133 / 718
Ver.3.0 ~動き始める大きな世界~
ver.3.0-6 リアルモンスタードール、そのままだけど何気に凄い道具
しおりを挟む
【…‥‥ガウゥゥ?】
「うわぁ、本当にアルケディア・オンラインの中と同じ感じになっているな」
本日の探索を一旦中断し、僕は今ログアウトして自室の中で確認を行っていた。
使っているのは、アルケディア・オンラインの中で使用したはずの道具なのに、何故か現実で実体化させることが出来る「リアルモンスタードール」というアイテム。
一体だけしか現実に持ってこれないようだが、使用すると驚くべきことに現実に本当に質量を持って、テイムモンスターを出現させられるらしい。
しかもただ質量があるというだけではなく、きちんとした質感も存在し、触れてみるとモフゥっとした毛並みなども再現されているようだ。
なお、本日最初に試したのはリンである。マリー、リン、セレア、ルト、アリスと言う面子がいる中で彼女を選んだのは、現実に本当に出す前に考えてのことだ。
何しろ、マリーやセレア、ルトだと蛇馬蛸の下半身の面積が大きいし、アリスだと現実でも能力が使えるのであればはずみで炎を出せれた時にちょっと怖い。なので消去法としてそこそこのサイズで、能力的にも現実で問題もないという事で、リンを選択したのだ。
しかし、こうやって実際に現実に出てこられると、本当に驚くな…‥‥アルケディア・オンラインの生みの親、メーゼ・イワド社の技術力は恐ろしいほど高い。と言うか、そもそもこのVRMMMO自体がオーバーテクノロジーかというようなものがあるし、もしかするとまだ底知れぬ技術を持っているのかもしれない。
そんな会社とよく、僕のいる会社の提携が出来たなぁ‥‥‥そう考えると、太郎丸さんの交渉はお手柄だったのだろう。今ちょっと、遠方の方にいるせいでどうなっているのは知らないが、どうなっているのやら。
【ガウガウ~ガウ!】
【シャゲシャゲェ!!】
【バルルルゥ!!】
【皆、実際にやってみたいそうですネ。早く交代をして欲しいと言っているようデス】
「箱庭でミニキャラ化して出ることが出来ても、ほぼ本物そのままで出ることはないからなぁ。リン、もうちょっとしたら次に交代だよ。他の皆も、今のうちに順番を決めておこう」
【ギャベェイ!】
【オォォン!!】
なお、さらっとロロもいるが彼女の場合は別のやつで対応して出てきているからなぁ‥‥‥なんかこう、余裕ある感じがする。
それにしても、こうも本当にゲームの中から出てこられるのは驚きだ。でもなぜ、こういう技術を開発したのだろうか?
「うーん、VRMMOにしては技術が高すぎるし、NPCやモンスターの思考なども自発的っぽいのがあるし、フィールの広大さやその他も考えても、ただの運営会社って訳でもないような気がするんだよなぁ?」
空想にあったものをこれでもかと言うほど現実にしみこませるかのように、惜しみなくその技術が注ぎ込まれている。
使用人などもシステムの一環のはずなのに兄弟姉妹設定や自由さ、その他も考えても色々と釣り合わないような‥‥‥いや、考えるのをやめておこう。平凡な自分が考えても、きりがないだろう。
「その内、アバターで使用できているスキルを現実でも使用できるようになったりして」
【それは流石に難しいのではないでしょうカ?】
「そうなの?だってこうも、見事にテイムモンスターを現実に再現してみせる時点で相当な技術を持っていそうなんだけど」
【個人ごとに、スキルが違っていたりしますからネ。そもそもできたとしても、ご主人様の場合黒き女神のスキルがありますし、仮にそれを現実で使用できるようにすると、神をどう出すのか‥‥‥演算能力が足りなさそうですネ】
「逆に言えば、足りたら可能なのかよ…‥‥」
ロロがどこまで運営の事を知っているのかは分からないが、嘘はついていないだろう。
でもその分、なにかもっとヤバそうな闇を垣間見てしまった気がする。うん、見なかったことにしよう。
何にしても、これはこれで結構よさげなアイテムなので、お詫びの品と言うにはちょっとオーバーすぎる品物だけれども、今後活用しておこうかなと思うのであった。
「‥‥‥それにしても、本当に実体化するのはすごいよなぁ。あ、でも外でも使えるのかなコレ?そしたら会社の方ではアリスは絶対に出てこないでね」
【オォォン?】
「だってさ、アルケディア・オンラインの中でならまだしも、現実で本当に触れ合えたらあのロリコンキングもとい太郎丸さんが確実に狙うのが目に見えるんだよなぁ」
【オ、オン!】
【絶対に主様の会社では、このアイテムを使用して出ないことを誓うと言ってますネ】
最初のころの、あの変態戦隊の印象が強すぎたか。今では落ち着いているが、現実ではない世界だからこそ何もしないのであって、現実でなったらどうなるのか想像したくないなぁ。でも考えたら、問題もないか?やらかした瞬間、うちの会社の女性陣が確殺儀式…‥‥あれ、会社は会社でもしかして既におかしいのではないだろうか?
世の中にじわりじわりと非常識がいつの間にか当たり前として染み込んできているという事実に、僕は少しばかり戦慄するのであった…‥‥
【シャゲェェ?】
「あ、マリー、いつの間にリンと交代を‥‥‥って、やっぱり蛇部分長いな!?部屋結構圧迫されるよ!!」
リアルドールの精密さなどにハルが驚かされていた丁度その頃。
その開発に携わったアルケディア・オンラインの運営会社、メーゼ・イワド社の社長室内のPCの画面に、明かりが灯されていた。
―――――
>リアルドール、稼働確認。詳細データ収集開始。
>現実ー仮想世界、調整開始。
>実体化内部構築。今後の製造データに活かす。
>計画、第2段階開始…‥‥
―――――
‥‥‥しかしながら、その画面に映し出されているものは公表されないのであった。
「うわぁ、本当にアルケディア・オンラインの中と同じ感じになっているな」
本日の探索を一旦中断し、僕は今ログアウトして自室の中で確認を行っていた。
使っているのは、アルケディア・オンラインの中で使用したはずの道具なのに、何故か現実で実体化させることが出来る「リアルモンスタードール」というアイテム。
一体だけしか現実に持ってこれないようだが、使用すると驚くべきことに現実に本当に質量を持って、テイムモンスターを出現させられるらしい。
しかもただ質量があるというだけではなく、きちんとした質感も存在し、触れてみるとモフゥっとした毛並みなども再現されているようだ。
なお、本日最初に試したのはリンである。マリー、リン、セレア、ルト、アリスと言う面子がいる中で彼女を選んだのは、現実に本当に出す前に考えてのことだ。
何しろ、マリーやセレア、ルトだと蛇馬蛸の下半身の面積が大きいし、アリスだと現実でも能力が使えるのであればはずみで炎を出せれた時にちょっと怖い。なので消去法としてそこそこのサイズで、能力的にも現実で問題もないという事で、リンを選択したのだ。
しかし、こうやって実際に現実に出てこられると、本当に驚くな…‥‥アルケディア・オンラインの生みの親、メーゼ・イワド社の技術力は恐ろしいほど高い。と言うか、そもそもこのVRMMMO自体がオーバーテクノロジーかというようなものがあるし、もしかするとまだ底知れぬ技術を持っているのかもしれない。
そんな会社とよく、僕のいる会社の提携が出来たなぁ‥‥‥そう考えると、太郎丸さんの交渉はお手柄だったのだろう。今ちょっと、遠方の方にいるせいでどうなっているのは知らないが、どうなっているのやら。
【ガウガウ~ガウ!】
【シャゲシャゲェ!!】
【バルルルゥ!!】
【皆、実際にやってみたいそうですネ。早く交代をして欲しいと言っているようデス】
「箱庭でミニキャラ化して出ることが出来ても、ほぼ本物そのままで出ることはないからなぁ。リン、もうちょっとしたら次に交代だよ。他の皆も、今のうちに順番を決めておこう」
【ギャベェイ!】
【オォォン!!】
なお、さらっとロロもいるが彼女の場合は別のやつで対応して出てきているからなぁ‥‥‥なんかこう、余裕ある感じがする。
それにしても、こうも本当にゲームの中から出てこられるのは驚きだ。でもなぜ、こういう技術を開発したのだろうか?
「うーん、VRMMOにしては技術が高すぎるし、NPCやモンスターの思考なども自発的っぽいのがあるし、フィールの広大さやその他も考えても、ただの運営会社って訳でもないような気がするんだよなぁ?」
空想にあったものをこれでもかと言うほど現実にしみこませるかのように、惜しみなくその技術が注ぎ込まれている。
使用人などもシステムの一環のはずなのに兄弟姉妹設定や自由さ、その他も考えても色々と釣り合わないような‥‥‥いや、考えるのをやめておこう。平凡な自分が考えても、きりがないだろう。
「その内、アバターで使用できているスキルを現実でも使用できるようになったりして」
【それは流石に難しいのではないでしょうカ?】
「そうなの?だってこうも、見事にテイムモンスターを現実に再現してみせる時点で相当な技術を持っていそうなんだけど」
【個人ごとに、スキルが違っていたりしますからネ。そもそもできたとしても、ご主人様の場合黒き女神のスキルがありますし、仮にそれを現実で使用できるようにすると、神をどう出すのか‥‥‥演算能力が足りなさそうですネ】
「逆に言えば、足りたら可能なのかよ…‥‥」
ロロがどこまで運営の事を知っているのかは分からないが、嘘はついていないだろう。
でもその分、なにかもっとヤバそうな闇を垣間見てしまった気がする。うん、見なかったことにしよう。
何にしても、これはこれで結構よさげなアイテムなので、お詫びの品と言うにはちょっとオーバーすぎる品物だけれども、今後活用しておこうかなと思うのであった。
「‥‥‥それにしても、本当に実体化するのはすごいよなぁ。あ、でも外でも使えるのかなコレ?そしたら会社の方ではアリスは絶対に出てこないでね」
【オォォン?】
「だってさ、アルケディア・オンラインの中でならまだしも、現実で本当に触れ合えたらあのロリコンキングもとい太郎丸さんが確実に狙うのが目に見えるんだよなぁ」
【オ、オン!】
【絶対に主様の会社では、このアイテムを使用して出ないことを誓うと言ってますネ】
最初のころの、あの変態戦隊の印象が強すぎたか。今では落ち着いているが、現実ではない世界だからこそ何もしないのであって、現実でなったらどうなるのか想像したくないなぁ。でも考えたら、問題もないか?やらかした瞬間、うちの会社の女性陣が確殺儀式…‥‥あれ、会社は会社でもしかして既におかしいのではないだろうか?
世の中にじわりじわりと非常識がいつの間にか当たり前として染み込んできているという事実に、僕は少しばかり戦慄するのであった…‥‥
【シャゲェェ?】
「あ、マリー、いつの間にリンと交代を‥‥‥って、やっぱり蛇部分長いな!?部屋結構圧迫されるよ!!」
リアルドールの精密さなどにハルが驚かされていた丁度その頃。
その開発に携わったアルケディア・オンラインの運営会社、メーゼ・イワド社の社長室内のPCの画面に、明かりが灯されていた。
―――――
>リアルドール、稼働確認。詳細データ収集開始。
>現実ー仮想世界、調整開始。
>実体化内部構築。今後の製造データに活かす。
>計画、第2段階開始…‥‥
―――――
‥‥‥しかしながら、その画面に映し出されているものは公表されないのであった。
22
お気に入りに追加
2,046
あなたにおすすめの小説
ボッチになった僕がうっかり寄り道してダンジョンに入った結果
安佐ゆう
ファンタジー
第一の人生で心残りがあった者は、異世界に転生して未練を解消する。
そこは「第二の人生」と呼ばれる世界。
煩わしい人間関係から遠ざかり、のんびり過ごしたいと願う少年コイル。
学校を卒業したのち、とりあえず幼馴染たちとパーティーを組んで冒険者になる。だが、コイルのもつギフトが原因で、幼馴染たちのパーティーから追い出されてしまう。
ボッチになったコイルだったが、これ幸いと本来の目的「のんびり自給自足」を果たすため、町を出るのだった。
ロバのポックルとのんびり二人旅。ゴールと決めた森の傍まで来て、何気なくフラっとダンジョンに立ち寄った。そこでコイルを待つ運命は……
基本的には、ほのぼのです。
設定を間違えなければ、毎日12時、18時、22時に更新の予定です。

ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。
夜兎ましろ
ファンタジー
高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。
ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。
バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。

俺だけLVアップするスキルガチャで、まったりダンジョン探索者生活も余裕です ~ガチャ引き楽しくてやめられねぇ~
シンギョウ ガク
ファンタジー
仕事中、寝落ちした明日見碧(あすみ あおい)は、目覚めたら暗い洞窟にいた。
目の前には蛍光ピンクのガチャマシーン(足つき)。
『初心者優遇10連ガチャ開催中』とか『SSRレアスキル確定』の誘惑に負け、金色のコインを投入してしまう。
カプセルを開けると『鑑定』、『ファイア』、『剣術向上』といったスキルが得られ、次々にステータスが向上していく。
ガチャスキルの力に魅了された俺は魔物を倒して『金色コイン』を手に入れて、ガチャ引きまくってたらいつのまにか強くなっていた。
ボスを討伐し、初めてのダンジョンの外に出た俺は、相棒のガチャと途中で助けた異世界人アスターシアとともに、異世界人ヴェルデ・アヴニールとして、生き延びるための自由気ままな異世界の旅がここからはじまった。
えっ、能力なしでパーティ追放された俺が全属性魔法使い!? ~最強のオールラウンダー目指して謙虚に頑張ります~
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
コミカライズ10/19(水)開始!
2024/2/21小説本編完結!
旧題:えっ能力なしでパーティー追放された俺が全属性能力者!? 最強のオールラウンダーに成り上がりますが、本人は至って謙虚です
※ 書籍化に伴い、一部範囲のみの公開に切り替えられています。
※ 書籍化に伴う変更点については、近況ボードを確認ください。
生まれつき、一人一人に魔法属性が付与され、一定の年齢になると使うことができるようになる世界。
伝説の冒険者の息子、タイラー・ソリス(17歳)は、なぜか無属性。
勤勉で真面目な彼はなぜか報われておらず、魔法を使用することができなかった。
代わりに、父親から教わった戦術や、体術を駆使して、パーティーの中でも重要な役割を担っていたが…………。
リーダーからは無能だと疎まれ、パーティーを追放されてしまう。
ダンジョンの中、モンスターを前にして見捨てられたタイラー。ピンチに陥る中で、その血に流れる伝説の冒険者の能力がついに覚醒する。
タイラーは、全属性の魔法をつかいこなせる最強のオールラウンダーだったのだ! その能力のあまりの高さから、あらわれるのが、人より少し遅いだけだった。
タイラーは、その圧倒的な力で、危機を回避。
そこから敵を次々になぎ倒し、最強の冒険者への道を、駆け足で登り出す。
なにせ、初の強モンスターを倒した時点では、まだレベル1だったのだ。
レベルが上がれば最強無双することは約束されていた。
いつか彼は血をも超えていくーー。
さらには、天下一の美女たちに、これでもかと愛されまくることになり、モフモフにゃんにゃんの桃色デイズ。
一方、タイラーを追放したパーティーメンバーはというと。
彼を失ったことにより、チームは瓦解。元々大した力もないのに、タイラーのおかげで過大評価されていたパーティーリーダーは、どんどんと落ちぶれていく。
コメントやお気に入りなど、大変励みになっています。お気軽にお寄せくださいませ!
・12/27〜29 HOTランキング 2位 記録、維持
・12/28 ハイファンランキング 3位

荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。

お荷物認定を受けてSSS級PTを追放されました。でも実は俺がいたからSSS級になれていたようです。
幌須 慶治
ファンタジー
S級冒険者PT『疾風の英雄』
電光石火の攻撃で凶悪なモンスターを次々討伐して瞬く間に最上級ランクまで上がった冒険者の夢を体現するPTである。
龍狩りの一閃ゲラートを筆頭に極炎のバーバラ、岩盤砕きガイル、地竜射抜くローラの4人の圧倒的な火力を以って凶悪モンスターを次々と打ち倒していく姿は冒険者どころか庶民の憧れを一身に集めていた。
そんな中で俺、ロイドはただの盾持ち兼荷物運びとして見られている。
盾持ちなのだからと他の4人が動く前に現地で相手の注意を引き、模擬戦の時は2対1での攻撃を受ける。
当然地味な役割なのだから居ても居なくても気にも留められずに居ないものとして扱われる。
今日もそうして地竜を討伐して、俺は1人後処理をしてからギルドに戻る。
ようやく帰り着いた頃には日も沈み酒場で祝杯を挙げる仲間たちに報酬を私に近づいた時にそれは起こる。
ニヤついた目をしたゲラートが言い放つ
「ロイド、お前役にたたなすぎるからクビな!」
全員の目と口が弧を描いたのが見えた。
一応毎日更新目指して、15話位で終わる予定です。
作品紹介に出てる人物、主人公以外重要じゃないのはご愛嬌()
15話で終わる気がしないので終わるまで延長します、脱線多くてごめんなさい 2020/7/26

【完結】VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました
鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。
だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。
チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。
2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。
そこから怒涛の快進撃で最強になりました。
鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。
※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。
その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。

【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?
歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。
それから数十年が経ち、気づけば38歳。
のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。
しかしーー
「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」
突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。
これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。
※書籍化のため更新をストップします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる