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出会いましょう、新しい世界と共に
第五十話 王は一応、王だった
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普段、貴族たちの身を置く世界は権謀術数があちこちにある。
お互いに腹を探りあい、いかにして相手を出し抜いたり利益を得るかなどの謀りごとが多く交わり、平民の過ごす世界とはまた別の殺伐とした光景が広がっている。
もちろん、このガルトニア王国の貴族たちの大半は良い人が多いがそうでもない人たちも混ざりあっており、お互いにぶつかり合うことが多いのだが…この日ばかりは、そんな対立するようなことはなく、別のことに対しての意識を向けることに関して一致をしていた。
王都復興の祭り、その後半のほうに開かれる褒章の場。
どれだけの人があの化け物との戦いの中で活躍し、どのような褒美がもらえるのか。
うまいことつながれば、その人を広告塔にして自身の利益向上を目指したり、あるいは利用して他者を潰すことも可能になる。
そんな中で、この法相の場において一番注目されているのが…とある蜘蛛の魔獣。
学会では新たにネオ・アラクネだのアラクネビーストだの、どのような名称が良いのかという白熱した議論が開かれているらしいが、そんなことはどうでも良い。
今、この場にいる者たちの関心を集めているのが、その魔獣なのだから。
化け物を撃ち滅ぼすだけの強大な力を持ち、それでいて美しい女性の姿を持った魔獣。
惜しむらくは番の少年が絶対主義みたいな形なので、迂闊にやらかせばこの国すらも敵に回してしまう可能性も持つ危険なもの。
だが、うまくやればこの国にとっての利益にもなるため、どのように対応するのか、国王の動向に注目の目が向けられていた。
この国に莫大な利益をもたらす賢王となるのか、それともこの国どころか世界を滅ぼすきっかけを作りかねない愚王になるのか。
その動向によって自分たちの道も決まる可能性があり、普段はいがみ合うような者たちがいても今回ばかりはおとなしく静観に徹する。
そして、いよいよその時が来て、国王がその魔獣に出した褒美とは…
「…魔獣ハクロよ、此度は王都を襲撃した化け物、グラトニー・プラント『タイプ:バッファロー』を討伐したことに関して、この国の王として礼を言おう。そしてその功績をもって褒美を与えたいが…その前に一つ、確認を行いたい」
褒章の場において、周囲をしっかりと護衛たちによって警護される中、次々と化け物の騒動で活躍した人々へ対して、国王が直接褒美を与えていく。
その中で、いよいよハクロの番が来て、ルドと一緒に壇上に上がると、ある確認がとられた。
【何でしょうか?】
「既に色々と情報は聞いているが…そなたは人ではなく魔獣の身ゆえにか、富や名声、金といったものへの興味は薄いと聞くが、本当か?」
【んー、完全に無いとは言い切れないですが…そうですね、私は旦那様がそばにいるだけで、十分満たされているので、必要性があるかと言われればそこまでもないです。ただ、旦那様との生活をより快適にするためのモノとした見ていないです】
「そうか…ならば、やはりその手のモノではないモノのほうが良いか。そなたの一番の望みは、その少年ルドと一緒に暮らしていけるだけの場所があれば十分ということか」
ハクロの回答に対して、何か答え合わせをしていたようにゆっくりと考え込むようなそぶりを見せる国王。
確かに、彼女は投資を行ったりして金を背ぐことも多いが、あくまでも手段としか見ておらず、そこまで執着を持っているようにも感じられない。
ここまで表彰されて褒美をもらってきた人たちは、金やら地位やら色々と与えられたようだが…その手の類は、ハクロには効果は見込めないと判断したのだろう。
そして、その回答を予想していたからこそ、事前に用意していたようだ。
「ならば、そなたには地位や金というよりも場所を与えたほうが、一番の褒美となるな。穏やかに、彼と過ごせる場所を求めるのであれば…そうだな、コレデナイト領の近くに、ローシア領と呼ばれるささやかだが静かに過ごしやすい王家直轄の領地が存在している。その場所の一角に、そなたたちが将来、住めるような邸宅を与えよう」
【邸宅、ですか?】
「そうだ。貴族としての地位を与えて、その領地を治めてもらう立場にもなってもらうべきかと考えたが…いかんせん、貴族の立場はたとえ末端だとしても、何かとやることが多い。そなたとしては、その番と一緒にいる時間を余計なものに割く時間はさけたいだろうし、領地経営をするにあたっては、まずは学ばなければいけない。その時間も惜しくないなら別に良いが…邸宅だけであれば、王家直轄の領地であるままで、管理は我々だけが行う。もちろん、不利益になるような政策もとらぬから、そなたたちがゆっくりとそこで永住して過ごすことが出来るサポートも用意するが…どうだろうか」
管理をする時間を必要とせず、任せっきりで良い場所。
そんな褒美で良いのかと思う人もいるだろうが、領地経営というのはそんな単純にできるものではなく、任せられるならば任せたい人も多い。
しかも、これは王家直轄の領地ということで、他の領地からの扱いも不当に受けることが無い…考えてみれば、この国内で過ごしやすい場所になるだろう。
しばし考えこむようなそぶりを見せ、そしてハクロは結論を出す。
【…では、それでお願いいたします。あ、旦那様を害するような輩が出たら、即捨て去ることもありますが、大丈夫でしょうか】
「大丈夫だ、問題ない。害を与えればどうなるのか、ちょうどいい例が何件もあるようだからな…問題が無いようであれば、後日より詳細な情報及び邸宅建設計画を話し合う場を設けよう」
【それで、よろしくお願いいたします】
対立を避け、共存できる道があるのならばそれを選ぶ。
より強固に国に縛りたい輩もいただろうが、強制を行うのは不利益につながる可能性があるだろう。
ならば、より目が届きやすい場所に安住の地を作り上げ、その場所で過ごしてもらえるように数れば、そこだけでも国の場所は守られるだろう。
この判断が正しいと出るのか、それともまだ甘かったと分かるのかは、後世の評価次第。
それでも、褒美を与えた王の動きに対しては、今は敵対することもなかったその行動に拍手が送られるのであった…
お互いに腹を探りあい、いかにして相手を出し抜いたり利益を得るかなどの謀りごとが多く交わり、平民の過ごす世界とはまた別の殺伐とした光景が広がっている。
もちろん、このガルトニア王国の貴族たちの大半は良い人が多いがそうでもない人たちも混ざりあっており、お互いにぶつかり合うことが多いのだが…この日ばかりは、そんな対立するようなことはなく、別のことに対しての意識を向けることに関して一致をしていた。
王都復興の祭り、その後半のほうに開かれる褒章の場。
どれだけの人があの化け物との戦いの中で活躍し、どのような褒美がもらえるのか。
うまいことつながれば、その人を広告塔にして自身の利益向上を目指したり、あるいは利用して他者を潰すことも可能になる。
そんな中で、この法相の場において一番注目されているのが…とある蜘蛛の魔獣。
学会では新たにネオ・アラクネだのアラクネビーストだの、どのような名称が良いのかという白熱した議論が開かれているらしいが、そんなことはどうでも良い。
今、この場にいる者たちの関心を集めているのが、その魔獣なのだから。
化け物を撃ち滅ぼすだけの強大な力を持ち、それでいて美しい女性の姿を持った魔獣。
惜しむらくは番の少年が絶対主義みたいな形なので、迂闊にやらかせばこの国すらも敵に回してしまう可能性も持つ危険なもの。
だが、うまくやればこの国にとっての利益にもなるため、どのように対応するのか、国王の動向に注目の目が向けられていた。
この国に莫大な利益をもたらす賢王となるのか、それともこの国どころか世界を滅ぼすきっかけを作りかねない愚王になるのか。
その動向によって自分たちの道も決まる可能性があり、普段はいがみ合うような者たちがいても今回ばかりはおとなしく静観に徹する。
そして、いよいよその時が来て、国王がその魔獣に出した褒美とは…
「…魔獣ハクロよ、此度は王都を襲撃した化け物、グラトニー・プラント『タイプ:バッファロー』を討伐したことに関して、この国の王として礼を言おう。そしてその功績をもって褒美を与えたいが…その前に一つ、確認を行いたい」
褒章の場において、周囲をしっかりと護衛たちによって警護される中、次々と化け物の騒動で活躍した人々へ対して、国王が直接褒美を与えていく。
その中で、いよいよハクロの番が来て、ルドと一緒に壇上に上がると、ある確認がとられた。
【何でしょうか?】
「既に色々と情報は聞いているが…そなたは人ではなく魔獣の身ゆえにか、富や名声、金といったものへの興味は薄いと聞くが、本当か?」
【んー、完全に無いとは言い切れないですが…そうですね、私は旦那様がそばにいるだけで、十分満たされているので、必要性があるかと言われればそこまでもないです。ただ、旦那様との生活をより快適にするためのモノとした見ていないです】
「そうか…ならば、やはりその手のモノではないモノのほうが良いか。そなたの一番の望みは、その少年ルドと一緒に暮らしていけるだけの場所があれば十分ということか」
ハクロの回答に対して、何か答え合わせをしていたようにゆっくりと考え込むようなそぶりを見せる国王。
確かに、彼女は投資を行ったりして金を背ぐことも多いが、あくまでも手段としか見ておらず、そこまで執着を持っているようにも感じられない。
ここまで表彰されて褒美をもらってきた人たちは、金やら地位やら色々と与えられたようだが…その手の類は、ハクロには効果は見込めないと判断したのだろう。
そして、その回答を予想していたからこそ、事前に用意していたようだ。
「ならば、そなたには地位や金というよりも場所を与えたほうが、一番の褒美となるな。穏やかに、彼と過ごせる場所を求めるのであれば…そうだな、コレデナイト領の近くに、ローシア領と呼ばれるささやかだが静かに過ごしやすい王家直轄の領地が存在している。その場所の一角に、そなたたちが将来、住めるような邸宅を与えよう」
【邸宅、ですか?】
「そうだ。貴族としての地位を与えて、その領地を治めてもらう立場にもなってもらうべきかと考えたが…いかんせん、貴族の立場はたとえ末端だとしても、何かとやることが多い。そなたとしては、その番と一緒にいる時間を余計なものに割く時間はさけたいだろうし、領地経営をするにあたっては、まずは学ばなければいけない。その時間も惜しくないなら別に良いが…邸宅だけであれば、王家直轄の領地であるままで、管理は我々だけが行う。もちろん、不利益になるような政策もとらぬから、そなたたちがゆっくりとそこで永住して過ごすことが出来るサポートも用意するが…どうだろうか」
管理をする時間を必要とせず、任せっきりで良い場所。
そんな褒美で良いのかと思う人もいるだろうが、領地経営というのはそんな単純にできるものではなく、任せられるならば任せたい人も多い。
しかも、これは王家直轄の領地ということで、他の領地からの扱いも不当に受けることが無い…考えてみれば、この国内で過ごしやすい場所になるだろう。
しばし考えこむようなそぶりを見せ、そしてハクロは結論を出す。
【…では、それでお願いいたします。あ、旦那様を害するような輩が出たら、即捨て去ることもありますが、大丈夫でしょうか】
「大丈夫だ、問題ない。害を与えればどうなるのか、ちょうどいい例が何件もあるようだからな…問題が無いようであれば、後日より詳細な情報及び邸宅建設計画を話し合う場を設けよう」
【それで、よろしくお願いいたします】
対立を避け、共存できる道があるのならばそれを選ぶ。
より強固に国に縛りたい輩もいただろうが、強制を行うのは不利益につながる可能性があるだろう。
ならば、より目が届きやすい場所に安住の地を作り上げ、その場所で過ごしてもらえるように数れば、そこだけでも国の場所は守られるだろう。
この判断が正しいと出るのか、それともまだ甘かったと分かるのかは、後世の評価次第。
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