42 / 101
42
しおりを挟む
俺が百目鬼にさせようとしていたことがこれで、百目鬼がしたかったこともこれだって事はちゃんと分かっている。
ただ、未知の感覚に体が防衛反応を起こしているだけだ。
それでも、百目鬼を蹴ったりはしていない。
勿論動きを封じる絶妙な位置を百目鬼が抑えているというのもある。
逃げたい気持ちは今更あるけれど、逃げたくはない。
興奮した目で見降ろされて悪い気はしていないのだ。むしろもっとそういう目で見て欲しいとさえ思う。
指はもう三本だろうかそれとも四本だろうか。
バラバラと動いて中を解している。
異物感はずっとあるものの、ジンジンとするような感覚とそれから時折我慢できない快感に襲われる。前はカウパーが馬鹿になったんじゃないのかって位だらだらと流れている。
時間は多分かなり経っているだろう。
外が真っ暗になっているのが部屋の中からも分かる。
百目鬼が指を引き抜いた時、名残惜しいみたいに中がうねるのが分かった。
ちゅぽんという湿った音がして自分のせいじゃないのになにかとてもいやらしい。
「俺、ゴム持ってないからな。」
本当にいいのかと今更百目鬼が聞く。
ホント今更だ。
俺の持っているコンドームも多分サイズはあわないだろう。
それも今更。
最初に触れてみたときにそんな事分かっていた。
もっと言うなら、体形的に何となくそんな気はしてたのだ。
そこは覚悟して誘った。家に招いた。
そうなる様に仕向けた。
だから、今更百目鬼が気にすることじゃないのだ。
「精液を塗り付けたいとかも言ってなかったかお前。」
茶化すように言うと、またため息。
別にいいだろ。俺がいいって言ってるんだから。
ただ、未知の感覚に体が防衛反応を起こしているだけだ。
それでも、百目鬼を蹴ったりはしていない。
勿論動きを封じる絶妙な位置を百目鬼が抑えているというのもある。
逃げたい気持ちは今更あるけれど、逃げたくはない。
興奮した目で見降ろされて悪い気はしていないのだ。むしろもっとそういう目で見て欲しいとさえ思う。
指はもう三本だろうかそれとも四本だろうか。
バラバラと動いて中を解している。
異物感はずっとあるものの、ジンジンとするような感覚とそれから時折我慢できない快感に襲われる。前はカウパーが馬鹿になったんじゃないのかって位だらだらと流れている。
時間は多分かなり経っているだろう。
外が真っ暗になっているのが部屋の中からも分かる。
百目鬼が指を引き抜いた時、名残惜しいみたいに中がうねるのが分かった。
ちゅぽんという湿った音がして自分のせいじゃないのになにかとてもいやらしい。
「俺、ゴム持ってないからな。」
本当にいいのかと今更百目鬼が聞く。
ホント今更だ。
俺の持っているコンドームも多分サイズはあわないだろう。
それも今更。
最初に触れてみたときにそんな事分かっていた。
もっと言うなら、体形的に何となくそんな気はしてたのだ。
そこは覚悟して誘った。家に招いた。
そうなる様に仕向けた。
だから、今更百目鬼が気にすることじゃないのだ。
「精液を塗り付けたいとかも言ってなかったかお前。」
茶化すように言うと、またため息。
別にいいだろ。俺がいいって言ってるんだから。
6
お気に入りに追加
39
あなたにおすすめの小説
貞操観念が逆転した世界に転生した俺が全部活の共有マネージャーになるようです
卯ノ花
恋愛
少子化により男女比が変わって貞操概念が逆転した世界で俺「佐川幸太郎」は通っている高校、東昴女子高等学校で部活共有のマネージャーをする話
男の子たちの変態的な日常
M
BL
主人公の男の子が変態的な目に遭ったり、凌辱されたり、攻められたりするお話です。とにかくHな話が読みたい方向け。
※この作品はムーンライトノベルズにも掲載しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
目が覚めたら、妹の彼氏とつきあうことになっていた件
水野七緒
BL
一見チャラそうだけど、根はマジメな男子高校生・星井夏樹。
そんな彼が、ある日、現代とよく似た「別の世界(パラレルワールド)」の夏樹と入れ替わることに。
この世界の夏樹は、浮気性な上に「妹の彼氏」とお付き合いしているようで…?
※終わり方が2種類あります。9話目から分岐します。※続編「目が覚めたら、カノジョの兄に迫られていた件」連載中です(2022.8.14)
部室強制監獄
裕光
BL
夜8時に毎日更新します!
高校2年生サッカー部所属の祐介。
先輩・後輩・同級生みんなから親しく人望がとても厚い。
ある日の夜。
剣道部の同級生 蓮と夜飯に行った所途中からプチッと記憶が途切れてしまう
気づいたら剣道部の部室に拘束されて身動きは取れなくなっていた
現れたのは蓮ともう1人。
1個上の剣道部蓮の先輩の大野だ。
そして大野は裕介に向かって言った。
大野「お前も肉便器に改造してやる」
大野は蓮に裕介のサッカーの練習着を渡すと中を開けて―…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる