことによって、媚薬の効果が相当出ており、感度が上昇し、ほんの少し風が吹くだけでもかなり感じるようだから……じかに触ってあげるだけでもたまらないようだ。
もみもみもみもみこりもみもみこりこりっみ!!
「あああああぅううううううううう!!」
胸を揉み、乳首を摘み、ランダムに刺激を与えるたびにハクロが嬌声をあげるが、決して手を緩めはしない。
そもそもこの使われている媚薬は中に精が解き放たれないと解毒されないから、どんどん感度が上昇しているので、やればやるぶん、待たせているので効果も跳ね上がっていく。
まぁ、媚薬だよりなのは好まないが…これ、素でも感度いいな。薬の効果もあるとはいえ、ここまで敏感だと不断になっても大丈夫そうだ。
と言うか、こういうことが毎度あるとさすがに体が持たなさそうだからね。媚薬を被るような事件が起きないように、今後のために徹底的に体へ教え込んだほうがいいでしょ。
「ハクロ…ちょっとこっちを向いて」
「え?なにゅ、むっ!?」
少々大胆に出れるので、ハクロがぼへっと感じすぎて緩んだ顔をした瞬間、彼女の口をエルは奪った。
こりゅこりゅもみゅ!!
「むーっ!?」
胸を刺激されつつ、口を奪われて声を出せないハクロ。
感覚に関して、耐えられない分は叫ぶなどして逃げ道を作ったりすることがあるらしいが、この口づけをしている状態では声で外へ発散できず、刺激をより感じてしまうようである。
もみもみこりっ、もみもみもみもみっ!!
「むーっ!!むむっ、ううううむうううう!!」
ハクロの豊満な胸を揉みしだき、忘れないようにその頂点も押したり摘まんだりひねったりして刺激を与えつつ、その柔らかい口の感触も覚えておく。
あ、これもしかしてファーストキスになるんじゃ…こんな状況でやると色気も何もないかもしれないけど、なんかこれはこれでこちらもおぼれそうな気分になってくる。
「ぷはぁ。大体この辺りで、いいかな?」
「は、はひぃぃぃ…‥‥」
口を離すと同時に、ハクロの体がくんとさらに脱力した。
刺激によって力が入らなくなってきたようだが、これからが本番だ。
ぐいっとハクロの食指、人間でいう所の足のようになっている場所をを開かせると、付け根部分にはしっかりと無防備な状態になった秘部が見えた。
既に縄は外しているのだが、先ほどまで擦れていた影響かちょっとだけ赤くもあり、引くついているようにも見えるだろう。
人と近い見た目な理由としては、アラクネの場合、ここで性行為を行うためであり、この食指は対象者を逃がさないために押さえつける役割があるとも聞く。
きちんと正面からヤれると言うと根も葉もないが、人間の女性と似たような構造にもなっているそうで、それはつまり弱点なども大体似ているそうだ。
一説では、人に近い見た目のモンスターというのは過去に先祖とかで交わった可能性があり、その情報があるからこそ、ここまで酷似しているともいうのだが…とにもかくにも、前に湖で彼女が自慰をしていた時にも使っていた部位‥‥花芯や秘玉、陰核などと呼ばれる部位にエルは顔を近づけた。
プルプルと震えており、ちょっとした小さな真珠。
皮も剥けているようで、ふっと息を吹き付けるとびくんっと大きく反応しており、十分とろけ切っているようにも見えるだろう。
でも、トロトロになっているようだけど…こうなっていると、より虐めたくなるよねぇ。
その事にぼうっとしていたハクロが気が付いたときには、すでに遅かった。
「‥あ!?え、エルそこはダメです!!私の一番の弱点で、」
かぷっ ちゅうううううう!!
「--------あ、ぴゃああああああああああああああああっ!?」
エルの口に小さな肉真珠が吸いこまれ、吸引された瞬間、ぷしゃぁぁぁっとその下の割れ目から愛液を吹き出しつつ、ハクロは大きな声をあげる。
コリコリしているようで柔らかくもあり、舌の上で吸い転がしていく。
ちゅううううううううぺろぺろっ!!
「あうううううううう!!や、やめて、くだひゃぁぁぁぁぁぁぁぁい!!」
吸われ、舐められ、胸などの比ではない弱点からくる猛烈な快楽の電撃によって、ハクロは思わず抵抗しようと手を使って押しのけようとしてきたが、食いついたので離すこともない。
いや、その抵抗すらも一番の弱点への強烈な刺激によって力が入らないのだ。。
なぜならば、種族としての本能ゆえなのか自然と彼女の食指が閉まり、エルの頭を自ら離さないように固定してしまった。
ゆえに、逃げようにも逃げられず、離そうにも離せない。
アラクネとしての性質が災いして、ハクロの一番の弱点は追いつめられる羽目になってしまったのである。
ちゅうううううこりっ!こりっ!!
「あうううう!?か、かんじゃらめぇぇぇぇ♡!?」
吸われている最中で優しく押しつぶされ、ハクロは潮も吹きだしつつぶわっと汗を吹き出しつつ、そう叫ぶ。
だが、解放されることはない。それどころか忘れないようにと言うのか、エルの腕が伸ばされ、快楽ゆえに思わず前かがみになって近くなっていたハクロの胸をつかみ、揉みしだく。
もみもみもみもみもみこりっ!!
こりこりこりこりこりっ!!
ちゅうううううううごりっ!!
「あぶわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
モンスターと言えども、女としての弱点を一気に責められ、ハクロは悶絶する。
しかも媚薬で感度が上がっていることもあり、その快楽は圧倒的過ぎて、だんだん景色が白くなっていくようにも見えてくるだろう。
だが、媚薬の効果が切れるには己の中に精を解き放たれないといけず、しかしながらその精を取り込む秘部はエルの口につかまって解放されない。
いつの間にか舌で淫核をなぶられつつ、指を中へ入れられてかき回され始めた。
ぐちゅうぐちゅう!!
「ぴぃぃぃぃぃん!!」
生み出される快楽が大きすぎる上に、さらなる未知の弱点のざらっとした部分を撫でられ、陰核の裏を押され、そして舐められ噛まれ押し込められ続ける。
ぐりぐりぐりぐりぐっりりりりっ!!
ごりっ、ちゅううううううううごりっ!!
「あ、あ、あ、あふぁぁぁぁぁぁあっ♡」
もう弱いところを攻められまくり、どこに意識を集中すればいいのかわからない。
ただ叫び声を上げつつも快楽の爆弾は今まさに臨界点へ突破したその瞬間である。
ぐぐっ…どずっ!!
「ひぎぎゅぅ!?」
ずぱーーん!!ずぱんずぱんずちゅう!!
「ひぐっ!?はぐっ!?ふわぁぁぁぁ♡」
燃え滾るような怒張によっていつの間にか貫かれ、最奥層まで何度も到達されてしまう。
そしてきちんと忘れられずに淫核も刺激されまくり、そこから胸にターゲットを変えた口によって頂点が刺激される。
ちゅううううちゅうううううちゅうごりっ!!
こりこりこりこりこりっ!!
ずちゅん!!ずちゅん!!ずちゅん!!
「--------ひにゅぁぁぁあ♡あひゅん!?」
ついに達してしまい、大きく体をのけぞらせるハクロ。
だがしかし、まだまだエルは精を解き放っておらず、突き破られた限界の壁のその先へ向けてどんどん追いやられていく。
「え、えりゅう、も、もうやめてぇぇぇぇぇ!!」
「ごめん、無理☆」
「そ、しょおんみゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
エルのまだまだ休ませないお仕置きとでもいうような、高めすぎて逆に止められなくなってしまったというような言葉に、ハクロは絶望と言う物を真に理解した。
そして、この後中へ注ぎ込まれるのだが、それでも収められることはなく、そのままイかされ続けてしまうのであった…‥‥‥
どちゅん!!どちゅん!!びゅるうるるぅ!!
「ぴっぎゃああああああああ!?」
ぐぐぐ…どすぅっ!!
「ひぎゅぅ♡もう出し、終わったのに何でやめらゃ」
こりこりぎゅっ!!
「もうきゅりもらみゃえめえぇぇぇぇっ♡!?」
「…ハクロ、余計に高ぶらされてしまうんだけど」
「りゃったりゃやみぇ」
「だから収まるまで、やるね」
どすどすどちゅん!!
「ぴぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいー----------!?」
…感じすぎているなか、思わず緩んで放出していたのかハクロは今、糸の海に沈んでいた。
大量に放出されているが、粘り気のある罠用ではなく、さらさらとした手触りのもの。ただしいつもよりも荒っぽい感じがしており、意図的に出した糸ではないようだ。
とにもかくにも、媚薬の効果はまだ残っているからこそ解毒をするために注がないといけないのだが、この糸の海に沈まれては相手ができない。
どうにかしてこの海の中から彼女を引き上げなければいけないのだが、いかんせん量が多すぎてどこに埋もれているのかわかりづらい。ひゅひゅっと声は聞こえるけど、相当な量が出ているんだよなぁ。
でも、一応手がないわけではない。縛り上げていたし、ここまで大放出しているごたごたの中で、少しほどけて糸がほつれている部分があれば、その糸の端を見つけて引っ張り出せばいい話。
そしてこういう時にこそ「鑑定魔法」は役に立つ。
「『鑑定』っと…ふむ、こことここか‥‥‥」
ーーー
SIDEハクロ
(…ふにゅ、いとで、うもれぴぇちぇ…)
びくびくと体を震わせつつ、己の状況をハクロは理解していた。
ずぶずぶとタマモとカトレアが次々と発散していく横で、その光景を見せつけられつつも参加できていない自分の体が、どれだけエルを求めてもどかしいことになっていたのかということを。
拘束を外そうと暴れればその分糸が食い込み、もどかしい思いがしつつも完全に発散されることはなく、むしろ余計に高められてしまう。
暴れ、あらがう中で自然と緩んでいたのか糸を放出してしまったようで、己の出した糸に彼女は埋もれているのだということも把握できていた。
幸い、通気性が悪くはないので窒息の恐れはないのだが、いかんせん糸が多すぎて身動きが取れない状態。
多少は噴き出す体液で緩んだ部分があったとはいえ、それでもこちらから這い上がるのは厳しい状況なうえに、媚薬による感度上昇は続いており、下手に動くのもまずい状態。
(ううっ…声に出すのも、厳しいです…)
糸で口元もおおわれているので伝えにくいだろうし、そもそも嬌声しか出せない状況なせいで求める声も出しづらい状態。かといってこのまま埋もれていたら薬の効果はより強まってくるだろうし、どうしたものかと悩んでいる中…ふと、彼女は気が付いた。
くい、くいっ
「っ?」
己の身に感じ取った、微細な変化。
それは、自分の体を縛り上げている縄と化した糸からであり、よく見ればちょっとほつれた部分が別のところへ出ているようで、そこが引っ張られているようだ。
おそらくはエルが見つけ出して、この糸を頼りにハクロを引っ張り出そうとしていることが容易に予想できたのだが…それと同時に嫌な予感も抱いた。
(えっと、これ、まさか)
自信を縛り上げつつ、敏感な部分にも通るように縛り上げられている態勢。
その快楽を与える縄を引っ張り上げようとしていることは、同時に彼女の体を縛っている部分も動かすことになり…どうなるのか、先ほどまで暴れていたせいで嫌でも身に覚えさせられた味で理解させられてしまった。
(ま、待ってくださいエル、このまま引っ張っては…)
慌てて叫ぼうにも、糸が多すぎて声が届かない状況。
そしてそれは、来てしまった。
くいくい、ぐいいいいい、ぎゅうううううううううう!!
「く、くぴぃぃぃぃぃぃぃ♡!?」
糸頼りに引っ張り上げられ、なまじ頑丈につくっていたがゆえに切れることなく縄も同時に引っ張り上げられる。
しかもよりによって彼女の食指の間を通る、人間でいえば秘部とか女陰と呼ばれるような場所を通っている縄が引っ張り上げられ、こすれくいこみ、強烈な快楽の電流が流れ込む。
ぐいぐい、ざりりりりり!!
「きゅきゅあああああああ!?」
少し緩んでいるがほどけておらず、何度も引っ張られるたびに荒くなっていた縄が擦れあがり、何度も何度も敏感な場所に刺激を与えてくる。
そのうえ最悪なことに、彼女から漏れ出ていた愛液が滑りをよくしているだけじゃなくて、縄も少しほどくことになったのか余計に荒い構造となり、刺激をさらに与えてくる。
「ぴぃぷぅ!?え、えゆぅ、そこりゃめなんでぴゃあああぅ!!」
ぐいぐいっと糸の海から引っ張り上げようとしているのか力強くひっぱりあげられて、さらに縄が強く食い込み擦れ、ちょっと上部分にある彼女の弱点である淫らな豆にも刺激を与える。
嬌声を上げつつ何とか止めようとするのだが、糸の海が邪魔をして、声が伝わっていない。
「んー、思った以上に重いというか、抵抗されているというか…ハクロ、聞こえているなら体の力抜いてくれないかなー?」
(ぬけたらくろうはしないんれしゅけれども!?)
何度も擦られているせいで皮も剥けそうになっており、かなりやばい刺激が来て心の中でそう叫ぶ。
否応なく感じさせられるせいで脱力しているはずだが、あの絶頂の感覚を知っているせいか身構えてしまうようで、脱力を完全にしようにもできるわけがない。
「力が抜けないなら…ちょっとマヒしてもらうほうがいいのかな?多少弱くてダメージも与えない感じの弱い電撃で『ミニ・スパーク』!!」
「なんでその理論に…あ」
……聞こえてきた声にようやく叫び返せそうになったところで、ハクロは気が付いてしまった。
今、さらっと体から力を奪うために、ちょっと軽くしびれてもらうような発言が聞こえたことを。
おそらくは今、彼女をつないでいるこの糸を伝って全身を軽く狙ったのだろうが…よりによって通っている場所は見事に彼女の弱点を通る場所。
つまり、そこに電流が流されるということは…
ぱろぱりびりばちぃっ!!
「---っ!?」
最初に来たのは衝撃、続けてしびれるような快楽が、弱点へ押し寄せる。
たった一つの小さな豆に対して、いくら微弱な電流でも…彼女には大きすぎて、出なかった声がようやく吐き出されたのであった。
「きゅ、ひっぎゅぅぅぅぅぅ♡!?」
ーーー
SIDEエル
…引っ張り上げると同時に、ハクロがビクンビクンと体を痙攣させて叫んでいた。
みれば、引っ張り上げて電流を流していた糸が、食指の付け根…股の間部分を見事に通過していた縄にあたっていたようで、彼女にとって一番弱い弱点に直撃したようである。
その快楽の爆発はすさまじすぎたようで、意識を吹っ飛ばしかけている、
しかし、強すぎる快楽というのは意識が沈み込むのも妨害してしまうようだ。
試しにちょっとだけ、大事な場所を喰い込む縄を締め上げるだけで‥‥‥
ぎゅうっ!!
「はぅううっ!!」
ビクンと体を震わせ、嬌声をあげた。まだ意識はあるようで、反応もしっかりするらしい。
媚薬の効果が上がっている分、最初の時よりもさらに感じやすくなっており…なんというか、ちょっとむずっと何かくすぐられたような気がした。
…こうなってくると、やっぱりいじめたくなる。そもそも、今回の原因となったのは媚薬をぶちまけたハクロだし、それ相応の快楽もとい処分を与えなければならないので、十分な大義名分はできている。
ベッドの上に横たわらているだけでまな板の上の鯉として無防備であり、据え膳食わぬは男の恥ともいうし、ここは徹底的にやってしまえばいいか。
「と言うわけで、ハクロ覚悟してね?」
「え、えりゅう……覚悟できてないてしゅ…」
意識がもうちょっとだけ浮上したがまだ力が入らないのか、感度が上がり過ぎてまともにしゃべれないながらもハクロは訴えた。
だがしかし、その姿は逆に嗜虐心をくすぐらせた。
「えいっ」
きゅむっこりっ!もみっ!
「はみゅううううううぅぅぅぅっ♡!?」
右手てハクロの乳首を摘み、左手で胸を揉むとハクロはのけぞった。脱力しきっているせいなのか蜘蛛部分が相当柔らかくなっているらしく、押し倒すようなかった体位でもぐにゅっとへこみ、まったく邪魔にならないどころか、多少の反発で押し上げており、逃げ場のない柔らかい寝床を提供してくれている。
さらに放置し続けたことによって、媚薬の効果が相当出ており、感度が上昇し、ほんの少し風が吹くだけでもかなり感じるようだから……じかに触ってあげるだけでもたまらないようだ。
もみもみもみもみこりもみもみこりこりっみ!!
「あああああぅううううううううう!!」
胸を揉み、乳首を摘み、ランダムに刺激を与えるたびにハクロが嬌声をあげるが、決して手を緩めはしない。
そもそもこの使われている媚薬は中に精が解き放たれないと解毒されないから、どんどん感度が上昇しているので、やればやるぶん、待たせているので効果も跳ね上がっていく。
まぁ、媚薬だよりなのは好まないが…これ、素でも感度いいな。薬の効果もあるとはいえ、ここまで敏感だと不断になっても大丈夫そうだ。
と言うか、こういうことが毎度あるとさすがに体が持たなさそうだからね。媚薬を被るような事件が起きないように、今後のために徹底的に体へ教え込んだほうがいいでしょ。
「ハクロ…ちょっとこっちを向いて」
「え?なにゅ、むっ!?」
少々大胆に出れるので、ハクロがぼへっと感じすぎて緩んだ顔をした瞬間、彼女の口をエルは奪った。
こりゅこりゅもみゅ!!
「むーっ!?」
胸を刺激されつつ、口を奪われて声を出せないハクロ。
感覚に関して、耐えられない分は叫ぶなどして逃げ道を作ったりすることがあるらしいが、この口づけをしている状態では声で外へ発散できず、刺激をより感じてしまうようである。
もみもみこりっ、もみもみもみもみっ!!
「むーっ!!むむっ、ううううむうううう!!」
ハクロの豊満な胸を揉みしだき、忘れないようにその頂点も押したり摘まんだりひねったりして刺激を与えつつ、その柔らかい口の感触も覚えておく。
あ、これもしかしてファーストキスになるんじゃ…こんな状況でやると色気も何もないかもしれないけど、なんかこれはこれでこちらもおぼれそうな気分になってくる。
「ぷはぁ。大体この辺りで、いいかな?」
「は、はひぃぃぃ…‥‥」
口を離すと同時に、ハクロの体がくんとさらに脱力した。
刺激によって力が入らなくなってきたようだが、これからが本番だ。
ぐいっとハクロの食指、人間でいう所の足のようになっている場所をを開かせると、付け根部分にはしっかりと無防備な状態になった秘部が見えた。
既に縄は外しているのだが、先ほどまで擦れていた影響かちょっとだけ赤くもあり、引くついているようにも見えるだろう。
人と近い見た目な理由としては、アラクネの場合、ここで性行為を行うためであり、この食指は対象者を逃がさないために押さえつける役割があるとも聞く。
きちんと正面からヤれると言うと根も葉もないが、人間の女性と似たような構造にもなっているそうで、それはつまり弱点なども大体似ているそうだ。
一説では、人に近い見た目のモンスターというのは過去に先祖とかで交わった可能性があり、その情報があるからこそ、ここまで酷似しているともいうのだが…とにもかくにも、前に湖で彼女が自慰をしていた時にも使っていた部位‥‥花芯や秘玉、陰核などと呼ばれる部位にエルは顔を近づけた。
プルプルと震えており、ちょっとした小さな真珠。
皮も剥けているようで、ふっと息を吹き付けるとびくんっと大きく反応しており、十分とろけ切っているようにも見えるだろう。
でも、トロトロになっているようだけど…こうなっていると、より虐めたくなるよねぇ。
その事にぼうっとしていたハクロが気が付いたときには、すでに遅かった。
「‥あ!?え、エルそこはダメです!!私の一番の弱点で、」
かぷっ ちゅうううううう!!
「--------あ、ぴゃああああああああああああああああっ!?」
エルの口に小さな肉真珠が吸いこまれ、吸引された瞬間、ぷしゃぁぁぁっとその下の割れ目から愛液を吹き出しつつ、ハクロは大きな声をあげる。
コリコリしているようで柔らかくもあり、舌の上で吸い転がしていく。
ちゅううううううううぺろぺろっ!!
「あうううううううう!!や、やめて、くだひゃぁぁぁぁぁぁぁぁい!!」
吸われ、舐められ、胸などの比ではない弱点からくる猛烈な快楽の電撃によって、ハクロは思わず抵抗しようと手を使って押しのけようとしてきたが、食いついたので離すこともない。
いや、その抵抗すらも一番の弱点への強烈な刺激によって力が入らないのだ。。
なぜならば、種族としての本能ゆえなのか自然と彼女の食指が閉まり、エルの頭を自ら離さないように固定してしまった。
ゆえに、逃げようにも逃げられず、離そうにも離せない。
アラクネとしての性質が災いして、ハクロの一番の弱点は追いつめられる羽目になってしまったのである。
ちゅうううううこりっ!こりっ!!
「あうううう!?か、かんじゃらめぇぇぇぇ♡!?」
吸われている最中で優しく押しつぶされ、ハクロは潮も吹きだしつつぶわっと汗を吹き出しつつ、そう叫ぶ。
だが、解放されることはない。それどころか忘れないようにと言うのか、エルの腕が伸ばされ、快楽ゆえに思わず前かがみになって近くなっていたハクロの胸をつかみ、揉みしだく。
もみもみもみもみもみこりっ!!
こりこりこりこりこりっ!!
ちゅうううううううごりっ!!
「あぶわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
モンスターと言えども、女としての弱点を一気に責められ、ハクロは悶絶する。
しかも媚薬で感度が上がっていることもあり、その快楽は圧倒的過ぎて、だんだん景色が白くなっていくようにも見えてくるだろう。
だが、媚薬の効果が切れるには己の中に精を解き放たれないといけず、しかしながらその精を取り込む秘部はエルの口につかまって解放されない。
いつの間にか舌で淫核をなぶられつつ、指を中へ入れられてかき回され始めた。
ぐちゅうぐちゅう!!
「ぴぃぃぃぃぃん!!」
生み出される快楽が大きすぎる上に、さらなる未知の弱点のざらっとした部分を撫でられ、陰核の裏を押され、そして舐められ噛まれ押し込められ続ける。
ぐりぐりぐりぐりぐっりりりりっ!!
ごりっ、ちゅううううううううごりっ!!
「あ、あ、あ、あふぁぁぁぁぁぁあっ♡」
もう弱いところを攻められまくり、どこに意識を集中すればいいのかわからない。
ただ叫び声を上げつつも快楽の爆弾は今まさに臨界点へ突破したその瞬間である。
ぐぐっ…どずっ!!
「ひぎぎゅぅ!?」
ずぱーーん!!ずぱんずぱんずちゅう!!
「ひぐっ!?はぐっ!?ふわぁぁぁぁ♡」
燃え滾るような怒張によっていつの間にか貫かれ、最奥層まで何度も到達されてしまう。
そしてきちんと忘れられずに淫核も刺激されまくり、そこから胸にターゲットを変えた口によって頂点が刺激される。
ちゅううううちゅうううううちゅうごりっ!!
こりこりこりこりこりっ!!
ずちゅん!!ずちゅん!!ずちゅん!!
「--------ひにゅぁぁぁあ♡あひゅん!?」
ついに達してしまい、大きく体をのけぞらせるハクロ。
だがしかし、まだまだエルは精を解き放っておらず、突き破られた限界の壁のその先へ向けてどんどん追いやられていく。
「え、えりゅう、も、もうやめてぇぇぇぇぇ!!」
「ごめん、無理☆」
「そ、しょおんみゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
エルのまだまだ休ませないお仕置きとでもいうような、高めすぎて逆に止められなくなってしまったというような言葉に、ハクロは絶望と言う物を真に理解した。
そして、この後中へ注ぎ込まれるのだが、それでも収められることはなく、そのままイかされ続けてしまうのであった…‥‥‥
どちゅん!!どちゅん!!びゅるうるるぅ!!
「ぴっぎゃああああああああ!?」
ぐぐぐ…どすぅっ!!
「ひぎゅぅ♡もう出し、終わったのに何でやめらゃ」
こりこりぎゅっ!!
「もうきゅりもらみゃえめえぇぇぇぇっ♡!?」
「…ハクロ、余計に高ぶらされてしまうんだけど」
「りゃったりゃやみぇ」
「だから収まるまで、やるね」
どすどすどちゅん!!
「ぴぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいー----------!?」
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