96 / 126
言いたくなるよね?あのセリフ
しおりを挟む
全く、何だってんだどいつもこいつも。
私が何をしたって言うんだ。
エンペラードラゴンの依頼完了をギルドに伝えた私は、マルティナさんの元へ歩みを進める。
その後ろを、誰だか知らない誰かが付いて来る。
いや、誰だよ。
私は後ろを振り返り、いや、誰かじゃない。
誰か達だった。
数人が私が振り向くと、だるまさんが転んだみたいに立ち止まる。
「・・・何か?」
怪訝な顔で彼等を見ると、お互いを見合わせて、肘を小突き合い誰が切り出すかを擦り付け合っているみたいだ。
おい、行けよ。
いや、お前が行けよ。
何でだよ、お前行けよ。
何だこれ。
私は気持ちが悪くて、彼等を撒く為に、足に強化魔法をかけてその場から飛び出した。
本当に飛び出した。
もう何十メートル位、飛び上がって逃げた。
地上でわちゃわちゃと何か喚いていたけど、無視無視。
屋根からマルティナさんの所に行くとしよう。
一度、やってみたかったのよね~。
アニメとかで観る、屋根を走るキャラクターがぴょんぴょん飛び渡るやつ。
強化魔法最高だ。
ひょいひょい飛びながら、マルティナさんを探す。
見つけた。セイさんと一緒だ。
「マ・・・・。」
呼びかけて、途中で止めて手近な物陰へ身を潜める。
私には分かる!!
これは、
甘ずっぺえ予感!!!
うえへへへへ。
セイさんも隅に置けねえなぁ。
ニヤニヤが止まんねぇよ。
後でセイさんを冷やかす為の材料になるなぁ。
私は物音を立てぬ様に息を殺す。
隠密、そう私は今隠密になるのだ!!
そんな下世話な忍びが潜んでいるとは知らない二人は、和やかなムードで会話をしている。
「ホント、デイヴィッドは抜けてるよな。」
「全くだ。まさか有り金全部持って行くなんてな。」
ん?デイヴィッドさんの話?
「まぁ、デイヴィッドらしいっちゃあ、らしいけどな。
何考えてるか分からん顔してるのに、実力はトップクラスだし。」
恐らく何も考えていないよ、それ。
何処か一点を見つめてると思って、何見てんのって尋ねたら、
え?って顔してくるし、
人が話をしてる時に、うん、うんって適当な相槌打ってるって思ったら、
「なぁ、新しく出来たラーメン屋なんだけど、結愛も大丈夫なチャーシューっぽいけど、今度の休み行ってみる?」
と全く私の話と関係無い自分の話ぶっ込んでくるからね。
「おい!私の話全く聞いてないじゃん!今そんな話してないよね?
ん、何々?鶏白湯の鶏チャーシュー?美味そうだな、是非とも行こう!」
って、私も全く気にしてないから、寧ろ慣れた。
ああ、あとアレだ。店員さんの話も聞かないのな。
店員さんが一生懸命料理の説明をしてくれてるのに、あの兄ちゃん店内の壁のシミ見てたからな。
「ねぇ、結愛、これ何に付けて食べるの?」
あっけらかんと聞いてくるから、
「え?これじゃね?」
って嘘教えたり・・・。
兎に角マイペースで、ボーっとしてる。
まぁ、私にはそんな彼が好きだったんだがね。
うがああああああ!!!
思い出したら、また胸が締め付けられるわ、こうもすれ違って腹立つわ!!!
いやいや、違う。
お二人さん、違うよね?
デイヴィッドさんのあるある話してるんじゃなくてさ、もっとこう、色っぽい話してるんじゃないの?
「で、デイヴィッドはいつ戻ってくんだ?」
「分からんね・・・。ちょっと薬取って来るって言ったっきりだよ。
何処まで取りに行ってんだか・・・。」
二人が長い溜息を吐く。
ええ~・・・。
あの人、そこまでマイウェイ極めちゃってんの!?
おかしいよね?
だってドラゴン討伐の途中だよね?
任務そっちのけでどっか行くって、アレだよね?
ちょっとしたアレ入ってるよね?
え?何?前世の病気引き継いでんの?
前の出来事を3秒で忘れるというアレを。
(敢えて言うが、正式な病気ではなく、性格、性質な物だ。)
自分の興味を引く事柄に一点集中で、今やってた事を忘れるというアレ。
今回は私がドラゴンを処理したからいいけど、どうするつもりだったのかね。
マルティナさんが心配だったのは分かるけど、うわぁ・・・心配になってきた。
「あ!!居た!!!」
「ミリアム様!!!」
やっべ!!!
追い付かれた!
私は二人の前に姿を現す。
二人は同じ様に唖然とした顔をする。
仲良いな、君達。
「え?ミリアムさん?」
「め、女神様、どうしたんですか?」
「マルティナさん、女神呼びは駄目、しかも敬語に戻ってます。」
いいか、次は無いぞ、これで2度目だからな?
という意味を込めた笑顔でマルティナさんに通告(脅す)。
「は、はいいいいいい!!」
マルティナさんが姿勢を正して敬礼する。
私は、大佐か。
「ミリアムさん、どうしたんだ?」
セイさんが全く気にする事無く、話し掛ける。
「いや、ちょっと。逃げてる途中で、貴方達の何やら青い春的な現場を目撃したもので、少し見学をしてたら、全くそんな雰囲気ではなく、デイヴィッドさんの話ばっかりしてるから、肩透かしを食らっていた所です。」
私がそう言うと、二人は林檎の様に顔を真っ赤に染めて慌てだす。
「ばっ!ばっか!ミリアムさん、な、なに、なにいって!!」
「そ、そ、そ、そうだ!ミミミミリアムさんは何を言ってるんだ!!」
その反応で二人が何かしらの想いを抱いているのは一目瞭然じゃないか。
やれやれ全く・・・。
「そんな狼狽えなくても、いいですよ。ミミミミリアムさんは、デイヴィッドさんの思い出話に浸れたので。」
「だ、だから・・・。「ミリアム様!!!」
セイさんが弁明しようとするのを遮って、私を追ってた人が叫ぶ。
もー、何だよー。
言いたい事があるなら、早く言えよー。
速攻断るからさー。
数人の男達は一斉に土下座をする。
そして
「「「「お願いします!!!俺達のパーティーに入って下さい!!!」」」」
「だが、こ・・・・。」
ウォッホン!!
駄目駄目。
「嫌です!!」
私が何をしたって言うんだ。
エンペラードラゴンの依頼完了をギルドに伝えた私は、マルティナさんの元へ歩みを進める。
その後ろを、誰だか知らない誰かが付いて来る。
いや、誰だよ。
私は後ろを振り返り、いや、誰かじゃない。
誰か達だった。
数人が私が振り向くと、だるまさんが転んだみたいに立ち止まる。
「・・・何か?」
怪訝な顔で彼等を見ると、お互いを見合わせて、肘を小突き合い誰が切り出すかを擦り付け合っているみたいだ。
おい、行けよ。
いや、お前が行けよ。
何でだよ、お前行けよ。
何だこれ。
私は気持ちが悪くて、彼等を撒く為に、足に強化魔法をかけてその場から飛び出した。
本当に飛び出した。
もう何十メートル位、飛び上がって逃げた。
地上でわちゃわちゃと何か喚いていたけど、無視無視。
屋根からマルティナさんの所に行くとしよう。
一度、やってみたかったのよね~。
アニメとかで観る、屋根を走るキャラクターがぴょんぴょん飛び渡るやつ。
強化魔法最高だ。
ひょいひょい飛びながら、マルティナさんを探す。
見つけた。セイさんと一緒だ。
「マ・・・・。」
呼びかけて、途中で止めて手近な物陰へ身を潜める。
私には分かる!!
これは、
甘ずっぺえ予感!!!
うえへへへへ。
セイさんも隅に置けねえなぁ。
ニヤニヤが止まんねぇよ。
後でセイさんを冷やかす為の材料になるなぁ。
私は物音を立てぬ様に息を殺す。
隠密、そう私は今隠密になるのだ!!
そんな下世話な忍びが潜んでいるとは知らない二人は、和やかなムードで会話をしている。
「ホント、デイヴィッドは抜けてるよな。」
「全くだ。まさか有り金全部持って行くなんてな。」
ん?デイヴィッドさんの話?
「まぁ、デイヴィッドらしいっちゃあ、らしいけどな。
何考えてるか分からん顔してるのに、実力はトップクラスだし。」
恐らく何も考えていないよ、それ。
何処か一点を見つめてると思って、何見てんのって尋ねたら、
え?って顔してくるし、
人が話をしてる時に、うん、うんって適当な相槌打ってるって思ったら、
「なぁ、新しく出来たラーメン屋なんだけど、結愛も大丈夫なチャーシューっぽいけど、今度の休み行ってみる?」
と全く私の話と関係無い自分の話ぶっ込んでくるからね。
「おい!私の話全く聞いてないじゃん!今そんな話してないよね?
ん、何々?鶏白湯の鶏チャーシュー?美味そうだな、是非とも行こう!」
って、私も全く気にしてないから、寧ろ慣れた。
ああ、あとアレだ。店員さんの話も聞かないのな。
店員さんが一生懸命料理の説明をしてくれてるのに、あの兄ちゃん店内の壁のシミ見てたからな。
「ねぇ、結愛、これ何に付けて食べるの?」
あっけらかんと聞いてくるから、
「え?これじゃね?」
って嘘教えたり・・・。
兎に角マイペースで、ボーっとしてる。
まぁ、私にはそんな彼が好きだったんだがね。
うがああああああ!!!
思い出したら、また胸が締め付けられるわ、こうもすれ違って腹立つわ!!!
いやいや、違う。
お二人さん、違うよね?
デイヴィッドさんのあるある話してるんじゃなくてさ、もっとこう、色っぽい話してるんじゃないの?
「で、デイヴィッドはいつ戻ってくんだ?」
「分からんね・・・。ちょっと薬取って来るって言ったっきりだよ。
何処まで取りに行ってんだか・・・。」
二人が長い溜息を吐く。
ええ~・・・。
あの人、そこまでマイウェイ極めちゃってんの!?
おかしいよね?
だってドラゴン討伐の途中だよね?
任務そっちのけでどっか行くって、アレだよね?
ちょっとしたアレ入ってるよね?
え?何?前世の病気引き継いでんの?
前の出来事を3秒で忘れるというアレを。
(敢えて言うが、正式な病気ではなく、性格、性質な物だ。)
自分の興味を引く事柄に一点集中で、今やってた事を忘れるというアレ。
今回は私がドラゴンを処理したからいいけど、どうするつもりだったのかね。
マルティナさんが心配だったのは分かるけど、うわぁ・・・心配になってきた。
「あ!!居た!!!」
「ミリアム様!!!」
やっべ!!!
追い付かれた!
私は二人の前に姿を現す。
二人は同じ様に唖然とした顔をする。
仲良いな、君達。
「え?ミリアムさん?」
「め、女神様、どうしたんですか?」
「マルティナさん、女神呼びは駄目、しかも敬語に戻ってます。」
いいか、次は無いぞ、これで2度目だからな?
という意味を込めた笑顔でマルティナさんに通告(脅す)。
「は、はいいいいいい!!」
マルティナさんが姿勢を正して敬礼する。
私は、大佐か。
「ミリアムさん、どうしたんだ?」
セイさんが全く気にする事無く、話し掛ける。
「いや、ちょっと。逃げてる途中で、貴方達の何やら青い春的な現場を目撃したもので、少し見学をしてたら、全くそんな雰囲気ではなく、デイヴィッドさんの話ばっかりしてるから、肩透かしを食らっていた所です。」
私がそう言うと、二人は林檎の様に顔を真っ赤に染めて慌てだす。
「ばっ!ばっか!ミリアムさん、な、なに、なにいって!!」
「そ、そ、そ、そうだ!ミミミミリアムさんは何を言ってるんだ!!」
その反応で二人が何かしらの想いを抱いているのは一目瞭然じゃないか。
やれやれ全く・・・。
「そんな狼狽えなくても、いいですよ。ミミミミリアムさんは、デイヴィッドさんの思い出話に浸れたので。」
「だ、だから・・・。「ミリアム様!!!」
セイさんが弁明しようとするのを遮って、私を追ってた人が叫ぶ。
もー、何だよー。
言いたい事があるなら、早く言えよー。
速攻断るからさー。
数人の男達は一斉に土下座をする。
そして
「「「「お願いします!!!俺達のパーティーに入って下さい!!!」」」」
「だが、こ・・・・。」
ウォッホン!!
駄目駄目。
「嫌です!!」
0
お気に入りに追加
428
あなたにおすすめの小説
記憶がないので離縁します。今更謝られても困りますからね。
せいめ
恋愛
メイドにいじめられ、頭をぶつけた私は、前世の記憶を思い出す。前世では兄2人と取っ組み合いの喧嘩をするくらい気の強かった私が、メイドにいじめられているなんて…。どれ、やり返してやるか!まずは邸の使用人を教育しよう。その後は、顔も知らない旦那様と離婚して、平民として自由に生きていこう。
頭をぶつけて現世記憶を失ったけど、前世の記憶で逞しく生きて行く、侯爵夫人のお話。
ご都合主義です。誤字脱字お許しください。
婚約破棄とか言って早々に私の荷物をまとめて実家に送りつけているけど、その中にあなたが明日国王に謁見する時に必要な書類も混じっているのですが
マリー
恋愛
寝食を忘れるほど研究にのめり込む婚約者に惹かれてかいがいしく食事の準備や仕事の手伝いをしていたのに、ある日帰ったら「母親みたいに世話を焼いてくるお前にはうんざりだ!荷物をまとめておいてやったから明日の朝一番で出て行け!」ですって?
まあ、癇癪を起こすのはいいですけれど(よくはない)あなたがまとめてうちの実家に郵送したっていうその荷物の中、送っちゃいけないもの入ってましたよ?
※またも小説の練習で書いてみました。よろしくお願いします。
※すみません、婚約破棄タグを使っていましたが、書いてるうちに内容にそぐわないことに気づいたのでちょっと変えました。果たして婚約破棄するのかしないのか?を楽しんでいただく話になりそうです。正当派の婚約破棄ものにはならないと思います。期待して読んでくださった方申し訳ございません。
帰らなければ良かった
jun
恋愛
ファルコン騎士団のシシリー・フォードが帰宅すると、婚約者で同じファルコン騎士団の副隊長のブライアン・ハワードが、ベッドで寝ていた…女と裸で。
傷付いたシシリーと傷付けたブライアン…
何故ブライアンは溺愛していたシシリーを裏切ったのか。
*性被害、レイプなどの言葉が出てきます。
気になる方はお避け下さい。
・8/1 長編に変更しました。
・8/16 本編完結しました。
別れてくれない夫は、私を愛していない
abang
恋愛
「私と別れて下さい」
「嫌だ、君と別れる気はない」
誕生パーティー、結婚記念日、大切な約束の日まで……
彼の大切な幼馴染の「セレン」はいつも彼を連れ去ってしまう。
「ごめん、セレンが怪我をしたらしい」
「セレンが熱が出たと……」
そんなに大切ならば、彼女を妻にすれば良かったのでは?
ふと過ぎったその考えに私の妻としての限界に気付いた。
その日から始まる、私を愛さない夫と愛してるからこそ限界な妻の離婚攻防戦。
「あなた、お願いだから別れて頂戴」
「絶対に、別れない」
あなたが望んだ、ただそれだけ
cyaru
恋愛
いつものように王城に妃教育に行ったカーメリアは王太子が侯爵令嬢と茶会をしているのを目にする。日に日に大きくなる次の教育が始まらない事に対する焦り。
国王夫妻に呼ばれ両親と共に登城すると婚約の解消を言い渡される。
カーメリアの両親はそれまでの所業が腹に据えかねていた事もあり、領地も売り払い夫人の実家のある隣国へ移住を決めた。
王太子イデオットの悪意なき本音はカーメリアの心を粉々に打ち砕いてしまった。
失意から寝込みがちになったカーメリアに追い打ちをかけるように見舞いに来た王太子イデオットとエンヴィー侯爵令嬢は更に悪意のない本音をカーメリアに浴びせた。
公爵はイデオットの態度に激昂し、処刑を覚悟で2人を叩きだしてしまった。
逃げるように移り住んだリアーノ国で静かに静養をしていたが、そこに1人の男性が現れた。
♡注意事項~この話を読む前に~♡
※胸糞展開ありますが、クールダウンお願いします。
心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。
※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義です。
※架空のお話です。現実世界の話ではありません。イラっとしたら現実に戻ってください。
※リアルで似たようなものが出てくると思いますが気のせいです。
※爵位や言葉使いなど現実世界、他の作者さんの作品とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
殿下には既に奥様がいらっしゃる様なので私は消える事にします
Karamimi
恋愛
公爵令嬢のアナスタシアは、毒を盛られて3年間眠り続けていた。そして3年後目を覚ますと、婚約者で王太子のルイスは親友のマルモットと結婚していた。さらに自分を毒殺した犯人は、家族以上に信頼していた、専属メイドのリーナだと聞かされる。
真実を知ったアナスタシアは、深いショックを受ける。追い打ちをかける様に、家族からは役立たずと罵られ、ルイスからは側室として迎える準備をしていると告げられた。
そして輿入れ前日、マルモットから恐ろしい真実を聞かされたアナスタシアは、生きる希望を失い、着の身着のまま屋敷から逃げ出したのだが…
7万文字くらいのお話です。
よろしくお願いいたしますm(__)m
目が覚めたら夫と子供がいました
青井陸
恋愛
とある公爵家の若い公爵夫人、シャルロットが毒の入ったのお茶を飲んで倒れた。
1週間寝たきりのシャルロットが目を覚ましたとき、幼い可愛い男の子がいた。
「…お母様?よかった…誰か!お母様が!!!!」
「…あなた誰?」
16歳で政略結婚によって公爵家に嫁いだ、元伯爵令嬢のシャルロット。
シャルロットは一目惚れであったが、夫のハロルドは結婚前からシャルロットには冷たい。
そんな関係の二人が、シャルロットが毒によって記憶をなくしたことにより少しずつ変わっていく。
なろう様でも同時掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる