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Ver.6.0 ~揺らぎと蕩けと混ざる世界~
ver.6.1-78 廃棄星の使い道
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…突如として催された、グランドサンフラワーと黒き女神の眷属の戦い。
だがしかし、どちらも制限なしになるがゆえに、放たれる力はとてつもないものが予想できるだろう。
そんな明らかにやばすぎる争いを、この宴の場でやらかしていいのだろうかと、一部のその場のノリと雰囲気からちょっとだけ抜けた者たちが気が付き、調整が行われることになった。
ガンガンぶつかり合っても大丈夫な都合のいい場所が、有るのかと思われたが…幸いにも、争うための場所を提供してくれるものが存在した。
『そんなわけで、宴の場から少し離れたこの星が、眷属と召喚獣の争える場所だぁ!!かつては鉱山の惑星と賑わいつつ、採掘され尽くした結果、すでに賑わいを失ったとされる「廃鉱山惑星ゴルデンドリーム」!!戦いの場の映像提供および場の司会は、マッスルバーンでお送りいたします』
『この星を提供したのが、ミー、恐竜女帝もとい恐竜大銀河国家群君主となったティラリアで実況もお送りするのデース!!』
そう、この廃鉱山惑星を提供したのは、中三病の姉のティラリア。
どうやらここは元々、再開発を目的として彼女が購入していた惑星であったが…いかんせん、廃鉱山惑星と言われるからこそ、あちこちが掘られて穴だらけになっており、地盤が少々脆い状態だった。
そのため、再開発時の衝撃でどこかが崩れて危ない作業になるリスクもあったので、どうしたものかと悩んでいたようだが、今回の騒ぎを目ざとく嗅ぎつけ、戦いの場として提供したのだ。
どこが崩れて危ない場所なのかわからないのであれば、いっそのことガンガン他の人に暴れてもらい、危ない個所を全て崩してしまう。
多少は残る可能性はあるとはいえ、それでも規模が大きなもの同士なので、くまなく破壊しつくし、危険個所も合わせて消し飛ばされるだろう。
最悪の場合は、星そのものが崩壊しかねないが…そうなるのであれば、それはそれでいいと割り切ったのである。
そういう理由があるからこそ、ここでより制限なしで開放的になって暴れても構わない。
お互いが全力を出せる状況であれば、誰も文句は言わないだろう。
ついでにちょっと、国家運営のための軽めの資金稼ぎの場として、あちこちにちょっとだけ広告を張りつつも、この助けは正直言ってありがたいものだった。
『---そして、解説に関しては私、黒き女神がお送りいたします。以上、司会・実況・解説席の紹介でした』
「「「「ちょっとまてぇい!!女神さまもいつの間にいるの!?」」」」
そのツッコミは、無視しよう。成り行きで席に座らされただけなので、特に言うこともあるまい。
戦いの場を提供してくれたのもあるし、どちらかと言えば思いっきり両者の戦いが見える場でもあるので、ある意味特等席を提供されたと思えば問題ないだろう。
しいていうのであれば、いつ女神の正体バレが起きそうかという不安もあるが…全力で、女神の姿を保つことに集中しよう。
『ああ、ついでに言いますがこの席にいるとはいえ、公平な視点でお送りしますので、安心してください』
「「「「そこじゃない!!そうじゃない、そのことじゃないんだぁぁ!!」」」」
色々とツッコミを入れたくなるような人たちが多いのだろうが、いちいち返答していてはきりがない。
なのでここは少々強引にでも、すぐに行わせる。
『それでは両者ともに見合って―――――戦闘、開始!!』
開始の合図とともに、すぐさまカイニスとグランドサンフラワーが動き出す。
ツッコミの観客席を鎮めるために、試合を早々に行うのであった…
『ところでデース、黒き女神さん、ちょっとこっちの新しい国家プロジェクトにも、来ていただけないデース?』
『ものすっごい嫌な予感しかしないので、参加しません』
『残念デース、無理強いはしないのデースが…いえいえ、本当にしないのデース』
…そのわりにはがっしりと、見えない場所からつかまれている気配がするんだが。
だがしかし、どちらも制限なしになるがゆえに、放たれる力はとてつもないものが予想できるだろう。
そんな明らかにやばすぎる争いを、この宴の場でやらかしていいのだろうかと、一部のその場のノリと雰囲気からちょっとだけ抜けた者たちが気が付き、調整が行われることになった。
ガンガンぶつかり合っても大丈夫な都合のいい場所が、有るのかと思われたが…幸いにも、争うための場所を提供してくれるものが存在した。
『そんなわけで、宴の場から少し離れたこの星が、眷属と召喚獣の争える場所だぁ!!かつては鉱山の惑星と賑わいつつ、採掘され尽くした結果、すでに賑わいを失ったとされる「廃鉱山惑星ゴルデンドリーム」!!戦いの場の映像提供および場の司会は、マッスルバーンでお送りいたします』
『この星を提供したのが、ミー、恐竜女帝もとい恐竜大銀河国家群君主となったティラリアで実況もお送りするのデース!!』
そう、この廃鉱山惑星を提供したのは、中三病の姉のティラリア。
どうやらここは元々、再開発を目的として彼女が購入していた惑星であったが…いかんせん、廃鉱山惑星と言われるからこそ、あちこちが掘られて穴だらけになっており、地盤が少々脆い状態だった。
そのため、再開発時の衝撃でどこかが崩れて危ない作業になるリスクもあったので、どうしたものかと悩んでいたようだが、今回の騒ぎを目ざとく嗅ぎつけ、戦いの場として提供したのだ。
どこが崩れて危ない場所なのかわからないのであれば、いっそのことガンガン他の人に暴れてもらい、危ない個所を全て崩してしまう。
多少は残る可能性はあるとはいえ、それでも規模が大きなもの同士なので、くまなく破壊しつくし、危険個所も合わせて消し飛ばされるだろう。
最悪の場合は、星そのものが崩壊しかねないが…そうなるのであれば、それはそれでいいと割り切ったのである。
そういう理由があるからこそ、ここでより制限なしで開放的になって暴れても構わない。
お互いが全力を出せる状況であれば、誰も文句は言わないだろう。
ついでにちょっと、国家運営のための軽めの資金稼ぎの場として、あちこちにちょっとだけ広告を張りつつも、この助けは正直言ってありがたいものだった。
『---そして、解説に関しては私、黒き女神がお送りいたします。以上、司会・実況・解説席の紹介でした』
「「「「ちょっとまてぇい!!女神さまもいつの間にいるの!?」」」」
そのツッコミは、無視しよう。成り行きで席に座らされただけなので、特に言うこともあるまい。
戦いの場を提供してくれたのもあるし、どちらかと言えば思いっきり両者の戦いが見える場でもあるので、ある意味特等席を提供されたと思えば問題ないだろう。
しいていうのであれば、いつ女神の正体バレが起きそうかという不安もあるが…全力で、女神の姿を保つことに集中しよう。
『ああ、ついでに言いますがこの席にいるとはいえ、公平な視点でお送りしますので、安心してください』
「「「「そこじゃない!!そうじゃない、そのことじゃないんだぁぁ!!」」」」
色々とツッコミを入れたくなるような人たちが多いのだろうが、いちいち返答していてはきりがない。
なのでここは少々強引にでも、すぐに行わせる。
『それでは両者ともに見合って―――――戦闘、開始!!』
開始の合図とともに、すぐさまカイニスとグランドサンフラワーが動き出す。
ツッコミの観客席を鎮めるために、試合を早々に行うのであった…
『ところでデース、黒き女神さん、ちょっとこっちの新しい国家プロジェクトにも、来ていただけないデース?』
『ものすっごい嫌な予感しかしないので、参加しません』
『残念デース、無理強いはしないのデースが…いえいえ、本当にしないのデース』
…そのわりにはがっしりと、見えない場所からつかまれている気配がするんだが。
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