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しおりを挟む「ただいまー」
「おかえり。ん?なんか食べてる?」
「うん。へへへ、飴食べてる」
フワッと甘い香りがしたので尋ねると、ニコニコしながら小さくほっぺたを膨らませた。
飴を口の中で転がして嬉しそう。
飴で大喜びする涼くんの可愛さに、おれはやられてしまいそうだ。
「今日は体験の子が多くってね、疲れたーって言ったら成瀬さんがくれたんだ。いちご味」
「へー。成瀬さんって飴食べるんだね」
「結構甘党だよ。でもいちご味は意外だよね。結構大きいんだよ。見る?」
「うん」
ほら、と舌の上に出してくれる。エッチだ・・・!!帰ったらいっぱい抱くんだ。明日は休みなんだから。
「そういえば涼くんが食べてみたいって言ってたハンバーグ屋さんのセットメニュー、今日までみたいなんだけど、行く?」
「え!!あの、チーズがたっぷりのってるやつ?!食べたい!」
「うん。行こう?」
外で食べれば家事も減らせるし、長くイチャイチャできるもんね。
洗濯物は取り込んであるし、お風呂に入ってベッドに入るだけだもん。
お店に着くと、涼くんはニコニコしながらパネルをタッチした。
ドリンクバーに向かい、アイスコーヒーとアイスティーを持ってくる。
「なんか、店内は暑いね」
「え?そう?あ、コーヒーありがとね」
「うーん、おれが熱いのかな?ジャケット脱ごうかな」
ネクタイを緩めてジャケットを脱ぐ。薄手のセーターも着ていたけど、それも脱いで丁寧に畳んだ。
「ちゃんとつけてる?」
「え?・・・つ、つけてるよ。アンダーシャツだって着てるし・・・見えないでしょ?」
「うん。でも心配」
「大丈夫だよ。・・・んー、なんだろ。熱かな・・・やだなぁ。暑いや」
手を伸ばして頬に触れると、確かに少し熱かった。
でも顔色はいいな。単純に熱っているだけかな。
「ご飯食べられる?」
「うん。お腹は空いてる」
「食べたらすぐ帰ろうね」
あちゃー・・・こりゃ、お預けかなぁ・・・。しょうがない。涼くんの具合が悪い方がおれも辛いし、我慢我慢。
料理が来るのを待つ間、涼くんはぼやーっとした顔で手元を見ていた。
「大丈夫?」
「うん・・・なんか変」
「帰ろう」
「お腹空いた・・・」
「あ、そか・・・」
「・・・あ、あれ?」
急に不安そうに俯いた。
どうしたのかと身を乗り出すと、大丈夫、と強目に言われた。
念願のハンバーグプレートが届いても俯いたまま。
おずおずとナイフとフォークを持つと、小さく切って食べ始めた。
「無理しなくていいからね」
「・・・ぅん、」
「横になりたい感じ?」
「・・・」
「涼くん?」
「・・・車に、乗ったら・・・」
分かった、と返事をして早めに食べ終える。だけど涼くんはゆっくりゆっくり食べて、結局1/3ほど残して、ジャケットを手に持って立ち上がった。
「先に車に乗ってて。お会計済ませるから。行けそう?」
「う、うん・・・早く、ね?」
「うん」
鍵を渡してさっさとお会計を済ませる。
小走りで車に戻り、運転席に乗り込むと、涼くんがいきなり首に腕を回してきた。
「え、」
「ごめんなさい、少しだけ・・・!」
「む、」
唇が押しつけられた。熱っている。滑り込んできた舌も、熱い。
でも、これ、なんか、違うぞ?熱じゃない気がする。
背中を撫でるとビクビクと大袈裟に体を揺らした。
「あ、はぁあん・・・」
「涼くん、大丈夫?」
「こ、こわい、」
「え?何?」
「こわいよぉ・・・変なの、変、・・・」
「気持ち悪い?」
ブンブンと首を横に振る。首に手を当てて熱さを確かめると、ビクンッと跳ねた。
「あぁんっ・・・」
「え??」
「あ、あ、・・・も、もっと、」
「・・・涼くん?ぅわっ!?」
「ん!ん!もっと、もっと、はぁ、しゅき、しゅきらの、もっとして、」
ガシッと顔を固定されて無茶苦茶にキスをして、唾液でベタベタになる。
な、なに!?何が起きてんの!?
落ち着かせようと腰を掴むと、運転席に乗り上げて来た。ちょ、ちょ、ここファミレスの駐車場!!積極的なのは嬉しいけどここじゃできない!!
ぎゅむーっと下半身を押し付けられる。ガッチガチだった。脈打つ感触までする。
「ま、待って!帰ろ?ね?落ち着いて、」
「何でもする!何でもするから、お願い・・・!したい、したいよぉ、抱いてぇ・・・」
だ、だ、抱いて!?
めちゃくちゃ可愛い!!抱く!!
見上げてくる顔は発情して、視線はおれから外れることがなかった。
たっぷりと潤んだ瞳と真っ赤になった唇はとても堪能的。そりゃもう下半身が苦しいわけで。
「家帰ろ?ね?家でたくさんしよう?」
「今、」
「だめ。丸見えだもん。涼くんの可愛い姿、誰にも見せたくない。帰るから、一回降りて?ね?」
「・・・ビデオ撮っていいから、写真も・・・縛っていいし、そ、外でも、していい。あ、ううん!し、します!したいです!だからお願い、いれて?おれの中に、ください・・・!」
「・・・涼くん、どうしたの?変だよ」
「へ、変って、言わないで・・・!嫌いにならないでぇ・・・!ごめんなさい、ごめんなさぃい・・・!」
「違う違う!えっと、嬉しいよ?嬉しいけど、なんか、あの、様子が・・・。とりあえず助手席行こう?物足りないかもしれないけど、えっと・・・」
ダッシュボードを開けて、中を漁る。ビニールに入ったエネマグラを出すと、涼くんはトロンとした顔でおれを見た。
「あ・・・太くて、動く、やつ・・・」
「そうそう。とりあえずこれで我慢できる?」
「うん、うん・・・和多流くん、コリコリして?ね、ね?動かして」
「うん」
一緒に入れていたローションとコンドームも取りだし、コンドームはエネマグラに被せる。
涼くんは助手席に移動すると、スラックスを脱ぎ捨てて窓を背もたれにして寄りかかった。ぱかっと足を広げて見せつけてくる。うわ、エロっ。
ローションを垂らしほぐそうとすると、エネマグラを奪い取って押し付けた。
「え!?痛くない?」
「ゔん・・・!あ、ごめんなさいっ、いく!」
「え・・・」
「あぁんっ!」
ガクガクと体を震わせた。
入れただけで、いったの?ますます様子がおかしいぞ。
エンジンをかけてアクセルを踏もうとすると、ぱっと左手を握られた。
「和多流くん・・・」
「うん?大丈夫?」
「ちくび、さわってくらさい・・・」
「・・・もちろん、喜んで」
わー!!
前に運転中に触ろうとしたらめちゃくちゃ怒ったのに今はいいんだ!!嬉しい。
ボタンを外してシャツを捲り、ニップルシールを思い切り剥がしてやる。ばっちり立ち上がっていた。
ふに、と摘むと、大袈裟に体が跳ねた。
「あぅう・・・」
「好き?」
「う、う、好き・・・クニュクニュされるの、好きです、」
「これ?」
引っ張って、親指の腹で捏ねてやる。腰が反って、胸を反らした。
「好き!これしゅき!」
「エッチ」
「いく!いきます、ごめんなさい・・・!」
え?!もう!?早すぎない!?
ギョッとしていると、本当にいってしまった。快楽に支配された表情がまた、エロすぎて下半身が爆発しそう。
これは急いで帰らねば。
エネマグラのスイッチを入れると、項垂れて体を痙攣させた。
「う、はぁ、はぁっ、きもちい、きもちー・・・」
「うん」
シートベルトをつけてやり、急いで帰宅する。
家に着く頃には涼くんはぐったりしていて、ペニスから溢れたカウパーでシートがびしょ濡れだった。ハンカチで拭いてやる。
「ついたよ。・・・何回いった?」
「わ、わかんな・・・あ、シートベルト、ちくび、」
「あぁ、擦れた?気持ちよかった?」
「こしゅ、れた・・・きもちくて、いっぱい、」
「エロいなぁ。降りられる?抱っこする?」
「しゅる、抱っこぉ・・・」
「待って。荷物下ろして鍵、開けてくるから」
急いで荷物を下ろして玄関を開ける。
大雑把にダイニングテーブルの上を片付けて、ベットも整える。ほら、どこでするか分かんないし。
パッパッと各部屋のコンドームとローションを確認してブランケットを持って車に戻ると、涼くんはおれのハンカチを使ってペニスをしごいていた。
う、わぁ・・・!なんちゅーエロさ・・・!
「いきそう?」
「ん、ん、いった、」
「あとは部屋で。ね?ちゃんと見せてね」
「キス、して、くれる?」
「もちろん。させて?ほら、抱っこしよう」
くるんと包んでから抱え上げ、いそいそと部屋に入る。鍵をかけ、チェーンをかけ、ベッドに寝かせると必死にしがみついてキスをした。
「んぷっ、んむぅ、はっ、しゅき、好きです、好き!」
「おれも・・・さっきエロすぎてマジで我慢するの、しんどかったよ。どうやって抱き潰そうかなぁ。覚悟して・・・ん?あ、ごめん。電話だ」
珍しい。こんな時間にこっちの携帯が鳴るの。
ポケットから出すと、成瀬さんからだった。
えぇ??まさか明日出勤しろとか言わないよね?絶対させたくないんだけど。こんなエロエロな涼くん、逃してたまるかよ。
ん?あれ?何でおれのところにかかって来たんだろ?
「和多流くぅん・・・!」
「成瀬さんからだよ」
「いや、いやぁ・・・早くして?早くエッチしよ?」
「うん!しよ!・・・でも、なんか、切れないから少し出るね?ちょっとこれで我慢しててね」
エネマグラの振動を強くする。腰を持ち上げてガクガクと震えた。
白い靴下がエロさを際立たせる。
「ゔあぁぁん!!いぐっ!」
「エロ・・・」
素早くスタンドを立てて録画用の携帯をセットして、部屋から出る。仕事部屋に入って携帯を耳に当てると、やっと出た、と言われた。
「ごめーん。ちょっと色々してて」
『春日部はそこにいるのか?』
「え?いるけど・・・体調が悪いみたいで様子がおかしいんだよね」
出勤させたくなくてほんのりと嘘をつく。様子がおかしいのは本当だもん。だっていつもよりエッチだし積極的。今だってうっすら喘ぎ声が聞こえてくるもん。可愛い。早く部屋に戻りたい。
『体調が悪いのか』
「うん。今寝かせたよ」
『水を飲ませろ』
「え?」
『大量に飲ませろ。ダメそうなら病院に行ってくれ。治療費はこちらが持つ』
「え?何?なんかやばいこと??」
『ヤバいと言えば、そうかもな。おれはなんともなかったが・・・。さっき春日部に飴をやったんだが、あれ、シロに貰った飴でな。あのバカ、媚薬入りのものを寄越したらしい』
「・・・媚薬?」
って、AVとかでよく使われてるあの、エッチになる薬か。使ったことがないので気づかなかった。媚薬を盛られてたのか!
通りでいきなり積極的になったわけだ!ていうか、効くものなの?
「はぁ、媚薬・・・」
『飴は食べたかと、シロがしつこくてな。食ったが春日部にもやったと答えたら、慌て出して、問い詰めたら吐いた。その・・・なんだ、ん、と・・・』
珍しく言い淀むので、そりゃそうだよなぁと少し同情する。後輩が媚薬のせいで盛ってないかなんて、聞けないよね。
「気持ち悪いって寝込んじゃったよ」
『すまない』
「今眠ってるから、多分大丈夫じゃないかな」
いや、まぁ、全然寝てませんけどね。なんだったらおれのこと、ずーっと呼んでるっぽいんだけどね?うーん、もうチノパン脱いじゃお。
苦しすぎる。
「成瀬さんは大丈夫なんだ?」
『全く何ともない』
「すごいねぇ。とりあえずシロくんのこと、懲らしめといてね」
涼くんを辛い目に合わせたのはちょっと見過ごせないからね。まぁ、それ以上に嬉しいんですけど。
『もうした。あのバカ・・・本当に、救いようがない。何か変わったことがあったらすぐに連絡をくれ』
「はいはい。んじゃ、念の為成瀬さんもお大事に」
通話を切って服を脱ぎ、寝室に飛び込む。
涼くんが泣きながらおれの名前を呼び、枕を抱きしめて床に這いつくばっていた。
「涼くん、」
「わ、わたくん!いや、置いていかないでぇ・・・なんでもしゅるから、なんでも、できるからぁ・・・」
「エネマグラ気持ちいい?」
「うん!うん!和多流く、ぅん、」
ぎゅーっと抱きしめる。必死に腕を回して首筋に鼻を埋めたかと思ったら、痙攣させた。いったのかな?
「んむぅ~・・・」
「抜こうか」
「わ、わたくんの、チンポ、チンポくらしゃい、」
「もー、どこで覚えて来たの」
「だって、言ってって、前に、」
「あ、そうだった。教えたのおれだね。ご褒美あげるね」
きゅーっと乳首を摘み、コリコリと嬲る。のけぞって体を震わせた。
「あ゛ーーー!!ぎもぢいぃ~!」
「今日はたくさん、いっていいよ」
「しゅきぃ!これ、好きなのぉ!」
「うん。上手に言えたね。もっとご褒美あげるね」
引き出しからディルドと乳首クリップを出して涼くんを床に座らせ、クリップで真っ赤に熟れた乳首を挟む。
エネマグラを抜くと呼吸を荒くしながらおれを見上げた。
ディルドを床につけて、ゴムをかぶせる。トロトロとローションを垂らして涼くんにまたがるように促すと、いつもは抵抗するのにすんなりと腰を上げて、そっと下ろした。
ズル、ズル、と入っていく。
「ん、んんぅーー・・・!」
「苦しくない?」
「う、う、・・・!」
「全部入ったら、おれのちんこ口に入れていいよ」
「え!?ほ、ほんとぉ・・・?」
パッと表情が明るくなる。お、おれのを口に入れるだけでそんな顔、してくれるの・・・?!可愛すぎる・・・!
「無理に入れたら痛いからね。ゆっくりね」
このディルド、おれのよりデカいからね・・・。
涼くんは自分のペニスを扱きながら、必死に腰を下ろした。
それがまた、刺激的で・・・。
無言のまま動画を撮っていると、急にニコッと笑った。
「い、今、ここ、ここまで、きました・・・」
「ん?」
へそのあたりを指さした。さらに腰を落とす。
「お゛・・・!」
「無理しなくていいよ。ほぐしてなかったね。ごめんね。抜く?」
「は、はぁあ・・・!入れ、る・・・はいるも、・・・入ったら、口、口・・・ね?ね?いいんだよ、ね?」
「うん・・・可愛い・・・」
クリップについている鎖を引っ張ると、乳首が柔らかく伸びてピンっと外れた。
「あぁん!!」
ガク、と支えていた腕が折れ、腰が落ちる。奥に入ったのだろう。ガクガクと震えると、盛大に潮を吹いた。
水溜まりが広がっていく。何という光景。おれのペニスがグンっと跳ねた。
「あ゛・・・!あ゛ぁ・・・!」
「気持ちよかった?」
「れ、れちゃ、った、もらひ、もらひて、」
「すごく可愛いよ。今日は何でもしちゃおうね。全部出していいからね」
「しゅご、しゅごい、おくまで、来ちゃった、・・・い゛やぁ!」
残ったクリップも引っ張ってやる。ピュッと射精した。
「は、はひっ、ひ、」
「乳首気持ちいい?」
「い、いい、れしゅ、もっとはしゃんで、」
「うん。あぁ、吸い付くやつにしようか?」
「く、クリップが、いい、」
「好きなの?」
「わ、わたくんに、引っ張られるの、気持ちい・・・」
「そっか。教えてくれてありがとう。可愛いよ。すごく可愛いよ」
「えへ、へ・・・」
きゅっと足にしがみついて、膝を舐めて笑う。媚薬、効きすぎだろ。
ダイニングから椅子持って来て、腰を下ろす。
涼くんは舌を出してしゃぶりついた。くしゃくしゃと頭を撫でてやる。
「おいし?」
「う、う、」
「もう怖くない?」
「そばにいて、一緒に、」
「うん。おれが満足するまで抱き潰すからね」
「ん、んぷ、しゅき、」
「上手だね。最初は奥まで入らなかったのに・・・」
そういうと、いきなり喉の奥まで招き入れてくれた。
つい腰が動く。
「ははっ、可愛い・・・」
「ゔ、ゔぅっ、え゛、」
「おれが2人いるみたい?」
動きが止まった。
目を見開いて、おれを見つめる。
クリップの鎖を緩く引っ張ると、喉がさらに締まった。
足でペニスをしごくと、プルプルと腰を揺らす。
「可愛いね。おれに犯されて、嬉しいんだ」
「っ・・・ん゛、」
「全部気持ち良くなろうね。腰動かして」
ぎこちなく腰が動く。鎖を引っ張って、ペニスを軽く踏んでやる。おれのペニスに添えた手を片方取って握ってやると、ぎゅっと目を閉じて全身を震わせた。
喉がすぼまる。つい頭を掴むと、音を立てて吸い付いてくれた。
「エッロ・・・!!」
「ゔぶっ、んぉ、」
「苦しい?」
ずる、と引き抜くと、唾液がこぼれた。床を濡らしていく。
口に指を入れてかき混ぜると、嬉しそうにしゃぶった。
「いっちゃったね」
「う、う、」
「よかった?」
「ん・・・うん」
ふにゃ、と笑う。
顎を持ちあげてキスをして、ぐちゃぐちゃに濡らす。必死に舌を絡めて唾液を吸ってくれた。
「は、はへっ、へぇ、へ、ひもち、ひもちぃ、」
「涼くん、落ち着いて聞いてね?飴食べたでしょ?あれね、媚薬が入ってたんだって」
「びやくってぇ・・・?ぅうん、」
ペニスを足でしごく。気持ちいいのか、目を潤ませて必死に見上げてきた。
「エッチになる薬だよ」
「・・・いくのぉ、」
「うん、うん。いこうね。おれの膝においで」
両手を広げると、ゆっくり立ち上がって倒れかかってきた。膝に乗せてパチン、パチンとお尻を叩く。
「ゔ、ゔんっ、ぎもち、」
「強いのがいい?」
「ん、うんっ、きしゅして、」
「どうしようかなぁ?」
「きしゅしてくらさい、したいよ、ゔ、ぅん、」
腰がゆらゆら揺れている。ペニスを握って、鎖を引っ張る。しがみついていった。ドロドロと精液が溢れる。
元々感度がいい方だから、感じすぎて辛いだろうな・・・。
「お水飲もう」
「は、はい、はぁ、きしゅ、」
「うん」
水を含んで唇を押し付ける。流し込むと必死に飲み込んだ。ポタポタと口の端から溢れるけど、気にしない。
何度か繰り返すと、くた、と倒れかかった。
抱き上げてベッドへ寝かす。
離れて行かないようにおれの腰に腕を回すと、足を絡めてきた。ツルツルの足が非常に、エッチだ。
しみじみと感触を楽しんでいると、きゅっと乳首を摘まれた。
「わっ」
「したくない・・・?しない?」
「す、する!したい!ごめん、足がツルツルで気持ちよくて・・・」
「えへへ、パイパンにしてよかったぁ」
うーわー・・・涼くんにパイパンって言われるとすげー興奮する。
キスをしながら鎖を引っ張ると、ビクンビクンと体が跳ねた。
思い切り引っ張ってやる。パチンっと音を立てて弾かれたように取れた。
「あ゛ひぃ!?」
「んー、いい声・・・可愛い」
「う、う、ごめんなしゃい、」
「ん?」
耳元に顔を寄せ、そっと舌で撫でる。
「ゔぁあ!ごめんなしゃいぃ!いぎましゅ!」
「え、あの、」
「いくいくいく!!」
ちょっと、舐めただけなのに・・・。
腰を何度も擦り付けて、涼くんは達した。
うーん、耳だけで何回いけるかな?ちょっと楽しい。
「ご、ごめ、ごめんね・・・!ごめんなさい・・・」
「可愛いよ。大好きだよ・・・」
「ふぁあ~・・・好き・・・好きぃ、」
「うん。おれも大好き・・・。ね、たくさんいこうね?可愛いねぇ」
体重をかけて覆い被さり、抱きしめて逃げ場をなくす。ペニスが重なって、肌も重なって、気持ちいい。
ズリ、と腰を動かすと、足が跳ねた。
「あ、あぁ!」
「ふふ、ローションいらないね」
「うや!や!いくぅ~・・・!ごめんなしゃいぃ!」
「いいんだよ。悪い薬、全部出しちゃおうね?ほら、ピュッピュって、吹いてごらん」
「耳、耳、や、やぁ、きもち、きもちーの、れちゃうのぉ、」
「うん、出して?全部おれにかけて?」
「は、はふぅ、はふっ、いく、いきしゅぎ、」
「可愛いから大丈夫だよ」
「ほしいよぉ、ほしーのぉ、わたくんのちんぽ、くらしゃい・・・!」
「どこに?」
「あ、あぁ、おれの、おれの、」
「おれってだぁれ?」
「は、はぅ、りょーの、りょーのおまんこにくらしゃいぃ・・・!」
「可愛いねぇ。やっと言えたね?いつも恥ずかしくて言えなかったもんね。ご褒美あげなくちゃね」
乳首にクリップをつけて、その上から思い切りつまむ。
涙がはじけた。
「お゛ぉーーっ!!」
「可愛いねぇ。気持ちいい?」
「いぐ!あ゛!あ゛!あ゛!」
クリップを外して舐めてあげると、急に大人しくなった。すんすんと鼻を啜って、か細く喘ぐ。
ギャップがたまんねぇな。
「は、ふぅん、んく、く、きもち、」
「痛い?」
「い、痛かった、けど、きもち、」
「真っ赤っかだね」
「ん、ふ、ふぅ、ベロ、きもち、」
「全部舐めてあげるね」
べちゃ、と顔を舐めてから全身くまなく舐める。
涼くんは泣きながら体を、腰を揺らした。
うつ伏せにして覆い被さると、足が跳ねた。
押しつけ、柔らかく滑らかな秘部におれのペニスでキスをする。
ずぐ、と入っていく。
「ゔあぁあ・・・!あ゛ー!」
「とろっとろ。気持ちいいね」
「いくー!」
痙攣しながら達した。もう何回目かな。体力、大丈夫かな。
ぜーぜーと息を切らして、喘ぎ声なのか呼吸音なのか、もう分からない。
ぐーっと腰を押し付ける。
「あ゛ゔぅーー!」
「痛い?」
「きもち、きもちーよぉ・・・!あ゛ぁ~・・・い゛ぐぅ~・・・!」
「あー、すげぇ・・・」
「ゔぅ~・・・!んぶ、ふぅっ、ゔぅう・・・!」
顔を撫でると、涙と汗と鼻水でぐちゃぐちゃだった。
丁寧に拭いてやり、手を握る。カタカタと震えていた。
「つらい?」
「んぐぅ・・・う、」
「お水飲もうか?ね?たくさん汗かいて、悪いもの出そうね」
「おひり、きもち・・・もっと、」
「うん。おしりね。気持ちいいよね」
「わた、わたく、わたくんもぉ・・・」
「すっげー気持ちいいよ。いきそう」
「ゴ、ゴム、やら、しないでぇ・・・」
「うん。ごめんね?余裕がなくてつけてなかった。お詫びにたくさん突いてあげるね」
「お゛ーー!ぉ゛お゛ぉー!あ゛ーーー!!」
「いい声だね。可愛い、よっ!」
「あ゛ぁー!!あ゛!あ゛!ゔゔん!ぎもぢいい!」
「あー、やばい、いく、」
「らして!じぇんぶだしてぇ!ほじい!」
「全部、あげるっ!」
自分の欲望赴くままに、腰を叩きつける。
小さな頭を抱えて奥の奥まで叩きつけると、もう声も出なかった。
全身が痙攣して、恍惚としたため息をもらして力を抜いた。
「あ゛ー・・・あ゛ぁー・・・出ちゃ、出ちゃった、、」
「ん、きもち、良かったぁ・・・もっとしていい?」
「ぅん、したい、もっと・・・キスして、キスがいいの、」
「うん。しよう?」
「前が、いい・・・」
「うん。大好き。あーんしてごらん?」
繋がったまま仰向けになると、口を開いた。舌を出すと、涼くんも舌を出してくれる。そっと舌先で触れると、ぢゅるっと音を立てて吸った。
「ん、ふぅ、」
「ん゛、ん゛!あへへ、おいしい、」
「エッチだねぇ。最高」
「媚薬、もぉ、やだぁ、」
「しばらく人から貰ったもの、食べないようにしようね。成瀬さんも知らなかったんだって」
「ごめんなさい・・・」
「ん?何が?涼くんは何も悪いことしてないよ?効果切れてきたかな?良かった。そんなに長く効くやつじゃなくて」
「お尻が、ムズムズする・・・」
「動くね?」
「キスして・・・」
顔を包んでキスをする。
キスをしたまま優しく腰を動かして、抱き潰した。
虚な目をしても快楽を与えて叩き起こし、もっと求めて欲しくて手を繋いで、肌を撫でて、キスを繰り返した。
途中から声なんて出てなくて、ひきつったような呼吸音が響いて、動きを止めると気を失った。
体を拭いてそっと布団をかけると、珍しく、くーくーと寝息を立てて深い眠りに落ちた。
うーん、初めてだったけど、媚薬、結構いいかも。今度もう少し効き目の弱いやつを調べてみようかな。
もちろん涼くんにきちんと許可が取れたらだけど。
************************
「気持ち悪いとか、頭が痛いとか、ない?」
「ん・・・」
「体は?」
「・・・お尻、ヒリヒリする・・・」
ぼんやりとした顔で暖かいお茶を飲みながら、涼くんはぽつりぽつりと答える。
起きて早々、シクシクと泣き始めた時は驚いた。
もう一度事情を説明すると、飴なんかもう食べたくない、と怒ったようにつぶやいていた。
そりゃそうなるよな。
うん、昨日最後に思ったことは反省。媚薬は良くないよね。
「お尻は、その、ごめんね?おれが、」
「・・・あれ、しまって」
指をさす方向を見ると、床に張り付いたディルドがいた。あ、忘れてた。なんだか間抜けで笑ってしまう。吸盤を取ってとりあえず洗面台に置いて、寝室に戻る。
「お尻だけ?」
「腰もだるい」
「それはおれのせい・・・ごめんね」
「ううん・・・。びっくりした。ハンバーグ食べようとしたら、いきなり、その、・・・味も分かんなくなるし、早く、和多流くんに抱いて欲しくて・・・」
「めっちゃ興奮しました。正直、我慢すんの大変すぎて帰ってきて暴走しました」
「・・・恥ずかしい・・・」
「薬のせいだから・・・一緒にいたのがおれでよかった。怖かったね」
サラサラの髪を撫でてやる。首元まで真っ赤に染めて、あの、と小さな声でおれを呼ぶ。
「ん?なぁに?」
「・・・た?」
「え?」
「・・・た、」
「うん」
「・・・楽し、かった?」
「え?・・・あ、はい。ごめん。正直、楽しかったです」
おれのことたくさん求めてくれたし、自分から腰振ってくれるし、つーかもう、この小さくて可愛い口からマンコだのちんぽだの卑猥なことが連呼されるのにおれのこと優しく撫でてくれるし・・・ギャップがすごかった。かなり盛り上がりました。
「でもやっぱりいつもの涼くんがいいな。昨日は辛そうだったし。いっぱいセックスはできたけど、悲しいのは嫌だもん」
「・・・うん、」
「・・・あれ?なんか不安になっちゃった?大丈夫?」
「・・・ひ、引いて、ない?おれ、おれ、全部じゃない、けど、覚えてて、だって、変なことずっと、言ってて、和多流くんが、家に帰ってからって、ずっと言ってくれてるのに、盛って、車で、あんな、」
ポツポツと涙が溢れてカップの中に落ちていく。
いや、まぁ、あの時は意味がわからなくておれも慌ててたけど、すぐスイッチ入っちゃったし・・・。
「おれは薬を飲んでなかったから涼くんより少し冷静だっただけだよ。全部薬のせいだから。大丈夫。誰も見てないよ」
「和多流くんが、見てたも、」
「見せてよ。ね?おれにだけ」
「・・・ゔ、ひっ、」
「・・・泣かないで」
カップをサイドチェストの上に置き、押し倒す。
真っ赤に腫れた乳首に吸い付くと、甘くとろけたため息が漏れた。
「んふぅ・・・ん、ん、」
「また大きくなっちゃったね」
「だめ、だめぇ、」
「痛い?」
「ふ、ふん、ん、少し、」
「ごめん。昨日色々したから」
「・・・嫌いにならない?」
「なれないよ。無理です。大好き」
「・・・お、おれ、騙されやすい、けど、でも、でも、」
「いやいや、そもそもね、成瀬さんは騙してないよ。完全な善意でくれたんだよ。悪いのはシロくん。それに涼くんは警戒心が強い方だよ。おれにだけ弱弱だけど」
「ゔぇえっ・・・!ごわがっだぁ・・・!!」
そうだよね。媚薬どころかさらに変な薬だったらヤバかったもんね。
安心させるように抱きしめて、頭を撫でる。抱き上げてお風呂に入り、体を撫でながら洗ってあげると安心したように微笑んだ。
もっと安心できるように、今日はずーっとくっついていよう。それで、イチャイチャして、たくさんキスをしよう。
涼くんは気だるそうにベッドに倒れると、おれの手を握った。指先に順番にキスをして、唇に押し付ける。背中に手が回り、優しく撫でてくれた。
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