Evergreen

和栗

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※攻が拘束されてます
苦手な方はご注意を。













「おれ!和多流くんのことめっちゃくちゃ気持ちよくしたい!」
いつものようにベッドに入ると、涼くんが大きな声で言った。
今日は普通に寝ようと思っていたので、驚いた。
めっちゃくちゃ気持ちよくって、なんだろ。
涼くんがやる気になっているなら身を任せてみるのもいいのかも。めっちゃくちゃ気持ちよくしてもらってから、涼くんを気持ちよくすればいいんだもん。
「めっちゃくちゃ?」
「うん」
「・・・ほんと?してくれるの?」
「したい!いい?」
「もちろん!」
「じゃあ、服脱がすね」
シャツを脱がしてくれる。
パンツもしっかりと。
あれ?おれだけが裸?まぁ、いいか。
おれの膝に座ってぎゅーっと抱きついてくる。
「ね、手、後ろに回してくれる?でね、手を組んで欲しい」
「んー?何で?おれが触れないじゃん」
「おれがするんだもん。触らなくていいの」
「ええー」
「じゃあ最初だけ。ね?」
上目遣いで小首を傾げられたら、断れない。
まぁ手を組むだけだからいいかと、自分の手を組む。涼くんは嬉しそうにまた抱きついた。と思ったら。ガチャンっと音がした。
手首に違和感。慌てて手を離しても、つっかえて前に回らない。
「え!?ちょ、」
「よいしょ!」
いつの間にベッドの足にも鎖が繋がられていて、おれの左足首に手錠がつけられた。
「はぁ!?なに、これ!」
「んー。好き、好き」
唇を塞がれる。
ちゅぽ、と音を立てて口が離れた。
「涼くん!」
「これね、力が強い人でも壊せない手錠なんだよ。痛くないようにクッション材が入ってるから、安心してね」
「こんな騙し討ちみたいな、」
「和多流くんもいつもするよ?」
ゔ、ぐぅ・・・!!
言い返せない・・・!
なるべく許可取りはしているつもりだけど、たまに暴走してぶっといディルドを挿れてみたり、両手両足拘束してみたり、結構無茶なことしちゃってたもんなぁ・・・。
「右足は自由だよ?」
「・・・何がしたいの?お尻は絶対に嫌だよ」
少し寂しそうな表情になった。そんな顔されても、嫌なものは嫌だ。
「おれ何もしてないのに・・・なんで嫌、から入るの?」
「え?」
「・・・おれ、和多流くんのために怖いことだって頑張ったのに・・・」
引き出しからディルドを出すと、おれの頬にペチンと当てた。これも、おれがいつもやってるやつ・・・。嫌だったのかなぁ・・・。確かに、されていい気分ではないな・・・。
「これね、すごく長くて太くて・・・苦しかったよ?」
目が潤んできている。怖かったのかなぁ。確かに、自分に入れると思うと凶器だ。
ディルドを持ったまま、涼くんはおれにフレンチキスを繰り返す。
「ん、でもね、和多流くんだから、頑張ったよ。ん、ん」
「ん、・・・も、もう、しないよ」
「・・・してもいいよ?だって、和多流の涼くんなんでしょ?」
ゔわ゛ーーー!!!!!!
今!それ!言うかーー!!
ビンっとペニスが立ち上がる。
少し痛い気もする。中学生か、おれは。
ちんこに血が集まりすぎて貧血とか、なりたくねぇ。
あー、可愛い・・・。もう一回言ってほしい・・・。
「怖いの?」
「こ、怖いっていうか、そりゃまぁ手が繋がれてるわけだし・・・何もできないのが悔しいし・・・」
「じゃあ、あれつけてあげるよ」
ニコッと笑って立ち上がり、部屋から出ていく。ディルドはおれの腹筋の上。・・・うん、凶器、だ。でも、結構気持ちよさそうだった気がするんだよなぁ。スイッチ入れるとうねるし、それが前立腺に当たるのかめちゃくちゃお尻振ってたんだけどな・・・。出し入れしたら潮吹いてたのに・・・。思い出したらムラムラしてきた。
「じゃーん」
部屋に入ってきた涼くんは、そりゃもう、もう、破壊的に可愛かった。
「これね、ヘアピンで止めてるんだよ」
頭についた、垂れたうさ耳を指先で突く。
上着はおれのTシャツ。下は、うさぎの尻尾がついた、ピッタピタのショートパンツ。
「ちょっっと待ったーーー!!!!!涼くん!!!けしからん!!」
「わ!?びっくりした・・・。似合わない?」
「逆!!!!!似合う!!!!!写真撮りたい!!垂れ耳ってのがもう、可愛すぎる!ショートパンツやばい!!」
「・・・あの、落ち着いて・・・」
「酷いよ!こんなに積極的なのにおれのこと拘束して!!意地悪だ!絶対に許さない!!」
「怒ってるの?」
「怒ってない!」
「じゃあ許さないって、何?」
「手を外して!!」
「それは嫌。ちょっと、落ち着いてよ。・・・はい。少しなら、いいよ」
涼くんは着ているシャツをおれに被せると、口元に乳首を押し当ててきた。
う、わぁ・・・!エッロ・・・!
夢中でしゃぶりつく。
「ん、ぅ、」
「む、んむっ、涼くん、写真、撮らせてね」
「んくっ、ぅん、今度ね、また着てあげるから・・・」
「はぁ、おいしー・・・」
「はい、おしまい」
シャツが取られ、乳首が去っていく。
おれの乳首が!
「次、おれね。力抜いててね」
「ま、マジで、ケツは、」
「もー。しないよぉ。分かってるもん。でも、ここはいいでしょ?」
つん、と乳首を突かれる。
寝転がるように指示され、素直に仰向けになる。涼くんは興奮したように呼吸を乱して、ショートパンツのチャックをおろし、ペニスを出した。
「あの、・・・前に、さ?おれが、和多流くんにしてあげたやつ、おれもしたいかも・・・」
「え?」
「・・・頭掴んで、口に、その、」
「あ、イラマ?」
「う、うん・・・」
マジか。できっかな・・・。フェラで奥まで入れるのはできるけど、涼くん主導だもんな。
涼くんは期待のこもったような、心配そうな顔でおれを見下ろしていた。ゔーん、うさ耳、可愛いなぁ。
「いいよ。腰も動かしていいよ」
「ほ、ほんと?」
本当はさ、本当はさ?ちょっと、嫌なんだけどね・・・。なんか、屈辱っていうか・・・。
でも涼くんの頼みは断れません。
いいよと頷くと、ペニスを押し付けられた。口を開けるとゆっくりと押し込まれる。
「ゔっ、」
「あ、ごめん!苦しい?大丈夫?」
「あ゛、あぃじょー、ぶ、」
涼くんの手が優しくおれの目元を撫でる。
じっと見つめていると、顔を真っ赤にしてそっと腰を引いた。
ペニスは反り返って天井を指している。
「え?どうしたの?」
「・・・なんか、あの、可愛くて、無理、させるの心苦しくなっちゃって・・・」
「か、かわいくはないでしょ」
「も、もう一回、いい?」
頷くと、今度は奥まで突っ込んでこなかった。
「ん、ぅ、」
「ぐ、ん、」
だんだん奥に入ってきて、苦しくなってきた。うわー、イラマって結構しんどいな。
おれが涼くんにした時なんて、目隠しまでしちゃってたし、おれの太いから苦しくて怖かっただろうな。しかもかなり腰動かしちゃったし・・・。控えよう。無理をさせたらいけない。
腰の動きが少し速くなる。
「ん゛っ、ぶっ、」
「んー、んっ、んっ、和多流くぅん・・・!」
「ゔえ゛っ!」
喉の奥まで突っ込まれた。えずくと、涼くんは猫みたいに飛び跳ねておれから離れた。
「ご、ごめんなさい!大丈夫?苦しかった?」
「げほ、げほ、ごめ、あはは、慣れないからつい・・・。大丈夫だよ」
「・・・あの、もう、大丈夫・・・。気持ちよかった・・・」
「中途半端だと苦しくない?最後まで、」
「自分がするのはいいけど、和多流くんにさせるのは違うかも。あの・・・今度は、こっち、していい?」
するするっとおれに覆い被さって、顎にキスをする。ちゅ、ちゅ、と可愛い音を立てながら、顔と首元にキスを繰り返した。
くすぐったい。でも気持ちいい。
「和多流くん、好き」
「うっ!?」
耳元で囁かれる。
腰が跳ねた。
それから、涼くんはずっとおれの耳を攻めた。
それはもう長い時間、ずーっと。
腰が揺れ、ペニスが激しく反応した。
頭の中がぼんやりしてきた時、きゅっと乳首を摘まれた。情けない声が漏れる。
「あぁっ・・・あー、・・・」
「今度は、こっちの耳・・・」
「あ、か、勘弁して・・・。マジで、やばい、」
「らめらよ、」
ジュルッと耳を吸われる。あぁもう、ダメだってば・・・。
「んむ、む、」
「あー・・・やっばぃ・・・涼くん・・・」
「好き、可愛い・・・」
「ゔ、」
「和多流くん、気持ちいい?」
不安そうな顔がおれを見下ろす。
呼吸を整えながら、首を縦に振る。
「きもちーよ・・・だって、涼くんだもん・・・」
「よかったぁ・・・。おれも気持ちいい」
ちゅ、と鼻先にキスをして、顔を下に移動させた。
ちゅーっと乳首に吸いつかれ、細い指先で摘まれた。
「んぁっ、」
「和多流くん、好き。だーい好き・・・」
「おれも、好きだよ・・・!くっ、ん、」
涼くんはディルドを手に取ると、ショートパンツを脱いで自分のお尻にゆっくりと挿入した。
「ふ、ふ、は、はぁ・・・ん、」
「涼くん・・・」
「おっきいや・・・。ん、和多流くんの乳首・・・」
またパクりと口に入れた。
手錠が邪魔だ。外したい。必死に引っ張るが、外れなかった。
抱きしめたい。むちゃくちゃに犯したい。
涼くん・・・。
「あ、んぅっ・・・涼くん・・・」
「いきひゃい?」
「うん・・・外して、ほしい・・・」
「・・・イくところ、見たい。見せて」
どろりとローションを垂らし、おれのペニスを握る。
両手でしっかりと扱かれた。
「あ!ゔぅっ!涼くん、やばい、」
「わ、すごい。ビクビクしてる。いっぱい出せる?」
「ふ!ふぅっ、!ぐぅうっ・・・!」
痛いくらい反り返ってる。涼くんの手の動きがはっきりわかる。
どくどくと脈打って、限界がすぐそこまで来ていた。
手のひらで膨らみを包まれ、優しく揉みしだかれ、腰が浮いた。
「あ!やばいやばい、それ、は・・・!」
「和多流、可愛い・・・」
「ずっりぃ~・・・!はん、そく!」
「いく?もういく?たくさん出して。ね?」
先端を激しく扱かれた。
あぁもう、ダメだ。
勢い良く射精する。大量の精液が飛んだ。重たくて、熱い。
ブルブルと体を震わせると、涼くんの唇がペニスに触れた。その感触でまた少し、イッた。
「あ゛ぁ!!」
「す、すごいたくさん出た・・・。ね、見て。見て」
「あ゛ー・・・やべぇ・・・疲れた・・・すげー、よかった・・・」
ペロリとおれの精液を舐めて、ディルドをゆっくり引っ張り出した。
そして、いつの間に持っていたのか、コンドーム取り出して口に咥え、ねっとりと被せると、跨って腰を落とした。
「うぅっ!?」
「は、あぁ~・・・!和多流くんの、気持ちいい・・・!」
「あ゛ー!もう!くっそ!!くそ!」
上半身を起こし、必死に手錠を引っ張る。
もう我慢ができない。
「わ、和多流くん?あの、落ち着いて!あぁん!」
下から腰を叩きつける。
くそ!犯したい!涼くんを無茶苦茶にしたい!
それしか考えられない。必死に力を込めると、バキ!と鈍い音を立てて手錠が外れた。
鎖が飛び散る。
手を伸ばして足の鎖も引っ張って壊す。涼くんは怯えた顔をすると、首を横に振った。
「や、や、怖い・・・」
「はー、はー・・・!外れた・・・!ははっ!外れた!あー、これで、犯せる・・・!涼・・・!メチャクチャに、してあげるから!」
「やだ!こわ、ん゛ぁあ!?」
抱きしめ、腰を叩きつける。
そこからの記憶はあんまりない。理性がぶっ飛んだんだと思う。
抱いて抱いて、抱き潰した頃には朝になっていて、うさ耳なんてとっくに取れてたし、シャツも破けて精液と体液と汗と涙と鼻水でぐちゃぐちゃだった。
視点の定まらないぼんやりとした瞳が朝日で光っていて、我に返って慌てて介抱した。
目を覚ました時どう謝罪するか必死に考えたけど、思い浮かばず。
夕方に目を覚ました涼くんに向かってただただ土下座をした。
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