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第1章:幼少期~少年期前編
16話 やらかすのは、だれしも…か?
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昨日、ついうっかりやらかして、見事に爆誕してしまった立派な小屋。流石に他の授業の邪魔になるのも合って、撤去することが決定していた。
その為、今日中にさっさと撤去作業が行われる予定だったのだが‥‥‥
「て、撤去不可能ですか!?」
「そうみたいだ‥‥木製の小屋をベースに土壁で覆われているだけの、単純な小屋のはずなのだが、燃えもしないし、切れもしないし、潰れもしないという、高性能すぎる小屋で、まったく撤去が進まんのだ…何でこんなものを、作り上げるのだ」
夕暮時、教師たちに呼びだされたかと思えば、小屋の前にて、がっくりと落ち込むレンディング先生が、そう告げてきた。
どうやら撤去しようと努力を尽くしたのだが、あまりにも強度が高すぎて撤去ができないらしい。普通、魔法で作られたものに関しては、強度は構成材料や構造に影響されるらしく、この程度の小屋であれば簡単に破壊できるはずだった。
だがしかし、それはあくまでも普通の方法での精製による場合。
やり方によっては、魔力で無理やりそうあるべきだと形作られており、その込めた魔力の量によって強度が変わるらしい。
そして今回は、その後者の魔力で無理やり形作ったものになっており、注がれた魔力が多すぎたからこそ、恐ろしいほどの強度になってしまったそうだ。
「そんなことってあるのか…やり過ぎたつもりもなかったのに」
「エル、馬鹿みたいに魔力があるんじゃないのでしょうか。その所為でこれって…やり過ぎですよ」
はははっと苦笑いをしてそう口にするハクロ。
彼女の糸でも解体できないか確認してみたところ、こちらも見事に弾かれてしまい解体は不可能であった。
「しかし、解体できないからと言って、このままにはしておけない。授業の邪魔になるだろうし‥‥だからこそ、ここはやらかした者に責任を取らせるということで解体を行ってもらうことにした」
「まぁ、自分のやらかしたことなので自分で片付けようとは思いますが…どうやって、やれば良いのでしょうか?」
「まだ君の適正は判明していないが、とある魔法が使えれば行けるだろうと思う。その為、その魔法を習得してもらうために、わざわざ個人的な授業をこの場で行うことにした」
「とある魔法?」
「ああ、『空間収納魔法』と『鑑定魔法』という、特殊な魔法だ。無属性の類だが、この小屋を作れるだけの力があれば、適性があろうがなかろうが、無理やり使用できると思えたからな」
―――――――――――――
「空間収納魔法」
某青い猫型ロボットのもつポケットに近い魔法。様々なものをコンパクトに収納できるようになる無属性の魔法であり、人によっては収納中に時が止まって劣化が起こらないようにできたりもする。
空間に関する魔法適性があれば使用できる可能性があるが、無限という訳でもなく、容量は個人差がある。
「鑑定魔法」
指定した部分だけを、詳細に知ることができる魔法。ただし、状況や相手によっては鑑定不可能な事もあり、全てを知ることはできない。
だが、それでも相手の弱点や隠し事に関して知ることが可能であり、手ごわいモンスターが出た時や、尋問時に手っ取り早い方法として使用されることもある。
特殊な魔法適性が必要とされているが、詳細は不明。無属性の類に近いそうだが、鑑定魔法の使い手が鑑定しても鑑定不可能なものになっている。
―――――――――――――
自分が持っている魔法の適正はまだわからず、使えるかどうかもわからないものになっている。
一応、その二つの魔法は無属性の類であるという事もあって、適性がないと適性があるものに比べ魔力の消費が激しいのだが、そこまで大きく魔力を消費するようなものでもないため、今回の使用のために教授されるらしい。
「つまり、『空間収納魔法』を覚えてもらってあの小屋を収納してもらうか、もしくは『鑑定魔法』でどのようにすれば片付くのかを調べてほしいということでしょうか?」
「そういうことだ。どちらも使えはするのだが、この小屋相手だと教師陣のものでは力不足で…ならば、やらかした人物であれば、確実にやれるはずだと思ったのだ」
‥‥‥正直言って、少し賭けに近いところがある。
その魔法が扱えるのかもわかっていないので、使えなかったら解決しないことになる。
まぁ、やってみることはやってみるけどね。できなかったら攻撃に使える魔法を教えてもらって、地力で破壊すればいい話‥‥だよね?いや、でもこの小屋を作った事を考えると、攻撃が出来る魔法も使用するのがちょっと恐ろしいので、安全に行くならばこっちの二つの方が良い。
使えたら確実に便利そうだし、試す価値はあるだろう。
なお、どうやって使えば良いのか教わったところ、基本的な部分としては、その魔法に対するイメージが一番大事らしい。詠唱も必要かもしれないが、具体的に思いつくのならば省略しても良いそうだ。
とはいえ。何もない状態でやっても、うまくやりづらい。ポケットとか虫眼鏡とか、関連づくようなものがあれば、もうちょっとイメージが…あ、そうだ。
「ハクロ、ちょっと鞄を作ってくれないか?」
「え?どうするのですか?」
「その鞄を利用して、空間収納魔法をやってみるんだよ」
何もなければ、何か足掛かりになるような物を用意すればいい。
ハクロに言うと、彼女は素早く糸で鞄を縫い上げた。
普通は布が必要だろうが、彼女の場合は速攻で糸から布地も作れるので問題はない。
しいて言うのであれば、糸だけだと流石に染色が出来ないので、、純白の綺麗な小柄のポーチになったぐらいか。
「さてと、これにいれる風にイメージすればいいだろう」
気分的にはあの青猫ロボのポケットを扱う感じを思い浮かべよう。
鞄の中に小屋を入れるイメージを持ち、その魔法名をを唱える。
「『空間収納』」
すると、魔法が発動した瞬間、先ほどまで頑固にあった小屋が、にゅるんっと一瞬にしてそのポーチの中に入り込んだ。
「これで入ったのかな?」
「入っただろうが‥‥出して、確認をして欲しい」
「分かりました」
入れることが出来たら、取り出すのは楽な方だ。
某青猫みたいな口調で言いたくもなるが、無駄口をしないように、ちょっと手をかけて取り出してみる。
取り出すイメージをすると、すぐさま小屋がにゅるんと出てきて、元の場所に置かれたのであった。
「‥‥‥解決したか。しかし、教えたのはいいが、こうも簡単に実行されると教師の立場がないな」
その光景を見て、レンディング先生はそうつぶやいた、
魔法の存在を教えた本人なのに、その本人が扱えないような魔法を軽々と俺が扱ったものだから、軽く自信を無くしたようで、少し力ない苦笑をしている様子。
なんかスイマセン。本気でスイマセン。やらかしてゴメンナサイ。
「えっと、それならついでにもう一つの奴もやって見ますね。『鑑定』」
――――――――――
「強固魔力小屋」
エルの魔法により出現した、木製の小屋。
ミニチュア予定だったはずが、膨大な魔力が一気に注がれてしまい、大きくなったのである。
過剰な魔力によって厚い魔力の壁に覆われ、要塞化しており、ちょっとやそっとの魔法では破壊が不可能なものになっている。
しかし、過剰な魔力で構成された分、顕現するには魔力が無いと駄目で、3日ほどで構成した魔力が失われて、崩れ去る運命を持つ。
―――――――――
「良し、無事に鑑定できているな」
というか、分厚い魔力の壁って何だよ‥‥‥そんなに魔力はいらないのに、なんだよその量は。あと、これ放置すれば自然と無くなっていたのか。
鑑定魔法を扱えるようになったところで、ふと思いついて、ハクロの方を見た。
「ん?どうしたのでしょうかエル?」
「いや、ハクロって鑑定可能なのかなとちょっと思ってさ」
「私をですか?うーん、やってみてください」
「わかった。『鑑定』っと」
―――――――――――
種族名:ヒーリングアラクネ(上位変異種)
固体名:ハクロ
性別:メス
B・W・Hは順に‥‥‥
―――――――――――
「うわぁぁぁ!?ストップストップ!!」
「ど、どうしたのでしょう、エル!?」
鑑定、何て部分をクローズアップしてんだよ!!
まさか彼女のスリーサイズが表示されるとはさすがに思っていなかったので、つい取り乱してしまった。
やって分かったが、無意識だと結構ランダムで表示してしまうことが分かり、迂闊にやらかしてしまえば、余計な情報まで見てしまいそうである。
これは使い道というか、少々練習が必要だな…いらない情報とか、見たくないものとかもありそうで怖いところが多い。
とにもかくにも、この日僕は、やらかしの自己回収ついでに。空間収納魔法及び鑑定魔法を扱えるようになったのであった。
ああ、早く適性検査を受けてきちんと何に適正があるのか知りたいなぁ‥‥‥
‥‥‥この時、せっかく鑑定が使えるようになったのに、その利用方法で一つやれることがあったことに、僕等は気が付かなかった。
適性検査を待つよりも、鑑定魔法で自分を鑑定したほうが、よりはっきりと知る事が出来たかもしれないという可能性の事を。
だがしかし、その事実に誰もが全く気が付かないまま、再び丈夫な魔水晶を利用した適性検査を行った際に、やらかしてしまったのは言うまでもない‥‥‥
その為、今日中にさっさと撤去作業が行われる予定だったのだが‥‥‥
「て、撤去不可能ですか!?」
「そうみたいだ‥‥木製の小屋をベースに土壁で覆われているだけの、単純な小屋のはずなのだが、燃えもしないし、切れもしないし、潰れもしないという、高性能すぎる小屋で、まったく撤去が進まんのだ…何でこんなものを、作り上げるのだ」
夕暮時、教師たちに呼びだされたかと思えば、小屋の前にて、がっくりと落ち込むレンディング先生が、そう告げてきた。
どうやら撤去しようと努力を尽くしたのだが、あまりにも強度が高すぎて撤去ができないらしい。普通、魔法で作られたものに関しては、強度は構成材料や構造に影響されるらしく、この程度の小屋であれば簡単に破壊できるはずだった。
だがしかし、それはあくまでも普通の方法での精製による場合。
やり方によっては、魔力で無理やりそうあるべきだと形作られており、その込めた魔力の量によって強度が変わるらしい。
そして今回は、その後者の魔力で無理やり形作ったものになっており、注がれた魔力が多すぎたからこそ、恐ろしいほどの強度になってしまったそうだ。
「そんなことってあるのか…やり過ぎたつもりもなかったのに」
「エル、馬鹿みたいに魔力があるんじゃないのでしょうか。その所為でこれって…やり過ぎですよ」
はははっと苦笑いをしてそう口にするハクロ。
彼女の糸でも解体できないか確認してみたところ、こちらも見事に弾かれてしまい解体は不可能であった。
「しかし、解体できないからと言って、このままにはしておけない。授業の邪魔になるだろうし‥‥だからこそ、ここはやらかした者に責任を取らせるということで解体を行ってもらうことにした」
「まぁ、自分のやらかしたことなので自分で片付けようとは思いますが…どうやって、やれば良いのでしょうか?」
「まだ君の適正は判明していないが、とある魔法が使えれば行けるだろうと思う。その為、その魔法を習得してもらうために、わざわざ個人的な授業をこの場で行うことにした」
「とある魔法?」
「ああ、『空間収納魔法』と『鑑定魔法』という、特殊な魔法だ。無属性の類だが、この小屋を作れるだけの力があれば、適性があろうがなかろうが、無理やり使用できると思えたからな」
―――――――――――――
「空間収納魔法」
某青い猫型ロボットのもつポケットに近い魔法。様々なものをコンパクトに収納できるようになる無属性の魔法であり、人によっては収納中に時が止まって劣化が起こらないようにできたりもする。
空間に関する魔法適性があれば使用できる可能性があるが、無限という訳でもなく、容量は個人差がある。
「鑑定魔法」
指定した部分だけを、詳細に知ることができる魔法。ただし、状況や相手によっては鑑定不可能な事もあり、全てを知ることはできない。
だが、それでも相手の弱点や隠し事に関して知ることが可能であり、手ごわいモンスターが出た時や、尋問時に手っ取り早い方法として使用されることもある。
特殊な魔法適性が必要とされているが、詳細は不明。無属性の類に近いそうだが、鑑定魔法の使い手が鑑定しても鑑定不可能なものになっている。
―――――――――――――
自分が持っている魔法の適正はまだわからず、使えるかどうかもわからないものになっている。
一応、その二つの魔法は無属性の類であるという事もあって、適性がないと適性があるものに比べ魔力の消費が激しいのだが、そこまで大きく魔力を消費するようなものでもないため、今回の使用のために教授されるらしい。
「つまり、『空間収納魔法』を覚えてもらってあの小屋を収納してもらうか、もしくは『鑑定魔法』でどのようにすれば片付くのかを調べてほしいということでしょうか?」
「そういうことだ。どちらも使えはするのだが、この小屋相手だと教師陣のものでは力不足で…ならば、やらかした人物であれば、確実にやれるはずだと思ったのだ」
‥‥‥正直言って、少し賭けに近いところがある。
その魔法が扱えるのかもわかっていないので、使えなかったら解決しないことになる。
まぁ、やってみることはやってみるけどね。できなかったら攻撃に使える魔法を教えてもらって、地力で破壊すればいい話‥‥だよね?いや、でもこの小屋を作った事を考えると、攻撃が出来る魔法も使用するのがちょっと恐ろしいので、安全に行くならばこっちの二つの方が良い。
使えたら確実に便利そうだし、試す価値はあるだろう。
なお、どうやって使えば良いのか教わったところ、基本的な部分としては、その魔法に対するイメージが一番大事らしい。詠唱も必要かもしれないが、具体的に思いつくのならば省略しても良いそうだ。
とはいえ。何もない状態でやっても、うまくやりづらい。ポケットとか虫眼鏡とか、関連づくようなものがあれば、もうちょっとイメージが…あ、そうだ。
「ハクロ、ちょっと鞄を作ってくれないか?」
「え?どうするのですか?」
「その鞄を利用して、空間収納魔法をやってみるんだよ」
何もなければ、何か足掛かりになるような物を用意すればいい。
ハクロに言うと、彼女は素早く糸で鞄を縫い上げた。
普通は布が必要だろうが、彼女の場合は速攻で糸から布地も作れるので問題はない。
しいて言うのであれば、糸だけだと流石に染色が出来ないので、、純白の綺麗な小柄のポーチになったぐらいか。
「さてと、これにいれる風にイメージすればいいだろう」
気分的にはあの青猫ロボのポケットを扱う感じを思い浮かべよう。
鞄の中に小屋を入れるイメージを持ち、その魔法名をを唱える。
「『空間収納』」
すると、魔法が発動した瞬間、先ほどまで頑固にあった小屋が、にゅるんっと一瞬にしてそのポーチの中に入り込んだ。
「これで入ったのかな?」
「入っただろうが‥‥出して、確認をして欲しい」
「分かりました」
入れることが出来たら、取り出すのは楽な方だ。
某青猫みたいな口調で言いたくもなるが、無駄口をしないように、ちょっと手をかけて取り出してみる。
取り出すイメージをすると、すぐさま小屋がにゅるんと出てきて、元の場所に置かれたのであった。
「‥‥‥解決したか。しかし、教えたのはいいが、こうも簡単に実行されると教師の立場がないな」
その光景を見て、レンディング先生はそうつぶやいた、
魔法の存在を教えた本人なのに、その本人が扱えないような魔法を軽々と俺が扱ったものだから、軽く自信を無くしたようで、少し力ない苦笑をしている様子。
なんかスイマセン。本気でスイマセン。やらかしてゴメンナサイ。
「えっと、それならついでにもう一つの奴もやって見ますね。『鑑定』」
――――――――――
「強固魔力小屋」
エルの魔法により出現した、木製の小屋。
ミニチュア予定だったはずが、膨大な魔力が一気に注がれてしまい、大きくなったのである。
過剰な魔力によって厚い魔力の壁に覆われ、要塞化しており、ちょっとやそっとの魔法では破壊が不可能なものになっている。
しかし、過剰な魔力で構成された分、顕現するには魔力が無いと駄目で、3日ほどで構成した魔力が失われて、崩れ去る運命を持つ。
―――――――――
「良し、無事に鑑定できているな」
というか、分厚い魔力の壁って何だよ‥‥‥そんなに魔力はいらないのに、なんだよその量は。あと、これ放置すれば自然と無くなっていたのか。
鑑定魔法を扱えるようになったところで、ふと思いついて、ハクロの方を見た。
「ん?どうしたのでしょうかエル?」
「いや、ハクロって鑑定可能なのかなとちょっと思ってさ」
「私をですか?うーん、やってみてください」
「わかった。『鑑定』っと」
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種族名:ヒーリングアラクネ(上位変異種)
固体名:ハクロ
性別:メス
B・W・Hは順に‥‥‥
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「うわぁぁぁ!?ストップストップ!!」
「ど、どうしたのでしょう、エル!?」
鑑定、何て部分をクローズアップしてんだよ!!
まさか彼女のスリーサイズが表示されるとはさすがに思っていなかったので、つい取り乱してしまった。
やって分かったが、無意識だと結構ランダムで表示してしまうことが分かり、迂闊にやらかしてしまえば、余計な情報まで見てしまいそうである。
これは使い道というか、少々練習が必要だな…いらない情報とか、見たくないものとかもありそうで怖いところが多い。
とにもかくにも、この日僕は、やらかしの自己回収ついでに。空間収納魔法及び鑑定魔法を扱えるようになったのであった。
ああ、早く適性検査を受けてきちんと何に適正があるのか知りたいなぁ‥‥‥
‥‥‥この時、せっかく鑑定が使えるようになったのに、その利用方法で一つやれることがあったことに、僕等は気が付かなかった。
適性検査を待つよりも、鑑定魔法で自分を鑑定したほうが、よりはっきりと知る事が出来たかもしれないという可能性の事を。
だがしかし、その事実に誰もが全く気が付かないまま、再び丈夫な魔水晶を利用した適性検査を行った際に、やらかしてしまったのは言うまでもない‥‥‥
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