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Ver.2.0 ~広がる大海原の世界~

ver.2.1-閑話 第■■■回■■■陣営相談会 / 休みは意味を成さない

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■■■―――
・特殊翻訳使用
・各自のギリギリ常識レベル、同調
・秘匿すべきことはできるだけ守るように
―――――

1:名前:GOD
チャットテス、チャットテス、機能同調確認

2:名前:Devil
こちら、異常無し。言語統一確認

3:名前:Angel
同じく、翻訳確認。統一言語、楽

4:名前:Calamity
全員の思考、常識の均一化も確認完了

5:名前:GOD
ふむ、問題ないようですネ。では、これより会議を始めましょウ

6:名前:Devil
その前に一つ良いか?

7:名前:GOD


8:名前:Devil
何故これを使ってのやり取りにした?基本的なプログラミングや回線工事が面倒だったぞ

9:名前:GOD
仕方がないのデス。そもそも各自、それぞれの場所からの移動には制限がかかりやすく、特にDevil、Angel、二人とも揃ったらダメな類ですよネ

10:名前:Devil
くっ‥‥‥反論できない
(´・ω・)

11:名前:Angel
納得。揃う、他拡散、大問題しかない

12:名前:Calamity
まぁ、これはこれで良いんじゃないかな?自分が側に居たら、地震雷火事津波オヤジ大雪台風など、災害ボスバトルが始まるからねぇ~

13:名前:Devil
変なの混じっているぞ

14:名前:GOD
ハイハイ、とりあえず話し戻して話し合いましょウ。今回集まって語り合う議題なのですが‥‥‥






66:名前:Devil
なるほどな‥‥‥この間見てきたが、まだアルケディア・オンラインは未完成だから、やめておいたほうが良いと思うぞ

67:名前:Devil
動くのはまだ良い。出来上がるまで、じっくりとしたほうが良いという感じだな。

68:名前:GOD
ふむ‥‥では、もう少し観察するべきですカネ

69:名前:Calamity
そうかもね。作って時間が経っても、まだ短い。人にとっては長くとも、こちらから見ると、瞬きした程度だものね~

70:名前:GOD
ふむ‥‥‥なら、もう少し待ちましょウ

71:名前:GOD
では、次は動かずに中型アップデートのみということで良いデスネ?

72:名前:Angel
賛成

73:名前:Calamity
文句なし~

74:名前:Devil
しいていうのなら、もう少し量を減らしてほしい。そもそも専門でもないのに、参加させられているからな・・・・・・

75:名前:Devil
出来れば、妹とゆっくり過ごす時間を確保したい

76:名前:GOD
了解デス。では、次回大型アップデートまでは仕事が無いように、スケジュールを調整しておきましょウ

――――――――――――――――

「‥‥‥あれ?社長、これって」
「ああ、これですカ?上の人達の会話記録ですネ」

‥‥‥社内の社長室にて、置かれていたひとつのパソコン。

 休暇も終えて帰って来たばかりだが、報告のために入っていた副社長は、映し出されていた記録を目にした。


「うちの会社内でも、その創設者だとかもっと上の人だとか、天上人のような方々ですか…‥‥そんな人たちまで、こういうのを利用するんですね」
「ありふれた技術程、使いやすいですからネ」

 いくら立場が上になっても、やりたいことは変わることはない。

 そう考えると、案外同じ様な人が多いのかもしれないと副社長は思った。


「それにしても、内容がアップデート関係や、その他‥‥‥そう言えば他にも増えるんですよね?」
「そうデス。本当ならばver.2に切り替わった時に実装予定でしたが、交渉に時間がかかってしまいましたからネ。できるだけ、問題が無いようにという事で、話をつけることができまシタ」
「問題が無いようにですか‥‥‥大量の人間が来るのに、大丈夫なのでしょうかね?」
「対策は済ませてもらっていマス。そもそも、彼らの方もやりたいという要望がありましたので、何かやらかせば即BANの可能性を考えると自重するはずデス」

 それでも、やらかすものはいるかもしれないので、しっかりと準備をしておく必要はある。


「ああ、それと副社長一つ忘れてまシタ」
「何でしょうか?」
「あなたの休暇中に、貯まった仕事は他の人達で片付けたのですが、2~3点ほどはやれないので残ってマス。そちらを早急にやるようにしてくだサイ」
「分かってます。残っている仕事ならば眼を通して‥‥‥‥って、これ納期があと4時間しかないやつじゃないですぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

‥‥‥休みあけは、貯まっている仕事に追われることはあるだろう。

 だがしかし、時としてかなりギリギリなものの発覚が遅れる事もあり、超大慌てなことになる可能性も十分に存在していたのであった…‥‥


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