17 / 60
バンパイア
しおりを挟む
「私は個性を出したい。だからルーズソックスは白じゃなくて黒をはく」
「この上村愛子って子、底抜けにアホなんだな~」と言っていた友達がバンパイアセイバーにハマっていた。
当時女子高生だった上村愛子はNHKでピョンチャンオリンピックのキャスターとして出ずっぱりで、友達はもうこの世にはいない。
「バカではスポーツは出来ない。バカでは格闘ゲームは出来ない」とは私の持論だが、時々「格ゲー以外、スポーツ以外には全く頭が回らない」という者が現れる。
「頭良いヤツは何をやらせても上手だし、器用で要領が良い」というヤツも当然いる。だが「格ゲーだけは、スポーツだけは一流だ」というヤツも少ないが存在する。私には才能がなく格ゲーを楽しんでいただけだが。
上村愛子の話題が出たので、90年代の格ゲーがどうだったのか?という話だが、やたら盛況だった。
80年代子供のから頃からゲーセンに入り浸っていた私のような者と90年代からゲーセンに行き始めた者では理由が違うようだ。
80年代の終わりに有名な「連続幼女誘拐殺人事件」が発生する。
この事件のせいでこの頃「ヲタクは迫害しても良いもの」という風潮があったらしい。
特にアニメヲタクはこの頃、酷い迫害を受けたらしい。そういえば90年代に流行ったアニメの話題にはならない。
「スレイヤーズ」や「天地無用」が流行ったらしいが「好きだった」というヤツには会った事がない。アニメ好きは一生懸命アニメ好きを隠して生きていたらしい。
ゲームヲタクはそんな事があったのは知らなかった。
ヲタクには種類があって、そんな横の繋がりは全くないのだ。
余談だがヲタクはアイドル好きだと思っている連中が少なからずいるらしいが、ヲタクの中にはアイドルを嫌っているヤツらが多いという事も覚えておいて欲しい。
特にセガヲタク、セガ人の中にはAKBという単語すら聞きたくない、拒否反応がでる、という私のような者もいるという事を覚えておいて欲しい。
セガ最後のハード、ドリームキャストのプロデューサーは秋元康だ。
「まあ秋元康がプロデューサーじゃなくてもドリームキャストはダメだっただろう。今後一切秋元康がゲーム産業に関わらなければ許してやろう」と寛大に思っていたらあの首無し豚、AKBのゲーム出しやがった。
話は脱線したがゲーセンが盛況だったのは他の分野のヲタクが避難場所としてゲーセンを選んだかららしい。
ゲームヲタクは何故か迫害を免れた。というよりゲーセンは当時不良のたまり場でもあり、ヲタクを迫害していた連中はゲーセンに逃げ込んだヲタクを迫害しようとしたら、ヤンキーを相手にしなくてはいけなかったからだろう。
ゲーセンとは奇妙な空間でヲタクとヤンキーが仲良くしていた。
直接の知り合いではないので名前は出さないが、喧嘩負けなしの池袋のカラーギャングの総長がヲタクに囲まれ格闘ゲームをゲーセンでしていたらしい。そうとは知らず「何か人が増えたなあ。格闘ゲーム流行りだしたなあ」と当時私は考えていた。その頃のゲームがバーチャファイターシリーズとヴァンパイアシリーズなのだ。
バーチャファイターは当時「格闘ゲームが下手なヤツがやるゲーム」と思われていた。
実際プレイヤーの年齢層は他のゲームより高く、ゲームは攻略せずガチャプレイを楽しんでいた。
その傾向はバーチャ2が出て一変するが、それは別の話だ。
それを横目で見ながら私がプレイしていたのが「ヴァンパイア」だ。
私がヴァンパイアにハマったのにはいくつか理由がある。
私は何とか昇竜拳を出せるようになったクセに「波動昇竜が格闘ゲームの肝」だと思っていた。
そして初代ヴァンパイアではデミトリやモリガンといった「波動昇竜キャラ」が強キャラだったのだ。
そしてヴァンパイアは「空中ガード」出来るシステムだったが、「空中ガード不能技」というのも存在した。
それが昇竜拳コマンドで出る技だったのだ。
そして最大の理由は「コンボが簡単だったから」だ。ヴァンパイアシリーズの特徴と言えば「チェーンコンボ」がある。チェーンコンボとは「弱中強」ボタンをテンポよく押していけば、誰でも出せるコンボの事だ。
それだけ簡単であれば、威力も当然低いだろう・・・と思うだろうが、最初のチェーンコンボは体力半分を溶かしたりした。どうにか昇竜拳が出せるようになったヤツがコンボなど出来るわけがない。当時コンボが当たり前になりかけていた格闘ゲーム業界で居場所がなくなりはじめていた私にとってチェーンコンボはまさに救世主であった。
ヴァンパイアは続編が出る。ヴァンパイアハンターとヴァンパイアセイバーである。世界観、音楽、アニメーション、キャラクターデザインなど現在でも続編を望んでいる者は多い。
だが初代はあれだけキャラがいても男性声優は3人しか参加していないほど低予算で作られた、という事は意外と知られていない。
ヴァンパイアハンター2?ヴァンパイアセイバー2?そんなクソゲー知らんな。
「この上村愛子って子、底抜けにアホなんだな~」と言っていた友達がバンパイアセイバーにハマっていた。
当時女子高生だった上村愛子はNHKでピョンチャンオリンピックのキャスターとして出ずっぱりで、友達はもうこの世にはいない。
「バカではスポーツは出来ない。バカでは格闘ゲームは出来ない」とは私の持論だが、時々「格ゲー以外、スポーツ以外には全く頭が回らない」という者が現れる。
「頭良いヤツは何をやらせても上手だし、器用で要領が良い」というヤツも当然いる。だが「格ゲーだけは、スポーツだけは一流だ」というヤツも少ないが存在する。私には才能がなく格ゲーを楽しんでいただけだが。
上村愛子の話題が出たので、90年代の格ゲーがどうだったのか?という話だが、やたら盛況だった。
80年代子供のから頃からゲーセンに入り浸っていた私のような者と90年代からゲーセンに行き始めた者では理由が違うようだ。
80年代の終わりに有名な「連続幼女誘拐殺人事件」が発生する。
この事件のせいでこの頃「ヲタクは迫害しても良いもの」という風潮があったらしい。
特にアニメヲタクはこの頃、酷い迫害を受けたらしい。そういえば90年代に流行ったアニメの話題にはならない。
「スレイヤーズ」や「天地無用」が流行ったらしいが「好きだった」というヤツには会った事がない。アニメ好きは一生懸命アニメ好きを隠して生きていたらしい。
ゲームヲタクはそんな事があったのは知らなかった。
ヲタクには種類があって、そんな横の繋がりは全くないのだ。
余談だがヲタクはアイドル好きだと思っている連中が少なからずいるらしいが、ヲタクの中にはアイドルを嫌っているヤツらが多いという事も覚えておいて欲しい。
特にセガヲタク、セガ人の中にはAKBという単語すら聞きたくない、拒否反応がでる、という私のような者もいるという事を覚えておいて欲しい。
セガ最後のハード、ドリームキャストのプロデューサーは秋元康だ。
「まあ秋元康がプロデューサーじゃなくてもドリームキャストはダメだっただろう。今後一切秋元康がゲーム産業に関わらなければ許してやろう」と寛大に思っていたらあの首無し豚、AKBのゲーム出しやがった。
話は脱線したがゲーセンが盛況だったのは他の分野のヲタクが避難場所としてゲーセンを選んだかららしい。
ゲームヲタクは何故か迫害を免れた。というよりゲーセンは当時不良のたまり場でもあり、ヲタクを迫害していた連中はゲーセンに逃げ込んだヲタクを迫害しようとしたら、ヤンキーを相手にしなくてはいけなかったからだろう。
ゲーセンとは奇妙な空間でヲタクとヤンキーが仲良くしていた。
直接の知り合いではないので名前は出さないが、喧嘩負けなしの池袋のカラーギャングの総長がヲタクに囲まれ格闘ゲームをゲーセンでしていたらしい。そうとは知らず「何か人が増えたなあ。格闘ゲーム流行りだしたなあ」と当時私は考えていた。その頃のゲームがバーチャファイターシリーズとヴァンパイアシリーズなのだ。
バーチャファイターは当時「格闘ゲームが下手なヤツがやるゲーム」と思われていた。
実際プレイヤーの年齢層は他のゲームより高く、ゲームは攻略せずガチャプレイを楽しんでいた。
その傾向はバーチャ2が出て一変するが、それは別の話だ。
それを横目で見ながら私がプレイしていたのが「ヴァンパイア」だ。
私がヴァンパイアにハマったのにはいくつか理由がある。
私は何とか昇竜拳を出せるようになったクセに「波動昇竜が格闘ゲームの肝」だと思っていた。
そして初代ヴァンパイアではデミトリやモリガンといった「波動昇竜キャラ」が強キャラだったのだ。
そしてヴァンパイアは「空中ガード」出来るシステムだったが、「空中ガード不能技」というのも存在した。
それが昇竜拳コマンドで出る技だったのだ。
そして最大の理由は「コンボが簡単だったから」だ。ヴァンパイアシリーズの特徴と言えば「チェーンコンボ」がある。チェーンコンボとは「弱中強」ボタンをテンポよく押していけば、誰でも出せるコンボの事だ。
それだけ簡単であれば、威力も当然低いだろう・・・と思うだろうが、最初のチェーンコンボは体力半分を溶かしたりした。どうにか昇竜拳が出せるようになったヤツがコンボなど出来るわけがない。当時コンボが当たり前になりかけていた格闘ゲーム業界で居場所がなくなりはじめていた私にとってチェーンコンボはまさに救世主であった。
ヴァンパイアは続編が出る。ヴァンパイアハンターとヴァンパイアセイバーである。世界観、音楽、アニメーション、キャラクターデザインなど現在でも続編を望んでいる者は多い。
だが初代はあれだけキャラがいても男性声優は3人しか参加していないほど低予算で作られた、という事は意外と知られていない。
ヴァンパイアハンター2?ヴァンパイアセイバー2?そんなクソゲー知らんな。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
妻がエロくて死にそうです
菅野鵜野
大衆娯楽
うだつの上がらないサラリーマンの士郎。だが、一つだけ自慢がある。
美しい妻、美佐子だ。同じ会社の上司にして、できる女で、日本人離れしたプロポーションを持つ。
こんな素敵な人が自分のようなフツーの男を選んだのには訳がある。
それは……
限度を知らない性欲モンスターを妻に持つ男の日常
連れ子が中学生に成長して胸が膨らむ・・・1人での快感にも目覚て恥ずかしそうにベッドの上で寝る
マッキーの世界
大衆娯楽
連れ子が成長し、中学生になった。
思春期ということもあり、反抗的な態度をとられる。
だが、そんな反抗的な表情も妙に俺の心を捉えて離さない。
「ああ、抱きたい・・・」
こども病院の日常
moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる