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第1章:幼少期~少年期前編

3話 スライムたちの脅威 ※R18

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SIDEとあるアラクネ

‥‥‥ある日、私はこの世界に生まれた。
 周囲を覆っていた卵の殻を破り、巨大な体のお母さんに可愛がられ、たくさんの兄弟姉妹がいて楽しかった日々が懐かしい。
 いや、ずっと一緒ではないというのは分かっていた。私達は今でこそ仲が良かったが、いずれ月日が経つにつれて、お互いに争うことになるかもしれなかったのだ。
 だからこそ、何時かあの家族から離れて一人立ちする日が来るだろうと分かっていたけれども‥‥突然、私達は他のモンスターに襲われてしまい、楽しかった日々に急な幕を下ろされてしまった。

 家族を失い、悲しみに暮れるも嘆き続けていることはできない。
 この界隈は弱肉強食の世界であり、弱ければ食われるだけで、弱かった私は必死になって逃げのび、長い間私は孤独に過ごし、罠を仕掛けて撃退したりなどをしつつ、何とか生き延びてきたのだ。


 そんな事を繰り返して過ごしているある時、何度目かの脱皮の時だった。
 いつもとは違う、脱皮の感触に私は体に何か違和感を感じ、自身の姿を確認するために雨が降った後に残っていた水たまりで己の姿を映して覗き込んでみてみると、私の姿は蜘蛛から、まるで人間の女性のような体をが生えていたのだ。

 どうやら逃げ延びた日々、罠を仕掛けて獲物を狩り続けていたことが経験となり、私の成長する糧になってアラクネという種族に進化したのだと、私の本能が告げ、新しい力を得て喜んだ。

 あの弱い子蜘蛛だった私はもう居ない。この姿になって、明らかに昔よりも強くなったと自覚し、自分のみをより一層強固に守る事が出来るようになったのだ。
 お母さんのような巨大な蜘蛛にはなれなかったけれども、この姿ならば手先が器用になり、自分の糸をより多彩に扱うことができるのだ。
 ちょっと文句を言うのであれば、胸元のたわわになった部分が重いけど、それは私が自分の糸を精製し、巻き付けて押さえることで何とかなった。
 それともう一つ本能的に分かったのは、前のこの人間の足のような部分は、どうも交尾する相手を見つけたときに抑え込み、抱え込んでその部分にあるところと接合するらしい。襲って逃げないようにという役目もあるようだが‥‥‥うん、まだ良いかな。繁殖にはまだ早い。でもなんとなく羞恥心らしいものができたので、糸を紐状・布状にして隠したけどね。


 そして今、私は初めて訪れた森の中で、ついうっかり油断してしまい、木の上から襲い掛かって来たスライムによって身動きが取れなくなっていた。
 もぐもぐと水分補給がわりに仕留めて食することもあったが、スライムは基本雑食性。液体を好むとはいえ、それでも時たま狩りをして獲物をしとめる個体がいる事を、以前猪を食べていたスライムを見て学んでいた。

 だが、これは狩りというか、私の肉を食べる動きではないだろう。
 スライムはありとあらゆる生物を溶かして捕食するのだが、このスライムは何か違う。
 私の着ている衣服を溶かさずに、中へ入り込み、いろんなところを刺激しているのだ。

「ひっ!!や、やめてやめてぇ!!」

 なんとなく本能的な恐怖心が産まれ、スライムから逃れようと必死になって私はもがく。
 けれども、そんな抵抗をこのスライムは許さないようだった。

ぐにっ!ぐにっ!もみっ!!
「あっ!?ふぁっ!?へぁっ!?」

 突然、私の衣服を溶かして出てきた胸元の大きな二つの肉を揉みしだかれ、頂点にあるちょっとだけ出ているピンク色の部分を包み込み、全体を一気に摘まみ上げるように、舐めるかのように、様々な動きを加えて刺激を与えられた。

 その瞬間、何かこう、下腹部が熱くなるような、妙な感覚を私は感じてしまう。

ぐにっ!ぐにっ!もみっ!ぐにっ!もにっ!もみっ!!
「あっ!?ふぁぁっ!?ふやぁぁぁぁ!!」

 抵抗をして振りほどこうとするが、絡みついたスライムは離れることはなく、執拗に攻めてくる。
 獲物の抵抗をどうにかして弱めようとしており、私の動きを鈍らせたいのだろう。


ぐにっ!!もみっ!!--ちゅぅぅぅぅぅぅぅう!!
「あふっ!?ふぁっ、ふぁぁぁわぁぁぁぁぁっつ!?」

 さらに、尖り始めていた先端部に纏わりついてきて、あろうことか吸い付かれてしまう。
 
 揉まれているだけでもじわりじわりと何感じて力が抜けるのに、更に動けなくなってきてしまうのだ。


‥‥‥そういえば、他のモンスターが話している中で、聞いた噂があった。

 スライムの中には、果実や樹液だけではなく、特殊な液体のみを吸う変わり者が存在するという事を。

 そのスライムが好むのは主に汗や涙など‥‥‥いわば、体液。

 この感触からして、おそらく私よりも前に誰かを襲っており、その反応を記憶して、弱点となるような部位を刺激し‥‥‥っ、より一層、出てくる液体を狙ってきているのだろう。


 そうこうしているうちに、そのスライムは更にヒートアップして動きを激しくしてくる。

 その上、スライム自身が獲物に液体を噴出させるために、何やら媚薬も含まれているようで、徐々に体が熱く、より感じやすく‥‥‥

ぐにっ!もみっ!ちゅぅぅぅぅぅぅぅう!もみっ!もみっ!ちゅぅぅぅぅぅぅぅう!ぐにっ!
「ふわぁっ!?あっ、あっ、ああぁぁぁぁーーーーー!!」

 もう徹底的に愛撫され、揉まれ、摘まれ。吸われてしまい、叫び声を上げてしまう。
 嫌なのにむりやり感じさせられ、二つの肉が巨大な神経になったかのように鋭く感じさせられてしまう。


‥‥‥そして、この時、私は気が付いていなかった。

 そのスライムが、私の‥‥‥人間の足のような部分になっている捕獲部分の、付け根。人間で言えば股間部分へゆっくりと忍び寄ってきていたことに。

 覆い隠していた布を溶かしつつもバレないように、こっそりとその時を狙って、侵入してきたことに。

 そして、先ほどからの刺激で徐々に熱く、たらりと汁がこぼれて来た場所の上‥‥小さいながらも、膨らんでいた豆のようなところを目指していたことに。


「ふいっ!?だ、だめそこは!!」

 何をされるのか、気が付いて慌ててはがそうとするも、すでに遅かった。

 細長く形を変え、一気に内部へもぐりこんで巻き付かれてしまう。

ギュルルルルルル!!ぐにっ!もみっ!ぐにっ!もみっ!ちゅぅぅぅぅう!
「あ!ふあっ!!ふぃひぃやあああああああああああああああああああああっつ!!」

 ようやくその事実に気が付いたときには巻き付かれたその衝撃だけで嬌声を上げてしまったが、更にそのスライムの先が細く分かれて、さらなる刺激を与えようと蠢く。

「ああっ!?待ってください!!そ、その部分は!?」

 最初の巻き付いた刺激だけでも不味いのに、ここにさらに追い打ちをかけられてしまうのは更に不味い。
 そう思いながら止めようとするも‥‥とっくの前に捕らえられてしまった私の弱点淫核は逃げ延びることが叶わなかった。

 ほんの数秒、直前まで視界がゆっくりとなり、一気に全部の細い触手が纏わりつき…‥‥

ぐにぐにぐにぐに!!コリコリコリコリ!!
びしびしびし!!しょりしょりしょり!!
ぢゅうぅぅぅぅぅぅ!!

 瞬時に細い触手は種は役割を分担し、まとめて揉みしだき、摘み、弾き、細かな触手で嘗め回し、一気に吸引されてしまった。

 その刺激たるや、胸元の尖りの比ではない。あまりにも強い刺激ゆえに一瞬、何が起きたのか理解することを頭が拒むも、すぐに無理矢理わからさせられてしまった。

「あ、あ、あ、あ…ひぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♡」

 与えられて刺激が強すぎて、頭が焼ききれそうになる。

 それなのに刺激が強すぎて気を失うことを許されず、快楽の電流が体中を巡りまわり、色々と液体という液体が噴き出す感触すら感じさせぬほど強すぎる刺激に晒されてしまった。

 襲われて気持ちが悪いはずなのに、何故か気持ち良いような、それを越えた快楽の電撃が走り続け、意識を失うことを許さない。


 そして長い間が立ったように快楽の暴風に吹き荒されて、少し休憩というべき様に動きが緩んだ時には、私の身体は指すらも動かせない状態にまで力を奪い去られていた。

 もはや抵抗する気力すらも奪われ、ひくひくと痙攣するだけ。

 それなのにじんじんと奥が熱くなってきた中、トドメを刺すためなのか、あるいはもっとしごきまくって搾り取る気なのか、私の手足にスライムが伸びて巻き付き、食指に巻き付いてその部分を開かせ、私の非常に大事な‥‥交尾するための器官をスライムは開いてくる。

 じっとり濡れて洩れている部分に、狙いを定めるような動き。

 おそらく、これからその中へ侵入し、体内から直接刺激を与えて蹂躙していくのだろう。

 そんな事をされてしまえば、この体は持たず‥‥何かこう、大事なものを失って終えてしまうことが理解できた。

「や、やめ・・・」
ぐにぐにぐに!!
こりこりこりこり!!じゅばぁん!!
「みっぎゃぁぁぁぁぁ♡!?」

 最後の気力を振り絞って逃れようとしたのだが、その抵抗もむなしく、諦めろと言うように弱点淫核を揉みしだかれ舐めしゃぶられてしまい、弛緩して抵抗が出来なくなる。

 もうこのまま、終わってしまうのか…‥‥と、最後の攻めがくだされようとしていた、その時だった。


「えぇぇぇい!!」

 誰かの声が聞こえ、声の方へまだ動く目を向ければ、小さな人間の少年が駆け抜けてきていた。

 そして、その手にはどこかで拾ってきた石が握られ、全力でやって来たかと思えば私の身体に纏わりつくスライムの一部をめがけて、叩きつけた。


‥‥‥偶然というべきか、いや、違う。彼は狙ったのでしょう。
 
 モンスターであるスライムの弱点、コアというべき様な個所に打ち付けられて、パキンと砕ける音がした後、あっというまに先ほどまで攻めてきていた力を失ったかと思えば、スライムは液状化していき、地面にしみ込むかのように姿を消しました。

 どうやら、今の一撃で無事に逝ったようで、スライムの姿が完全に消えうせる。

「だ、大丈夫か蜘蛛のお姉さん!!」

 そして少年が顔を赤らめつつも、私の方に顔を向け、そう声をかけてくれました。

 助けてくれた、小さき人間の少年。そのまなざしに、心配してくれているという気持ちを感じ取り、先ほどまでスライムに弄ばれて覚悟した私の心に安心感をもたらしてくれる。

「だ、大丈夫です‥‥‥ありがと、う」

 人間同士が、礼を言う言葉は私達の中にもある。

 でも、それを言い切る前にそのまま私は力尽き、その少年に倒れ掛かりました。

 それでも、もう大丈夫だという気持ちがあり、この安心感と助けてくれた恩義を感じ取り、私はこの少年に尽くしていこうと心に決めて意識を闇へ沈めていくのでした‥‥‥



―――――――――――――――
SIDEエル


‥‥‥先ほどまで、どこかエロ同人のごとくスライムに弄ばれていたモンスターの、アラクネのような女性。

 なにやらヤバい所だったようだが、幸いにも襲っていたことで油断していたのか、スライムのコアのような部分露出していたので、そこを攻撃してみたのだが、物の見事にビンゴだったようだ。

 そして、無事を確かめるために声をかけたが、どうやら疲れて気絶してしまったらしい。

 倒れ掛かって来られたけど‥‥‥そのむき出しになっている柔らかな肉のおかげで危うく窒息しかけた。助けに来たのにこっちが助けを求めかけつつも、必死になって抜け出す。

 根性で抜け出さないと確実に死んでいたなこれ‥‥‥窒息死ならぬ乳即死ってシャレにもならない。


「それにしても、この状況はどうしたらいいのだろうか?」

 横たわり、気絶しているアラクネの女性を見て、俺はそうつぶやいた。

 思わず助けを求める彼女の叫びに答えて、助けに入ったのは良いのだがこの後のことを考えていなかったのだ。

 このまま村の方に戻って、より安全な場所へ運ぶための助けを呼ぶのが良いかもしれないが、モンスターの中には人を襲う者がいる。

 明らかにこのアラクネみたいな人はモンスターであり、人を襲う可能性がゼロではないのだ。



 というか、性的な意味で逆に大人たちが襲いそう。さっきまでのエロ同人のようなのかなりキッツいもん。まだ5歳児でよかったけど、明かに教育に悪すぎるわ。
 
 先ほどまでスライムに弄ばれていたせいか衣服はなく、、その豊満な胸はぴんぴんになった乳首が丸見えで、びくびくと震える豆も丸見えの状態。
 
 簡単に言えば、素っ裸の美人な女性が倒れている状況って、絵面も字面もヤバくはないだろうか。

 肌もあからみ、煽情的過ぎてこれはもう確実に据え膳食わぬは男の恥という理由で襲われそうである。



 その為、無理に村の方に助けを呼びに行くことはできず、やれることとすればこのまま放置もできないので、目が覚めるまで待つしかない。

 でも、あれだけの惨劇ですぐに起きることもなさそうだ。

 後先考えずに助けた結果、今まさに知恵を求めて助けを求めるしかないのであった…‥‥
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